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ここ数日の雑記

今読んでいる本

まだ読んでいる途中ですが,ショーペンハウアーの「読書について」を読んでいます.

読書について

内容はなかなか辛辣で,思索に耽ることなくひたすらに本を読む人間,匿名で批評をする人間を皮肉な比喩をもって批判しています.匿名でブログをやっている筆者にはなかなか耳の痛い内容です.ショーペンハウアーが,現在のtwitterを見たら,どう思うかが気になります.匿名の自己主張と揚げ足取りが跋扈するあの世界は,彼の生きていた当時より,状況が劣悪なのは間違いないでしょう.

ラジオ波のマッサージ

先日,久々にマッサージを受けました.担当者に勧められるままに,ラジオ波の施術を受けました.じんわり温かい感触が気持ち良かったです.筆者は高校生の頃から肩凝りに悩まされており,なんとか肩凝りを軽減したく,日頃から毎日湯船に浸かって体を温めたり,時折肩を回したりしていますが,一向に改善はされず…… 今回ラジオ波を受けたところ,まるで肩周りの筋肉を取り替えてもらったかのように,肩凝りが無くなっていたのには驚きました.

ただ,一晩寝た翌朝,肩凝りはいつもと変わらず発生しました.これは寝相のせいか,枕,マットが体に合っていないせいのどちらかと考えられます.肩凝りになりにくい寝具ってあるのでしょうか? 寝具屋さんに尋ねに行っても,どうせ寝具を買わされるだけなので(床屋に行って「髪を切った方が良いか?」と尋ねるようなもの),如何ともし難いです.利害関係のない,信用できる人に尋ねるのが良さそうです.どこにいますかね?

セルフメディケーション税制

先日,日経新聞のメール配信を見ていると,あまり知られていない所得控除,といった特集で,セルフメディケーション税制が挙げられていました.

以下,国税庁のホームページ(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/keisubetsu/self-medication.htm)より引用します.

 

健康の保持増進及び疾病の予防として一定の取組を行っている方が、その年中に自己又は自己と生計を一にする配偶者その他の親族のために12,000円を超える対象医薬品を購入した場合には、セルフメディケーション税制」(通常の医療費控除との選択適用)を受けることができます。
この控除を受ける場合には、通常の医療費控除を受けることができませんので、ご留意くださ

い。

------引用ここまで------

例えば,以下のマークのついた薬を年に2万円ぶん買っていた場合,8千円ぶんが控除の対象になります.

筆者の救急箱をざっと見て見ますと,クラシエの葛根湯とバファリンルナにはマークが入っていました.いっぽう,正露丸糖衣Aと太田胃酸A錠剤にはマークが入っていませんでした.今後市販薬を買う際に迷ったときは,マークの有無を参考にしても良いかもしれません.

ただし,レシートが必要になる点は注意ですね.そもそも,年に1万2千円以上も市販薬を買うことがあるのか,という疑問もあります.この一年間,レシートを取っておいて検証してみたいと思います.

最強寒波が来るそうで

今週末,日本海側を中心に大寒波が来るそうですね.不要不急の外出は控えるように,というコロナ禍以降お馴染みになったフレーズを報道で見かけました.不要であるか,不急であるかは,いったい誰がどうやって判断するのでしょうか? 

どうでも良いですが,「最強寒波」を入力すると,予測変換で「最強カンパ」と出てきてちょっと面白かったです.カンパした金額の多寡で強弱が決まるのでしょうか? 不要不急よりは判断基準が定量的で分かりやすいとは思います.

Amazon初売りセールで何を買うか?

Amazonの初売りセールが今日まで(1/7)であることをすっかり忘れていました.しかし,消耗品で切らしそうなものはなく,買いたいものも思いつかず,とても1万円以上にはなりそうにありません.買うものがないなら無理して買う必要もないのですが,1万円以上の購入で付随してくるはずのポイントが惜しく感じてしまいます.こうした消費者心理に漬け込むAmazonの戦略に乗せられている筆者です.

