2022年もテレビをたくさんみました。そんなテレビを振り返る意味で、2022年のテレビで見聞きした「テレビ」という言葉を含む発言を並べてみました。
テレビをみるときにつけている書き起こしのメモを「テレビ」で検索し、ピックアップし、羅列しています。毎年やっています。
テレビのなかの「テレビ」をめぐる群像劇。矛盾したり予期せぬところでつながったりする言葉をただ時系列順に並べることで、テレビのいろんな側面が浮かび上がってきたら。そんな狙いがあったりします。いや、本当はそんな狙いはないですけど、なんだかおもしろいなと思うのでやっています。
ということで、以下、2022年の「テレビ」を並べる。敬称略で。もちろんバラエティ方面や芸人方面への偏重などいろいろバイアスありで。
岸井ゆきの「私、地上波のアンテナが折れてて。折れててつかないから、テレビつけたらFire Stickの画面になってるんですよね」
『あたらしいテレビ』2022年1月1日
峯岸みなみ「若くないじゃないですか、全然。そろそろもうちょっと落ち着いた感じのテレビの出方……今がむしゃらにがんばってるんですけど、30歳になる前にちょっと身を固めたいというか。1回、有吉さんに昔、『お前はバラエティができるって顔するな』みたいに言われたところで、自分もちょっと成長できたところがあるので、改めて、もうワンランク上をめざすには何が足りないのかなってところを」
有吉弘行「何が足りないのかなぁ。……実力だね」
『有吉の冬休み2022』2022年1月1日
子ども「お母さんに聞いてきてって頼まれたんですが、『欽ちゃんの』って付く冠番組はよくみたけど、内容も考えてるんですか?」
萩本欽一「いつもテレビっていうのはテレビ局の人が考えるんですよ。そうじゃなくって、自分が考えんの。で、そっからね、運動会で説明するとね、リレー。私が『こういうことをしたい』って言ったら、ディレクターがまた考えて、バトンを渡すと、その人がまた誰かに『こういうときどうすんだい?』ってバトンを渡して。リレーだから、最初に考えたのは僕だけど、できあがったときは何十人の人にバトンが渡って(視聴率が)30%いってるから。当たるとね、みんなで『良かったね』って騒ぐ。これが幸せなんだよね。ですから、できればあなたもね、友だちつくって、仲間つくってバトンを渡すと、いい大きなことができるよ」
『ワルイコあつまれ』2022年1月1日
(最近みた夢の話を自分で長々としている最中に突然)
齊藤京子(日向坂46)「なんか私(オードリーの)若林さんに『テレビで夢の話する人はマジで一番おもしろくないって言われた」『キョコロヒー』2022年1月5日
梶原雄太(キングコング)「(YouTubeを始めたときは)こんなに叩かれんねやとは思いましたね。『プライド捨てたんか』とか。当時はテレビ界がYouTubeを圧倒的に下にみてたんで。『降りちゃったね』みたいな感じとか。同業者からも言われましたし。(今は)そんな同業者も始められてますから」
『あちこちオードリー』2022年1月5日
恋さん(シャンプーハット)「(自分が若いころは)ずっと仕事あっても、テレギャラ1本5000円でしょ。30日毎日テレビ出ても15万。いまの若手はうらやましいなって思うもんな」
トキ(藤崎マーケット)「単価は上がってる気はしますね」
海原やすよ「劇場とか700円公演とかないやん」
トキ「ないです。700円? 安っ。いま最低2500円とかやったと思います。配信とかもあるので。(いまの若手は)バイトとかもしてないです」
『やすとものいたって真剣です』2022年1月6日
有田哲平(くりぃむしちゅー)「津田さんはどうですか? お笑いには興味ありますか?」
津田篤宏(ダイアン)「ありますよそりゃ。お笑い芸人ですから」
有田「テレビとかをみてるんですけど、笑いとは無縁かなって感じで」
津田「なんちゅうこと言ってんねん! なんちゅうこと言ってんですか新春から!」
『全力!脱力タイムズ』2022年1月7日
満島ひかり「徹子さんにお話ししてもらって、いくつか残ってることがあって。『あなたが泣いてるとテレビの前のみなさんも泣いちゃうようなパワーを持ってるんだから、人を笑わせることしてみたら?』って言われて。『喜劇の女優はなかなか日本には少ないから、やってみたらどう?』って言われたのとか。あと、『悪いことは考えなければ起こらない』っていうのは、たしかに、と思いながら。いくつも残ってることがあります」
『徹子の部屋』2022年1月7日
マツコ・デラックス「私はテレビが大好きだから、テレビには常にワクワクするものであってほしいし、変なものが出てる箱であってほしいから、長居しちゃいけないなと思ってんだよね、自分で」
坂上忍「でも、今のマツコは、テレビのひとつの象徴でしょ。だからもう、しょうがないんだよ。成れる人と成れない人がいるの。あなたは成れるっていうか、成っちゃったんだからしょうがないんだよ」
『マツコ会議』2022年1月8日
坂上忍「『アウト×デラックス』一番初めでお付き合いさせていただいて。マツコ覚えてるかどうかわかんないけど、マツコに『あなたは降りてはいけないんです』と。『なぜならば、この番組はあなたの冠なんです』と。あなたがいるから僕も出てたわけだし。俺はそのときから、あなたと僕の違いっていうのは、もう決定的に理解していたので。マツコが俺のところに降りてきて、おんなじステージでお話ししてくれるのはとてもありがたいんだけれども、俺は逆に言うと、マツコみたいな人がいるから、よそから来た人間でも反則技が使えて、こんなに面白いことやらせてもらってるって思ってるので。逆に言うと俺からしたら、マツコはそのまんまでいてくれないと困るわけだよ」
マツコ・デラックス「でも私、坂本さんって邪道だからよかったんだよ。っていうか、私も最初、邪道だったじゃん。まぁ、私は今でも邪道だって思ってるけど、坂上さんは違うって言うけど。私たち邪道だったから、結局テレビの人たちは、なんか私たちに何かをやってほしいって思ってくれたのって、邪道だったからだと思うんだよね。で、私はその坂上さんの存在ってすごい大事というか、テレビにとってありがたい存在だったと思ってて」
坂上「俺はもう別に、10年前のころは、芝居でもがんばろうと思ってなかったし。それこそ10年前に子役スクール始めて、それでそのあとに動物の(保護ハウスを作る)っていうのは、そのころからおぼろげにあったから。だから、バラエティに呼んでいただいた10年って、俺の人生のなかでなくてもよかったようなもんなんだよね。それがなぜか面白がってくれた方々がいて。それでなんか、とっても苦しくて素敵な10年をいただいたって感じなのよ。ただ俺は、やっぱり本当の邪道だからね。苦しむのは10年が限界なわけだ。俺のベースが情報番組っていう、これはもうしょうがないよね。そこがもう、本当のベースで、この10年、7割方そこに費やしてきたわけだから。ただ、それはもう無理だ、って。だから、これからは楽するよ。ホント楽するよ。もう、がんばらないよ俺は」
『マツコ会議』2022年1月8日
(芸人になったきっかけ)
鈴木もぐら(空気階段)「昔からテレビ好きで。母子家庭だったんで、とにかく昼夜働いてるじゃないですか、母親が。テレビをとにかくずっと、朝から晩までみてるんですよ。ゲームとかもそんなないですし、貧乏なんで。そしたら大学に入ったときに、落研が。ビラ撒いてて。ライブやるんで見に来てくださいって。いや、どうせ大学生なんてつまんないだろうと思って見に行ったら、そこにミルクボーイさんとか、ななまがりさんとかが出てて、めちゃくちゃおもしろくて。こんなおもしろい人たちいんのと思って。そこでもう、こういうふうになりたいって思いっきり影響されて、それでめざしました」
『ボクらの時代』2022年1月9日
坂井良多(鬼越トマホーク)「昔からM-1とかキングオブコントがあったら、極楽とんぼさんとかロンブーさんとかみたいな人たちが出てたかどうかっていうね。賞レースじゃないじゃん、あの人たちも。ネタじゃないじゃん」
嶋佐和也(ニューヨーク)「出ないカッコよさもあるよね」
坂井「あと、人を傷つけない笑いじゃないけど、要は芸人が一番コンプライアンスとかルール守んなきゃいけないみたいな。ルール守れない芸人は、東ブクロさんみたいな特殊な生き方しかできないみたいな」
嶋佐「今はちょっと一番ヤバいかもね」
坂井「難しいのがさ、日本ってやっぱタダでテレビみれるけど、アメリカとかだと好きな人が好きなものに金払ってみるから」
嶋佐「このまま行ったら一旦そうなるかもね。お金払った人だけ、お金払った媒体だけそういうのが許されるというか」
坂井「でも、コントが強いなと思うのが、ネタって括りをやっちゃえば、もぐらの(2021年の)キングオブコントの1本目のネタとかもさ、過激っちゃ過激なんだけど、あれはコントでちゃんといろいろギリギリのところにすれば流せるっていうね」
『ボクらの時代』2022年1月9日
長谷川雅紀(錦鯉)「いい意味で、どうでもいいなと思った。錦鯉組んでやり始めたときに、もうどうでもいいやと思って。周りにどう思われようが、どうせ次呼ばれないんだからと思ってテレビとかやったら、意外とそれがよかったみたい」
『笑神様は突然に…』2022年1月9日
長谷川雅紀(錦鯉)「一時期、歯がないっていうのでテレビとか出させていただいたりとかしてて。それを姉に見つかって、姉が北海道にいる母親に告げ口して。『丸呑みなんて芸じゃないんだからね』って電話で怒られました。50歳にもなって」
『情熱大陸』2022年1月9日
芝大輔(モグライダー)「テレビにはめちゃくちゃ出たいです」
ともしげ(モグライダー)「テレビスターになりたいです」
芝「全部出たいです。『SASUKE』とかも出たいです」
ともしげ「BIG3さんとかが、いなくならないうちに早く会いたいなって」
東野幸治「失礼やな(笑)」
『マルコポロリ!』2022年1月9日
野呂佳代「コロナ禍のときに、仕事が全員なくなったじゃないですか。そのときに、(朝日)奈央ちゃんがすごいテレビに出てたじゃないですか。それで、あ、私はもっと変わんなきゃダメだなってすごい気づいて。奈央ちゃんって、すごいあいさついっぱいするじゃないですか。原点に戻って、朝日奈央ちゃんみたいにあいさつしようと思ったんですよ。いままでも(挨拶)しますよ。するんですけど、私、ナメられちゃいけないっていう気持ちが少しあったんですよ。なんでかっていうと、マネージャーさんがいない現場とか多かったときに、ディレクターさんにいろんなことやらされちゃって、断れないじゃないですか。ヘラヘラしてるから、みんながいろんなこと言ってきて、いろいろやらされて。あいさつするときだけピリッとして、本番はちゃんとやろうみたいな気持ちでいたんです。だんだん心がなくなってっちゃって、それだと。あいさつしよう、コミュニケーションとろう、演者さんと喋ろう。奈央ちゃんのおかげで気づくことができた」
『あちこちオードリー』2022年1月12日
堂前透(ロングコードダディ)「東京行く気持ちもたぶん無いんで、これから先も。そこまでテレビいっぱい出たいわけじゃないんで、舞台だけで食えるんやったらこっちでもいけるから、別に行かんでもえっかなって」
『やすとものいたって真剣です』2022年1月13日
伊藤俊介(オズワルド)「いろんなことを言われるじゃないですか。テレビは昔に比べて、とか。僕、ホントによくわかんないですし、細かいとこも。誰がなんと言おうが、昔憧れてたものにめちゃくちゃ出たいだけなんで」
『やすとものいたって真剣です』2022年1月13日
トキ(藤崎マーケット)「出たいテレビはちなみに?」
畠中悠(オズワルド)「僕は鶴瓶師匠の『家族に乾杯』」
伊藤俊介(オズワルド)「『一番好きな食べ物なに?』って聞いて、『カレイの煮つけです』って言ってる感じ」
『やすとものいたって真剣です』2022年1月13日
