ゲームや映画の4K作品が増えた今、モニターを買うなら4Kモニターがおすすめです。Dell・LG・EIZOなどの人気メーカーから多数販売されており、リフレッシュレートが120Hzや144Hzなどに対応したゲーマー向けのモデルもあります。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の4Kモニター23商品を集め、6つのポイントから比較して徹底検証。おすすめの4Kモニターをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな4Kモニターは「色を正確に表示でき迫力ある映像を楽しめるうえ、使い勝手にも優れた商品」。徹底検証してわかった4Kモニターの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
現在、WEB・テレビ・雑誌等のメディアを通じて、AV機器の評論家/製品アドバイザーとして活躍中のオーディオ・ビジュアル評論家。株式会社オンキヨーにてAV機器の商品企画職、米国シリコンバレーのデジタルAV機器用ICを手がけるベンチャー企業を経て独立。 その後「ディー・エー・シー ジャパン」を設立し、AV機器関連企業の商品企画コンサルティングや、商業施設から個人のホームシアターまで、AVの視点から空間の提案やアドバイスなども手がける。 2009年からは、日本オーディオ協会「デジタルホームシアター普及委員会」映像環境WG主査、そして同委員会の諮問委員も務めた(~2020年)。 2010年より、ビジュアルグランプリ審査員(主催: 音元出版) 【主な資格】 米ISF認定映像エンジニア。米THX認定ホームシアターデザイナー。一般財団法人家電製品協会認定家電製品総合アドバイザー。
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
マイベストでは「色の誤差が少なく、印刷した際に驚くほど画面と同じ色で出力される」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「色鮮やかな映像を表示でき、ゲームや映画の世界観を完全に表現できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「画面の明暗差がくっきりと出ており、映画やゲームの映像から迫力を感じられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「画面を自分の好みの色味に手軽に調整できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「インターフェースが充実しており、使い勝手で不便を感じない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「モニター台やモニターアームを使わなくても作業がしやすい位置に合わせられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチし、以下の商品の検証を行うこととしました。3月中にランキングに追加します。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
4Kモニターと4Kテレビは一見似ているものの、得意分野が大きく異なります。自分の用途に応じて使い分けるのがおすすめです。
4Kモニターは低遅延でゲーム向きの商品が多いのが特徴で、サイズはデスクに置きやすい27~42インチが主流。作業・娯楽の兼用で探している人におすすめです。一方、スピーカーの性能がやや低く、音質はテレビに劣る傾向があります。
4Kテレビの多くはモニターよりも映像が明るく、視聴中のコンテンツに合わせて画質を調整する映像エンジンを搭載しているのが特徴。スピーカーも高音質な機種が増えており、エンタメ用途が主な人や、複数人で視聴する場合がある人におすすめです。ただし、サイズは40インチ以上がほとんどで、作業用にはあまり向きません。
4Kテレビのほうが合っている人は、ぜひ以下のコンテンツをチェックしてください。また、4Kモニターでテレビも見たい人にはPC用テレビチューナーがおすすめです。
展開されているサイズにも違いがあり、4Kモニターは27インチ前後の選択肢が豊富で、4Kテレビは42インチ以上が基本です。RPGのような4K対応のゲームをする場合、4Kモニターは近い距離でプレイできて高い没入感を得られます。4Kテレビは画面が大きいので、離れた距離でリラックスした姿勢でもプレイしやすいですよ。
4Kモニターを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
4Kモニターは、小さいものだと24インチ、大きいものだと40インチ以上もあります。使い方次第ではあるものの、多くの人におすすめなのは27インチです。
27インチより小さいサイズは文字が細かすぎて読みにくく、作業をする際は結局拡大して使うことに。4Kという高解像度がオーバースペックになりやすいため、4Kモニターは27インチ以上が基本といえます。
一方で32インチ以上の大きいサイズは、デスクに置くとやや圧迫感があるでしょう。狭いデスクだと、画面の端が視界から見切れてしまいます。ただし広いデスクで遠くに画面を置くのであれば、選択肢に入りますよ。
ゲーム用のモニターを探すうえで重要視されがちなリフレッシュレートと応答速度ですが、4K対応のRPGを楽しむなら、基本的にはそこまで気にしなくてよいといえます。
リフレッシュレートが高いと敵の動きがなめらかになり、応答速度が速いとコンマ数秒のブレが軽減されますが、多くのRPGで求められるスペックは60Hz・5ms程度。4Kモニターのほとんどは60Hz・5ms以上のスペックなので、気にする必要はありません。
FPSのような対人ゲームを主にプレイするのであれば、リフレッシュレート・応答速度は高ければ高いほどよいでしょう。ただし高いスペックを求めるほど商品の選択肢が減り、価格が上がる可能性がある点には要注意です。
ちなみにSwitch・PS4ユーザーなら一般的なモニターで十分。ゲーム機の性能が低いため、ゲーミングモニターを使っても60Hzまでしか表示されないため、オーバースペックといえます。予算を抑えたい人は、PCモニターを検討してくださいね。
4K対応のRPGを楽しみたくて4Kモニターを探しているのであれば、ゲーム性能は必要十分にとどめ、色域の広さ・コントラスト比などのスペックをあげて、鮮やかな映像で没入感を高めることをおすすめします。4Kモニターとは別に、FPS用に2台目のモニターとしてゲーミングモニターを用意するのも手ですよ。
現状は60Hz・5msで十分といえますが、数年後にどうなっているかは断定できません。PCの性能があがり、4K対応のゲームのスタンダードが144Hz・1msになる可能性もあります。長期を見据えるなら、できるだけ高いスペックのものを買うとよいでしょう。
4Kモニターを選ぶうえで重要なディスプレイ性能。この商品はどれだけ鮮やかなのか、どれだけ迫力があるのかなど、スペックを比較するだけではわからないことがたくさんあります。そこでmybestでは、商品の開発や品質管理に用いられるような専門機器を使い、各商品を徹底検証しました。
測定したのは、色の正確さ・色域の広さ・コントラスト比の高さの3項目。色が正確だと制作意図どおりに表現され、色域が広いと鮮やかな映像になり、コントラスト比が高いと迫力を感じやすくなります。
検証の結果、4Kモニターにはバランス型と特化型があることがわかりました。基本的にはバランス型がおすすめですが、どちらのタイプにも長所があります。ここから先を読んだうえで、自分の用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
測定した3項目のうち、1つでも性能に欠けると微妙な映像になりかねません。たとえば色域が狭いものだと、表現できる色の幅が狭まってしまいます。青色がのっぺりとした映像だと、空の奥行きや海の深みを感じにくいというような影響が出る可能性も。
多くの人におすすめなのはバランス型です。映像鑑賞・ゲームなど幅広く楽しむ人や、用途がまだ定まっていない人は、バランス型のなかからコスパをチェックして選びましょう。
バランス型でコスパがよかったものは、AcerのNITRO 4Kゲーミングモニターと、ベンキュージャパンのエンターテインメントモニターでした。ベンキュージャパンは、ガンマ2.4で測定すると高精度だったため、どちらの商品も高水準のスコアだといえるでしょう。
