テレビ視聴などのアンテナ接続に欠かせないテレビ用同軸ケーブル。エレコムやサンワサプライなど多数のメーカーから販売されていますが、L型・S型・F型などコネクタの種類が豊富で、5C、10mといったケーブルの太さ・長さの違いがあり、選択に迷うことも。また、HDMIへの変換、無線対応、4Kテレビやラジオ用途に対応するタイプもあり、どれを選ぶべきか悩んでしまいます。
そこで今回は、テレビ用に設計された同軸ケーブルのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。同軸ケーブルとは何か、仕組みや構造、接続方法、さらに種類ごとのメリットをわかりやすく解説します。家庭用、アンテナの延長、アマチュア無線に適した製品などもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、20歳の時にメーカーヘルパーとして家電量販店にアルバイトとして入社、家電の世界へ飛び込む。 その後2年で家電販売員として個人で年商2億円を突破、入社5年目で年商3億円を経験、「法人ナンバーワン販売員」として表彰される。 その後15年以上家電販売員として活動し、現在はプロの家電販売員としてだけでなく、家電ライターとして様々なメディアで執筆・監修を行っているほか、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を自ら運営し、家電製品のレビュー・批評を行っている。また、家電アドバイザーの資格も有し「家電」と名の付く物全てに精通、「すべての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力している。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
同軸ケーブルとは、アンテナで受信した信号をテレビへ送るケーブルのことで、アンテナケーブルとも呼ばれます。信号を流す役割の内部導体という線をノイズから守る外部導体が覆う構造で、テレビを視聴するために必要な信号をアンテナからテレビへ伝える仕組みです。
価格は数百円からと安価ですが、製品によって形状や長さ・太さなどの構造はさまざま。構造や形状によっていくつかの規格に分類されており、ケーブルによって映像の画質も変わります。4K放送やケーブルテレビなど、視聴したい番組に適したケーブルを選択しましょう。
同軸ケーブルの接続方法は、コンセント近くに設置されたアンテナ端子とテレビをつなぐだけ。テレビの設置位置によっては壁のアンテナ端子との間に距離がある場合もあるため、必要な長さのケーブルを用意しましょう。
テレビ用同軸ケーブルを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
テレビ用の同軸ケーブルを選ぶ際には、75オームのインピーダンスに対応したものを購入しましょう。同軸ケーブルはオーディオ機器・無線機器などさまざまな電子機器で使われており、テレビの場合はインピーダンスが75オームの製品が該当します。
インピーダンスがわかりづらい場合や製品に記載がない場合は、「テレビ用」「アンテナケーブル」のような表記がされた製品を選べばOK。購入後に使えなくて困らないように、商品情報をチェックしておきましょう。
視聴したいテレビ放送への対応可否も、同軸ケーブル選びでは重要なポイント。地上デジタル・BS・CS・4K・8K・ケーブルテレビなど、使用可能な放送が記載されているため、普段見ているテレビ放送や今後視聴したい放送に適したものを選択してください。
数は少ないものの、UHF・FMなどに対応するものがあります。まれに地上デジタルに対応していないケーブルもあるので、どの放送に対応しているかしっかり確認してから購入しましょう。
同軸ケーブルにはL型・S型・F型と、コネクタの形状に違いがあります。ケーブルが伸びる方向や固定力が異なるため、テレビとの位置関係に合わせて選ぶとよいでしょう。
L型プラグの同軸ケーブルは、壁のアンテナ端子から下向きにケーブルを配線したいときに便利。ケーブルを曲げずに下向きや上向きに配線できるので、曲げすぎによるケーブルへの負担を避けられます。横向きの端子を備えたテレビにも使いやすいでしょう。アンテナ端子とテレビに高低差がある場合にも重宝します。
固定力重視なら、F型プラグの同軸ケーブルを選びましょう。接続部分をねじ込んで固定できる構造で、接触不良による映像や音質の乱れを防止。小さな子どもやペットがいる家庭で、不意にケーブルが外れてしまう懸念がある際におすすめです。
とくにこだわりがなければ、S型プラグもよいでしょう。S型はスタンダードケーブルとも呼ばれており、端子形状はL型やF型と比べるとシンプル。片側のみS型の同軸ケーブルも販売されており、アンテナ端子側のみL型・テレビ側のみF型の製品など選べるので、設置環境に適したものを探してみましょう。
ケーブルの太さは「数字+C」で表され、例えば3C、4C、5Cなどの規格に分けられています。数字が小さいほどケーブルは細くなります。この記事の解説や規格表を参考にし、アンテナ端子とテレビとの距離や耐久性のニーズに応じて最適な同軸ケーブルを選びましょう。