いとうせいこう「早くこれ(=アクリル板)が無くなったらね、ってテレビ関係者ずっと言ってるじゃないですか。だけどもう、3年、5年はあるもんだと思って、これをセットみたいに考えるクリエイティブな……ここに番組名を透かして入れるとか、(水森)亜土ちゃんみたいに絵を描くとか。そういうふうに使わないと、これはちょっとキツイんじゃないかと思ってます」
『電脳ワールドワイ動ショー』2022年1月15日
若林正恭(オードリー)「疲れますよ、やっぱりテレビは」
アンミカ「すごいいっぱい司会やってはるやん。知らん人にも声かけなアカンから、結構労力使うじゃないですか。楽しくやってます?」
若林「めちゃめちゃ疲れます。芸能界ってあの世だと思ってるから。家に帰る間までにドトールとかで15分とかでいいんで一息つかないと、あの世からこの世に戻ってこれないんですよ。天からの使いで芸能界って盛り上がってるから。俺は三途の川の渡し船の船頭なのよ。司会っていうのは。だから、あの世にいると疲れるのよ」
『あちこちオードリー』2022年1月19日
加納(Aマッソ)「初めてテレビに出たのが5年目か6年目ぐらいのときやったけど、でも、そんときでも遅っとは思ってた。ちょっと焦ってたぐらいのときに、ようやくテレビが決まったって感覚やったけど、うちら事務所の後輩で、ワタナベなんですけど、1年目のときに売れた四千頭身っていうのがいて。丸山礼とか、結構1年目でガッツリ結果残した代があって。その代の他の芸人って、めっちゃ焦ってたのよ。1年目で売れんの?みたいな。いや、焦んの早い早い。意識の違いって、同期がいつ売れるかでだいぶ違うんやなと思って」
『ぺこぱポジティブNEWS』2022年1月19日
小野真弓「ちょっと前までは『素敵なご縁があれば』とか言ってましたけど。そう言ってたほうが平和に話が流れる」
にしおかすみこ「テレビで言うときもあるよね。そう言えば収まるみたいなね」
小野「『私は結婚しないです。する気もありません』って言うと、あまりに意志が強すぎて『なんで?』って。ちょっと闇なのか、『無理してる』って思われそうだから。めんどくさいから、『いいご縁があればしたいんですけどねぇ』って。『なかなかねぇ』って言ってると、一番平和」
『ノブナカなんなん?』2022年1月19日
(もし過去に戻れるなら)有吉弘行「でも(実際は)見るだけよ。フジテレビの人がバンバン、タク券使ってんのを見てるだけ」『マツコ&有吉 かりそめ天国』2022年1月21日
(テレビから干されていた時期があったが)
太田光(爆笑問題)「NHKの新人演芸大会っていうのと、GAHAHAキング10週勝ち抜きっていうので優勝して。ようやく、もう1回テレビの人たちが『爆笑いるなら使ってみようか』っていうことで『ボキャブラ』の話が来たんですよ。あそこでなんとか爪痕を残すってことしか考えてなかった。だから、俺らとかはワーッと出てって。そんときに、いまの客席に飛び込むとか、大暴れする。あのころ始まったことじゃないかな、俺の芸風としては。江頭なんかもいたしね」
『日曜日の初耳学』2022年1月23日
(『ボキャブラ天国』のこと)
太田光(爆笑問題)「ネタがいま短くなったって言うけど、こんなにネタを短くされたことないですよ、お笑いが。ワンフレーズだから。しかもダジャレでしょ。俺たちは漫才やコントをちゃんとやりたいのに、でもテレビ出るために……ダジャレなんか一番、言ってみりゃさ、やりたくないわけですよ、特に若いときなんかさ。でも、やっぱりそこでどう見せるかみたいな工夫はいろいろやりようがあったから。ホントはだから、アレで出て、ちゃんと漫才をやりたいとかね、思いながらやってましたよね」
『日曜日の初耳学』2022年1月23日
井上裕介(NON STYLE)「(コロナ禍の前までは)お客さんの前で漫才するとか、お笑いの仕事するっていうのが当たり前やと思ってたので。無観客であったり、結局、反応がないじゃないですか。何やってんねやろうっていう感覚にもなりましたし、特に緊急事態宣言、一番最初のころですかね、家にこもってっていう生活のときに、テレビでもそんなにお笑いをやってなかったときに、自分がやってる仕事って、生活を豊かにすることはできても、必要不可欠やないんやなっていうのを感じてしまって。お笑いって一体なんなんやろうな、っていうのは感じたことありましたね」
『徹子の部屋』2022年1月25日
近藤春菜(ハリセンボン)「番組とかテレビとかでも、求めてもらってることと、私がホントにできることが、合わなかったりとかすることがあって。それはすっごいスベったりとかもあったけど、編集マジックでなかったことになってたから」
渋谷凪咲(NMB48)「ホントにブラックジャックいますよね」
近藤「いるよねー。助けられてるところもあるし、そういうのを感じると、おもしろいものをみんなで作ってるんだっていう気持ち。自分1人で戦ってるわけじゃないんだなって。私が怪我したら傷を癒やしてくれて、なんとかみれるようにしてくれる人たちがいるからこそ、こうやってできてるんだなと思ったら、そこに飛び込めばいいから。そういう気持ちでやったらどうにかなるよ」
『~凪咲と芸人~マッチング』2022年1月25日
竹内由恵「私がテレビ朝日に入ったとき、あまりテレビをみてなかったんです、当時は。だから局の違いがわからずに受けて。テレビ朝日に受かって、入ってから周りの同期が『打倒フジテレビ』みたいな『打倒日テレ』みたいな感じで言ってて、あれ?追いかける側なんだ、ってそこで知って。若干後悔して」
『ダウンタウンDX』2022年1月27日
福徳秀介(ジャルジャル)「ランニングとかは好きですけど、でもテレビで『ランニングが好き』っていうと、めっちゃランニング雑誌から取材依頼来るんですよ。それはそれで、やっぱり趣味は仕事にしたくないので」
『ジンギス談!』2022年1月28日
石田明(NON STYLE)「もともとテレビなかったんですよ、家に。正確には、中学の途中で、コンセントの差し込み口がないテレビは届いて。一応、テレビ飾ってる時期はあったんですよ。お父さんが粗大ごみでもって帰ってきた」
石田「みてないです」
劇団ひとり「『ガキ使』とかもみてない?」
石田「みてないです。芸人になってから、全部資料館とかに行ってみました」
加藤「考古学者みたいな感じだな(笑)」
『人生最高レストラン』2022年1月29日
(コロナの話)
西川貴教「こういった形でね、出てる人間が言うことじゃないのかもしれないですけど、テレビとかメディアが、まぁ、の罪っていうか。専門家でもない芸人さんとかタレントさんとか我々みたいなものが出てって、出てきた症状やいろんなものに関して、まぁ、あーでもないこーでもない、求められるから言わなきゃいけない。でもやっぱり、そのたびに日々情報ってアップデートされるし、そのたびに意見が変わったりとかすると、いろんなものを不安を煽ってることもあるんじゃないかと思って。なんかこれって、もう、ここから先は、ホントに最低限の情報、情報っていうか、ホントに必要な情報、感染者数と重篤化されてる方、あと病床者数とか、だけでもいいんじゃないかなと僕は思ってるぐらいですけどね」
『ワイドナショー』2022年1月30日
上沼恵美子「25年以上続きました『おしゃべりクッキング』が来月をもって終了になります。四半世紀やらせていただいてホントありがたい。で、まぁ、他にもちょっと大阪でラジオとテレビをやっているんですけど、歳も歳ですし、このへんで幕とじてやろうかななんて思う気持ちも若干あるんです。コロナもあったりして、生意気に年に1回大きなところでコンサートとかなんかもしておったんですが、それもできなくなりました。なんとなくこう、もうしがみつくところがないんですよ。もう辞めようかなっていうと、コアなファンのかたは辞めないでくれっていう。でも、私はもう席がないんじゃないかって思ってる」
『徹子の部屋』2022年2月1日
渡辺隆(錦鯉)「(芸人を)はじめて2年目3年目とかはやっぱ、(同期の)ピースとかがテレビ出てるのとかみて、うーわ、悔しいっていう思いがめちゃくちゃあったんですけど、でも、どうすることもできないんですよね、それってもう。おもしろくなるしかないし、みたいな。ウケるしかないなって思いは、最初はあったんですけど、慣れてきちゃうんですよね。おもしろくなんなきゃいけないんだよなぁ、みたいな感じで。力がどんどん抜けてっちゃうというか。そんな感じで、どんどん抜かれていくのにも慣れていく感じで。なんにも感じなくなっていく。芸人続けられてるのが幸せだなぁ、みたいな。肩書きがついてるのが幸せだな、みたいになってきちゃう」
『お笑い実力刃』2022年2月2日
(売れていないころの息子について)
錦鯉・長谷川の母親「テレビでね、銀行強盗とかコンビニ強盗とかよくあるじゃない。うちの息子じゃないかなって真剣にテレビみてね、あ、年齢ちがう、名前ちがう、そういうのをね、すごいテレビみてた。うちの子どもじゃないかなって。だからお金って言われたら送るの。そういう(悪い)ことしたら困るから。親は自分の子どもをいい子だとみんな言ってるけど、私は信用してないから」
『お笑い実力刃』2022年2月2日
チャンカワイ(Wエンジン)「我強いと若手芸人と一緒じゃないですか。テレビは制作さんのもんですから」
屋敷裕政(ニューヨーク)「これですよ。だからロケ20回も行けたんですよ。若手芸人見習ってください。自分よりも制作陣を立てる。そうするとまた呼ばれる」
『ラヴィット!』2022年2月3日
有吉弘行「まさか俺、高校生ぐらいのときに、七三で出ると思わないよ、テレビ」
『マツコ&有吉 かりそめ天国』2022年2月4日
伊藤沙莉「ダンススクールの掲示板に貼られてたオーディションが子役オーディションで。それにたまたま受かってから、すぐこの世界に。一緒に千葉から通ってた友だちのお母さんが、『この子受けさせようと思うんだけど、一緒に受けない?』って言ってくれて。で、行ったらたまたま受かっちゃった。ダンスは、気づいたらやってました。ホントに覚えてなくて。ただめちゃくちゃテレビっ子だったんで、テレビにかじりついて、歌って踊ってる人の前で踊ってるっていうので(親が)習わせてみた、みたいなのは聞きました」
『あさイチ』2022年2月4日
(マツコと対面して)
Ado「すごいテレビとかも結構みさせていただいてるんですけど、一生かかわることがないだろうなと思っていたので。そのぐらいビッグな方っていうんですか」
『マツコ会議』2022年2月5日
(今後の展望を聞かれて)
王林「できれば東京には来ない未来を描きたい。テレビに出たいっていう気持ちよりは、青森にすごい権力をもたらす人間になりたいっていう気持ちのほうがおっきいです。知事とか、そっち系。そういう影響を与えられる人間になりたい」
『あちこちオードリー』2022年2月9日
(同期のさらば青春の光について)
盛山晋太郎(見取り図)「やっぱり、日常を設定にして、ありそうな、起こりえそうなことで笑いにしていくのがすごいと思いますよね」
リリー(見取り図)「思いつく可能性がある設定だけど誰もやってないというか。めちゃくちゃいいとこ突くよね」
盛山「うわぁ、そこ誰も気づかんかったな、って。で、気づいたとしても、そこそんな広げれるかって。そんな広げ方できるんやっていうね。僕ら同期なんですけど、先輩であってくれよって思うことあるもん。そんなおもろいんやったら」
リリー「芸人も評価するし、テレビの前の人も笑かすしっていう。全員が評価してるんですよ、あいつらは」
『お笑い実力刃』2022年2月9日
(真空ジェシカのVTRをみて)
大悟(千鳥)「ワシとノブはずっと笑ろうてるやんか。テレビみてる人が笑ろうてるかどうかはわからへんねん」
『相席食堂』2022年2月15日