上記2商品以外を検討するのであれば、3項目が☆4.50を超えているかを基準に選ぶとよいでしょう。予算の都合で☆4.50を下回る場合でも、大きく下回らないようにしてください。
迫力あるゲーム体験のみを求め、映像鑑賞や作業にほとんど使わないのであれば、色は正確ではないが鮮やかな映像を表示できる特化型のモニターが選択肢に入ります。
色が正確ではないと、動植物が不自然に赤っぽく映る可能性があります。しかし、ゲームであればリアルな色味かどうかは気になりにくく、それよりも鮮やかで迫力ある映像かどうかが重視される傾向が強いでしょう。
色の精度には欠けるものの、それ以外のスコアが高かったものは、JAPANNEXTの液晶モニターと、ビューソニックジャパンの31.5型ワイド液晶モニターでした。どちらの商品も色が拡張された測定結果。赤はより赤に、青はより青に表示され、鮮やかだといえるでしょう。
測定結果は各商品の画像の最後にありますが、やや専門的な内容です。上記2商品以外を検討するのであれば、商品説明文を参考に判断してください。
デザイン制作をしたり、Stable Diffusionのような画像生成AIを活用したりするなら、色の精度は非常に重要。ディスプレイに表示されている色が正しくないと、表現したかった色ではない色で仕上がってしまい、制作意図が伝わらなくなってしまいます。
今回の検証では、モニターの規格として一般的なsRGBを用いて、色の誤差を示す指標であるdeltaE(dE)の値がどれだけ小さいかを測定しました。規格に沿った色を見て制作することで、色味や明暗の情報を正しく伝えられますよ。
色が正確だったものは、ほかの項目も高水準の傾向がありました。とくによかったのは、レノボのThinkVision P27u-20と、Philips Consumer ElectronicsのAmbiglow 搭載 4K HDR ディスプレイです。
上記2商品以外を検討するのであれば、3項目が☆4.50以上のなかでも、色の正確さのスコアがなるべく高いものを選ぶとよいでしょう。
制作意図を正しく伝えるには、制作側と閲覧側の双方が規格に沿う必要があります。閲覧側のディスプレイは人によって様々ですが、制作に携わるなら少なくとも自分のモニターは、できる限り正確であるとよいでしょう。
ゲーム機と4Kモニターを買ってデスク環境を構築するなら、せっかくなら整理整頓してかっこよくしたいですよね。デスクがすっきりするとスペースが広がり、作業効率を上げられる点もメリットのひとつ。注目すべきはType-C・VESAの2つの規格に対応しているかどうかです。
Type-Cは2014年に登場した比較的新しいUSBの規格で、Type-Cに対応していると出力と給電が1本で完結できます。ノートPCを接続するときに非常に便利ですよ。検証した商品のなかでType-C対応だったものは半分程度だったため、買う前に必ずチェックしましょう。
VESAはネジ穴の規格で、VESA対応のモニターであればモニターアームを設置できます。画面調節もしやすくなり、一気にデスク周りがかっこよくなりますよ。4KモニターのほとんどはVESA対応でした。モニターアームも検討したい場合は、モニターアーム・2画面対応モニターアームなどのコンテンツもチェックしてくださいね。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
色の正確さ | 色域の広さ | コントラスト比の高さ | 画面調節のしやすさ | インターフェースの充実度 | スタンドの使いやすさ | モニターサイズ | 表面処理 | パネル種類 | 色域の広さ | 色の正確さ | 応答速度. | コントラスト比(メーカー公表値) | 輝度 | リフレッシュレート | インターフェース | Type-C給電機能 | Type-C出力機能 | 高さ調節機能 | 角度調節機能 | ピボット機能(画面回転) | スピーカー機能 | リモコン付き | VESAマウント | |||||||
1 | レノボ ThinkVision P27u-20|62CBRAR6JP | 17位 | 高すぎるほどの利便性と、良質なディスプレイを備える優等生 | 27インチ | ノングレア | IPS | 75.5% | 0.95dE | 4ms(Extreme mode)/6ms(Typical mode) | 1000:1 | 450cd/m2 | 60Hz | HDMI×2、DisplayPort、USB 3.2 Gen1 Type-A×3、USB 3.2 Gen1 Type-C×1、USB 3.2 Gen1 Type-B×1、Thunderbolt4 Type-C×2 | 上下左右 | ||||||||||||||||
2 | HUAWEI Mate|View 4K+ウルトラHD モニター|HSN-CBA | 14位 | 3:2の画面比率で稀有なデザイン。マルチな活躍が見込める1台 | 28.2インチ | ノングレア | IPS | 75.3% | 1.65dE | 不明 | 1200:1(標準) | 500cd/m2 | 60Hz | HDMI、ミニDP、USB Type-C×2、USB Type-A×2、オーディオ端子 | 上下 | ||||||||||||||||
3 | Philips Consumer Electronics Ambiglow 搭載 4K HDR ディスプレイ |279M1RV/11 | 19位 | 120Hz・1msで色も正確。ゲーム・デザイン制作兼用ならコレ | 27インチ | ノングレア | Nano IPS | 74.1% | 1.08dE | 1ms | 1000:1 | 450cd/m2 | HDMI・DisplayPort:48~144Hz/USB Type-C:48~120Hz | HDMI2.1×3、USB Type-C×1、DisplayPort1.4×1 | 上下左右 | ||||||||||||||||
4 | ASUSTEK COMPUTER ASUS TUF Gaming|VG28UQL1A|VG28UQL1A | 10位 | 144Hz・1msで、ゲーマーにうれしい4口のHDMI端子 | 28インチ | ノングレア | IPS | 73.0% | 1.22dE | 1ms | 1000:1 | 450cd/m2 | 144Hz | DisplayPort×1、HDMI (v2.0) ×2、HDMI (v2.1) ×2、USB 3.0 ×2,3.5mmステレオミニジャック×1 | 上下左右 | ||||||||||||||||
5 | EIZO FlexScan EV2740X 27.0型 カラー液晶モニター|EV2740X-BK | 7位 | 色の精度が極めて高く、デザイン制作向き | 27インチ | ノングレア | IPS | 68.5% | 0.87dE | 5ms(中間階調域) | 2000:1 | 350cd/m2 | 29~61Hz | HDMI、USB Type-A、USB Type-C、DisplayPort | 上下左右 | ||||||||||||||||
6 | AOC AGON ゲーミングモニター AG274UXP/11|AG274UXP/11 | 13位 | 160Hz・1msが魅力で、色の正確さ・色域も十分 | 27インチ | ノングレア | Nano IPS | 76.4% | 2.57dE | 1ms | 1000:1(通常) | 450cd/m2 | 160Hz | HDMI、DisplayPort1.4、USB-typeC、USB-type-A | 上下左右 | ||||||||||||||||
7 | ASUSTEK COMPUTER ASUS|ProArt Display|PA279CV-J | プロの仕事にも活躍できる!色味の誤差がとにかく少ない | 27インチ | ノングレア | IPS | 72.4% | 1.44dE | 5ms | 1000:1 | 400cd/m2 | 60Hz | USB Type-C、USB Type-A×4、HDMI×2、DisplayPort、オーディオ端子 | 上下左右 | |||||||||||||||||
8 | JAPANNEXT 液晶モニター|JN-27IPS4FLUHDR-C65W-HSP | 15位 | 色が拡張されており正確さに欠けるが、鮮やかな映像 | 27インチ | ノングレア | IPS | 78.6% | 3.55dE | 5ms(OD) | 1300:1 | 400cd/m2 | 60Hz | HDMI、USB Type-C、DisplayPort1.2、USB | 上下左右 | ||||||||||||||||
