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彩みちる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

彩 みちる(いろどり みちる、10月19日[1] - )は、宝塚歌劇団月組に所属する娘役。

東京都目黒区[2]洗足学園高等学校出身[2]。身長163cm[1]。血液型A型[3]。愛称は「みちる」、「みちこ」[1]

来歴

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2011年、宝塚音楽学校入学。

2013年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に99期生として入団[4][2]。入団時の成績は12番[4]雪組公演「ベルサイユのばら」で初舞台[4]

2014年、組まわりを経て雪組に配属[4]

2015年の「星逢一夜」で新人公演初ヒロイン[5][6]。その後も3度に渡って新人公演ヒロインを務める[7][6]

2016年の「ドン・ジュアン」(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ公演)で、東上公演初ヒロイン[8][9]

2017年の「CAPTAIN NEMO」(日本青年館・ドラマシティ公演)で、2度目の東上公演ヒロイン[10][11]

2021年11月15日付で月組へと組替え[12][2]

2022年の「ELPIDIO」(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ公演)で、3度目の東上公演ヒロイン[13][14]

2023年の「フリューゲル」で、トップ娘役・海乃美月の突然の休演により、急遽代役に抜擢を受け、大劇場公演ヒロインを演じる[15]

人物

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母がミュージカル、宝塚が好きで、雪組びいきだった[5]

漠然と宝塚に憧れつつ、ミュージカル科のある高校に進学[5]。進路を決める際になって、母から「将来、後悔しないように」と、音楽学校の受験を勧められる[5]。音大進学のつもりだったが、母の言葉で受験し、一発合格[5]

性格も母譲りで「思ったことは口にする」タイプ[5]。元々は男役志望だったが、身長が低く声が高かったので娘役となった[5]

主な舞台

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初舞台

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組まわり

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雪組時代

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月組時代

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  • 2022年1 - 3月、『今夜、ロマンス劇場で』 - 成瀬塔子『FULL SWING!』[2]
  • 2022年5月、『Rain on Neptune』(舞浜アンフィシアター) - クール♥[2]
  • 2022年7 - 10月、『グレート・ギャツビー』 - ジョーダン・ベイカー
  • 2022年11 - 12月、『ELPIDIO(エルピディイオ)』(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ) - パトリシア 東上ヒロイン[13][14]
  • 2023年2 - 4月、『応天の門』 - 白梅『Deep Sea-海神たちのカルナバル-』
  • 2023年6月、『DEATH TAKES A HOLIDAY』(東急シアターオーブ) - エヴァンジェリーナ・ディ・サン・ダニエッリ伯爵夫人
  • 2023年8 - 11月、『フリューゲル-君がくれた翼-』 - ミク・エンゲルス/代役:ナディア・シュナイダー(本役:海乃美月)『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)[注釈 1][15]
  • 2024年1月、『G.O.A.T』(梅田芸術劇場)
  • 2024年3 - 7月、『Eternal Voice 消え残る想い』 - エゼキエル『Grande TAKARAZUKA 110!』
  • 2024年8 - 9月、『BLUFF(ブラフ)』(プレイハウス・バウホール) - アイリーン
  • 2024年11 - 2025年3月、『ゴールデン・リバティ』 - パール『PHOENIX RISING(フェニックス・ライジング)』

出演イベント

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  • 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
  • 2018年5月、『凱旋門』前夜祭
  • 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』
  • 2019年12月、タカラヅカスペシャル2019『Beautiful Harmony』

TV出演

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受賞歴

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脚注

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注釈

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  1. ^ 海乃美月休演による配役変更で、11/7〜10は代役で出演。ミク・エンゲルス役は菜々野ありが務めた。

出典

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  1. ^ a b c 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、52頁。ISBN 978-4-86649-258-2
  2. ^ a b c d e f <華宝塚>毎公演、違う自分を 月組・彩みちる 東京新聞。
  3. ^ 『To The Future/宝塚GRAPH 2015年8月号』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、84頁。
  4. ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 125.
  5. ^ a b c d e f g h i 新人公演初ヒロイン、多彩な娘役を目指す/彩みちる 日刊スポーツ。
  6. ^ a b c d e 宝塚雪組・彩海せら 4年目の初センターは「本当に明るくて集中できる場所でした」 スポーツ報知。
  7. ^ a b 宝塚歌劇団雪組新人公演「るろ剣」上演 デイリースポーツ。
  8. ^ a b 望海風斗「ドン・ジュアン」大阪初日も快楽むさぼる 日刊スポーツ。
  9. ^ a b 望海風斗、類稀な歌声とセクシーさ披露 デイリースポーツ。
  10. ^ a b 理想郷に彩られた彩風咲奈の東京初主演作品、宝塚雪組『CAPTAIN NEMMO…ネモ船長と神秘の島…』上演中! 宝塚ジャーナル。
  11. ^ a b 彩風咲奈、主演ミュージカル「再出航だ」大阪初日 日刊スポーツ。
  12. ^ 宝塚歌劇宙組一筋のスター・和希そらが12月10日付で雪組に組み替え スポーツ報知。
  13. ^ a b 宝塚歌劇月組・鳳月杏、硬軟自在に“二つの顔”「ELPIDIO」大阪公演開幕 スポーツ報知。
  14. ^ a b 宝塚 月組・鳳月杏主演「ELPIDIO」大阪公演初日 千秋楽まで疾走誓う デイリースポーツ。
  15. ^ a b 宝塚月組トップ娘役・海乃美月が休演 復帰時期未定、彩みちる・天紫珠李ら代役 「どうかご無事で」の声 スポニチAnnex。
  16. ^ 『宝塚GRAPH 2024年9月号/宝塚通信』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、94頁。

参考文献

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  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0 

外部リンク

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