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自分が「スプリンター」か「クライマー」か遺伝子検査で調べてみた結果…(全1記事)

スポーツの才能がDNAで分かる!? 遺伝子から特性を調べる「DNA EXERCISE」をやってみた

スポーツで結果を出すために大切なのが「向き不向き」を理解することです。ですが、自分には何が向いていてどんなことが向いていないのか、なんとなくしかわかりませんよね。そこで今日は、遺伝子で自分の性質が分かる、「DNA EXERCISE」というサービスをご紹介します。専用キットで粘液を送るだけで、専門機関が分析したデータを送り返してくれるというこのサービス。一体どんなことが分かるのでしょうか? 自転車系YouTuberのけんたさんが、体当たりで検証します!

スポーツの適性がDNAから分かる!

けんたさん:どうも。けんたさんです。やっと来ました。なにが来たかというと、これです。

2〜3週間ぐらい待ちました。なにかというと……ちょっと説明からいきましょう。

ロードバイクで、「スプリンター」とか「クライマー」とか「オールラウンダー」とか、「パンチャー」とか「ルーラー」とか、いろいろな脚質というのがあると思うんですけれども、あなたの脚質はなんだと思いますか? という話ですよ。気になりませんか?

「自分の脚質ってどうなんだろうなぁ」みたいな。「自分ってやっぱり山好きだからクライマーなんじゃねえかなぁ」とか、「僕、山嫌いだからスプリンターなんだよね」とか、いろいろな自称の人がいると思います。僕なんかはどれにも属さない超平凡だとは思ってるんですけど。

「DNA EXERCISE」という、こういった一般人でもわりと手頃な価格で自分の遺伝子について検査できるサービスがあります。いわゆるスポーツ遺伝子について調べるサービスですね。

筋肉って速筋と遅筋があるじゃないですか。ロードバイクでいうと、速筋タイプの人はスプリンターとか、遅筋多めという人はクライマーとか。

ロードバイクのレースの基本はやっぱり長距離というか、基本的には遅筋多めの人がいいんでしょうけど、例えば100メートル走とかオリンピックだと、やっぱり速筋が強い。速筋多めのムキムキの黒人選手とかね、多いと思います。

逆にマラソンの人は、みんな細くて無駄のない筋肉といいますか、そういった方はやっぱり遅筋が多い。そういった自分の筋肉の割合とか、そういったものを検査する機関があるんですよね。

要は、自分がどのタイプかわからない。自分がどういった筋肉の遺伝子を持っているかというのを調べるものがあって、結果が今日届きました。なので、今日はそれを開けていこうという、そういった企画でございます。おもしろそうだなと思って今回ちょっと受けてみました。

ちょっと物はないんですけど、簡単です。キットが届いて、粘膜採って、送るだけですね。

気になる結果は…?

さっそく開けてみましょう。緊張ですね。自分は別にプロになるわけじゃないからあれですけど、これから競技を始めるとか本気でやるという人は、もしかしたらロードバイクレースに限らず、「これからスポーツやりたいんだけどどうかな?」って。例えば速筋がめちゃめちゃ多い人だったら瞬発系のスポーツがすごい合ってると思うし、逆に遅筋が多い人だったら持久系のスポーツがたぶん合ってるとか。

もしかしたら将来子どもが生まれて、スポーツ遺伝子検査して、「うちの子はすごい速筋タイプだから瞬発系のスポーツさせたら伸びるんじゃないか」みたいな、そういった時代が来るのではないかと。来るかもしれないですよね。

DNA EXERCISEというのはロードバイクの脚質を調べるわけではないので一概には言えないですが、自分の筋肉の遺伝子がどういう感じなのかというのがわかると。

さぁ、見ていきましょう。緊張の一瞬です。すげえ緊張する。大丈夫かな。はい、来ました。DNA EXERCISE、遺伝子検査結果レポート。はい!

……なるほど?(笑)。こういう結果が出ました。じゃじゃん。こんな感じでございます。

ちょっと難しい言葉がいっぱいあるのでよくわからないかもしれないですけども、順に追って説明していきたいと思います。

なるほどね。結果から言うと、よく言うなら万能タイプ。疲れもすぐ治る万能タイプ。悪く言うならば、わりと凡人(笑)。

中にはどんなことが書いてある?