9 | ベンキュージャパン エンターテインメントモニター|EW2880U | 4位 | カラーの仕様に難ありだが、バランスのよい性能 | 28インチ | ノングレア | IPS | 71.7% | 2.96dE | 5ms | 1000:1 | 300cd/m2 | 60Hz | HDMI (v2.0)×2、DisplayPort(v1.4)×1、USB Type-C×1、オーディオ端子 | 上下左右 | ||||||||||||||||
10 | Philips Consumer Electronics USB-C ドッキング液晶モニター|329P1H/11 | ピボット可能な31.5型で、使い勝手が極めてよい | 31.5インチ | ノングレア | IPS | 77.6% | 2.43dE | 4ms | 1000:1 | 350cd/m2 | 75Hz | HDMI2.0、Type-A、Type-C、DisplayPort1.4、LAN、オーディオ端子 | 上下左右 |
色域の広さ | 75.5% |
---|---|
色の正確さ | 0.95dE |
良い
気になる
中国のPCメーカーであるLenovoの「ThinkVision P27u-20」。ビジネスでの使用を想定したThinkシリーズの、27インチ4Kモデルのモニターです。
色の正確さの検証では、ほぼすべての色で誤差が小さく高精度でした。色域の広さの検証では、超広色域であるBT.2020の75.5%をカバーしており、デザイン制作をするうえでも十分なディスプレイ性能だといえます。
実効コントラスト比は実測値で928:1と、まずまずの数値。カラーモードは8種類が標準搭載されており、自分好みの色を選べるでしょう。なおジョイスティックやタッチパッドはなく、ディスプレイ下部のボタンを操作するタイプですが、アイコンがあるため比較的わかりやすいのが特徴です。
ピボット機能もあり、スタンドは高さ調節・上下左右の角度調節ができます。インターフェースはかなりの充実度で、Type-Cは給電・出力が可能。加えてType-Aが3口搭載されており、モニターにマウス・キーボードを接続することで、ドッキングステーションをなくせます。
色の精度が高く、隙がないといえるほどの利便性の高さが魅力的な本商品。モニターの使い勝手をとくに重視する人や、モニター側に接続端子を集めたい人におすすめです。
モニターサイズ | 27インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | IPS |
応答速度. | 4ms(Extreme mode)/6ms(Typical mode) |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
輝度 | 450cd/m2 |
リフレッシュレート | 60Hz |
インターフェース | HDMI×2、DisplayPort、USB 3.2 Gen1 Type-A×3、USB 3.2 Gen1 Type-C×1、USB 3.2 Gen1 Type-B×1、Thunderbolt4 Type-C×2 |
リモコン付き | |
VESAマウント |
レノボ ThinkVision P27u-20をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
色域の広さ | 75.3% |
---|---|
色の正確さ | 1.65dE |
良い
気になる
中国で設立されたの情報インフラ・スマートデバイスメーカー、HUAWEIによる「MateView 4K+ウルトラHD モニター」。同社が展開する唯一のモニターシリーズMateの28.2インチ4K対応モデルで、縁が細いスマートなデザインと3:2の画面比率が特徴です。
実効コントラスト比は実測値で1402:1とスペックを上回るほど高性能です。高輝度で映像を楽しみたい人や、暗い部屋で作業をすることが多い人におすすめできます。カラーモードは3種類しかないため、色精度を気にするのであればプリセットのsRGB・DCI-P3を選び、気にしないのであれば自分好みに調整しましょう。
付属のスタンドは、高さ調節・上下の角度調節が可能ですが、左右の角度調節はできません。しかし奥行きは約18cmと非常にスリムなので、左右の角度調節ができなくても十分に利便性が高いといえます。
液晶底面のタッチパッドで操作可能で、インターフェースはDisplayPortがないものの、HDMI・Type-A・Type-C・ミニDPと必要十分なポートがそろっています。とくにTypeCは給電・出力ともに対応しており、デスクの整頓に役立つでしょう。
ディスプレイ性能・利便性ともに高水準の本商品は、作業効率を高めたり、映像作品を楽しんだりと、マルチな用途で4Kモニターを求める人にぴったりです。
モニターサイズ | 28.2インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | IPS |
応答速度. | 不明 |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1200:1(標準) |
輝度 | 500cd/m2 |
リフレッシュレート | 60Hz |
インターフェース | HDMI、ミニDP、USB Type-C×2、USB Type-A×2、オーディオ端子 |
リモコン付き | |
VESAマウント |
HUAWEI MateView 4K+ウルトラHD モニター HSN-CBAを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
色域の広さ | 74.1% |
---|---|
色の正確さ | 1.08dE |
良い
気になる
オランダのヘルスケア・医療・電気機器メーカーであるPHILIPSによる、ゲーミングラインの「279M1RV/11」。27インチ4K対応モデルで、リフレッシュレートが120Hz・応答速度が1msのモニターです。
色の正確さの検証では、ほぼすべての色で高水準の精度を示しました。色域の広さの検証では、超広色域のBT.2020の74.1%のカバー率で、こちらも良好な性能です。
実効コントラスト比は実測値で1183:1と、スペック以上の数値。カラーモードは10種類と豊富で、自分で調整せずともゲーム・作業・映像鑑賞に最適な設定を見つけられるでしょう。操作はジョイスティック1つで完結します。
インターフェースはほぼすべての種類が搭載されており、とくに給電と出力可能なType-Cが搭載されている点は好印象。ほかにもType-A×4やHDMI×3と非常に豊富です。外づけのマイクやキーボード、デスクライトなど周辺機器を多く使う人におすすめです。
スタンドは高さ調節・上下の角度調節が可能ですが、左右の角度調節はできません。奥行きも約26cmと大きめなので、調整頻度が多い人にはモニターアームの使用を推奨します。なおピボット機能はありません。
ディスプレイ性能が高く、インターフェースも充実した本商品は、ゲーム用としてもデザイン制作用としても有用なモニターです。
モニターサイズ | 27インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | Nano IPS |
応答速度. | 1ms |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
輝度 | 450cd/m2 |
リフレッシュレート | HDMI・DisplayPort:48~144Hz/USB Type-C:48~120Hz |
インターフェース | HDMI2.1×3、USB Type-C×1、DisplayPort1.4×1 |
リモコン付き | |
VESAマウント |
PHILIPS ゲーミング液晶ディスプレイ 279M1RV/11をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
色域の広さ | 73.0% |
---|---|
色の正確さ | 1.22dE |
良い
気になる
台湾のPC・周辺機器メーカーASUSのゲーミングシリーズ、TUF Gamingの「VG28UQL1A」。28インチ4K対応モデルで、リフレッシュレートが144Hz・応答速度が1msとハイスペックなゲーマー向けのモニターです。
色の正確さの検証では、全色のバランスがよく、誤差が小さく正確でした。色域の広さの検証では、BT.2020の73.0%をカバーしており、今回検証した商品の平均よりも少し高い数値でした。どちらも4Kのゲームを十分に楽しめる性能でしょう。
