期限切れのフィルムや写ルンですを使い切っているうちに、久しぶりにフィルムで撮ることが新鮮に感じられて、新たにコンパクトなフィルムカメラ(OLYMPUS 35 ED)を買い足して写真を撮っている人の記録。
そんなカメラは見事に光漏れ(ライトリーク)しまくりで、なんともいえない写真を量産しております。前回の立山に引き続き、GWに行ってきた尾瀬のフィルム写真をお届けします。
OLYMPUS 35 EDに入れたネガフィルムは引き続き「Kodak UltraMAX400」。一枚目の至仏山(↑)は半分真っ赤になっていますが、ちゃんと撮れている写真もあるんだよなぁ……。
恐らくですが連続して何枚か撮る流れの中で、パトローネから引き出されてすぐに巻き取られた写真は比較的無事なのかも。シャッターを切った後、巻き上げてない間に裏蓋の隙間から入った光で感光してるのかも。
左右の半分ぐらいのところで強く感光してるのはどんな状況なのだろうか……?
ちゃんと写っていた至仏山。手前は牛首分岐。
雪が残った池塘と燧ヶ岳。
なんとなく妻と交互に記念写真を撮ってみたりとか……。
やはり連続して切ったコマは感光が少ない。
Kodak UltraMAX400、かなりこってりした色味でコントラストも強め。昔よく使ってた富士フイルムのネガで撮った写真とか随分違う印象です。
木道の間で咲いていた水芭蕉。恐らく最短撮影距離の描写、かなり綺麗に写ってますね。
ここで撮り終わったフィルムを「Kodak GOLD 200」に交換します。昔はほぼフジフイルムしか使ったことありませんでしたが、現在は比較的買いやすいネガフィルムとなるとコダックのこの辺りぐらいです。
いきなり色味が変わりましたね。外で使うからISO200ぐらいの方がいいかなと思ったけど、UltraMAX400ぐらい濃厚な方が山では合うかもしれません。
水芭蕉を撮ってみても、さっきとは随分雰囲気が変わりました。
なんだかノスタルジックな雰囲気に。
フィルムらしいといえばらしいですが、個人的にはUltraMAX400の色味の方が好きです。
しばらく使えないコマが続いていきなり至仏山の中腹。
どうしてこんなに白飛び。プログラムAEなのに露出オーバーなのか?
至仏山下山中。
2枚連続して撮って1枚目が真っ白。感光なのかプログラムAEがちゃんと作動してなかったりする?
ちゃんと写っているのは写ってる。やっぱり発生条件が分からない。
カメラが致命的に壊れているという訳ではないと思うので(プログラムAEが少し怪しい気もしますが)、まずは光漏れの対策に裏蓋周辺のモルトプレーンを貼り直してみることにしました。
デジタルカメラで撮っていた尾瀬の様子はこちら。