と書いている途中で,モネの絵のジグソーパズルを買おうかと,思い立ちました.実は筆者と実家の家族は,ジグソーパズルが好きで,年末年始はジグソーパズルを組み立てるのが恒例でした.今年は帰省しませんでしたし,掃除と読書を優先して,ジグソーパズルはやりませんでした.先日モネの絵を鑑賞したこともあり,せっかくならジグソーパズルを買おうかと思ったのです.

Amazonで検索すると,色々種類が出てきました.これなんか良さそうに思いました.

モネ 睡蓮のジグソーパズル

しかし,カートに入れようとして気づきました.いつこれを組み立てられるでしょうか? 完成品は38×58 cmで,どう考えても,独り暮らし向けの折り畳みローテーブル一杯一杯です.したがって,まとまった休みに集中して組み立てることになりますが,そうなるとゴールデンウィークまでお預けになります.となると,今買わねばならない,ということはない,という結論になります.

ということで,今回のAmazonセールはお見送りですね……

千歳に行くかもしれない

仕事の話はしない,といったことを昨日書きましたが,今日は早速その例外となります.

どうも,仕事の関係で,3月まで千歳へしばらく出張になりそうなのです.何もこの冬の時期に,と思いましたが,仕事は季節に無関係ですのでやむを得ません.せめてもの抵抗を試みて,いくつか言い訳(もちろんホラではない本当の話)を上司にして再考してもらっていますが,おそらく今週中には千歳行きが確定するでしょう…… 聞いた暫定の出張開始日が,転職の面接日と被るのをどうにかしないといけません.面接日は1月の下旬なので,猶予がないわけではありませんが,明日エージェントに相談しなければなりませんね.

天気を調べると,北海道は最低気温が-10度の世界のようですね…筆者は北陸の出身で,雪に耐性はありますが,気温-10度は経験が無く.想像しただけで震える思いです.

震えてばかりいても仕方ないので,さきほどChatGPTに千歳おすすめご飯を紹介いただきました.ラーメン屋,ジンギスカン,寿司屋,と想像の範疇のラインナップでした.リンクが正確に貼られていた点は驚きました.半年前に横浜のデートスポットをリンク付きで尋ねた時は,出鱈目なリンクを貼って返してきたものですが,OpenAIの人たちの頑張りをこのタイミングで感じるとは……

旅行の経験が乏しい

よくよく考えてみると,筆者はこれまで一度も北海道に行ったことがありません.ちなみに沖縄もありません.そもそも旅行の絶対数が乏しいです.筆者の両親がそもそも旅行好きで無く(家が貧しかったのもあると思いますが),旅行に行った思い出自体が少ないです.大人になってからも,コロナが流行り始めたというのもあって,なかなか旅行に行く機会がありませんでした.

海外旅行など,高校時代の台湾修学旅行の1回きりです.せっかくならヨーロッパのサッカーを現地観戦しに行きたいのですが,1人で初めて行くのは,流石に怖く感じます.

国内だと,ワインの美味しい長野か山梨が良いなと思います.ここまで書いて,北海道にも有名なワイナリーがいくつかあるのを思い出しました.千歳行きが少しだけポジティブになりました.

英会話教室の話

先日,新年最初の英会話教室に行きました.年末からのブランクがあった割には,文法上のミスが少なく会話できたことが,自分でも驚きでした.睡眠学習ならぬ休暇学習の成果でしょうか? 内容自体が季節柄の活動について話すもので,いくらでもテーマを捻出しやすいものであったのも大きいでしょう(例えば山へ出かけるのは,真冬以外は行いうるレジャーかと思います).

英会話教室は年度末までの契約で,更新のつもりはありませんでしたが(費用・時間対効果が悪いと感じたため),授業がうまく捗ると,ついついやる気になってしまいます.