実効コントラスト比は実測値で1379:1で、スペック以上によい数値が出ています。操作方法はジョイスティックとボタンで行いますが、使い勝手は悪め。しかし、カラーモードは7種類あり、ゲームにあわせたモードを選択可能です。ピボットも可能で、広い用途に対応しているといえます。
インターフェースは、Type-Cがないもののそれ以外は充実しており、HDMIは4口搭載。PS5・Switch・PCを同時に異なる端子に接続できるので、差しかえの手間が少なく魅力的です。
スタンドは高さ調節と、上下・左右の角度調節が可能ですが、奥行きが約28cmと大きめ。デスク上をすっきりとさせたいならモニターアームが必要でしょう。
ゲームシーンでの使用を想定した本商品は、4Kかつ144Hz・1msのモニターを求めるゲーマーにおすすめです。
モニターサイズ | 28インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | IPS |
応答速度. | 1ms |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
輝度 | 450cd/m2 |
リフレッシュレート | 144Hz |
インターフェース | DisplayPort×1、HDMI (v2.0) ×2、HDMI (v2.1) ×2、USB 3.0 ×2,3.5mmステレオミニジャック×1 |
リモコン付き | |
VESAマウント |
ASUS TUF Gaming VG28UQL1Aをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
色域の広さ | 68.5% |
---|---|
色の正確さ | 0.87dE |
良い
気になる
高品質の映像機器・映像システムで知られる日本のメーカーEIZOによる「FlexScan EV2740X」。27インチ4K対応で、同社の4Kモニターの新商品です。
色の正確さの検証では、すべての色で誤差が非常に少なく、今回の検証商品で最も高精度でした。デザイン制作を行う人にとって魅力的な性能でしょう。
色域の広さの検証では、BT.2020の68.5%の色域をカバーしており、まずまずの広さ。4Kモニターとしての必要十分の性能はあるといえます。
一方で実効コントラスト比は実測値で308:1と、スペックを下回りました。カラーモードは6種類あり、タッチパネルで操作可能です。
スタンドは高さ調節と上下・左右の角度調節が可能。ピボット・スピーカー機能もあるため、幅広い用途に対応できます。
インターフェースはほぼすべて搭載されており、HDMI×2・Type-A×3・Type-C×2もあって充実している印象です。Type-Cの給電・出力機能にも対応しているため、PCとの接続をケーブル1本で完結できます。
色域・コントラスト比はまずまずなものの、色を非常に正確に表示できる点が大きな魅力の本商品。高精度なモニターを求める人にとって最有力候補といえるでしょう。
モニターサイズ | 27インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | IPS |
応答速度. | 5ms(中間階調域) |
コントラスト比(メーカー公表値) | 2000:1 |
輝度 | 350cd/m2 |
リフレッシュレート | 29~61Hz |
インターフェース | HDMI、USB Type-A、USB Type-C、DisplayPort |
リモコン付き | |
VESAマウント |
EIZO FlexScan EV2740Xをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
色域の広さ | 76.4% |
---|---|
色の正確さ | 2.57dE |
良い
気になる
世界屈指のディスプレイメーカーであるAOCが展開するゲーミングブランドAGONの「AG274UXP/11」。27インチ4K対応のハイエンドモデルで、リフレッシュレートが160Hz・応答速度が1msのモニターです。
色の正確さの検証では、ホワイトバランスが緑色によっている点が気になるものの、全体的にまずまずの性能。色域の広さの検証では、BT.2020の76.4%の色域をカバーする優秀さで、色の鮮やかさを感じられるでしょう。
実効コントラスト比は1176:1で、スペック以上の数値が出ています。カラーモードは7種類で、ピボットも可能。満足できるディスプレイ性能だといえます。
ジョイスティック1つで操作を行うタイプで、画面操作はスムーズです。スタンドの高さ調節、上下左右の角度調節ともに可能。しかし、奥行きが33cmとかなり大きめなので、狭いデスクには向きません。
インターフェースはかなり多く、複数のオーディオ端子のほかHDMI×2・Type-A×4があり充実している印象。Type-Cの給電・出力にも対応しています。
モニターサイズ | 27インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | Nano IPS |
応答速度. | 1ms |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1(通常) |
輝度 | 450cd/m2 |
リフレッシュレート | 160Hz |
インターフェース | HDMI、DisplayPort1.4、USB-typeC、USB-type-A |
リモコン付き | |
VESAマウント |
色域の広さ | 72.4% |
---|---|
色の正確さ | 1.44dE |
良い
気になる
ASUSTEK COMPUTERの「ASUS ProArt Display PA279CV-J」は、デザイン制作・動画編集・カメラマンなどに向けたプロ用モニターを探している人におすすめ。繊細な色味の調整が必要な用途にも対応できます。
色の正確さの検証では抜群の高評価に。色の正確性の検証では、誤差は平均1.44dEとかなり抑えられていました。今回検証した4Kモニターのなかでもトップクラスの精度です。色域も超広色域であるBT.2020の72.4%をカバーしており十分な性能といえます。
インターフェースも充実しており、PCの給電用の充電器・ケーブルを用意する必要がなく、Type-C1本で給電・出力ができるのも便利。20種類ものカラーモードを搭載しており、好みの色合いに調整しやすいのも魅力です。ただしボタン式なので、ジョイスティックと比べると直感的な操作はしにくいかもしれません。慣れるまではストレスに感じるでしょう。
スタンドは高さや角度を柔軟に調整可能。モニター台やアームを別で買う必要がありません。デスクの設置場所に合わせて向きを変えられるので、スペースを有効活用できますよ。
一方、コントラスト比は218:1と高いとはいえず、ゲームや映画など迫力がある映像を楽しみたい人には向いていません。とはいえ平均的な価格ながら性能で大きく気になるところはなく、レタッチやグラフィック制作にも活躍できるでしょう。
モニターサイズ | 27インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | IPS |
応答速度. | 5ms |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
輝度 | 400cd/m2 |
リフレッシュレート | 60Hz |
インターフェース | USB Type-C、USB Type-A×4、HDMI×2、DisplayPort、オーディオ端子 |
リモコン付き | |
VESAマウント |
ASUS ProArt PA279CV-Jを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
色域の広さ | 78.6% |
---|---|
色の正確さ | 3.55dE |
良い
気になる
色の正確さの検証では、色の精度がやや低く、とくに赤・緑・青・水・ピンク・黄の基本色が強調されていました。色が鮮やかに見える反面、動植物には加工されたような違和感が生じる可能性があります。
色の正確さの検証では、規格以上の広色域かつ色温度も高めで、全体的に精度に欠ける結果に。色が鮮やかに見える反面、動植物には加工されたような違和感を覚える可能性があります。使用するうえで、誇張された色味であることへの留意が必要です。
色域の広さの検証では、BT.2020の78.6%の色域をカバーしており、今回の検証商品で最も広色域でした。実効コントラスト比は実測値で1255:1で、ほぼスペックどおりの高い性能です。
カラーモードは6色が標準搭載されており、ピボットも可能です。底面のボタンで操作するタイプですが、ベゼルレスでボタンの印字が見えず、操作に手こずるため、好みがわかれるでしょう。
