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あの痛気持ちいいゴリラが帰ってきた! 今度は“握手”モデルと進化した“激イタ”モデルが登場

生活関連用品の企画・開発・販売を行うドウシシャは、SNSで話題の「ゴリラのハイパワー」シリーズから、手をケアする家電ゴリラの握手や、足裏をケアする家電スーパーゴリラのひとつきなどを2025年3月上旬に発売します。製品の詳細とあわせてチェックしていきましょう。

今度のゴリラは痛気持ちいい“握手”

ドウシシャが展開する「ゴリラのハイパワー」シリーズは、強力ポンプとエアバッグでふくらはぎや足裏などをマッサージできる健康家電。2024年2月にふくらはぎ用の「ゴリラのひとつかみ」が登場し、足裏用の「ゴリラのひとつき」、さらにパワーアップした「スーパーゴリラのひとつかみ」を発売しています。

同シリーズは、普段、健康器具を使わないユーザーにも手に取ってもらえるように機能だけでなく、ネーミングやパッケージにもこだわっているのが特徴で、“痛気持ちいい”感覚がSNSなどで話題を呼びシリーズ累計で50万台以上を販売しています

同シリーズの「ゴリラのひとつかみ」は、価格.comの「マッサージ器」カテゴリーの人気売れ筋ランキングでも常に上位にランクインする人気っぷり

同シリーズの「ゴリラのひとつかみ」は、価格.comの「マッサージ器」カテゴリーの人気売れ筋ランキングでも常に上位にランクインする人気っぷり

まずは、今回新たにシリーズに加わった、手をケアする「ゴリラの握手」をチェックしていきましょう。

本体サイズは215(幅)×40(高さ)×170(奥行)mm、重量は300 g(ACアダプター含む)。カラーはピンク、パープル、グレーの3色展開で、市場想定価格は5,500円(税込)

本体サイズは215(幅)×40(高さ)×170(奥行)mm、重量は300 g(ACアダプター含む)。カラーはピンク、パープル、グレーの3色展開で、市場想定価格は5,500円(税込)

本機は、本体内側にある面ファスナーに突起した「握手パーツ」を取り付けて手を包み、エアバッグで挟むことで、ツボ押しのような痛気持ちいい感じが味わえるのがポイントです。

痛気持ちいいのポイントになるのが、着脱可能な2つの「握手パーツ」。本体内側の面ファスナーには手形のように縁取られているため、好きな場所を刺激できます

痛気持ちいいのポイントになるのが、着脱可能な2つの「握手パーツ」。本体内側の面ファスナーには手形のように縁取られているため、好きな場所を刺激できます

ということで、前置きが長くなりましたが、発表会会場で実機を試してみることに。正直、「ゴリラのハイパワー」シリーズ未経験なので、内心ドキドキです。しかもパッケージに記載された「ゴリラの握力は500kgといわれています…(笑)」というあおり文句のおかげで、始める前から変な汗をかいていました。

弱でも十分ゴリラ!

まずは「はさみ突き」を“”から試してみることに。装着時のイメージは血圧計を着けたような感覚がいちばん近い印象です。電源オンとともに手にじんわりと圧がかかり、数秒するとシューという音とともに圧が弱まる感じで、加圧と減圧を繰り返します。

来るか!? もう来るのか!? と構えていましたが予想よりもかなり穏やかなスタートで、安心していると、近くにいた開発担当者から「最初の数回は慣らしなので、控えめに設定されています。徐々に強くなりますよ」という不穏な説明が……。

しばらくすると説明どおり加圧が強くなり、「握手パーツ」の刺激がどんどん強くなります。個人差はあると思いますが、個人的には「えっ、これで弱? えっ、ホントに弱?」という一人問答を心の中で繰り返すくらい、しっかりした圧力があります。

中はまさに痛気持ちいい

加減圧を数回繰り返し、“弱”に慣れてきたところで強さを“”に変更すると、「おぉ〜っ」と思わず声がでるほどに圧が増します。加圧時はエアバッグがパンパンに膨らみ、「握手パーツ」が人さし指と親指の付け根にダイレクトに食い込んでくるまさに痛気持ちいい感じと言ってよいでしょう。

強は確かに痛い! でもくせになる

最後は“”設定に。加圧具合はさらに強烈になり、「おおっ!」という声と変な笑いが出るくらいのハイパワーです。前後から「握手パーツ」が食い込み、手がギューっと包み込まれる加圧は、かなり強めな印象です。

それでも使用していると加圧の間隔が長めになったり、少し短くなったりと変化があり、刺激だけでなく、リラックスする感覚もあるのが不思議なところ。そして気づくと、「これは確かに痛い、……でもなんだか気持ちいい」という感覚のまま5分のマッサージが終了したのです。

本機は「やみつきになるハイパワー」がテーマとなっており、確かに絶妙な加圧加減で、ツボ押しのような痛気持ちいい感じが味わえるアイテムと言えそうです。

通常版じゃもの足りない人のための特別仕様の足裏ケア

続いては、足裏をケアする「スーパーゴリラのひとつき」をチェックしましょう。

本体サイズは430(幅)×70(高さ)×220(奥行)mm、重量は320 g(ACアダプター含む)。市場想定価格は6,600円(税込)