明治神宮への参拝と和食ランチ

明治神宮へ行った話

先日,明治神宮へ初詣に行きました.年末年始は実家へ帰って,仕事始めの前日に上京することが多かったため,東京の神社に年始に参拝する機会は,初めてのことでした.

さぞかし人でいっぱいだろうと覚悟して行ったのですが,朝早い(といっても10時くらいですが)時間に行ったからか,思っていたほどは混んでいませんでした.

原宿駅近くの鳥居の様子

一礼して鳥居をくぐり,参道を歩いていくと,グエーと奇妙な鳴き声が聞こえてきました.

声の主を探すと,鳥がいました.

Google Lensによると「アオサギ」だそうです

何かに対して威嚇しているのか,独特の声で泣き続けていました.その声で耳目を集めて,よりストレスになって鳴き声を助長していないか,少し心配になりました(だが写真は撮る).

ここで参拝をしました

本堂に着くと,それほど混んでおらず,5分足らずでお賽銭を投げ入れることができました.連れによると,元日だとこうはいかず,500 mほど続く長蛇の列になるらしいです.寒い中行列に着くのはなかなか堪えるので,空いているタイミングを狙って行って本当に良かったです.

周囲では,全国の小・中学生の書き初めが展示されていました.筆者も子どもの頃,祖父から書道の手ほどきを受けましたが,彼ら彼女らほど達筆ではありませんでした.太い筆をうまく使いこなして,雄大に書かれた作品ばかりでした.

出口へ向かう途中で,お守りやおみくじを売っている箇所につきました.せっかくなので,おみくじを引くことにしました.棒の入った箱を振り,穴から出た棒に記された番号を係の人に伝えて,番号に対応したおみくじをもらうシステムでした.てっきり箱から直接引くものと思っていたのですが,そうではなく,しかも明治神宮の場合,大吉とかの吉凶を占う仕様ではないそうです.私はおみくじを引く習慣がないので,まるで無知だったのですが,おみくじ界隈では常識なのでしょうか?

要約: 変な隠し事はするな

隠し事や後ろめたいことは全くない,という人はおそらく稀少ですので,多くの人にとって身につまされるお言葉でしょう.こういったありがたいメッセージをいただけるようです.

連れは,お守り売り場でお札を買っていました.お守りの商品一覧を見ていましたが,交通安全や家内安全,出産だとかで,用途が10種類以上ありました.もう少し選択と集中をして,在庫を最適化する余地があるのではないかな,と思った次第です.総合感冒薬のようにオールマイティなお守りもあったようですので(「開運」と書いてあった記憶),なおさらそう思いました.

昼ごはんが美味しかった話

明治神宮の後は,所用もあり,代々木上原へ行きました.ランチの時間帯でしたので,駅前で開店しそうなお店を散策していたところ,開店前にも関わらず,行列ができている店がありました.寒い中並んでいるということは,良い店である確率が高い,と判断し,列につくことにしました.

「酒処 小林」という店で,普段は夜にお酒と小料理の店でやっているようですが,和食のランチを土日祝でやっているようでした.12時の開店直後で25席ほどの店内があっという間に満席になり,なお外で10名は順番待ちになっていたようでした.筆者は11時50分頃に並んだおかげで,なんとか開店直後に席につけました.

なるほど,店内の雰囲気や装飾が凝っており,これは確かに人気があるだろうな,と思わせました.夜の場合,一層装飾が映えるだろうな,とも思いました.4種類ほどある定食から,筆者は若鶏と茄子の柚おろし煮定食を注文しました.

若鶏と茄子の柚子おろし煮定食

揚げたての鶏肉のサクサクの衣と,煮汁の染みたおろしの組み合わせが最高でした.付け合わせの小皿も一工夫あり,右上のひじきとお揚げの和物は,佃煮のように食べてもらう意図で,ご飯に合うよう濃いめの味付けで少量が添えてありました.左のアサリと白菜の和物もあっさりした出汁であえており,口直しに最適な副菜でした.ポテトサラダも,マヨネーズが控えめで,他の和食の味を邪魔しない体裁になっていました.総じて,非常に美味しい定食を意図せずいただけました.