インターフェースはほぼすべてのポートが搭載され、給電・出力可能なType-Cもあります。スタンドは高さ調節・上下左右の角度調節ともに可能で、奥行きも約22cmと良好なスペックです。
色の精度の低さに目をつむれば、広色域で鮮やかな映像を楽しめる本商品。リアルな映像や作品本来の色味にこだわらない人であれば、選択肢になり得ます。
モニターサイズ | 27インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | IPS |
応答速度. | 5ms(OD) |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1300:1 |
輝度 | 400cd/m2 |
リフレッシュレート | 60Hz |
インターフェース | HDMI、USB Type-C、DisplayPort1.2、USB |
リモコン付き | |
VESAマウント |
色域の広さ | 71.7% |
---|---|
色の正確さ | 2.96dE |
良い
気になる
色の正確さの検証では、バランスがよいものの精度がやや低い結果に。この誤差は、Rec.709モードのガンマが2.2よりも高く、変更できない仕様によるものです。測定結果のガンマは2.4に沿っていたため、比較的暗い部屋で作業する人にとって適した設定だといえます。
色域の広さの検証では、BT.2020の71.7%の色域をカバー。実効コントラスト比は実測値で1261:1とスペック以上によい数値です。4Kモニターとして必要十分な性能です。
スタンドは奥行きが約28cmとやや大きいものの、高さ調節・上下左右の角度調節が可能。優れたスピーカーも搭載されており、バランスのよい1台です。
モニターサイズ | 28インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | IPS |
応答速度. | 5ms |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
輝度 | 300cd/m2 |
リフレッシュレート | 60Hz |
インターフェース | HDMI (v2.0)×2、DisplayPort(v1.4)×1、USB Type-C×1、オーディオ端子 |
リモコン付き | |
VESAマウント |
BenQ EW2880Uをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
色域の広さ | 77.6% |
---|---|
色の正確さ | 2.43dE |
オランダのヘルスケア・医療・電気機器メーカーであるPhilipsによる、オフィス用モニターの「329P1H/11」。31.5インチながらピボットが可能で、リフレッシュレートが75Hz・応答速度が4msのモデルです。収納できるWebカメラが標準搭載されていますよ。
色の正確さの検証では、全体的に誤差が小さく、正確な色が表示されていました。色域も超広色域のBT.2020の77.6%(DCI-P3の94%)をカバーしており、非常に高性能なディスプレイといえます。ただし実効コントラスト比は実測値で215:1と低め。文書が見にくい際は、自分で調節するとよいでしょう。
インターフェースは、出力・給電が可能なType-Cが搭載されているほか、Type-A・HDMI・DisplayPort・LAN・オーディオ端子があります。最大90Wの給電ができるため、パソコンとケーブル1本で接続でき、モニターをUSBハブの代わりにできるでしょう。スピーカーもありますよ。
カラーモードは9種類で、ボタンで操作するタイプ。スタンドは高さ調節・上下左右の角度調節が可能です。ディスプレイとスタンドを合わせると、かなりの重量があるので注意してください。
コントラスト比はやや低いものの、十分なディスプレイ性能を備えた本商品。使い勝手が極めてよく、外付けデバイス不要で仕事がはかどるでしょう。31.5インチのモニターを仕事用に探しているなら、選択肢にいれてほしい商品です。
モニターサイズ | 31.5インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | IPS |
応答速度. | 4ms |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
輝度 | 350cd/m2 |
リフレッシュレート | 75Hz |
インターフェース | HDMI2.0、Type-A、Type-C、DisplayPort1.4、LAN、オーディオ端子 |
リモコン付き | |
VESAマウント |
色域の広さ | 73.0% |
---|---|
色の正確さ | 2.57dE |
良い
気になる
色の正確さの検証では、赤・オレンジ系の色がやや強いものの、検証した商品の平均に近い精度に収まりました。色域の広さの検証では、BT.2020の色域のうち73.0%をカバーしており、4Kモニターとして十分な性能だといえます。
実効コントラスト比は実測値で1195:1とまずまずの結果に。カラーモードは7種類が標準搭載されており、自分好みの色を見つけられるでしょう。
インターフェースは乏しく、オーディオ端子を除くとHDMI×2・DisplayPort×1のみ。Type-C接続はできず、複数のゲーム機を繋いだままPCを映したい場合は、別途ドッキングステーションが必要です。
スタンドは高さ調節ができず、上下の角度調節のみ可能。奥行き約25cmと平均程度の大きさですが、画面を頻繁に動かす人であればモニターアームの購入を検討してよいでしょう。
ゲーミングとはいえ、リフレッシュレートの上限は60Hzで、応答速度は4msのため、動きが素早いゲーム用としてはやや物足りません。RPGのような美しい映像を楽しむ用途に向いています。
モニターサイズ | 28インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | IPS |
応答速度. | 4ms |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1(通常) |
輝度 | 300cd/m2 |
リフレッシュレート | 60Hz |
インターフェース | HDMI、DisplayPort1.2、オーディオ端子 |
リモコン付き | |
VESAマウント |
色域の広さ | 77.3% |
---|---|
色の正確さ | 2.94dE |
良い
気になる
MSI COMPUTERの「MSI PRO MP273U」は、在宅ワークやゲーム用のモニターを探している人におすすめです。色域が広くてコントラスト比も十分な性能があるため、デスクワーク用としてはもちろん、エンタメ用としてももってこいの性能といえます。
色域の広さの検証では、超広色域であるBT.2020の77.3%(DCI-P3比100%相当)を広くカバーしており、4Kモニターのなかでもトップクラスの性能です。しかし、色の正確さの検証では全体的に誤差は抑えられていたものの、肌色の誤差はやや大きめ。肌の色味に違和感を覚える可能性があるため、アーティストやアイドルのライブ映像を楽しみたい人などにはあまり向いていません。
実効コントラスト比は実測値で1245:1で、メリハリのある映像を楽しめるでしょう。また、カラーモードが7つと豊富にそろっているので、自分好みの色に調整もできます。
一方、インターフェースは充実しているとはいえません。特にType-Cでの給電・出力ができない点がネックで、PCへの給電用の充電器・ケーブルを用意する必要があります。一方、HDMI端子が2つあり複数機器と繋げておける点はメリット。PCとゲーム機など接続機器が複数あってもケーブルを差し替える手間がかかりません。
スタンドは上下の角度調整ができ、作業のしやすい向きに調整可能。しかし、高さ調節機能はなく高さが合わない場合は、別途モニター台の購入が必要になります。
総合的には、色彩豊かでメリハリのある映像を楽しめる、ゲームや映画鑑賞向きの4Kモニターといえます。インターフェースの充実度やスタンドの使い勝手は上位商品には劣りますが、価格は比較的安め。ビジネスにもエンタメにも対応できる、バランスの取れた1台です。
モニターサイズ | 27インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | IPS |
応答速度. | 4ms |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
輝度 | 300cd/m2 |