田中卓志(アンガールズ)「俺らとしては、キモいってイジられはじめたときに、やっとテレビで動けるって思ったのよ。誰かに行くのも、キモいコメント大喜利みたいな感じでいけちゃうみたいな」
野田クリスタル(マヂカルラブリー)「そのときに、ファンとか後輩に『もっとネタで行ってくださいよ』って言われることないですか?」
田中「これを軸に、まず生き残んなきゃいけないから、テレビ業界に」
野田「それどころじゃないっていうのがわかんないですよね」
田中「テレビの住民みたいになれない。それがないと。それこそ宮迫さんとかフジモンさんとかが、特にそれを俺にわーっとやってくれたときに、反撃したときにすっごいウケたのよ。これだ!という感じが、もうそのとき。それがテレビ出はじめて3~4年目ぐらいたったときだから、一番底みたいなときに一番起死回生の。それがないと、もうちょっと、今いないだろうなっていう感じはするけどね」
『ロンドンハーツ』2022年2月15日
野田クリスタル(マヂカルラブリー)「『エンタの神様』に出てるころは怖かったですか?」
田中卓志(アンガールズ)「怖いよ。マジで。4年目だからさ、持ちネタがさ、テレビに通用するのなんて10本もなかったのよ。『エンタ』に出るってなったときに、最初、(出演が)毎週なのよ。反響もデカくて。すぐ(ネタが)追いつかなくなって、2~3か月で。ちょっと隔週にしてくれ、つって。でも隔週でも間に合わなくて、ちょっと月に1回にしてくれ、つって。それでも、月に1本テレビクオリティのネタ書くって、無理じゃない。現実的に無理なのよ。他のバラエティも出なきゃいけなくて、全然できなくて、収録日の前日にまだネタできてないとか。そのときファミレスでずっと(夜の)12時からネタ書いてって、3時ぐらいにやっと設定思いついて。だんだん外が明るくなってくるわけ。朝6時ぐらいに山根のとこにFAX送って。メールもない時代だから。昼過ぎから収録なんだけど、いったらネタも入ってなくて、ステージ上でネタ飛んで、2人とも何言ってるかわかんなくなって、幕が閉められて。それで、もう1回幕あげてもらって、やるんだけど、また飛んで。また幕閉められて」
野田「ジャンガジャンガのジャンガジャンガないバージョン」
『ロンドンハーツ』2022年2月15日
バカリズム「僕はもう、ずっと葛藤してるんで。2年目ぐらいからずっと、合わないっていう。自分がおもしろいと思うことが、ちょっとズレてるというか、なんとなくあいだをとってやってる感じがあるんですよ。自分の単独ライブとかでも、これめちゃくちゃおもしろいなっていうのが、基本的にはあんまりウケないっていうのがずっと続いてるから、テレビとかでネタをだすときも、基本的にはスタッフさんに選んでもらって」
『ロンドンハーツ』2022年2月15日
橋本直(銀シャリ)「勝手に人のものさしで測られすぎですよね。芸人たるものが売れるとしたら冠番組もってMC……いや、そうじゃない幸せの人もたくさんいるのに、そのルートじゃないと『あんま売れてませんよね』みたいなテンションできますよね。結構ご機嫌にすごしてるのに。『誰々さんはテレビ出てますけど』みたいな」
板倉俊之(インパルス)「勝手にかわいそがってんじゃねぇよっていう」
橋本「『最近みかけなくなったw』とか。いや、あなたの視聴ルーティンに入ってないだけ」
『あちこちオードリー』2022年2月16日
渡辺隆(錦鯉)「ライブ出るときに、まだコンビ名決まってなかったんですよ。ライブの主催者から電話で『コンビ名教えてください』って言われたときに、テレビのニュースで外国人が錦鯉を爆買してるってニュースやってたんですよ。それみて『じゃあ錦鯉で』って」
長谷川雅紀(錦鯉)「もしテレビに映ってるのが錦鯉じゃなくて電球だったら、電球っていう名前だったし、フライパンだったらフライパンっていう名前だったし、電話だったら……」
渡辺「もういいよ」
『かりそめ天国』2022年2月18日
マツコ・デラックス「『5時に夢中』、あんな身内みたいなところでさ、誰もみてないテレビ局のね、誰もみてない番組で、町内会のテレビ出てるみたいな感覚だったのよ、最初。まさかこんなことにつながっちゃうなんて。あのとき、東北新幹線でかかってきた……ミッツさんの電話にMXのプロデューサーから電話があったのよ。私の電話番号はまだ知らないから。プロレスラーの高山さんが急遽出れなくなって。ホントは高山さんがレギュラーコメンテーターだったのよ。最初のワンクールだけ。高山さんがホントはプロレスラー引退されてたんだけど、復帰したじゃん。だから、もう1回復帰するからテレビ活動をまたやめるってなって。『代わりにやってくれないか』って言われて。まぁまぁ、誰もみてないし」
有吉弘行「ホントにそうだよ。ホントにマツコさん出て、いまやアレだけど」
マツコ「誰もみてなかったんだから」
有吉「MXってつくの?って感じだったよ、家で」
マツコ「地デジになってなかったから、UHFって当時みんなみれなかったじゃん。ホントだから、こっそりやってるぐらいの感じで。ホントに止めるとしたら、あの東北新幹線かもしれない。『ごめん、そういうのやめとくわ』っていってたら、こうなってない」
『かりそめ天国』2022年2月18日
大悟(千鳥)「(大阪で)テレビにも出るようになって、大阪の街を歩いとけば『あ、大悟だ』ってなるようになって、それ10年かかって。で、東京来たときに品川の駅で帽子とマスクしてるのがアホらしくなったんですよ。誰も知らんやないかと、ワシのこと。もう1回ゼロからやるんかアレを、と思ったときに、うわっ、ってなった日の、それこそフジテレビの番組で、まだペーペーで後ろのほうで賑やかしぐらいで出るっていうときに、最後のコーナーで大喜利コーナーみたいなときに、売れてるその当時のメンツが大喜利に答えるけど、全員参加ですよっていったときに、そのときのディレクターが僕のとこに寄ってきて『大喜利できるって聞いてるよ。でもわかってると思うけど、答えなくていいからね』って言われたんですよ。ほんまにまたゼロや、ってなって。そんときは、もう1回あのパワーは……。でも、もう1回するしかないなっていう感じは」
『まつもtoなかい』2022年2月19日
金ちゃん(鬼越トマホーク)「いま吉本で配信バブルがハンパないんすよ。ライブで売れた分の配信のお金がめちゃくちゃ入ってくるっていう。全然無名で一切売れてないやつでも、月30万ぐらい稼いでる。僕らの時代だったらありえないじゃないですか。M-1とかとった意味ないんですよ。(優勝しても)500万ずつじゃないですか。でも普通にライブで稼げるんで。だから、一時期、吉本芸人は『吉本には絶対来ないほうがいい』とか言ってたんですけど、いまは吉本芸人が全員口をそろえて『吉本に来な』って」
井口浩之(ウエストランド)「吉本以外の若手、いまめちゃくちゃ怒ってるんですよ。ホントに同列っていうか、自分より出てないだろみたいなやつが、何十万とか稼いでるんで」
金ちゃん「だからもう、みんなテレビとか出たくないって言ってるんです、ホントに。『ゴットタン』なんか7000円しかもらえないから」
『ゴッドタン』2022年2月19日
(キレイとは言えないけどいい宿に泊まる、というコンセプトのロケを今からする)
島崎遥香「ガチで泊まるんですよね? テレビって、ガチで泊まんないと思ってたんですよ。撮って、ちょっとキレイなところで泊まると思ってたら」
『全国ボロいい宿』2022年2月20日
野々村友紀子「私はいまなんか、自分が(テレビに)出させてもらったりとかっていうのは、ホントつなぎの気持ちでやってて。修士くんたちががんばってくれるために、ホント、ちょっと私がいま走っとこ、ぐらいの感じなんで。小堀のことも私、嫌いじゃないし。好きですよホントに、2丁拳銃のことは。どんどん出れなくなっていくじゃないですか、出てなかったら、テレビって。そうなっていくぐらいやったら、まだ、みんなが知ってくれてて覚えてくれてるうちに、なんでもいいからやったほうがいいんかなとか思う。やっぱテレビでみたいですね、2丁拳銃」
『水曜日のダウンタウン』2022年2月23日
近藤春菜(ハリセンボン)「毎年必ず1人は、私に似てる新しい方が出てきてくださるので。最新は、東京オリンピックに出てらっしゃった、アメリカのスケートボード代表のアラナ・スミス選手っていう方がいらっしゃるんですけど、そっくりです。私はオリンピックとか選挙の時期、忙しいですね。テレビみて、誰が似てるかな?って。なんか飛んできたときに、答えられないと、そのかたが恥かくじゃないですか。アンテナ張ってるかた、いらっしゃるんですよね。『これは春菜に言えるな』って思ってくださるかたがいるんで」
『あちこちオードリー』2022年2月23日
濱口優(よゐこ)「18歳でデビューして、やり始めて3か月でテレビ出て。そのあと、フジテレビのオーディション番組に受かって、そのまま東京に来るっていう。それがハタチとか21歳」
『アメトーーク!』2022年2月24日
(18歳のときにテレビの大食い番組に初めて出た)
ギャル曽根「テレビって出たことないから、みてるだけなんで、絶対いいものが食べられるだろうと思って出たんですよ。そしたら、初めに出た食材がパンで。え?と思って。私は大会に出たつもりはなくて、おいしいものをたくさん食べたいと思って出たんで。食パンだったら自分で食べられるじゃんと思って。隣はジャイアント白田くんとかが、ジャムをつけないで食べるわけですよ。この人たちマジでなにやってんだろうと思って。私はホントに、ただおいしいものを食べて、賞金がもらえたらラッキーぐらいな感じで出てるんで。ひと瓶1キロのジャム、高いじゃないですか、ジャムがめちゃくちゃおいしかったんですよ。だからジャムをおかわりしてて。ジャムを1.5キロぐらい食べて、通過しました」
『おかべろ』2022年2月26日
カネシゲタカシ(フットボールアワー・岩尾の前の相方)「当時の岩尾は、お笑いをつくる能力では、僕らのNSCの同期のなかではまちがいなくトップだったと思います。もともと岩尾っていうのは、いじられるのがあまり好きじゃない、得意じゃないといいますか。いまテレビとかみてると、ブサイクネタだったり、ハゲネタだったり、後藤が遠慮なく岩尾のことをいじるって場面が多々あると思うんですけども、ドレス時代って実は、岩尾のブサイクいじりみたいなネタは一切やっていなかったんですよね。そこまでの関係性を築き上げられた後藤っていうのはホントにすごいと思いますし、いじられるのが嫌な人間がその殻を破ることができたっていうのは、岩尾が100%の信頼を後藤に寄せているからだと僕は思います」
『ロンドンハーツ』2022年2月22日
(大学お笑いサークル事情)
ニシダ(ラランド)「(令和ロマンの)髙比良の(お笑いサークル出身の)元カノは、おっきいラジオ番組(=オールナイトニッポン)つくってるスタッフさんなんですよ。大企業に結構いるんですよ、知り合いが」
サーヤ(ラランド)「先輩がたまにお仕事くれたり」
高比良くるま(令和ロマン)「おかげで僕らなんてテレビ全然出てないですけど、バイトせずに済んでますからね。先輩から仕事もらえるんで」
『お笑い実力刃』2022年2月23日
篠原涼子「初めてのテレビが『ごっつええ感じ』だったんですよ。当時は、テレビに出れるからうれしいっていうような感覚で、うれしかったんですけど、やってみたら、なんかちょっと、アレ?ってなってって。うしろから羽交い締めでモミモミみたいなのとか。最初の2年間ぐらいはさまよってましたけど、それすぎたらだんだん楽しくなってきて、家族みたく感じてきて、なんかすごく離れたくないなっていう存在」
『人生最高レストラン』2022年2月26日
(前回の企画「我慢すず」について)
広瀬すず「すごかったです。過去イチ、テレビ出た史上一番まわりの人に『みたよ』っていわれました」
『テレビ千鳥』2022年2月27日
坂井良多(鬼越トマホーク)「もうさんまさん、テレビのギャラだけで食ってるのは、さんまさんと黒柳徹子さんだけですよ」
