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BMW NEW 1-SERIES
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MERCEDES-BENZ A-CLASS
突き詰めると形状は似てくる?
「BMW 1シリーズ」と「メルセデス・ベンツ Aクラス」のボディサイズはほぼ同一だが、全長とホイールベースに関してはAクラスのほうが長い。BMWは、ラグジュアリー志向のメルセデス・ベンツよりもスポーツ性を重要視しているメーカーだ。ホイールベースが短いということは、その分ハンドリングおよび回頭性が期待できる。
面白いのはボディのフォルムがとてもよく似ている点だ。メルセデス・ベンツもBMWも空力を重視した上でボディを造形していることは間違いない。航空機やF1がそうであるように、空力を突き詰めた結果、同じようなスタイリングとなった可能性がある。
BMW New120
ボディサイズ=全長4370mm×全幅1800mm×全高1465mm
ホイールベース=2670mm
車両重量=1460kg
タイヤサイズ=205/55R17
メルセデス・ベンツ A180
ボディサイズ=全長4430mm×全幅1800mm×全高1440mm
ホイールベース=2730mm
車両重量=1400kg
タイヤサイズ=205/55R17
エンジンはやはり新型のほうが有利か
120は直列3気筒、A180は直列4気筒という違いがあるが、両車ともにマイルドハイブリッドシステムを採用している点では共通している。一方で排気量は120が1.5リッター、A180は1.3リッターとなっている。これが20PSのパワー差につながったといえるだろう。トルクに関しては10Nmの差となっている。両車の重量差は60kgで120のほうが重いが、加速感に関してはそれほどの違いはなさそうだ。
BMW New120
エンジン形式=直列3気筒DOHCターボ
排気量=1498cc
最高出力=156PS/5000rpm
最大トルク=240Nm/1500〜4400rpm
トランスミッション=7速DCT
駆動方式=FWD
メルセデス・ベンツ A180
エンジン形式=直列4気筒DOHCターボ
排気量=1331cc
最高出力=136PS/5500rpm
最大トルク=230Nm/1650〜3500rpm
トランスミッション=7速DCT
駆動方式=FWD
1シリーズは最新かつ安い
両車はほぼ同一の価格帯だ。ただしA180はデビューから比較的時間が経過しているが、120は最新型であるがやや安価となっている。運転支援機能もインフォテイメントシステムも最新であることを考えれば、120の方がバリューが高いといってよいだろう。