連れの食べていた豚の角煮定食を少し分けてもらいましたが,中華風の濃厚な味付けでなく,和風のあっさりとした出汁で煮てあり、ほろほろに柔らかく素材の滋味を味わえる一品でした.機会があれば他の定食もいただきたいです.あとお酒も.

終わりに

予想はしていたことでしたが,平日の仕事終わりにブログを書くのは簡単じゃないですね……仕事の話をするわけにいかない以上,仕事の合間に考えたこととか,通勤中に読んでいる本の話とかが今後は主になるかな,と想像しています.何もしていない時間が惜しくなる(毒にも薬にもならないので),という副次効果を,ブログを始めたことで得られていますので,ポジティブに捉えて努めてまいります.

年末年始の読書と特別なワイン体験

年末年始に読んだ本の話

年末年始の間,(1人で退屈だったので)本をいくつか読みました.今日は読んだ本について書きたいと思います.

「BCGが読む経営の論点 2025」(ボストン コンサルティング グループ編,日本経済新聞出版社)

この本を知ったきっかけは,確かBusiness Insider Japanのメールマガジンだったかと記憶しています.編集長クラスの方が,今読んでいる本として紹介していて,今後数年の世の中のトレンドを知りたいと思っていた筆者にピッタリだと思い,購入しました.

本書は,日本が世界で勝つための経営の論点を10個提示し,その解説をしています.読んで,筆者が印象に残った章をいくつか感想と共に以下に挙げます.

2章「自動車の未来」では,「シナリオプランニング」という手法で,自動車業界の未来の戦略を検討しておりました.本手法では,自動車技術(EV, 自動運転)の今後の普及が,急進的か保守的か,あるいはその中庸かで3パターンを想定し,各パターンを念頭に経営方針を定めていました.筆者はこの手法について初耳でしたので,自動車業界という例示を持って本手法を知ることができて良かったです.ただし,今後の市場予測について,根拠や出典を明示せずに断定的に記述されている箇所がある点が気がかりでした.この点は2章だけに限った話ではありませんし,おそらく意図的に隠しているのでしょう.

6章「物流を変革する」では,日本の物流が抱えている問題を,理路整然に記述されていました.筆者が乱暴に一言でまとめるならば,物流業者の現場努力で賄われるのが当然になっていることが構造的な問題だ,といったところでしょうか.複数企業が協調して新たな物流を立ち上げる実例の項目で,「競争は商品で物量は共同で」というフレーズが印象的でした.

7章「プライシングを進化させる」では,今の日本企業では,周囲のトレンドに付随する形の,理念なき価格改定が多すぎる,という話から始まり,これからは戦略的プライシングをいかに行なっていくか,という話がなされていました.本来,プライシングは企業が継続的に利益を上げるために必要な組織能力であり,いわば筋肉だ.という記述はわかりやすかったですが,著者がこの比喩を気に入ったのか,筋肉というフレーズがこの後複数回出てきたのが面白いなと思いました.

故郷/阿Q正伝 (魯迅著,藤井省三訳,光文社古典新訳文庫)

定期的に阿Q正伝を読み返しています.これは,筆者自身の肥大しがちな自尊心を戒める意味があります. 新卒入社1日目に,上司から直接「余計なプライドは捨てろ」とサシで言われたくらいです.

読み返していつも印象に残ることは,無学で粗野な阿Qに皆迷惑しているのに,周囲の人は誰も阿Qの性格を正そうとか,手を差し伸べることを全くしないことです.逃げるか追い払うかのどちらかで,もはや害虫のような扱いです.学校にいるうちは先生が,こうした問題児を矯正するのでしょうが,社会では,阿Qのように認知に歪みを抱えた人間はそのまま放置され,本人は自覚しないまま,生きづらい方向へ堕ちていく,ということでしょう.恐ろしいことです.