『週刊さんまとマツコ』2022年2月27日
坂井良多(鬼越トマホーク)「いまテレビに出て、さんまさんのポジションを奪おうなんて思ってる若手は1人もいないんですよ。僕ら解釈がちがうんです。さんまさんの番組でて、爪痕のこして稼ごうじゃないんです。さんまさんが元気なとこ見に行って1万もらおうです。さんまさんとうまく共演して、顔をテレビで売って、それをSNSとかYouTubeで知名度を増やしていこうっていう考えなんですね」
金ちゃん(鬼越トマホーク)「そっちのほうが正直稼げるんです、いま」
『週刊さんまとマツコ』2022年2月27日
明石家さんま「(オリエンタルラジオの)中田がつくってきよんねん、(YouTube動画の)企画書を。今度それ撮ろうかっていう話は……なってんねんけど」
マツコ・デラックス「さんまさんがそれやったら私もやるよ。さんちゃんの教えを守って、テレビしか出てないんだからね。さんちゃんがそれやり始めたら、なんのためにこき使われてやってきたか……」
『週刊さんまとマツコ』2022年2月27日
明石家さんま「寿命を考えてんねん、俺いま。テレビも60年の歴史があるからやな、そこでちょっとバテてきてるけど、YouTubeもオンラインサロンもバテるはずやからな。バテ待ちや」
『週刊さんまとマツコ』2022年2月27日
若林正恭(オードリー)「2人はお笑いお笑いしてないテレビもみてる? 正直みてないでしょ。一生懸命やる人が世の中に好感もたれるってわかんないでしょ?」
川北茂澄(真空ジェシカ)「わかんないっすね」
若林「ホントに休日イオンに行く家族がみてるんだよ、テレビって」
川北「そういう人たちも逆ニッチェで喜ぶと思ってたんです」
若林「喜んでる人もいると思うんだけど。それはすごい難しいよな。俺、春日から勉強したけど、漁船に乗ってまじめに漁師の人を手伝うとかって、あれホントに手伝ったほうがいいんだと。俺、びっくりしたんだから。漁師の人に揚げ足とったりしてたのよ。『うるせぇ』とか言われて。盛り上がってんのかなとか思ってオンエアみたら、大変なことになってたから」
『あちこちオードリー』2022年3月2日
西村真二(コットン)「同じことを言っても、陰キャの方のほうが説得力とか信頼性が生まれるのって、すっごくよじれてると思うんですよね」
若林正恭(オードリー)「ちょっとおかしいんだ、テレビが」
西村「いま、テレビおかしいっす」
若林「お前だよ、おかしいのは」
『あちこちオードリー』2022年3月2日
若林正恭(オードリー)「(ウエストランドの)河本くんは、お笑いの自信がないから、サイコ感を出してるんです」
井口浩之(ウエストランド)「ちょっとテレビに出させてもらったら、みんなこんなにすごいんだ、こんなに変わってるんだっていうのを目の当たりにして(河本は)普通の自分に耐えられなくなった」
『あちこちオードリー』2022年3月2日
(最初は「1回だけお笑いライブに出てみない?」と呼ばれて姉妹の活動がはじまった)
木村美穂(阿佐ヶ谷姉妹)「テレビのオーディションとかの話とかが(ライブに)1回出たことで来たりしたんですよ」
渡辺江里子(阿佐ヶ谷姉妹)「当時、全ライブにカメラが入ってたんですよ」
木村「『エンタの神様』と……」
木村「そのときに、なんか変なのいるなってことで引っかかって。それで半年ぐらいオーディションに通って。1回はテレビに出られたんですけど。また1回テレビに出るまでもうちょっとやるか、みたいな感じで、どんどんこう…」
山崎「ズルズルと『1回でいっか』って気持ちでいままで続いてるってこと?」
渡辺「ホントそうね」
木村「そうね」
『お笑い実力刃』2022年3月2日
(R-1決勝、寺田寛明のネタへの審査コメント)
ハリウッドザコシショウ「去年よりすごくおもしろくなってるんですけど、大喜利力はすごくあるかただと思うんですよね。その大喜利力だけじゃなくて、テレビの前を、テレビみてる人を意識する何かっていうのが、ほしかったかなと思いますね。なんだろう、人間力というかね。そういうのが入ってると、また違った感じになるかなと思いますよね」
『R-1グランプリ2022』2022年3月6日
加納(Aマッソ)「『(番組スタッフの)会議で名前でるようになったよ』って、去年ようやく言われだしましたね。いままでは『俺は出したいんだけど、誰?みたいな感じになるから、もうちょっと待って』みたいな感じでスタッフさんにいわれてたんですよ。出してもわかんない、みたいな。『ようやく名前が通るようになってきたよ』みたいなんをいわれだしたんが、去年ですね。去年じゃないですか。テレビ出れたな、ってなったのが。もう32やったんで。普通に焦ってましたよ、やっぱ。30超えてるで、とか。焦りはありましたよね」
『ホリケンのみんなともだち』2022年3月8日
西田幸治(笑い飯)「(アンタッチャブルは)2003年に敗者復活で(M-1決勝に)来たじゃないですか。(次の年に)優勝するまでの1年は、仕上げにかかってたんですか?」
山崎弘也(アンタッチャブル)「いや、浮かれてたね。テレビの仕事が増えて。僕はね。浮かれて車とか買ってたから」
柴田英嗣(アンタッチャブル)「出れないと思ってたから、2004年は。俺たちも出るつもりなかったし」
山崎「(コンビ歴の)計算を間違えてたんじゃなかったっけ、我々の。2003年がラストイヤーだと思ってやってたのよ」
『お笑い実力刃』2022年3月9日
(中学生ぐらいのときに占い師に言われたこと)
黒柳徹子「あなたのお名前は津々浦々に伝わります、って言ったんですよ。私そのときね、名前が津々浦々に伝わるってどういうことかなって、母に言ったらね、『あなた悪いことしないでよ』って。『新聞に出るようなことしないでね』とか言われたんですけど。考えたら、ラジオとかテレビって、津々浦々になんであれ伝わるものじゃない。だからあの人、当たってたなと思ってね」
『徹子の部屋』2022年3月9日
小泉今日子「やんちゃな時代が、ちょっと演じてたかもって感じがあります。少し、意識的にそういう振る舞いをしてたんじゃないかなっていう。私、こういう仕事はじめたときに、家族とか親戚一同がすごい驚いてたんですよ。あのおとなしい子が、みたいな。でもそのうちそれも私になっていった、みたいなことがあったけど、でも若いときに、テレビ局に収録に来ても、ちょっと時間があいてるときにひとりで本を読んでたりするようなところも、ずっとあったかなっていう気がするから。どっちも私ですよね。30代、40代、50代と年齢を重ねてきたときに、いますごく気持ちいいなと思うのは、自分が感じたことと言葉がすごくシンクロしてくれるっていうか。若いときは言葉を知らないから、いっぱいしゃべらないと伝わんなかったことが簡潔に伝えられるみたいな。そういう意味では大人になったなっていう気はしますよね」
『NHK MUSIC SPECIAL』2022年3月10日
平子祐希(アルコ&ピース)「テレビはいま、過剰に結構、なんだろう……変な話、キレイな言葉でしゃべんなきゃいけない、気をつけなきゃいけないところが最近特にあるじゃないですか。ラジオはまぁ未だに、シモネタは全然制限ないんで」
いとうあさこ「多少はあるけどね」
酒井健太(アルコ&ピース)「おちんちんはOKって聞いてます」
『やすとものいたって真剣です』2022年3月10日
ヒロミ「テレビで僕らがやれることって少ないじゃない。ある程度いわれたことをやるという。自分のやりたいことって、そうはできないじゃん。だから、自分のやりたいことはいまYouTubeでやってるっていう感じで。全然いいバランス。テレビはね、行けばお金くれるしね」
『バズリズム02』2022年3月11日
ヒロミ「昔からだけど、僕がやりたいことをやらせてくれるって、まぁ若いころにあったにはあったけど、やっぱね、そんなうまくいかないんですよ。やっぱりこう視聴率っていう意味では、俺がおもしろいって思ったものって、意外ととらなかったり。まぁ遊びだったりするから。でも、時代もそうだし、俺がやっておもしろいなって思うようなことは、テレビ向きではないのかな、とか。テレビはホント、いまテレビでなにやりたいですか?って言われたら、お前が決めろっていつも言うんだけど。やりたいことがないっていうと、なんかこうちょっと、俺にはなんにもないんだって感じに思われちゃうかもしんないんだけど、そうじゃなくて、テレビってやっぱテレビ局さんがやりたいものとか、やってほしいものを受ける、僕らは。だから、なにをやりたいんですか?っていつも聞くんだけど、逆にね」
『バズリズム02』2022年3月11日
森山直太朗「死を身近に感じるって、それは、僕らの想像力の話だと思うんですね。明日死んじゃうって、もしかして想像できたら、正直、なんでもどうでもいいですよねっていう。ちょっと乱暴な考え方だけど、そういう自分のチャンネルって、たぶん生きてくうえで、自分が豊かに生きてくうえで、すごい大切な工夫なんじゃないかなと思って」
マツコ・デラックス「ホントにいまいいこと言ったけど、どうでもいいのよ。……っていうのは極論ですが、極論なんだけど、ホントどうでもいいじゃん。私は、なんでこんなに追いやられて、なんでこんなに毎日毎日、タイムカード押しにくるみたいな感覚でテレビ局に通い、なんでこんなベラベラ毎日しゃべってるんだろうってなったときに、これって誰のためなんだろう、っていうさ」
『マツコ会議』2022年3月12日
伊藤俊介(オズワルド)「人のネタって見る? 俺、2年前ぐらいから見れなくなって、人のネタ。なんかしんどくなってくんのよ。今のよかったなみたいな、そういうストレスから解き放たれたい。だからテレビもみれないんだよね、あんまり。俺、自分の(出てる番組)みないじゃん」
イワクラ(蛙亭)「私も、人のテレビはみる。伊藤くんとかはみるし、(森本)サイダーとかもみるし、ピザ(=大鶴肥満)もみるけど、自分のやつはみれないな」
森本サイダー「結構みてない? 僕ら一緒にいるとき」
イワクラ「人がいるときはね。自分1人だったらみれないから、みんながいるときにいるときにみて、みんなが笑ってるかとかをみる」
伊藤「俺はそれも気になるから、みんなでみたくない。みれないけど、こういう仕事が入ったよっていうのは、めっちゃ知らせたい」
『ボクらの時代』2022年3月13日
川島明(麒麟)「(自分の子どもは)絶対僕の番組みてくれないです。娘はそれこそアンパンマンとかきかんしゃトーマスとかが好きだから。VTRとかみてる番組とかだと、右上にワイプで僕らの顔が出るじゃないですか。僕はオンエアチェックがしたいからそれみるんだけど、子どもはアンパンマンとかそういうのがみたい。なんでお父さんはこれみるんだってなったら、右上に自分の顔が映ってるからみるんだ、ってなるんですよ。最近、テレビの右上にばいきんまんのシール貼られたんですよ。これさえなかったらって。せめてアンパンマンでしょ。だからうちの番組、全部ばいきんまんでやってるんです」『おしゃれクリップ』2022年3月13日
(相方・川島について)
田村裕(麒麟)「ひと言じゃいえない。たぶん、世の中で一番性格わかってる、わかりあえてる人だと思います。奥さんより、家族より、たぶんダントツ1位だと思いますね。僕みたいなもんが、この世界でここまで、ましてやいまだに自分がテレビに出てなくてもみんなが僕のこと忘れずに、麒麟っていうものを認識してくれてる。僕、いま死んでも楽しい人生やったなって思うんですよ。ここに連れてきてくれたんは川島なんで。感謝しかないですね。川島でよかったなっていうのは思いますね」
『おしゃれクリップ』2022年3月13日
