ABEMAは、アニメアワード『日本アニメトレンド大賞2024』の結果を発表した。同アワードは、X・「アニメ!アニメ!」などのプラットフォームやメディア、ABEMAの視聴データを元に、2024年のアニメ作品を分析して選出している。
2024年の大賞は『ダンダダン』だった。第1話放送時にXでトレンド1位を獲得し、ABEMAでも視聴ランキング1位を維持するなど、高い注目を集めた。
アニメニュース賞は衝撃の展開で話題を呼んだ『【推しの子】』が受賞。アニメソング賞はCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」(『マッシュル-MASHLE-』)が獲得。リリース1ヵ月で総再生回数1億回を突破、あらゆるチャートで1位を席巻した楽曲だ。
YouTubeやTikTokなどの公式アカウントの投稿がバズったアニメ作品に贈られるアニメマーケティング賞は、『しかのこのこのここしたんたん』が受賞。同作はOPテーマのイントロが1時間ループし続ける耐久動画が公開されると話題になった。音源を使用した動画はTikTok上で20億回以上再生。奈良県の公式マスコットキャラクター・せんとくんとSNSや最終回でコラボするといった異例のプロモーションを理由に選出された。
劇場版部門では『ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が受賞。興行収入は全世界で200億円を突破し、SPYAIRによる主題歌「オレンジ」もYouTubeで3,355万回以上再生されるなど、大きな反響を得た。
特別賞として、食欲をかき立てる"飯テロ部門"には『ダンジョン飯』、印象的な第8話が評価された“神回部門”には『ガールズバンドクライ』、最も熱い最終回を描いた“最優秀最終回部門”には『僕のヒーローアカデミア』が選出された。
全12部門の受賞作品
- アニメニュース賞:『【推しの子】』
- アニメソング賞:『マッシュル-MASHLE-』より「Bling-Bang-Bang-Born」(Creepy Nuts)
- アニメグッズ賞:『プロジェクトセカイ』ぱしゃこれ
- アニメマーケティング賞:『しかのこのこのここしたんたん』
- オープニングアニメーション賞:『ダンダダン』
- エンディングアニメーション賞:『負けヒロインが多すぎる!』
- ABEMA特別賞(飯テロ部門):『ダンジョン飯』
- ABEMA特別賞(神回部門):『ガールズバンドクライ』第8話
- ABEMA特別賞(最優秀最終回部門):『僕のヒーローアカデミア』
- アニメ話題賞(テレビアニメ部門):『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season』
- アニメ話題賞(劇場版部門):『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』
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