まずこれ。一番上ですね。これはなにかというと……場所は真ん中になってると思います。R/Xになってると思います。こっち(R/R)が速筋多め。こっち(X/X)が遅筋多めになってます。なので、僕はバランス型。両方ともバランスよく入ってますよという結果になりました。

ちなみにこの検査結果のデータを見るかぎりだと、日本人の割合はR/X型というのが54パーセント。半分以上がこのバランス型らしいですね。この速筋型というのは19パーセント。本当ゴリゴリマッチョ型はやっぱり少ないみたいです。残りの27パーセントが遅筋タイプ。持久タイプらしいですね。

こんな感じでいろいろ詳しく書いています。

僕の場合、R/X型なんですけれども、向いてる競技は野球、サッカー、バスケ、ラグビー、いろいろ書いています。水泳とかね。その水泳の中でも200〜400が向いてますよ、みたいな書いてますね。

このオリンピック選手が、例えばスプリント系の競技やってる人はどういうタイプが多いのかとか、持久系の人はどういうタイプが多いのかとかも書いていますね。

持久系のタイプはいないです。中間型か速筋型が半々。持久系競技になると3分割になるんですね。へえ、持久系の競技でも速筋タイプもやっぱりいる人はいるみたいですね。バランスタイプですか……。

次が僕もちょっとまだ理解できてない。次のACEってやつですね。これ。

真ん中のこのACEってやつなんですけれども、読むと要は運動をしたときの疲労度に関係するDNAみたいです。これが僕の場合はI/Iってやつになっていますね。なるほど。運動による疲労を感じにくいタイプということらしいですね。こんな感じで書いてます。

運動することによって疲労を感じにくいタイプですよって書いてますね。すごい持久系競技に適してるって書いてます。逆にこのD/Dってタイプは瞬発系。これ(I/D)が中間って書いてますね。なるほどね。

一流の登山家はI/I型が多いらしいですよ。この結果を見るかぎりでは、わりと持久系のトレーニングをするといいですよって書いてますね。疲労をしにくいって書いてる。確かに俺ブルベとか、次の日とかまぁ疲れるけど、1日経ったらだいたい復活してますね。

練習の身につきやすさが分かる

最後、PPARGC1Aというものですね。ミトコンドリアの生成や機能を調整し、運動効率に関係って書いてありますね。運動効率に関係すると。

僕の場合はG/S型という真ん中なんですけど、これは日本人の割合でいうとスタンダード。いわゆる一番多い。半分が日本人これらしいですね。

G/G型というのは、運動を継続、生産……なるほど、長時間でも運動を行えるようなタイプですって。持久系の運動が比較的に楽に行えます。僕の場合は標準と(笑)。持久系の運動がだんだん楽に行えますと。

おそらくですけど、これは運動したらすぐ伸びるタイプかそうじゃないかということだと思うんですけれども。たまにいるじゃないですか。ちょっと練習したらめっちゃうまくなるみたいな。「俺めっちゃ練習してるのに、ちょっと練習したあいつに負けた」みたいな、そういうアニメよくと思うんですけれども、たぶんこれがそういうことにけっこう近いんじゃないかと思います。

僕の場合はわりと普通ということですね。「練習すればちゃんと結果がついてきますよ」みたいなことを言ってるのかな。要は伸びにくいタイプか、伸びやすいタイプか、普通かってことなんでしょうね。

ということで、今回僕は検査した結果がこんな感じで、わりと速筋と遅筋の割合は普通で、ミトコンドリア、運動して伸びやすいかというのは普通なんですけれども、非常に疲れにくいタイプですね。ということがわかりました。

けんたさんはオールラウンダー!

ロードバイクのレースはどっちかというとけっこう長い距離を走って、ツール・ド・フランスなんかだと毎日のように走るから、もしかしたらこの疲れにくい体質というのはロードバイクやってる人間からするとわりといいのかもしれないですね。

結論をいうと、バランス型でちょい持久型ということがたぶん合ってると思う。個人的にはネタ的にはもう「超絶スプリンター向けです」みたいなだと、「お、マジか。今からちょっとジム行ってこよう」みたいな感じにやりたかったけど、どっちにも秀でてない、わりと凡人な感じですね。パーマ先輩ということがわかりました、はい(笑)。

こういう結果が見れるとけっこうおもしろいですね。話のネタにもなるし。日本人の割合は基本的には速筋型というのはやっぱりちょっと少ないのかなという印象ですね。

ということで、けんたさんは、カッコよく言うならオールラウンダーと。またはルーラーとかね。そういう感じなんでしょうかね。そっち系のタイプということがわかりました。残念ながらゴールスプリントではスプリンターに負けちゃうタイプということがわかりました(笑)。

これね、たしか1回7,000円ぐらいでできるやつなので、もしも気になる人がいたらぜひやってみてはいかがでしょうか。けっこうおもしろいです。もしもおもしろかったら高評価をよろしくお願いします。チャンネル登録もぜひよろしくお願いします。

ということで、けんたさんでした。バイバイ!

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