ワインバーに行った話

先日,以前から気になっていたワインバーへ行ってきました.新春ということで特別なワインをいただけるようになっており,なんと,お通しでシャンパーニュが出てきました.

アンドレ・ディリジャン シャンパーニュ アッティシズム ブリュット

桃と洋梨の香りが印象的な,美味しいシャンパーニュでした.RMということで,手には入りにくいかもしれませんが,見かけたら入手しようと思います.

今回はせっかくなので,有名な(つまり高価な)ブルゴーニュをグラスで3種いただきました.

クロード・デュガ ジュヴレ・シャンベルタン 2022

いきなりデュガをいただきました.ジュヴレ・シャンベルタンらしく,濃厚で力強い味わいでした.マスターによると,鉄分が多い土壌ゆえ,そうなるとのことでした.

ドメーヌ・アンリ・グージュ ニュイ・サン・ジョルジュ クロ・デ・ポレ サン・ジョルジュ 1er 2022

(ピントがグラスに合ってしまい恐縮です)

これが個人的に1番お気に入りです.口に含んだ時の,信じられないくらいの滑らかさに驚きました.さきほどのデュガが綿ならば,こちらはシルクでしょうか.しっとりとした,頭を肩にもたげたくなるようなワインでした.

ドメーヌ・ミシェル・マニャン クロ・ド・ラ・ロッシュ 2020

ビオディナミということで,少しだけクセのある香り(畑の堆肥の香り)がありましたが,筆者は田舎育ちで堆肥の匂いは慣れっこなので,全く嫌にはなりませんでした.味は少し閉じ気味でしたが,大地の地平線を思わせる余韻が印象的でした.

品のあるマスターの解説も勉強になりました.またぜひ行きたいと思いました.流石に給料日まで待ちたいところですが……

続・2024年の振り返りと2025年の目標

昨日,2024年のトピックとして,以下3点を挙げました.

1. 色々新しいことを始めた
2. 意中の人と交際できた
3. 転職活動を始めた

これらを踏まえた上で振り返ると,反省点・改善すべき点もいくつかあったなと思います.

2024年の反省点

1.手を出し過ぎた

新しいことに色々挑戦したのは良いものの,反面,多くのことを同時に始めた弊害もありました.同時並行はやはり難しく,自身のキャパシティを超えてしまったな,と思います.

英会話教室に通い始めましたが,週1回40分の授業だけでは,英語力に劇的な改善は見られません.かといって,他に転職活動を始めたこともあり,英語の自習時間を充分に確保できませんでした.本業にも支障があり(授業に行くために仕事を明日に持ち越したことがあった),時間の適切な配分ができなかったな,と反省しています.

今後,新しいことを複数同時並行に始めるのは避けようと思います.やりたいことが複数ある場合,優先したいこと1つをまず始め,少なくとも1−2ヶ月様子を見て,別のことを並行して始めるか,あるいは,別のことに切り替えて始めるかする,という方針で今後は挑みます.

2.交際相手をしばしば怒らせた

交際中,相手を怒らせることがありました.原因としては,筆者の率直すぎる物言いがありました.思っていること・考えていることは素直に口にすべき(婉曲的な物言いは遠回りで,真実に辿り着くのが遅くなるだけだから)という考えのもと,しばしば言いすぎたことが反省点です.言い訳にはなりますが,友人がほとんどおらず,プライベートな場のコミュニケーションの絶対量が不足している自覚があります.そのため,職場と同様の物言いをプライベートでもしてしまう傾向があると思います.

一度口をつぐんで,自身の心の中で顧みて発言する習慣をつけねば,と思います.特に,職場における,業務進捗を優先した包み隠さない物言いは,プライベートでは切り替えて自重する意識を持ちたいところです.