東野幸治「あと4年ぐらいですかね。『マルコポロリ』っていうのが終わらなくても、なんとなく、僕が60歳ぐらいになったときに、若いアーティストの話とか、やっぱダメじゃないですか、ちんぷんかんぷんで。ってなったときに、楽しいお笑い芸人と最前線でしゃべる番組も、あと5年ぐらいなんかなとは。60歳ぐらいなんかなって。あと5年ぐらいまでに、大阪で最後は楽しくテレビやりたいなと」
『マルコポロリ!』2022年3月13日
(20代の自分に伝えたいこと)
東野幸治「これはシンプルに、東野、30代はもっと楽しくて、40代はめちゃくちゃ楽しくて、50代は最高やぞと。とにかく、あのとき勇気ふりしぼって、吉本入ってよかったな(笑)っていうところですよ。楽しいことしかないよ、っていう。プラスマイナス考えたら、そらマイナスもあるかもわからんけど、はるかにプラスのほうが大きくないですか? 子どものときみてたテレビのお笑いスターとか、芸能人の人と共演できたりとか。その芸能人の人のウラの感じってこんな感じなんやとか。目の前で見れたり聞けたりするのは」
『マルコポロリ!』2022年3月13日
(後輩芸人がよく言う「上がいるせいで下が上がってこれない」という話について)
今田耕司「僕らのときとは人数もたしかに違うかもしんないですけど。それは僕は、通用しないような気がするんですよね。やっぱ、奪っていくというか。やっぱり、上のかたがいるから下のもんは使わんとこうっていうテレビの業界の方はいないと思うんで。上がいるから詰まっててっていうのは、あんまカッコよくないことかなと思いますね。僕は言いたくないですね。僕が若手やったら。自分が実力ないですよ、って言うてるようなもんのような気はするんですけどね」
『日曜日の初耳学』2022年3月13日
今田耕司「若いときにダウンタウンさんと一緒にやらせてもらってて。ダウンタウンさんが東京進出したとたんに、テレビのお仕事がなくなって。どうしよう、っていう。帯番組にずっとだしてもらってたんです、一緒に。ダウンタウンさんが東京にいくときに、アホなんで、一緒に東京行くんやと思ってたんですよ。えらいもんで、行かなかったんですよね。大阪でそのままテレビの仕事かぁと思ったら、テレビのオファーもなかったので。(大阪の番組スタッフも)ダウンタウンさんを使いたかった。そこに若手をくっつけたっていうので、ほしいのはダウンタウンさんなんですよね」
『日曜日の初耳学』2022年3月13日
(芸人をめざして上京した経緯)
伊藤幸司(ランジャタイ)「家でテレビみてて、どうも僕は松ちゃんと同じこと言うなと思ってて。松本さんがボケるときに、僕も同じこと思いついてて。あるときに、松ちゃんより僕のほうが速いときがあったんですよ。これは(東京に)行くしかないと思って」
『痛快!明石家電視台』2022年3月14日
堀内健(ネプチューン)「(Aマッソは)昔はとんがってたじゃん。トゲトゲだったじゃん。いまちょっとテレビに出て、ゴールデン番組にも出るようになりました。考え方とか、路線を変えたの?」
加納(Aマッソ)「2人で話しあって路線変えたとかではないんですけど、ほんまに数年前まではマジでスタッフさんを敵やと思ってたんですよ。番組にたずさわるために、全部オーディションを経ていくじゃないですか。呼ばれるということがないんで。(スタッフさんは)オーディションでこういう(腕を組んでのけぞる)感じでくるじゃないですか。それがテレビの人たちだって思ってたんで、こっちも臨戦態勢になるというか。いまは呼ばれたら、すごい優しいですよね、スタッフさんって」
堀内「ちがうよ、Aマッソが売れたからだよ」
加納「だから、態度変わるじゃないですか。周りの。どっちが先なんかなって思うんですよ。『丸なって』とか言われるんですけど、『いや、そっちが優しなって』って思うときがあります。いままでゴミみたいな目でみてきてたわけじゃないですか、スタッフさんも。それが『よろしくお願いします』っていってきたら、そりゃこっちも怒らない、ニコニコするなって思います」
堀内「路線とか変えたわけじゃないんだ。ちょっと女の子らしくやろうとか、そういうのじゃないんだ」
加納「じゃないですけど、楽しいですね。いまのほうが、当時より。当時はやっぱぜんぜん楽しくなかったですもんね」
『ホリケンのみんなともだち』2022年3月15日
屋敷裕政(ニューヨーク)「テレビに出だして、はじめて(芸能人の)年末年始を経験したというか。あんなに働くんすね、みんな。年末って。そりゃ海外行くわと思いました」
『あちこちオードリー』2022年3月16日
井上咲楽「もともと私、芸人さんに憧れてて、芸人さんになりたかったんですよ。中学校入って『テレビ出たい』ってずっといってたら、まわりにバレー部の女の子たちが集まってきて、その子たちとしゃべったら、自分のことをみてすごいみんな笑ってくれて。私っておもしろいのかも、って思って。で、よし、芸人さんになるぞって思ったんですけど、でも、自分でおもしろいことを言おうと思っていったときって全然ウケなくて。私は笑いをとっていたわけではなかったんだなと思って。中学生のときに、私は笑われてるだけだって思って。それで高校進学を決めました」
『あちこちオードリー』2022年3月16日
粗品(霜降り明星)「第7世代を終わらせたというか、1人戦犯いると思ってるんですよ。僕らがワーッてボケたり、テレビでワーッてスベるじゃないですか。そのときに、よう聞いたツッコミで『第7世代やなぁ』みたいな処理の仕方。それと『これが新世代ですね』みたいな感じで処理するみたいなんが、結構流行って。僕の記憶が正しければ、芸能界で一番最初にそれやったん、陣内(智則)さんです。(それを言われて)現場はめっちゃウケて、めっちゃ助かってるんです、僕らも実は。でも、お笑いの能力の修行にはならないなっていう。優しすぎたんですよ」
『アメトーーク!』2022年3月17日
(最終回に番組開始初回のVTRを振り返る)
マツコ・デラックス「今日はね、むしろこういう人をテレビに出さなきゃダメだと思った。それが本来のテレビっていうもんじゃないかなと思ってしまったぐらい」
マツコ「テレビだもん」
矢部「いろんなものあってええんやもんな」
マツコ「バケモノが出るものなんだもん」
『アウト×デラックス』2022年3月17日
狩野英孝「『ヘキサゴン』に初めて出させてもらったときに、上の人から『紳助さんは楽屋挨拶NGだからね』って言われたんですよ。あ、そうなんだ。確かにお忙しい人だし、楽屋でゆっくりされたいだろうな、ってことも思いつつ、じゃあスタジオで、って思ったら、前説のかたがどんどん名前呼んで入ってくんですね。そのときに、プロデューサーのかたに『紳助さんに挨拶行ったよね』っていわれて。『行ってないですよ』『なにやってんだよー!』って言われて。そしたら前説の人に『狩野英孝さん』って呼ばれて、結局挨拶できなかったんですよ。アナウンサーの方が点数順に呼んでいく、そのときに、『ラーメンイケメン僕イケメン、狩野英孝です、よろしくー!』みたいなことやったら、紳助さんが『誰やねんこいつ』ってなったんですね。でも僕、紳助さんってホントにテレビでみたことしかない、ホントにおもしろい方って感じで、『誰やねんこいつ』がボケだと思ったんですよ。『ちょっと紳助さん、そんなこと言っちゃ、いーけないんだイケメンだOKー!』みたいな。『なんやお前、マジではやく向こう行けや』みたいなこと言われて、『ちょっと紳助さーん。ヘキサゴン、出れて爽快ナイスガイ、OKー!』。『おまえいい加減にしろよ、このやろう』みたいなこと言われたときに、『ちょっと紳助さん』って、4~5ラリーあったんですよ。で、周りも確かに全然ノッてくれないなとは思ってて、もう1ターンぐらいいこうかなと思ってたときに、横に(FUJIWARAの)藤本さんがいて、『お前ええから座れ』って僕のここ(=腕)を持ってやってくれた(=座らせてくれた)んですよ。ホントにバラエティじゃない力で。結局その回は、僕が手をあげてもスルーされたりとか、答えても『はい次』みたいになって、紳助さんに芸能界のルール無視してホントに失礼なことしちゃったんだなって反省して番組終わってあいさつ行って、謝らせていただいて、次の他の番組で呼んでもらったときに、許してもらえたんだと思って安心はしたんですけど、あそこで俺がまだわかんなくてグイグイいってたら、干されてたんだなっていうふうに」
藤本敏史(FUJIWARA)「たぶん、もう1回いってたらヤバいぐらいの危機を察知してたんと思う、たぶん。付き合い長いからわかるのよ」
『やすとものいたって真剣です』2022年3月17日
森山直太朗「コロナによっていろんなことが本質的になったりとか、あるいは不必要なものが淘汰されたりとか、そういうことが起こってると思うんですけれど。考え方によっては、もともと本当はこうなんだろうなとか、本質的にああなんじゃないかなってことがあらわになったり、促進されたっていうふうに考えたほうが合理的なんじゃないかなと思ってて。もちろん、間違ってもかかりたくないし、僕は感染してしまいましたけども、誰かにうつしたりしたくないし。だけど、この現象から見えることとか、やっぱりそうだなって答え合わせは、実は本能的にはみんなできてる気がするんですよね。だけど、やっぱりしがらみが多いから、どうしても、やっぱり経済的なものだったり、社会的なものだったり、対人的なものだったり、そこは1回おいといて、このチャンスもうないような気がしてて」
マツコ・デラックス「それが一番できてないのテレビよ。政治とテレビよ。一番遅れてる。しがらみしかない。おいとかなきゃいけないのよ」
『マツコ会議』2022年3月19日
バカリズム「長いことやってると(ライブでどのネタがウケるか)ある程度絞れるようになってくるけど、そこからネタ番組にもっていくときに、そのなかからどれを持っていけばいいのかが、もうわからないから、(東京03の)飯塚さんとか豊本さんとかに、いくつか台本送って『どれがいいと思いますか?』って。俺はもうわかんない。俺が選んだら、俺が自分でおもしろいと思ったものだけもってったら、絶対おかしくなるから。そもそも、ピンになって一番最初に出たのがR-1グランプリの決勝が一番最初のテレビで。そのときのネタも、トツギーノっていうネタをやったんですけど、これはもともと、ビデオデッキにアソコを入れてとれなくなっちゃったネタを決勝でやろうとしてたの。それで豊本さんに聞いたら、『いや、トツギーノやんなよ』って言われた」
『NETAMI』2022年3月20日
塙宣之(ナイツ)「僕はもうダウンタウンさんをみて、お笑い芸人になろうって思ったので。はい。やすしきよし師匠とかテレビでやってるじゃないですか。でも、なんとなくこう、『おまえのとこの嫁さんが』とか、『こいつこういうやつなんだ』とかっていってても、僕は子どもだから、わかんないんですよ。なんの話してんのかな?とか。ダウンタウンさんは、そういうの一切とっぱらって、急にやっぱ、ネタ、みたいな。世界観が、そこにドーンってきたじゃないですか。誘拐のネタとか。だからそのときに、すごい作品を見たっていう感じがしたんですよね。大喜利の要素があって、『もしもし』って言って、誘拐犯がなんか言うっていうことじゃないですか。それは大発明だったんじゃないかなって、僕は思ってるんですけど」
『笑いの正体』2022年3月21日
松嶋尚美「ダウンタウンさんに関しては、漫才をそんなにたくさんテレビでみる機会はなかったの。ただ、ラジオをやってはって。『OBCのもっとモモンガ』っていう。それがうちのクラスだけでめっちゃ流行っててん。さんまさんが、あれやってたんですよ、『さんまの駐在さん』っていう中継の番組を。その前説に、ダウンタウンさんがいたような気がするの。それをわざわざ、うちのクラスの子らで見に行って。ぐらい、変わった漫才をするイメージ。中学生の心をつかむ、みたいな」
『笑いの正体』2022年3月21日