本体サイズは430(幅)×70(高さ)×220(奥行)mm、重量は320 g(ACアダプター含む)。市場想定価格は6,600円(税込)

本機は、本体内側の面ファスナーに突起状の「ひとつきパーツ」を付け、エアバッグで押しあげることで足裏をケアするのが特徴。しかも、2024年に発売された前モデル「ゴリラのひとつき」よりも強さを感じられるように、更にするどい「スーパーひとつきパーツ」を付けた特別仕様です。

操作もボタンを押すだけとシンプル。電源のオン/オフと、弱/中/強の3段階で圧力を調節できます

操作もボタンを押すだけとシンプル。電源のオン/オフと、弱/中/強の3段階で圧力を調節できます

「ひとつきパーツ」と「スーパーひとつきパーツ」は、それぞれヘッド部分を回転して取り外すことができ、好みの高さに調節可能

「ひとつきパーツ」と「スーパーひとつきパーツ」は、それぞれヘッド部分を回転して取り外すことができ、好みの高さに調節可能

弱中強もれなくすべて激痛い! でも終わった後はもっとすごい!!

もちろんこちらも発表会会場で実機を試してきました。しかも、運良く開発担当者が隣にいたため、「ひとつきパーツ」と「スーパーひとつきパーツ」の両方を体験することに。一応、比較ということで「ひとつきパーツ」の“弱”から段階を踏んで、「スーパーひとつきパーツ」を体験しましたが、弱中強もれなくすべて激痛です

通常版の「ゴリラのひとつき」じゃもの足りないというユーザーの声に応え、まさにやりすぎたという特別仕様だけあって、「スーパーひとつきパーツ」のパワフルさは強烈です。「これでもの足りないとは言わせないぞ!」という強い思いを感じるものでした。

ただ痛いだけなのかというと、まったくそんなことはなく、加減圧を繰り返しながら、絶妙なバランスで激痛とリラックスを味わえる印象です。また個人差はあると思いますが、使用後の開放感というかすっきり感は、ほかではなかなか味わえない感覚かと思いますので、気になった人はぜひ一度体験してみていただきたいです。

ちなみに加圧の強さや痛さだけでなく、加圧の間隔などにもこだわっており、開発担当者みずから足ツボマッサージに通って、実際のマッサージの感覚と近いように時間設定なども行っているそう

ちなみに加圧の強さや痛さだけでなく、加圧の間隔などにもこだわっており、開発担当者みずから足ツボマッサージに通って、実際のマッサージの感覚と近いように時間設定なども行っているそう

ゴリラシリーズにスピンオフ続々

一気に2つの新製品が登場するなど、勢いに乗っている「ゴリラのハイパワー」シリーズですが、スピンオフ企画として、ケアアイテムではない「ゴリラ」製品も紹介されました。

“超”軽量フライパン「ゴリラのひとつまみ」

「ゴリラのひとつまみ」シリーズは、フライパン、深型フライパン、玉子焼き用など、ガス火専用で計6種類を展開。市場想定価格は1,958 円(税込)から

「ゴリラのひとつまみ」シリーズは、フライパン、深型フライパン、玉子焼き用など、ガス火専用で計6種類を展開。市場想定価格は1,958 円(税込)から

「まるでゴリラのようなハイパワー気分を味わえる」をコンセプトに開発された軽量フライパン。軽さをとことん追求し、部位ごとに細かく厚みを調整することで、26cmサイズで重さはわずか375g。持った瞬間、思わず「軽っ!」と言ってしまいそうです。

超重量級ジョッキ「ゴリラのひとくち」

本体サイズは68(幅)×120(高さ)×68(奥行)mm、重量は2kg、容量135mL。市場想定価格は3,850円(税込)

本体サイズは68(幅)×120(高さ)×68(奥行)mm、重量は2kg、容量135mL。市場想定価格は3,850円(税込)

「重たすぎて飲みにくくすることで、飲みすぎを防止する」をコンセプトに開発された、重さ約2kgの激重ジョッキ

本体のほとんどがスチールですが、内側部分をポリプロピレンにすることで、口当たりを滑らかにするという独特のこだわりがあります。容量はわずか135mLで非常に重いですが、飲みながら筋力トレができるかも。

スピンオフ企画のフライパンとジョッキは面白製品的なところもありますが、「ゴリラのハイパワー」シリーズが注目を集めていることは間違いありませんし、今後の展開にも注目したいところです。

今回紹介した製品は、2025年3月上旬よりドウシシャの公式オンラインストア「ドウシシャマルシェ」や、全国の家電量販店などで発売をします。今回紹介しきれていないこだわりの機能や使い方など、ぜひチェックしてみてください。

北島圭介(編集部)
Writer / Editor
北島圭介(編集部)
出版社で10数年、編集者として経験を積み、2022年にカカクコム入社。家電製品から文房具など、さまざまな商品を検証するモノ雑誌の編集経験を生かし、価格.comマガジンで生活家電を中心に気になる製品をレビューしている。
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