3. 長すぎる転職活動期間

7月から転職活動を開始して,現在に至りますが,約半年が経過しております.率直に言って,転職活動の期間としては長すぎると思います.長期にわたることで,転職検討に伴う企業研究や面接対策などの活動が中弛みしたことは否めません.

また,転職を考えていると,どうしても本業へのモチベーションが上がらず,業務成績も芳しくありませんでした.おそらくですが,転職を考え始めて3ヶ月以内には転職先を決めるのが,本業への支障を考えるとベターであったかと思います.

時間がかかってしまったこと自体は,今となっては仕方がありません.今エントリーをしている2件の結果をもちまして,いったん活動は休止して本業にフォーカスしようと思います.

年始の抱負

去年の取り組みや反省を踏まえて,今年は以下の3つを目標にしたいと思います.

1. 読書での勉強(年50冊を目指す)

ここ数年間を振り返って思うことは,自身は社会人としての教養,知識を学習する意識が欠けていた,ということです.仕事中は仕事のことについて考えたり勉強したりはしますが,就業時間が終わった後や休日は,自己の鍛錬などせずに,娯楽・遊びに従事しすぎたな,と反省しています.当時流行り始めたワーク・ライフ・バランスという言葉を,鵜呑みにしていました.今年からは,もっと仕事や自己の鍛錬に比重を置いて,投資した方が良いと判断しています.

そのために,週に一冊は「ためになる本」を読んで,自身の教養を少しでも高めていきたいと思います.もっとも,「ためになる」の判断基準が当面の課題になりますが……

2. 転職か副業で年収を増やす

転職は実現できれば良いですが,相手の企業の事情もあるので,簡単には叶わないでしょう.まして,筆者の場合,年収面がネックになっている状況です.エージェント曰く,年齢やキャリアの割に多くもらいすぎているとのことです.これは筆者のスキルや実績が優れているわけではなく,たまたま当時の上司に気に入られたり,組織変更の潮流に乗って役職が上がっただけだったり,に過ぎません.自身のこれまでのキャリアについて,年収に見合った説得力ある説明ができないことも,転職がうまくいかない理由の一つかな,と自己分析しています.

話が脱線しましたが,転職によって年収の増加が難しい場合には,副業も選択肢になるか,と考えています.具体的な内容は検討中ではありますが,できれば自分の専攻に沿った副業が良いな,と考えています.ぼんやりした理想を言えば,理系のライターなどですが,これが市場にどれだけ需要があるかをそもそも知らないし,自身にライターの素質があるかも不明です.

年収を増やしたい理由は,ほとんどが3つ目の理由に集約されます.

3. できれば結婚

これは相手しだいでもありますが,実現すると良いな……

 

2025年の年末年始あたりに振り返って,自身の抱負がどのくらい達成できたか見てみたいところです.

最後までお読みいただき,ありがとうございます.

輝かしい未来へ向かって放て! なヘラクレス

 

2024年の振り返りと2025年の目標

いままで,筆者は人生をその場その時の選択で凌いできた自覚があり,年始だからといって,特に振り返りや目標を立てたり,といったことはしてきませんでした.ただ,30代に入って思うことは,今後は戦略的に自身の選択をしなければ,自身は飛躍的な成長を期待できないのでは,ということです.せめて平生と異なることをしなければ,成長線の傾きを上げることはできないでしょう.

そこで,今年は,去年を簡単に振り返った上で,今年の目標を立ててみようと思います.

2024年のトピック3点

自身の2024年を一言で総括すると,「変化の布石を打った年」でしょうか.以下の3点のトピックはいずれも,現状を変えたい,という動機が根底にあると感じます.

1. 色々新しいことを始めた

今年は,英会話教室に通い始めたり,オイルマッサージを受けてみたり,など,自身がいままでやって来なかったことに手を出した1年でした.