3Cタイプは、テレビとアンテナ端子の距離が1m・2mと近い場合や、レコーダーを中継したいといった場合におすすめです。端子間が3m以下の場合に推奨されており、直径が4C・5Cと比べて細く曲げやすい点が特徴。ほかのケーブルと輪ゴムやチューブでまとめるなど、配線をすっきりさせたい人にも適しています。
ただし、太い同軸ケーブルと比較してノイズによる信号損失を受けやすい点がデメリット。映像・音声の乱れをできる限り防ぎたい場合は、品数も豊富な4C以上を検討するとよいでしょう。
購入後に長さが足りなかった場合はケーブルの延長がおすすめです。中継接栓と呼ばれる延長コネクターが販売されており、同軸ケーブル同士の接続が可能。なお、中継接栓も同軸ケーブル同様に対応する放送や端子形状が決まっているため、事前に確認して購入しましょう。
4Cタイプの同軸ケーブルは、耐久性と取り扱いやすさを兼ねるならよいでしょう。3Cよりも太く、ケーブル本体や信号の耐久性は向上。4Cのケーブル長は3mより長く10m以下です。
同軸ケーブルとしては一般的で品数も豊富。対応するテレビ放送の種類や端子形状をしっかり吟味したい人にも適しています。
5Cタイプの同軸ケーブルは、アンテナ端子とテレビが離れている場合におすすめ。10mから20m程度と長く、部屋をまたいでの接続に便利です。3C・4Cと比べて太く、ノイズに弱い長距離配線の弱点にも配慮した設計も魅力でしょう。
一方、ケーブルが太いぶん曲げにくいため、近距離で細かく曲げながら配線するようなシーンには向きません。距離が近いなら3Cや4Cのケーブルを選ぶとよいでしょう。
なお、同軸ケーブルにはさらに長くて太い7Cタイプもありますが、ビルや集合住宅の共用配線に使用するものがほとんど。一般家庭のテレビ用には3C・4C・5C程度で十分です。
テレビとレコーダーを併用するなら、分配器の有無も確認しておくとよいでしょう。1つのアンテナから分配して2台の機器に接続すれば、テレビとレコーダーで異なる番組の視聴・録画が可能。裏番組録画用のケーブルとして活躍します。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||
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使用可能放送 | プラグ形状 | 分配器付き | |||||
1 | ハンファQセルズジャパン Hanwha アンテナケーブル | ネジ式F型ストレート・プッシュ式L型採用 | 地上デジタル、4K、8K、CS、BS | F型 | |||
2 | タローズ アンテナケーブル | 柔軟で取り回しやすい。4K/8K放送に対応 | 地上デジタル、4K、8K、CS、BS | F型 | |||
3 | Dbilida SDIケーブル | 銀メッキ銅線採用のケーブル。安定した信号伝送を行える | 不明 | 不明 | |||
4 | ハンファQセルズジャパン アンテナケーブル|UMA-ATC15 | 両端にF型接栓コネクタ採用。しっかり接続できる | 地上デジタル、4K、8K、CS、BS | F型 | |||
5 | ホーリック アンテナケーブル|HAT30-921LS | 地デジ・BS・CS放送に加え、4K8K放送対応 | 地上デジタル、4K、8K、CS、BS | F型/L型 | 不明 | ||
6 | タローズ アンテナケーブル|4CFF-01WH | やわらかい素材で取り回しやすい | 4K、8K、地デジ、BS、CS、CATV | F型ネジ式 | 不明 | ||
7 | DALIZA セパレーター | HF・VHF・FMラジオ対応で高耐久 | 地上デジタル、FM、VHF | F型 | 不明 | ||
8 | TUOLNK 同軸ケーブル|SC4-RG316-SMAK | 外部ノイズ低減で安定接続。幅広い機器で使用可能 | 不明 | S型、L型 | |||
9 | RAYWILL BNC変換ケーブル|RW-BNCRCA-005 | OFCを採用し、高速かつ正確な信号伝送を実現 | 不明 | 不明 | |||
10 | SZRMCC 同軸ケーブル 15cm | カメラとモニターの接続に使える、15cmの同軸ケーブル | 不明 | 不明 |
従来の地デジ・BS・CS放送に加えて、最新の4K8K放送にも対応。L字差込式コネクタは、狭い隙間にあるアンテナコンセントへの接続にぴったりで、機器にはもう一方のネジ式コネクタでしっかりと接続可能です。幅広い周波数帯域で安定した伝送が可能なS-4C-FB規格を採用しています。
使用可能放送 | 地上デジタル、4K、8K、CS、BS |
---|---|
プラグ形状 | F型/L型 |
分配器付き | 不明 |
使用可能放送 | 地上デジタル、4K、8K、CS、BS |
---|---|
プラグ形状 | F型 |
分配器付き |
1位: ハンファQセルズジャパン|Hanwha アンテナケーブル
2位: タローズ|アンテナケーブル
3位: Dbilida|SDIケーブル
4位: ハンファQセルズジャパン|アンテナケーブル|UMA-ATC15
5位: ホーリック|アンテナケーブル|HAT30-921LS
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