渋谷凪咲(NMB48)「私もアイドルやっててずっと下積み、研究生のころからやってて、いまがあって。ちょっと人気出たとか、ちょっとテレビ出させてもらえるようになったから、『もうアイドルじゃなくても呼んでもらえるよ』とか言われたりとか。でも、私はアイドルっていうのがあったからいまの自分があるから、ここを、どれだけ忙しかったりとかもてはやされたとしても、ここがぶれたらこっちでも絶対にすぐにもてはやされなくなるっていうか。芯がないと、結局まわりの意見に流されたら、この世界ってオンリーワンじゃないといけないじゃないですか。変に群れたりとか、いろんなとこ行ってしまったら流されて、みんなとおんなじふうになってしまうから。それやったら自分の正義を、どれだけまわりが『こっちのほうが楽しいよ』とか言われたとしても、自分の正義を貫いてやらないと、みんなと一緒になるなって。終わるなって思います」
『~凪咲と芸人~マッチング』2022年3月22日
堀内健(ネプチューン)「『ボキャブラ天国』っていうテレビ出はじめたら急にモテた。でも、いままでモテてなかったから、やっぱりバレちゃうんだよね。モテるやつはテレビに出てようが、テレビに出てなくてもモテる人。そういうタイプじゃなかったから。でも、モテた時期はあったかもしんない」
『ホリケンのみんなともだち』2022年3月22日
伊藤俊介(オズワルド)「僕は個人的に、テレビとかめっちゃ出たいタイプではあるんですけど。あんまり相方がテレビに前のめりじゃないというか」
畠中悠(オズワルド)「僕は有吉さんの番組で『劇場でがんばっていきたいんです』って話をしたら、有吉さんから『あぁ、そのダセぇタイプのやつね』って言われて」
有吉弘行「それをさ、言いながらテレビ出てるのってダサいじゃん。もうすっぱり出ないなら出ないっていうさ」
『ロンドンハーツ』2022年3月22日
若林正恭(オードリー)「漫才でテレビ出るじゃない、2008年とか2009年で。そのあと、タレントになるとかは考えてた? 作戦とか」
塙宣之(ナイツ)「東京の芸人ってあんまり考えてないと思うよ。大阪の人のほうが、わかんないけど、二の矢三の矢があると思うのよ。(2008年の)M-1の直後ぐらいに、来年テレビでブレイクするランキング、オーディションみたいな、生放送で投票で決めたやつ覚えてない? それにナイツとオードリーと、あと何組か出たのよ。そのときに、ぶっちぎり1位がオードリーだったの。俺たちは全然票入んなかった。だから俺たちは世間からタレントとして思われてないんだなってちょっと思った。オードリーは絶対売れるんだろうなと思ったけど。ナイツはちょっとまた毛色ちがうから、浅草色を強くしたほうがいいかな、みたいな」
『あちこちオードリー』2022年3月23日
(芸人をモノマネする人が増えた理由)
ホリ「昔と今で完全にちがうのが、テレビにお笑い芸人が異常に増えたっていうのは、90年代と2000年以降は絶対的にそれがちがう。90年代までって特に、CDの売れ方がエグいじゃないですか。ミリオンヒット連発なんですよ。みんなが知ってるんですよ。でも今って『トップテン』『ベストテン』『夜ヒット』みたいなのがないし。そうすると、松田聖子さん、五木ひろしさんはみんな知ってたけども、あゆになってくるとおじさんおばさんは知らなくなってくるっていうか。みんな知ってる最大公約数をとりやすいのがテレビ。そのテレビに出てるのがお笑い芸人が多い。その結果」
『お笑い実力刃』2022年3月23日
藤本敏史(FUJIWARA)「ガヤやろうと思ったら、いろんなジャンルのいろんな知識を(知ってないといけない)。まぁ、俺はテレビ好きやっていうのがあるから、自然に入ってくるねんけど」
山内健司(かまいたち)「『浅草キッド』とか『イカゲーム』とかって、どのタイミングでみられました?」
藤本「みてないねん」
原西孝幸(FUJIWARA)「ガワだけ知ってんねん。何をやる番組かだけ知ってる」
藤本「『イカゲーム』みたことないけど、何回かツッコめてん。『イカゲームやないかい』って」
『かまいたちの知らんけど』2022年3月24日
フワちゃん「水谷はホントにテレビ出すぎ」
水谷隼「うるさい!」
『オールスター感謝祭』2022年3月26日
岡野陽一「オダウエダ、いわゆる地下芸人というので、下ネタとか結構得意にしてて、地下でめちゃめちゃウケてて。ただ『THE W』で優勝しちゃったじゃないですか。これによって、上にいかなきゃみたいな。テレビとかに対応しなきゃとか。そこでがんばらなきゃと思うんですけど、でも人間って、がんばったところでできねぇんんすよ、別に」
『さんまのお笑い向上委員会』2022年3月26日
はまやねん(8.6秒バズーカー)「会話速すぎて、久しぶりにテレビ出てびっくりしてます今」
『ワイドナショー』2022年3月27日
黒柳徹子「あなた、この姑をどう思ってます?」
和田明日香「えっと、楽しくやってます。おもしろい人だなと思って。すごくチャーミングで、子どもみたいなところもあるし、すごく尊敬できるところも……」
平野レミ「ホントかなホントかな? 嘘ばっかし言っちゃってさ」
和田「テレビなんで一応そういうこと言っときます」
平野「テレビだからね。嘘ですよ嘘ですよ。尊敬なんかしてませんよ」
『徹子の部屋』2022年3月28日
勝俣州和「でもさ、ファンゼロで、こんだけテレビ出れるのすごくない?」
『あちこちオードリー』2022年3月30日
(エピソードトークのつくり方)
勝俣州和「ちょっとえらくなると、スタジオで誰かがやってきたVTRをみてコメントする位置になるじゃん。確かに俺も、9割がたその位置だったの。鶴瓶さんに飛行機であったときに『ロケ行ってんのか』っていわれて。『ロケ行かないと、ネタが落ちてない。スタジオにはネタ落ちてないぜ』って。そのときに『旅サラダ』のレギュラーの話がきて。『やります』っていってロケに行くようになったの。そしたらテレビ局の人が『かっちゃんロケ行ってくれるんだ』つって、9割ロケになったの、仕事が。ホントにロケに行ったら、ネタがめっちゃ落ちてんだよね。それを細かく細かく拾ってって。ロケバスでなんか寝ない。とんねるずとかウンナンとかとやってたときも、ロケバスで寝るやつは出世しないっていうジンクスがあって。もちろんとんねずるは寝ない、ウンナンも寝ない、そこにきたゲストも寝ないでずっとしゃべってんの。ときどき、最近売れてきた女の子とか、若手のお笑いとか寝てるじゃん。落ちるな、と思うとヒュー(と落ちてく)。起きてていろんな人としゃべってる子は残ってく」
『あちこちオードリー』2022年3月30日
森田哲矢(さらば青春の光)「テレビ界においては、僕は10年後、バラエティっていうのはほぼほぼ無くなってると思います。こんだけコンプライアンス、コンプライアンスって、この波は止まらないと思うんですよ。なので、その逃げ口というかはけ口というか、逃げ場として、ペイパービューというか、コンテンツのほうに、Netflixとかそっちのほうでは割と自由にお笑いやっていいよってたぶんいわれると思うんで。そっちで結構、人を傷つける笑いっていったらあれですけど、ホントの振り切った笑いとかが行われるんじゃないかなと」
『バチくるオードリー』2022年3月31日
広末涼子「私は小さいころから女優さんになるのが夢だったので。でも、田舎の高知県に住んでいたらきっとなれないんだなっていうのが。民放も2局しかなかったしそのとき。みたいテレビもみれないから、ドラマとかは母の実家のいとこのお姉ちゃんからビデオに撮って送ってもらったりしてたので。だから東京に出ていって、高校、大学ってこっちに住んで、オーディションとか受けてって、大人になるまでにチャンスがあったらいいなって思ってたんですけど。でも、中学生のときに本屋さんで『De☆View』っていう雑誌をみつけて、それでオーディションを送りました。それがなぜか一発目であたって」
『A-Studio+』2022年4月1日
つぶやきシロー「動きたくないですもんね。自分のとことテレビのあいだになんかペットボトルがあって、邪魔だけど、とらないですもんね」
『マツコ会議』2022年4月2日
永野「うちのマネージャーが『永野くん(アメトーークの)パクりたい-1グランプリ、ビデオ撮影みたいなのやってるんだけど、オーディション、撮る?』っていって。自分、パクりたい-1グランプリってギャグだと思ってたんで、自分は……とか最初断ってたんですけど、そんとき『撮る?』っていったから、『じゃあ歌ネタでもいいんですか?』って。で、『じゃあ撮りましょう』って。それで『ウォー!』とかやって。『アメトーーク出たくて芸能界入りました』とか適当に言ってて。全然普段のノリなんですけど、でも、そんなことがテレビで許されるわけないと思って。絶対落ちるわこれ、って。こんななめたやつ、っていったら、それが通っちゃって。いたずらで送ったテープが通っちゃったんで、え、これで?みたいな」
『アンタウォッチマン』2022年4月4日
(ブレイク前の永野について)
たくみ(カミナリ)「テレビ出てなくてもこんなおもしれぇ人いるんだ、舞台の上でもプライベートでも、っていうのでちょっと一発、顔ぶん殴られたような感じでしたね」
まなぶ(カミナリ)「ほとんどの芸人がそうじゃないですか。まず、永野さんにやられる」
『アンタウォッチマン』2022年4月4日
マツコ・デラックス「正直言うと、生まれてから『幸せ!』って思ったことない。唯一、人生でこれが幸せなのかな?って感じたのが、私はテレビだったの。テレビに出してもらえるようになって……いや、みてるときも、唯一の私の娯楽だったのね、テレビをみることが。で、テレビに出させてもらうようになって、仕事をさせてもらって、それがちょっと成功させてもらったりとかすると、いままでにない手ごたえというか、生きてる実感というかは、すごい感じさせてもらったから、こんな長居できてんの。こんなに長居したことないから、私、人生でおなじ場所で。バイトも続かないし、正社員になっても、まぁ5年ぐらいがいいとこだったのね、いままでで。だから、こんなに長くおんなじことしてることないから」
上田晋也(くりぃむしちゅー)「いまもテレビ局来るのとかは、今日も仕事ある幸せ、とかって……」
マツコ「くやしいけど、そうなのかもね。テレビマンと一番話が合ったのかもしんない。嫌いな人はテレビマンにいない。みんな、多かれ少なかれ、どっか愛情みたいなものはテレビの人には感じるから」
『しゃべくり007』2022年4月4日
マツコ・デラックス「大っ嫌い、自分の顔をテレビでみるの。私、ホント日本人ってエラいと思ったの。テレビのまえのみなさんって。よくこんなものを受け入れたよね。ホントに私、感謝してる。自分でみても、うわっと思うもん、いまでも。こんなのテレビに映すんじゃねぇよ、って。気持ち悪いじゃん、生物として。だから、これを受け入れてくださったみなさんはすごいと思う。日本ってすごい国だと思う」
『しゃべくり007』2022年4月4日
有田哲平(くりぃむしちゅー)「お笑いをマジメに語ったりするのがちょっと、バカバカしいみたいな時代があった。そんなことよりバカやろうや、みたいな。1個でもボケたほうが勝ちみたいな時代を経て、いまは、たぶんだけど、ネットとかが普通の文化になって、やっぱりこうみんな、対談とかひとり喋りとか、ゆっくりラジオみたいなテレビ番組を聞きたい感じになってるのよね。たしかに俺も10年ぐらい前だったら、『(ノブコブの)徳井語ってらぁ』だと思うよ。『ボケは?』みたいな。でも(今は)逆にボケたりすると『そんなのいらない、いらない……』」
『ソウドリ』2022年4月4日
(収録中に逃げ出したくなったことはありますか?と聞かれて)
太田光(爆笑問題)「俺は家から逃げてテレビに来てるからね。収録中とか生放送でワーッてやってめちゃくちゃになったときに、あ、帰りたくない、って。家帰ったら殺されるって。そういうときはあるけどね。ずーっと続けたい、番組を。やってしまったときに帰りたいなんて思わないんですよ。帰れないなと思う」