リフレッシュレート | 60Hz |
インターフェース | HDMI×2、DisplayPort、オーディオ端子 |
リモコン付き | |
VESAマウント |
色域の広さ | 62.5% |
---|---|
色の正確さ | 1.80dE |
良い
気になる
アイ・オー・データ機器の「LCD-CU271AB-F」は、デスクワーク用のモニターを、コスパを重視で選びたい人におすすめです。ディスプレイ性能・使い勝手ともに良好なうえ、4Kモニターのなかでは4万円前後と価格も安め。コスパ重視で選ぶならよい選択肢となるでしょう。
色の正確性はかなり高く、デザイン制作といったプロ向けの用途にも使えます。色の正確性の検証では、誤差は平均1.8dEとかなり抑えられていました。しかし、色域の広さは超広色域であるBT.2020の62.5%、実効コントラスト比は358:1とどちらもそこそこ。ほかの商品に比べて高くはなく、メリハリのある色味でゲームのグラフィックを楽しむには物足りないかもしれません。
一方、Type-Cケーブル1本での給電・出力に対応。周辺機器を減らせるためデスクをスッキリさせられます。モニターの上下左右の角度調節のほか、高さ調節にも対応しているため、作業がしやすい向きに柔軟に調整可能です。
カラーモードは10種類と多め。ただし、ボタン操作のため直感的な操作はしにくく、慣れるまではストレスを感じることがあるかもしれません。
とはいえ低価格ながら色の正確性が高く、性能に大きな不満はありません。コントラスト比や操作性など気になる点もあるものの、予算を抑えてそれなりのモニターを探しているなら候補にしてみてください。
モニターサイズ | 27インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | AAS |
応答速度. | 5ms |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
輝度 | 350cd/m2 |
リフレッシュレート | 60Hz |
インターフェース | HDMI、USB Type-C、DisplayPort、USB Type-A×2、オーディオ端子 |
リモコン付き | |
VESAマウント |
色域の広さ | 69.4% |
---|---|
色の正確さ | 4.63dE |
良い
気になる
JAPANNEXTの「JN-iB4FL272U-C6-H」は、使い勝手のよいデスクワーク用の4Kモニターを探している人におすすめです。Type-Cケーブル1本で給電・出力できるうえ、スタンドは高さ調節や角度調節に対応。PC用の充電器や充電ケーブル、モニター台を使う必要がない便利さが魅力です。
色域の広さの検証では、超広色域であるBT.2020の69.4%をカバーしており、4Kモニターとして十分な性能です。実効コントラスト比は実測値で1931:1。今回検証した4Kモニターのなかでも優秀な数値で、メリハリのある映像が楽しめるでしょう。
一方、色の正確さの検証では、全体的にやや色の誤差が見られました。特に青は実際の色よりもビビッドに見える傾向が。白もやや青色に近い色味になりやすく、人によってはWebブラウザの白地に違和感を覚えるかもしれません。
インターフェースは充実しており、Type-C・HDMI・DisplayPort・イヤホンジャックなどの端子を搭載。Type-Aが2つあるため接続機器が多い人でもハブやドック不要で使いやすいでしょう。ピボット機能でモニターを縦向きにも使用可能。6つのカラーモードから用途に合わせて好みの色に調整でき、ジョイスティックで直観的に操作できます。
スタンドは高さ調節や上下左右の角度調節ができ、作業がしやすい向きに動かしやすいのはメリットです。奥行きは19.2cmとコンパクトなので、デスクのスペースを有効活用できるでしょう。
充実したインターフェースとスタンドの使いやすさが魅力の4Kモニター。色の正確さはやや気になるものの、機能面が充実しているため、仕事用のモニターを探している人は選択肢のひとつとなるでしょう。
モニターサイズ | 27インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | IPS |
応答速度. | 8ms |
コントラスト比(メーカー公表値) | 2000:1 |
輝度 | 400cd/m2 |
リフレッシュレート | 60Hz |
インターフェース | HDMI、USB Type-C、DisplayPort、USB Type-A×2、オーディオ出力 |
リモコン付き | |
VESAマウント |
色域の広さ | 70.1% |
---|---|
色の正確さ | 3.47dE |
良い
気になる
色の正確さの検証では、sRGBモードがなく出荷状態での測定となり、精度がやや低いという評価になりました。大きな問題は無い範囲ですが、色温度が低く赤よりのホワイトバランスと、赤色の強調傾向には注意が必要。唇や肌の色が赤みを帯びる可能性があるでしょう。
実効コントラスト比は329:1と少々物足りませんが、カラーモードは7種類あります。ピボットも可能なので、デスクワークが主な用途であれば十分な性能です。
スタンドは高さ調節・角度調節ともに可能で、奥行きが約17cmとかなりコンパクト。総じて作業効率の向上に適した商品だといえます。
モニターサイズ | 27インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | IPS |
応答速度. | 4ms |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
輝度 | 350cd/m2 |
リフレッシュレート | 60Hz |
インターフェース | HDMI、USB Type-C |
リモコン付き | |
VESAマウント |
Dell 4K UHD USB-C モニター S2722QCをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
色域の広さ | 72.3% |
---|---|
色の正確さ | 4.24dE |
良い
気になる
色の正確さの検証では、sRGBに沿って精度を高める設定がなく、広色域で表示されたために、全体的に誤差が生じて評価も低く出ました。緑と赤系の色が誇張される傾向があるほか、ホワイトバランスが緑によっています。白色が不自然に緑味を帯び、青系の色が緑にシフトするでしょう。
実効コントラスト比は実測値で1162:1と、スペック以上によい数値。カラーモードは5種類が標準搭載されており、どちらも必要十分だといえます。
インターフェースはType-C非対応であるものの、HDMI×3・DisplayPort×1を搭載。複数のゲーム機を接続したままにできます。
画面調節は底面のボタンで操作するタイプで、付属のリモコンでも操作可能。マルチな用途には向かず、144Hz・1msの性能を活かした対人ゲーム向きの商品です。
モニターサイズ | 31.5インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | AAS |
応答速度. | 7ms |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
輝度 | 350cd/m2 |
リフレッシュレート | 144Hz |
インターフェース | HDMI、DisplayPort |
リモコン付き | |
VESAマウント |
色域の広さ | 71.6% |
---|---|
色の正確さ | 3.59dE |
韓国の総合家電メーカーであるLGによる「32UN650-W」は、ディスプレイ領域で世界トップシェアを誇る同社の31.5インチ4K対応モデル。リフレッシュレートは60Hzで、応答速度は5msです。
色の正確さの検証では、精度を高めるモードがなく白色がかなり緑がかっている点が気になりましたが、全体的に許容範囲内でした。色域の広さの検証では、BT.2020の色域の71.5%のカバー率と、4Kモニターとして十分といえるでしょう。
実効コントラスト比は実測値で549:1と比較的優秀で、文書が読みやすいでしょう。カラーモードは7種類で、ジョイスティックで操作するタイプ。スタンドは高さ調節・上下の角度調節はできますが、左右の角度調節はできません。
インターフェースは、HDMI×2・DisplayPort・オーディオ端子のみ。スピーカーは搭載されていますが、ピボットには対応していません。仕事用に31.5インチのモニターが欲しいなら選択肢に入る本商品。セール価格を狙ってみてくださいね。
