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BMW 1-SERIES
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BMW NEW 1-SERIES
新型のボディはよりスポーティに
「BMW 1シリーズ」新型と旧型のボディサイズを比較してみると、違いは全長4370mm(先代比+15mm)、全高1450mm(同−15mm)のみとなっている。ホイールベースと全幅は同じなので、プラットフォームが大きく変わったわけではなさそうだ。
1シリーズは3代目からハッチバックのFWDとなったが4代目もそれを踏襲している。しかし、フロントグリルに新デザインを採用するなど、スポーティな印象を高めていることが見て取れる。
気になるのはタイヤサイズが大きく変わった点だ。新型は旧型よりも細いタイヤを履いている。近年、ヨーロッパではタイヤの粉塵も環境問題として扱われるようになった。その対策が施されたのかもしれない。
旧型BMW 118i Play
ボディサイズ=全長4355mm×全幅1800mm×全高1465mm
ホイールベース=2670mm
車両重量=1390kg
タイヤサイズ=225/45R17
新型BMW 120
ボディサイズ=全長4370mm×全幅1800mm×全高1450mm
ホイールベース=2670mm
車両重量=1465kg
タイヤサイズ=205/55R17
エンジン本体は同じでも新型はマイルドハイブリッド
エンジンは両者ともに1.5リッター直列3気筒のダウンサイジングターボユニットだが、新型は旧型の改良版エンジンを搭載している。
ただ、新型はマイルドハイブリッドシステムを新たに取り入れており、最高出力20PS/5500rpm、最大トルク55Nm/0~2000rpmのモーターが搭載されている。マイルドハイブリッドを採用した分、低速域での加速やエコ性能が向上していることが期待される。
旧型BMW 118i Play
エンジン形式=直列3気筒DOHCターボ
排気量=1498cc
最高出力=140PS/4600rpm
最大トルク=220Nm/1480〜4200rpm
トランスミッション=7速DCT
駆動方式=FWD
新型BMW 120
エンジン形式=直列3気筒DOHCターボ
排気量=1498cc
最高出力=156PS/5000rpm
最大トルク=240Nm/1500〜4400rpm
トランスミッション=7速DCT
駆動方式=FWD
価格に大きく差はなく新型を選ぶべき
新型は旧型に比べほぼ同格のグレードで2万円のアップにとどまっている。昨今のコスト高を考えると、これは輸入元の努力の結果といえるかもしれない。しかも新型はマイルドハイブリッドである。
前述のとおり、新型は新たなボディデザインを採用したことでスポーティ感が増加した。好みの問題だが、より洗練されているのは新型だろう。また、インフォテインメントシステムには最新の「BMWオペレーティングシステム9」を採用している。新型はより安全で快適、そして楽しいドライブが体験できるモデルに進化していると期待できる。