『キョコロヒー』2022年4月6日
(2020年は「テレビにしがみつきたくない」、2021年は「番組が減ったら嫌だなと思い始めてる」と語っていたが)
DJ松永「いまはテレビ、選ばさせてもらってます。オリンピックあたりから」
『あちこちオードリー』2022年4月6日
DJ松永「俺らが特殊なのは、国民的ヒット曲とかが、YOASOBIとかKing Gnuとかみたいにあるわけじゃないんですけど、でも、テレビとか他の仕事で名前だけ知ってもらって、もちろん曲も聞いてもらってるんですけど、それより知名度のほうが優先してる部分が若干あって。油がひたひたな状態で、ちゃんとここでヒット曲つくらないとその油が腐るなと思っていて。近い将来に、ちゃんともっとしっかりした明確な結果を出さないと、長い芸能生活みたいなのが歩めないなと思ってて」
『あちこちオードリー』2022年4月6日
桂文枝「テレビのことは正直、あんまり悪くいいたくないし、テレビ様様っていう感じですけどね。でもやっぱり、昔とちょっとちゃうなぁっていう感じはすごいしますね。昔は各局に出入りしてましたから。各局とも色があったんですよね。(今は)どの局回しても、同じような人が出て、同じようなことをやって。テレビをみてる人をもっと大事にしてほしいですね」
『るてんのんてる』2022年4月8日
白石麻衣「結構バラエティ好きで、実は。乃木坂に入ったときに、ドッキリでクリーム砲をみんなで浴びるっていうのがあったんですけど、すごく嬉しくて、なんか、テレビで見てたやつだ、みたいに思って。そういうのが好き。なので、いつでも待ってますって感じ」
『おしゃれクリップ』2022年4月10日
若林正恭(オードリー)「テレビ好きですか? バラエティ出るの」
玉城ティナ「……んー」
若林「言いにくいか。俺も基本的に好きじゃないですよ。テレビのバラエティの、人数多くてクラスで勝ってきたやつの集まりみたいな感じ。それは演者もスタッフもみんなそうじゃないですか、テレビって」
玉城「絶対クラスで発言したら、みんなが向いてくれた人たちの集まりですもんね。私は声も出せずに隅っこにいましたけど」
『午前0時の森』2022年4月12日
金ちゃん(鬼越トマホーク)「僕ら、オンラインサロンやってるんですよ。350人、月額1000円払ってやってもらってるんですけど、テレビ番組とかあると、たとえば今日オードリーさんいらっしゃいますと、そこに、ケンカ募集してますと、全部サロンメンバーにケンカ芸考えてもらってるんですよ、いま。なんで、僕らいま、ただただ悪口を言うためだけのマシーンなんですよ。正直、ケンカしてもスベってもなんとも思わないですね。自分たちが考えてるわけじゃないから。あいつらが考えたことだしなって思うし。で、いざウケたら俺らの手柄だし」
『あちこちオードリー』2022年4月13日
塚地武雅(ドランクドラゴン)「自分たちが出始めのころもそうやし、たぶんいまの若手たちもそうやと思うけど、やっぱりセンスっていうものを武器にネタつくって、大喜利とか出てライブシーンでお笑い好きの人たちを笑わせてきて、テレビに来るじゃない。でもテレビみてる人って、むちゃくちゃ大きな層というか。子どももいれば、おじいちゃん、おばあちゃんもみてるみたいなときに、若手とかはみんなするけど、振られたら昨日の晩から用意してましたみたいな、その場にそぐわないようなボケを言うじゃないですか。そんなことより、みたいな。自分が用意してきたこととかを言って『うぅ……』ってみんななっちゃうじゃない。用意したボケを言いたいっていう感じになるかもしれないけど、結局、どんな人かをみたくなるから」
『あちこちオードリー』2022年4月13日
(佐久間宣行いわく、かまいたち・山内は「リスクをとりたくないのか、この現場は得がないと判断すると引き気味になるのも早い」)
濱家隆一(かまいたち)「まさにそう。僕がこの19年間、ずっと思い続けてる。闇雲にとりにいこうとしないというか」
佐久間宣行「周りが見えるぶんだけ、ここ行かないとリスクのほうがデカいなっていうときの見切りがあるもんね」
山内健司(かまいたち)「ありますね。あと、その前に自分がもうウケてて、ある程度いけてたら、そこでリスク背負って出ていく意味がわからない」
濱家「俺マジで嫌なんですけど、昔から。今日1日の収録全部かまいたちがおもろかった、みたいにしたいなと思って臨むんです。だいたいの芸人そうやと思うんです。ホンマにワンパンチ入れただけで終わるから。ずっと不満なんです、それが」
山内「でも、どっちなのかなって迷うことめっちゃあるんですよ。連発前に出ていいときと、前に出てスベってもう1個前に出てスベって、最悪の空気にして悪びれないパターンも何回かしたんですけど、そのトラウマがあるから。変な空気になったとき、一旦撤退するの、クセがついてますね」
濱家「佐久間さん的には、テレビマンとしてはどっちが好ましいんですか?」
佐久間「MCかゲストかにもよるよね。MCの場合は、一緒に心中してくれるほうが、お互いなんとかしようとしてくれるほうが助かるけど。あー、でもゲストも、ここで踏み込んでくれるんだっていうほうがうれしかったりするかなぁ」
『かまいたちの知らんけど』2022年4月14日
黒柳徹子「不思議なもので、テレビっていうのはこの先につながってお家でみてらっしゃるかたがいると思うとね。舞台やなんかって、そこでみなさんいるのがわかるんだけど、テレビっていうのはちょっとわからないけど、先にそこにいらっしゃるんですもんね」
『徹子の部屋』2022年4月15日
おぼん「仲直りしたのは、民放のテレビの番組なんですけども」
桂文枝「あれ見てたけど、ホンマかいなぁ思って見てましたよ」
こぼん「ホントですよ(笑)」
『演芸図鑑』2022年4月17日
ユースケ・サンタマリア「こんだけやってるから、さすがに『役者です』とは言うようにしてるのよ。がんばって。前まではさ、『俺、役者でもないし』って言ってたんだから。でもそれはズルいなと思って。失敗したって、『俺、役者じゃないから』って逃げだなと思ってさ。作品に出る以上は言い訳はできんなと思ってさ、役者ですって言うようにしてるけど。タレントっていったって、よくわかんないじゃん。芸人じゃないし全然。だからいまわかりやすく役者ですって言ってるけど、まぁまぁ、言ってしまえばユースケ・サンタマリアが仕事みたいなもんですよ。俺だって本名は中山裕介で、ユースケ・サンタマリアじゃねぇんだから普段。テレビに出てるときだけユースケ・サンタマリアなわけで」
『おしゃれクリップ』2022年4月17日
古市憲寿「何年か前、祖母が亡くなったんですね。その祖母が亡くなったときに抱いた自分の感情だとか、そういうことを、評論だとかノンフィクション、社会学の文章ではあんまり書きたくないなと思って。なんか嘘をついちゃいそうで。むしろ小説のほうが、本音が書けるかなっていうふうに思ったんですね。小説って、嘘のものじゃないですか。嘘のものっていうパッケージがあるからこそ、逆に自分の本音とか、ホントに感じた感情っていうものをまぶせるなって思って。本音を言うために小説を書いてるところがありますね。やっぱりテレビって、徹子さんですら気をつかうように、いろいろ言えないことがあるじゃないですか。もちろん言ってるつもりだけど、それでも、さすがにこれはなってラインがあって。そういう言えないことを全部小説……嘘の世界だからこそ本音っていう意味で書くようにしてますね」
『徹子の部屋』2022年4月19日
若林正恭(オードリー)「テレビのお仕事いただいたのが2008年。2008年と2009年はね、(スタッフの)怒号って聞いてたわ。2010年から急になくなったね」
『午前0時の森』2022年4月19日
KAƵMA(しずる)「(改名後)結構マネージャーさんにクレームが、テレビ局から入ってるみたいで。『あのƵはどうやって出すんだ』っていう」テロップ「ネットでKAƵMAをコピペして使うのが最速!」『いろはに千鳥』2022年4月19日
国崎和也(ランジャタイ)「V6さんが大好きで。『学校へ行こう』が全盛期ではやってて。お笑いっていいなってなって。そこからちょっと、テレビ出たいにつながっていくと思いますね。このあいだ大悟さんと一緒にご飯たべたときに、『どうやってお笑いを学んだんや』って言われて。『男と男のホントにふざけずに全員でしゃべりたい』っていって。みんな松ちゃんだ、ダウンタウンだっていろいろあるんですけど、僕だけ『僕はホントにV6さんが大好きで、「学校へ行こう」が……』。そっから大悟さん、あんまり僕に話しかけてくれなくなった。たぶん、嘘ついてると思われてますね」
『ホリケンのみんなともだち』2022年4月19日
佐久間宣行「昔はネタ以外の売れ方も結構あったけど、いまはベース、ネタがちゃんとおもしろくないと生き残れてない感じがする」
山内健司(かまいたち)「M-1なりキングオブコントなりで、実績あるみたいなのが1個効いてますもんね」
佐久間「昔よりたぶん大変になったと思う」
濱家隆一(かまいたち)「それがいいことか悪いことか、ですよね」
佐久間「ホントは俺はもうちょっと、賞レースとか関係なく適当な人が売れた人が増えてたほうが、豊かだとは思うんだけど。昔の芸人のいい加減さが、いま全部YouTuberにいってんのよ。ヒカルとか。昔の芸人にあった乱雑さが、いまコムドットとかヒカルにいってんのは確かなの。だから若い子YouTuber好きなの」
濱家「僕らが若いころにみてた、ダウンタウンさんのハチャメチャさとか」
佐久間「が、YouTuberにいってんのは確か。本当のおもしろさはおいといて、生き方みたいなことね。芸人っていう職業がテレビ界で天下とって、ワイドショーのコメンテーターからCMまでやるようになったから、そりゃスキャンダルは駄目になるじゃん」
山内「先輩のせいなんや」
濱家「そんな言い方すんな」
『かまいたちの知らんけど』2022年4月21日
山内健司(かまいたち)「これから出てくるさらに若手の子とかは、ネタおもしろくて品行方正が求められるっていう。激ムズですね」
佐久間宣行「激ムズ」
濱家隆一(かまいたち)「品行方正でおもろいやつなんかいないっすね、ほとんど」
佐久間「だから、芸人だけど、別にテレビのなかのCMとかそういうのじゃないとこで天下とる人が出てきたら、また変わるんじゃない? 要は、テレビのルールじゃないところで……わかんないけど、(キングコングの)西野とか中田あっちゃんがやってるようなことって、あれは芸人がYouTuberのルールで天下とってるわけじゃん。芸人が芸人のルールでYouTubeのなかで天下とったりしたら、もうテレビ番組つくる必要ねぇじゃん、みたいな。あいつ自分の冠番組YouTubeでつくって、むちゃくちゃな企画やって、スポンサーもつけてバラエティ番組やってんじゃん、みたいなスターが出たら。そうやって、ルールチェンジャーが現れるときがくると思うよ」
『かまいたちの知らんけど』2022年4月21日
有吉弘行「(若手芸人に)そのトガッてる姿勢やめたほうがいいよ、つっても、やっぱりやってみないとわかんないんだよ。トガッてみたいんだよね。早くそれがなくなったほうが早く仕事が入ってくるんだよって思っても、いやでも僕は違いますって言いたくなる気持ちもよくわかる」
マツコ・デラックス「いまSNSだったりさ、自分で何かを発信できる時代になったから、ずーっとトガッててもさ、仕事が得られるようになったよね。それはすごい変わったなと思う。私らみたいにテレビしかなかった人間はさ、やっぱずーっとトガッてずーっと文句言ってたら、たぶんそういう枠としても終わっちゃってたと思うのよ。そういう意味では今って、逆に大変だなって思う。シフトチェンジするタイミングっていうのが、たとえばYouTubeとかとってもさ、シフトチェンジする人もいれば、しないやりかたをする人もいるっていうものじゃん。それをまず、どっちを自分が選ぶのかとか、どっちが自分に向いてるかっていうのは、ある程度自己責任で選択しないといけないわけじゃん。私らはね、牙をもがれるように。テレビの人が使ってくれる人にならざるを得なかったから」