英会話教室は,自身の英語への苦手意識(特にリスニング・スピーキング)が発端です.職場が外資系の関係で,今後の出世には英語力が要求されることは以前から分かってはいたので(上司が外国人になることが目に見えていた),以前から何かをしなければ,と思っていました.自身の独学では効率や継続力の点で不安があったので,お金を払う形で(10万円くらいした記憶)やってみようと決意し始めました.

オイルマッサージは自身の体調からの要請があったからです.つまり,積年の肩凝りが酷くなり,定期的にマッサージをしないと重くてどうにもならない段階になったからです.いままで,オイルマッサージは女性が受けるもの,という固定観念があり,なかなか足を踏み入れることができなかったです.しかし,両肩からの圧力が限界に達し,始めてみました.受けた後,2週間ほどは肩が軽い状態で生活でき,肩凝りも以前ほどは酷くない感覚です.ただ,1回につき1万円ほどかかるので,月に1回が精一杯ですね.

他にも色々新しく手を出したことがあり,特に大きなもの2つは,次の2. 3. にて個別にピックアップしました.

2.意中の人と交際できた

これはマッチングアプリを始めた成果です.「Dine」というアプリを始めたのですが,このアプリは,気になる異性とマッチしたら,まずレストランで会って食事をしながら話をする,というシステムです(予約はアプリ運営側がやってくれる).既存のマッチングアプリは,マッチしたらまずチャットでメッセージをやり取りすると思うのですが,筆無精の筆者には,知らない人と気の利いたチャットができそうにないと思い,「Dine」にしてみました(外食が好きで,東京の気の利いた店に行けるのも良し).

おかげで,良い人に巡り会えて,交際に至っています.普段の自分の生活圏では絶対に知り合えなかったであろう人で,アプリを始めて良かったな,と思います.交際に至らなかった人たちとも,アプリのおかげで出会えて,十人十色なバックグラウンドを伺えて楽しかったです.

3.転職活動を始めた

7月あたりから,転職活動を始めました.(1)上司と反りが合わず,(2)現状の技術職一筋でやっていく気になれず,(3)自身のビジネススキルが他で通用するか不安,というのが主な動機です.

日経転職板に登録したところ,色々なエージェントからアプローチがありました.ほとんどがシステムによる自動送信でしょうが,世にこれだけたくさんの転職エージェントがあることに驚かされました.いくつかのエージェントと(有名どころもそうでないところも)やり取りをし,現在も活動中です.

技術営業や技術コンサル,といった方面で検討しているのですが,年収面でネックになっており,転職には未だ至っておりません.年収が下がる転職はもちろんしたくありませんし(1−2年で元に戻る公算があるならその限りではない),応募した企業の中には,年収面やキャリア変更(技術職からコンサルへ)に対する懸念を表明される方もいました.幸い信用に足る(筆者より賢く,有益なアドバイスをいただける)エージェントに巡り会えたこともあり,2025年も引き続きやっていければ,と思います.

長くなったので続きは明日に

思いの外,書き始めると長くなりました.元々このブログは長いと思いますが,これは,長文を安定して生産できる力を身につけたい,という理由があるからです.だいたい2000字くらいを目標にやっておりますが,2024年の反省と2025年の抱負は明日に持ち越したいと思います.

最後までお読みいただき,ありがとうございます.

(自己を顧みて)考える人

 

年末の八芳園と年始のモネ展

昨年の個人的ベストショット

昨年撮ったiPhoneの写真を,年末にじっくり整理していました.色々なところに赴き,行ったついでだからとパシャパシャ写真を撮りましたが,やはり昨年は八芳園のライトアップが素晴らしかったな,と思います.

昨年末の夜に八芳園のライトアップを見に行ったのですが,日本庭園の趣とブルーライトの幻想的な演出が組み合わさった,素敵な体験ができました.

2024年末夜,八芳園にて

写真には凝ったこともなく,これからも凝る予定は特にありませんが,青色が綺麗に撮れました(信じられないことに,無加工でこの色合いです).素人が無造作に撮ってもこれだけの写真が撮れるiPhone 16も良い仕事をしています.