モニターサイズ | 31.5インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | IPS |
応答速度. | 5ms(GTG) |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1(通常) |
輝度 | 350cd/m2 |
リフレッシュレート | 60Hz |
インターフェース | HDMI、DisplayPort1.4、オーディオ端子 |
リモコン付き | |
VESAマウント |
色域の広さ | 60.5% |
---|---|
色の正確さ | 2.37dE |
良い
気になる
色の正確さの検証では、赤色の色味に大きなの誤差が見られるものの、それ以外の色の誤差は比較的小さめ。とはいえsRGBモードもないため、デザイン制作には不向きだといえます。
色域の広さの検証では、BT.2020の色域の60.5%のカバー率にとどまり、4Kモニターとしてはやや物足りない印象です。
実効コントラスト比は実測値で1170:1と、スペック以上によい数値です。カラーモードも7種類を標準搭載しており、十分な性能でしょう。
インターフェースはType-A・Type-Cがないものの、HDMI×2・DisplayPortはあります。コスパが良い商品なので、作業効率の向上が目的であれば選択肢に入るでしょう、
モニターサイズ | 27インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | IPS |
応答速度. | 5ms |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
輝度 | 300cd/m2 |
リフレッシュレート | 56〜61Hz |
インターフェース | HDMI×2、DisplayPort×1 |
リモコン付き | |
VESAマウント |
色域の広さ | 71.4% |
---|---|
色の正確さ | 5.44dE |
良い
気になる
アメリカのディスプレイメーカーであるViewSonicによる「VX3211-4K-MHD」。31.5インチ4K対応で、同社のベーシックモデルの位置づけです。
色域の広さの検証では、BT.2020の色域の71.4%のカバー率で、4Kモニターとして中程度の性能。実効コントラスト比は実測値で3796:1と極めて高く、色のメリハリを感じられます。
画面調節は背面にボタンがついているタイプで、印字がわかりにくく操作に苦戦しました。スタンドは高さ調節・左右の角度調節ができませんが、上下の角度調節が可能です。
インターフェースはやや乏しく、Type-A・Type-Cともに非対応。ピボットもできませんが、安価な4Kワイドモニターを求める人であれば選択肢に入るでしょう。
モニターサイズ | 31.5インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | VA |
応答速度. | オーバードライブ時:3ms/標準:9.5ms |
コントラスト比(メーカー公表値) | 3000:1 |
輝度 | 300cd/m2 |
リフレッシュレート | 60Hz |
インターフェース | HDMI2.0×2、DisplayPort1.2×1 |
リモコン付き | |
VESAマウント |
色域の広さ | 65.7% |
---|---|
色の正確さ | 5.43dE |
良い
気になる
iiyamaの「ProLite XUB2792UHSU-B6」は、使い勝手を重視する人におすすめのモニターです。インターフェースが充実しており複数機器を接続できるほか、Type-Cケーブル1本での給電・出力が可能。スタンドはデスク上で使いやすい高さに変更できるため、デスクワークに向いています。
色域の広さの検証では、超広色域であるBT.2020の65.7%をカバー。比較した商品のなかでは高いとはいえないものの、4Kモニターとして必要十分な性能です。実効コントラスト比は実測値で1314:1とこちらも十分な数値で、メリハリのある映像が見られるでしょう。
一方、色の正確さの検証では全体的に鮮やかになりすぎる傾向があり、とりわけ赤・肌色は違和感を覚えることもあるでしょう。また、白がやや緑色を帯びている印象も持つかもしれません。デザイン制作や動画編集など、色の正確性が求められる用途にはあまり向かないでしょう。
インターフェースについては、給電・出力に対応したType-Cがあり、PCの充電器やケーブルを用意する必要がないのはメリット。HDMI・DisplayPort・Type-Aなどの幅広いインターフェースを備えている点も魅力です。マウスやキーボードのUSBレシーバーを接続できるほか、PCに加えてゲーム機器なども繋いでおけますよ。ピボット機能に対応しており、縦向きでも使用可能なのもうれしいポイントです。
高さ調節機能や上下左右の角度調節機能があるスタンドも使いやすく、作業のしやすい向きや高さに柔軟に変えられます。奥行きは21cmとデスクで邪魔にならないサイズも利点です。
充実したインターフェースと機能的なスタンドが魅力。色の正確さはやや物足りないものの、使い勝手を重視する人にはおすすめできる4Kモニターです。
モニターサイズ | 27インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | IPS |
応答速度. | 4ms |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1300:1 |
輝度 | 350cd/m2 |
リフレッシュレート | 40~60Hz |
インターフェース | HDMI、USB Type-A×2、DisplayPort、USB Type-C、オーディオ端子 |
リモコン付き | |
VESAマウント |
色域の広さ | 61.2% |
---|---|
色の正確さ | 2.74dE |
良い
気になる
色の正確さの検証では、精度を高める設定がないものの誤差は小さめに抑えられており、4Kモニターとしての必要十分な性能はあるといえます。
色域の広さの検証では、BT.2020の色域の61.2%のカバー率にとどまり、4Kモニターとしては少々物足りない結果に。やや鮮やかさに欠ける印象があるので、映像を楽しみたい人はより広色域のモニターを選びましょう。
実効コントラスト比は実測値261:1と低めで、色の深みが表れなかったり、メリハリがなかったりするでしょう。カラーモードは7種類を標準搭載しています。
スタンドは奥行きが19cmとコンパクトでありながら、高さ調節・上下左右の角度調節ができる点が便利です。画面調節は底面ボタンで行うタイプなので、誤操作が起きやすいでしょう。
ピボット機能はなく、インターフェースはHDMI×2・DispleyPort×1のみ。オーディオ端子・スピーカーに対応していないため、出力元のPC・PS5などに接続する必要があります。
モニターサイズ | 27インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | IPS |
応答速度. | 14ms |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
輝度 | 300cd/m2 |
リフレッシュレート | 40~60Hz |
インターフェース | HDMI×2、DisplayPort |
リモコン付き | |
VESAマウント |
色域の広さ | 58.2% |
---|---|
色の正確さ | 4.63dE |
良い
気になる
JAPANNEXTの「JN-V315UHDR-C65W-N」は、手頃な価格で買える大画面の4Kモニターを探している人におすすめです。31.5インチの4Kモニターとしては4万円台とリーズナブル。ディスプレイ性能は上位商品に劣るものの、実用的に使えるレベルです。また、ベゼル幅は約2mmと小さいうえ、薄さも約8mmとコンパクトな点が魅力。大型のモニターではありますが、実際のサイズほどの圧迫感もありません。
色域の広さの検証では、超広色域であるBT.2020の色域のカバー率は58.2%(sRGB約100%)にとどまりました。HDR対応を謳うモニターとしてはやや低めの数値で、映像から鮮やかさは感じにくいでしょう。また、画面の視野角も狭く感じられ、見る角度によって色合いが変わりやすいという印象を受けました。
全体的にやや色の誤差も見られましたが、気になるほど誤差が大きい色はありませんでした。肌色の明度は低めのため、人の肌の色味に違和感を覚える可能性はあるでしょう。実効コントラスト比は実測値で839:1と一般的な水準の数値。6つのカラーモードを搭載し、好みの色に調整しやすい点はメリットです。
