ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「カネは使う人の人生を豊かにするための燃料である」
By 湯山玲子
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*最後の純内燃機関車
数年前にND買った時、ワタクシは「コレがワタクシの買う最後の純粋な内燃機関(以後ICE)のクルマなんだろうな~( ̄▽ ̄)」って思ってたのだが、気が付いたら次のクルマも純ICEになってて、更に言えばその次も純ICEになりそうな様子である(笑)もうF1もWECもWRCもハイブリッド(以後HV)で、今後はスポーツカーもHVが主流になるんだろうなと思ってたけど、思った以上になってないのである。まぁワタクシとしては気持ち良く走れりゃ何でも良いんで、ソコんトコは基本拘らない次第である。ただHVは重たいんで、ソコんトコの重量増が気になる次第である(^_^;)
もう何回も言ってるけど、ワタクシはHVでも電気自動車(以後EV)でも、ソコんトコ別に拘ってないのである。大事なのは「乗って楽しいか否か」だけであり、HVやEVがICEよりも楽しいならそっちを選ぶってだけである。ただHVは重量増が避けられない→その分タイヤやブレーキ等の消耗が激しいのと、EVはやはり駐車場に充電スタンドをどう設置するかが問題になるので、ソコがネックになってしまってるのである。ICEは確かに枯れた技術であるが、枯れた技術だからこそ余計な不安が無いし、慣れてる分だけ使い勝手が上になるのである。
*合成燃料、はじめました
ただ存分にICE楽しめるタイムリミットは確実に迫っており、EUの方では【2035年以降は新車にICE搭載しちゃダメ】って決まってしまったっぽいのである( ̄▽ ̄;)ただコレで「ICE\(^o^)/オワタ」ってなるワケではなく【合成燃料もワンチャン残ってる】ってトコがキモである。ワタクシはこの件に関して「2035年に100%EVのみはムリだから、合成燃料+HVもおkって事で折り合いを付ける」と予想する次第である。前々から言ってるように、今の技術じゃEVを大々的に普及させるなんてムリだからである。充電インフラが足らんし、発電インフラも足らんし、何よりバッテリーやモーターを作るための資源も足らんからである。
じゃあどうすれば良いかって、HVを認めるっきゃないのである。トヨタの試算では「バッテリーの総量が同じなら、ソレでEV作るよりも、HV多く作った方が長い目で見ればCO2排出は少なくなる」との事なので、折衝案として合成燃料+HVでどうよって話である。あと合成燃料なら従来のICEも(多少の改造は必要になるだろうけど)そのまま乗れるだろうから、ヘタに新車作るよりもそっちのが結果的にエコだからである。ワタクシ的にも利便性を考えたら合成燃料の方が色々と捗るので、欧州のメーカーにはソコんトコ頑張って欲しい次第である。
まぁ結局のトコ、コレは環境云々の問題じゃなく、来るクルマ界グレートリセットの覇権争いなのである。もうクルマがICEからEVに変わるのは既定路線なんで、問題は「何処の国のやり方がグローバルスタンダードになるのか」って事であり、コレは某大統領ではないが「ナプキンを最初に取ったヤツが決める」のである。だからEUはヨーロッパの自動車メーカーをEVで先行させたいが故に、ココまでの大胆なEV政策を取ろうとしてるのである。ニッポンやアメリカはまた独自の方法を模索していて、途上国はまだ当分ICEが主流だろうから、この混沌とした状況は多分2035年ギリギリまで続くんじゃないかと思われるのである( ̄~ ̄)
*ブレイクスルー待ち
でもってワタクシの現段階における見解は「EVは充電が面倒臭い&車重クソ重たいから(´・д・`)ヤダ」といったトコである(笑)EVでサーキット走行するに於ける抵抗は無いのであるが、現状じゃサーキット走行するとバッテリーが持たない&充電に時間が掛かり過ぎて次の走行枠に間に合わんだろうから、EV買おうという気が起こらんのである。だからEVが今後普及するにおいて重要なのは何かって、以前から言ってるように「核融合発電の実用化と、全固体電池含む次世代電池の実用化」の2点であり、コレが成されないとEVは厳しいのである。
単純に街乗りしかしないのであれば、従来のEVでも工夫すればソレなりに使えるとは思うのである。が、サーキット走行するとなれば話は別である。EVがサーキット走行にいかに向いてないかは実際にEVでレースやったロンマニアの方から散々聞かされたので、ぶっちゃけ現段階ではワタクシはEVを信用してない次第である。だから行けるトコまでICEまたはHVで頑張るつもりだし、欧州メーカーには合成燃料を頑張って欲しいと思ってるのである。特に今後ワタクシの愛車は欧州車をメインに選ぶ事になりそうなので、合成燃料にカーライフの命運を託すことになる今日この頃であった。