八芳園の盆栽たち

庭園には,盆栽も並べてあり,その一つひとつが樹齢100年越えのものばかりで,中には400年もの(!)もありました.こんな貴重なものが屋外に,しかも手が触れられるような形で並べてあることが,まず驚きです.触ったり,ましてや盗んだりする不届者は来ない,という暗黙の了解がなければできないことです.

外は冷えて寒かったですが,貴重な景色を見られて良かったと思います.今度は日中に行きたいなと思います.

元日夜の食事とワイン

元日の夜は,ウィーンフィルニューイヤーコンサートをテレビで観賞しながら,鯛のカルパッチョシャンパーニュを味わいました.

鯛のカルパッチョ

カルパッチョにかかっている茶色のソースは,だしパックの粉末を油で軽く煮て,冷やしたものです.茅乃舎のレシピに載っていたものを踏襲したのですが,味はまあまあ,といったところでした.カルパッチョは,やはり洋風の味付けをした方が良いなと感じました.

エドシック・モノポール レッドトップ セック

たまにはセックも飲んでみようか,と思い購入したものです.洋梨の香りを強く感じました.味わいはセックらしく甘めで,寒い冬には悪くないな,と思いました.メーカのサイトを見ると,お節料理にも合うらしいですね.本当ですかね? 数の子とかはまず無理だと思いますが……

モネ展へ行きました

2日の午後に,上野の国立西洋美術館へ行きました.お目当ては前々から行きたいと思っていた,モネ展です.相当盛況だと噂で聞いており,年明けならそれほど混んでいないのでは,と目論んでいたのですが,甘かったですね.そもそも上野駅の出口から混んでいました.動物園もありますからね,当然です.

あらかじめネットでチケットを買っていたので,チケット購入の列には並ばずに,入場の列に並んだのですが,それでも30分ほどかかって入場できました.中は混雑しており,良いポジションで各絵を見るのに,それぞれ1−2分かかりました.

国立西洋美術館 モネ展にて

それでも絵の一つひとつは素晴らしかったです.写真撮影OKな展示品は10枚ほどでしたが,写真に撮れない絵も素晴らしかったです.個人的には,「セーヌ河の朝」,「テムズ河のチャリング・クロス橋」,「日本の橋」の連作,が気に入りました.特に「日本の橋」は,間近で見ると輪郭のない,橋がぼんやりした絵に見えましたが,5メートルほど離れてみると,橋が浮かび上がって見えるのが印象的でした.

展示はモネ晩年の作品で,当時のモネの状況(近親者の他界,白内障の発症)と絵への影響などが,わかりやすく説明され展示されていました.モネが水面の描写にますます傾倒する様が,絵の展示をとおして伝わってきました.

モネ展のショップも盛況で,30分待ちで売店に入れました.ただ,今回品物は買いませんでした.手にとって自分が想定した値段より少し高い,と思う品が多く感じました (タンブラーはデザインが良かったですが,3500円は私にはちょっと高すぎました).ジグソーパズルが好きなので,もしあったら買いたかったですが,ありませんでした.タンブラーより需要が少ないでしょうから,仕方ありません.

冬季休暇も折り返し

私の場合,冬季休暇は12/28-1/5までで(おそらく同様の方が多いと思いますが),この1/2をもって,休暇も折り返しに入りました.率直にいって,年末年始にやろうと思っていたことは,今回も全ては完遂できそうにありません.しかし,実家に帰省しなかったからか,自分の時間を好きに使うことができ,例年よりは進捗良好に思います.1/4-5は人と予定があるので,実質的に明日の3日が最終決戦になります(別に戦っていませんが).

実は,今日は寝坊をしてしまったので,午前中の時間を効果的に使えませんでした.明日こそは普通に起きて,時間を効率的に使って,やりたいことを進めていきたいな,と思います.まずは溜まった洗濯物からかな......