Type-Cでの出力に対応しており、給電・出力が1本でできるのは便利。Type-A端子も2つあり、マウスやキーボードのUSBレシーバーを接続できるなどインターフェースは充実しています。
スタンドは上下の角度の調節はできますが、高さの調節はできません。高さがあわない場合はモニター台やモニターアームを使う必要があります。とはいえ、充実したインターフェースと価格の安さは魅力。手頃な価格で大画面の4Kモニターを手に入れたい人は、検討してもいいでしょう。
モニターサイズ | 31.5インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | VA |
応答速度. | 10ms |
コントラスト比(メーカー公表値) | 3000:1 |
輝度 | 300cd/m2 |
リフレッシュレート | 60Hz |
インターフェース | HDMI、USB Type-C、DisplayPort、USB Type-A×2、USB Type-B、オーディオ端子 |
リモコン付き | |
VESAマウント |
色域の広さ | 75.2% |
---|---|
色の正確さ | 8.14dE |
良い
気になる
KTCの「4Kモニター H27P27」は、4Kモニターとしては破格ともいえる価格の安さが魅力ですが、色の正確性が全体的に低いことが懸念点。特にホワイトバランスが乱れており、白が青みがかって表示される点が気になりました。色味に違和感を覚えやすいので、自然な色味のモニターを求める人には向いていないでしょう。
一方で色域は広く、超広色域であるBT.2020の75.2%をカバーして高評価を獲得。実効コントラスト比も1215:1と良好でした。ゲームや映画鑑賞で使用する場合には色鮮やかで迫力ある映像を楽しめるでしょう。
インターフェースが物足りないことはネック。Type-C接続に対応していないので、PCの給電用の充電器・ケーブルを用意する必要があり、デスク周りはスッキリさせにくいでしょう。HDMIは2つあるので、複数のHDMI接続機器をモニターに繋いで置けて、ケーブルを差し替える手間がかからないことはメリットです。
操作はジョイスティックで、ボタン操作に比べて直感的に操作しやすいでしょう。カラーモードは、ユーザー設定を除き6種類あり、用途に合わせて色味を調整できます。スタンドの高さ調節も不可ですが、角度は上下に調節可能。奥行きも19.2cmとコンパクトで、幅を取りにくいのは魅力です。
色の正確さやインターフェースは物足りませんが、色域が広く価格が安め。手頃な価格の4K解像度モニターがほしかったり、高解像度なゲーミングモニターを探していたりする場合は、検討してもよいでしょう。
モニターサイズ | 27インチ |
---|---|
表面処理 | ノングレア |
パネル種類 | IPS |
応答速度. | 3ms |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
輝度 | 400cd/m2 |
リフレッシュレート | 60Hz |
インターフェース | HDMI×2、DisplayPort |
リモコン付き | |
VESAマウント |
マイベストでは、ベストな4Kモニターを「色を正確に表示でき迫力ある映像を楽しめるうえ、使い勝手にも優れた商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の4Kモニター23商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。
検証①:色の正確さ
検証②:色域の広さ
検証③:コントラスト比の高さ
検証④:画面調節のしやすさ
検証⑤:インターフェースの充実さ
検証⑥:スタンドの使いやすさ
今回検証した商品
マイベストでは「色の誤差が少なく、印刷した際に驚くほど画面と同じ色で出力される」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
1.室内の直射日光を遮断したうえ、測定センサーに外光遮断フードを取りつける
2.ファクトリーリセットをして、エコモードをオフに、カラーモードをsRGBに変更。sRGBモードがないものは、デフォルトモードか標準モードに設定
3.画面中央付近の1点で、真正面からスコープを当てて測定
dE1.0を以下を最高スコアとし、色差が小さなものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
出荷製品には個体差があり、画面には色と輝度ムラがあるため、数値は絶対ではありません。
マイベストでは「色鮮やかな映像を表示でき、ゲームや映画の世界観を完全に表現できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
1.室内の直射日光を遮断したうえ、測定センサーに外光遮断フードを取りつける
2.ファクトリーリセットをして、エコモードをオフに、カラーモードを標準に変更
3.画面中央付近の1点で、真正面からスコープを当てて測定
4.BT.2020を基準とし、それに対するカバー率を測定
BT.2020の80%のカバー率を最高スコアとし、色域が広いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
出荷製品には個体差があり、画面には色と輝度ムラがあるため、数値は絶対ではありません。
マイベストでは「画面の明暗差がくっきりと出ており、映画やゲームの映像から迫力を感じられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
1.室内の直射日光を遮断したうえ、測定センサーに外光遮断フードを取りつける
2.ファクトリーリセットをして、エコモードをオフに、カラーモードをデフォルトモード、もしくは標準モードに設定
3.ANSIチェッカー4×4パターンを表示し、同一画面に黒と白が混在する状態で、黒の輝度と白の輝度を順に測定
4.黒の輝度・白の輝度の比率を計算し、コントラスト比を算出
コントラスト比2500:1以上を最高スコアとし、コントラスト比比が高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
出荷製品には個体差があり、画面には色と輝度ムラがあるため、数値は絶対ではありません。
マイベストでは「画面を自分の好みの色味に手軽に調整できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「インターフェースが充実しており、使い勝手で不便を感じない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「モニター台やモニターアームを使わなくても作業がしやすい位置に合わせられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
mybestでは、ほかのアイテムも実際に検証して徹底比較しています。デスクの整頓に役立つアイテムをチェックしてくださいね。
1位: レノボ|ThinkVision P27u-20|62CBRAR6JP
2位: HUAWEI|Mate|View 4K+ウルトラHD モニター|HSN-CBA
3位: Philips Consumer Electronics|Ambiglow 搭載 4K HDR ディスプレイ |279M1RV/11
4位: ASUSTEK COMPUTER|ASUS|TUF Gaming|VG28UQL1A|VG28UQL1A
5位: EIZO|FlexScan EV2740X 27.0型 カラー液晶モニター|EV2740X-BK
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
カメラ
生活雑貨
コスメ・化粧品
ベビー・キッズ・マタニティ
キッチン用品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
インターネット回線
投資・資産運用
ローン・借入
ビューティー・ヘルス
コンタクトレンズ
食品
ファッション
靴・シューズ
腕時計・アクセサリー
インテリア・家具
趣味・ホビー
DIY・工具・エクステリア
スポーツ用品
釣具・釣り用品
ペットフード ・ ペット用品
本・音楽・動画
テレビゲーム・周辺機器
車・バイク
ギフト・プレゼント
住宅設備・リフォーム
スマホ・携帯電話
格安SIM
クレジットカード・キャッシュレス決済
保険
アプリ
旅行・宿泊
サービス
ウォーターサーバー
就職・転職
脱毛
その他