『マツコ&有吉 かりそめ天国』2022年4月22日
川島明(麒麟)「5歳のころから吉本に入りたいっていう夢があって。家族が結構好きやったんですよ。楽しそうに漫才やられてるし。ほんでみんなにキャーキャー言われてる。漫才ブームのときでしたから。そっからなんとなく吉本っていうか、漫才師になりたいなっていうのが」
加藤浩次(極楽とんぼ)「そしたら小学校とか中学校のときは、みんなの前でバーッとやるタイプだった?」
川島「それを考えすぎるあまり、昨日たとえばダウンタウンさんのテレビみて今日言ってるだけのやつとかが人気者やったりしたんで。それはホンマの笑いじゃないなとか思って」
加藤「それいくつのとき?」
川島「小学校4~5年ですね」
加藤「嫌な小学生だねぇ」
『人生最高レストラン』2022年4月23日
(テレビを買い替えようとしたが家族会議で却下された)
加藤浩次(極楽とんぼ)「びっくりしたぜ。子どもたち『私たちテレビみないから』って言うんだぜ。お父さんがテレビで働いて、これだけがんばって食べてるのに。『あとでTVerでみるから』っていうんだよ!」
『人生最高レストラン』2022年4月30日
(今後の目標を聞かれて)
盛山晋太郎(見取り図)「漫才を軸に活躍できたらなと思います」
リリー(見取り図)「僕らは漫才なかったらテレビも出れてないと思うんで。漫才だけはおろそかにしたらダメだなと思ってます」
『人生最高レストラン』2022年4月30日
吉住「ネタの幅を広げるためにされたこととかありますか?」
飯塚悟志(東京03)「全然興味もないけどやってみようかなとか、そういうの一切やったことない」
吉住「オフィスの設定とか多いじゃないですか。で、そういう用語だったりとか、ああいうのってどうされてますか?」
飯塚「調べるよ。調べるし、元サラリーマン経験のある後輩とかに聞く」
吉住「私も、制服のネタをこれで最後ぐらいの最後の1本をつくったほうがいいんじゃないかって言われてて」
飯塚「学生服?」
吉住「はい。(学生服を)着るネタを。自然と設定に学生がもう入ってこなくなってくるというか」
飯塚「まぁね。でも、最近思うんですけど、松本さん、ダウンタウンの松本さんがたまにテレビでコントとかするじゃないですか。で、年齢不詳のコントやらない? あの人」
吉住「確かに」
飯塚「若い女の人なのか、ちゃんとメイクをするわけでもない、ヒゲもうっすらあって、でもなんか、それっぽく見えるじゃん。こっちの想像力で。あんまり年齢と設定関係ないのかなって、ちょっと思い始めてる。ちょっとファンタジックにしとけば、めちゃくちゃじじいでも学生のネタ、もしかしたらできんのかなってちょっと思いはじめてて」
『イワクラと吉住の番組』2022年5月3日
渋谷凪咲「前のほうがちょっと無理してたんですよ。最初、バラエティ出たてのときとかのほうが、ちゃんとやらなとか。私めっちゃアホなんですけど、そのアホを隠してちゃんとしたコメント言わなとかやってたんですけど、でもだんだん経験していくうちに、そのときかまいたちさんとか見取り図さんとかダイアンさんとかにめちゃくちゃお世話になってて。その人たちにいろいろ引きだしていただいて、自分らしくいたほうがいいんやっていうのに気づいて」
伊集院光「いま聞いててホントにすごいと思ったのは、この順番だからなんだよね。最初のほうが一生懸命学んだことをちゃんとやろうとして、自分じゃなくなってたのを、みんなの胸借りて好きにやればいいんだってことがわかったって。俺、この逆の順番の人キツいと思うんだよね。最初は天然で出てて面白いって言われたのに、場数踏んで勘のいい子って覚えちゃうじゃん。そうすると下手すれば、この言葉をテレビ、ラジオで使うのはあんま好きじゃないけど、裏回し的な存在に女の子とかなったりするじゃん。その自覚が出たとたんに、実はつまんなくなってくじゃん。ああいう女の子たちがバラエティ論を語ったりとかすると、お前いま切腹中?っていう。自分で自分の首絞めてるよ、っていう。覚えてきたことの自覚が出ると、『同業者』であって『楽しんでる人』じゃないってなっちゃう」
若林正恭(オードリー)「『いまアレですよね、わかんないって言ったほうがいいとこでしたよね』とか言われると、いやー、帰りにひと言いってあげようかなって思うけど、いらないっちゃいらないかなーとか」
伊集院「どっちが正しいのかな。その子はその子でバラエティをちゃんとやろうと思って学んでるし、みなさんにご迷惑をけかたんじゃないかしらを思って言ってるんだけども。難しいね。すごい難しい」
『あちこちオードリー』2022年5月4日
伊集院光「俺最近思ったのが、お笑いとかも、一発屋っていったって3年ぐらい一発もってたのが、下手すりゃ3か月でいなくなったりするじゃん。あれの理由って、TikTokな気がすんだよね。みんなTikTokで売れてく。そうすっとさ、TikTokみたいな短い寸法で売れるやつって瞬発的なギャグじゃん。瞬発的なギャグでも、テレビだったらオンエアするまで待つのに3~4日かかるじゃん。TikTokはその日おもしろいと思ったら、連続で100回みてもいいじゃん。そりゃ飽きるよね」
若林正恭(オードリー)「ホントにそうですね。俺、高校のときダチョウ倶楽部さんの『訴えてやる』が聞きたくて、毎日ラテ欄でダチョウ倶楽部どっか出てないかって見て。でも、2週間ぐらい『訴えてやる』を聞くまでにかかるから」
伊集院「100回『訴えてやる』を聞くまでに、3年ぐらい経つじゃん。TikTok、午前中で100回見ようと思えば見れるから」
『あちこちオードリー』2022年5月4日
(ほんこんについて)
板尾創路(130R)「こないだテレビで『ダウンタウンのおまけや』言われてたから、いや、おまけやない、付録やでと。付録を楽しみに買うやつもおんねやでって」
『ダウンタウンDX』2022年5月5日
松坂桃李「『シンケンジャー』戦隊の作品に出させていただいて、お芝居の一発目で。はじめてオンエアでみたときに、自分のセリフしゃべって、テレビから聞こえる自分の声を聞いたときに、うわっなにこれ気持ち悪っ、て思っちゃったの。そこから自分の声に対して自信が持てなくなっちゃって。この声ってどうやって聞こえてたんだろう、学生のとき友だちとしゃべってたけど、あいつ俺の声気持ち悪いと思ってたのかなとか。一発目の自分の声を客観的に聞いたときの衝撃」
『ボクらの時代』2022年5月8日
(今年がM-1ラストイヤー)
リリー(見取り図)「去年やったやつを超えなきゃいけないとか、これちょっとかぶってるなとか、やっていったらもう嫌になりますよね。楽しくはやれなくなります」
若林正恭(オードリー)「好きなボケなのかどうかとか」
盛山晋太郎(見取り図)「ボケ数がどうだ、展開がどうだ、伏線回収がどうだとか、M-1ナイズ(エムワナイズ)された…。テレビでネタをやりたくて入ったみたいな夢があるじゃないですか。でも、M-1の時期が近づくと、ネタ番組とかいただくじゃないですか。でも、M-1があるからって、そこで強いネタ出さないじゃないですか、みなさん。僕らもですけど。それってでも、本末転倒やなと思って。なんでM-1で決勝行くために、優勝するためにこのネタ、強いネタを隠しといて、2軍・3軍って言い方はアレですけど、なんかこれおかしいなと思ってて」
『あちこちオードリー』2022年5月11日
マツコ・デラックス「私、テレビの人ぐらいしか話してる人いないんだよね、いま。これが私の交友関係になってしまってるから。居心地がいいのか悪いのかっていったら、すごいいいのよ。楽しいというか幸せをもらってるなって思うのよ。それでいいのかな?」
『マツコ会議』2022年5月14日
(芸能人のタバコの吸殻コレクション)
やくみつる「自分で採集することもあるわけですけど、前室とかで。あと、各在京テレビ局に、『手のもの』がいるわけです。シャレのわかるADさんとかが、こちらからお願いするでもなく採集してくれてて。本当に善意で」
『週刊さんまとマツコ』2022年5月15日
田村淳(ロンドンブーツ1号2号)「ひどいじゃない。テレビをみてそのまま記事にして。ちょっとニュアンス変えられて報じられるから。俺はその雑誌社まで行くんだよね。なんであんな書き方するんですか?とか。そうするとだいぶ仲良くなって、それ以降絶対書かない。あいつめんどくさい、になっといたほうが」
『ロンドンハーツ』2022年5月17日
兼近大樹(EXIT)「YouTuberがテレビに出ると変な空気になること、結構ありません? YouTuberの番組でやってるときには、テレビに出た人のほうがイタいんですよ。場所場所でのルールがあるなかでそれを壊すことって、要はテレビを壊すってテレビのファンからしたら、おもんないやつが出てきたな、にしかなんないんですよね。だから、僕がいろんな若い層に向けて発信するとしても、テレビでやるとそれは間違いですよね。でも、YouTubeでそれを発信するぶんにはOKだったりする。テレビのノリをYouTubeに持ってくるのもおもんなかったりするんですよね。ティックトッカーはティックトッカーでそうですし。声優さんは声優さんのノリがあったりとか。それぞれで出来上がったものを壊すことは、果たして正解かなって最近考え始めた」
『あちこちオードリー』2022年5月18日
兼近大樹(EXIT)「テレビに出てる若者が、大人に忖度できる若者。EXITとかみちょぱとか、若者のフリしてるけど若者のことわかってない、上をうまく転がせるやつしかテレビは出れねぇよ、みたいな」
『あちこちオードリー』2022年5月18日
松陰寺太勇(ぺこぱ)「テレビっていう言葉の概念も変えたくて。テレビはモニターじゃないですか、ただの。いろんなYouTubeもテレビでみれるし。でも、みなさんテレビに対して、テレビがモニターに成り下がった、こういう表現じゃなくて、モニターに成り上がれと思うんですよ」
若林正恭(オードリー)「……うん」
松陰寺「時を止めよう」
若林「時を戻すんじゃなくて、止めるのがいいの?」
松陰寺「止めるのは、1回自分のなかで考える時間がほしいから。戻しても繰り返しちゃうから」
若林「そんな自在じゃねぇよ、時は」
『あちこちオードリー』2022年5月18日
水卜麻美(日本テレビアナウンサー)「アナウンサーにはずっとなりたいのに、テレビでみているアナウンサーのみなさまと自分がちょっと違うのは気づいて。大丈夫かな、どうしようっていうのは気づいてて。私もスンッていう(スマートな)感じでは(テレビ局に)入ったんですよ。それっぽく。ホントにありがたかったのが、人事の担当の人も同期も、そういう人じゃないって1日目で気づいてくれたんですよね、たぶん。期待もしてないけど、そのままがんばれみたいな感じだったんですよ」
『午前0時の森』2022年5月24日
小宮浩信(三四郎)「やっぱ変わるもんだよね。歯入れてからテレビの出演の時間帯が変わるっていうか。歯欠けてたときは日が落ちてからの番組しか出てない。歯入れてからお昼の番組にも出れるようになった」
『上田竜也の見た目で絶対決めつけないTV』2022年5月28日
(TVerが普及して)
佐久間宣行「テレビは変わった。俺の方法論は変わった。予告でバラすのやめた。後追いでみてくれるから、オンエアでびっくりしてくれたほうがいいや、みたいな。昔は1回のオンエアだけだから『衝撃発言』みたいなこととか振って見てもらおう、見てもらおうとしたけど、まぁもういいや、みたいな。TVerで追っかけてくれるだろう、おもしろくて話題になったらって。だから予告でバラすのとかやめて、見てびっくりしてもらおうって」
『ぺこぱポジティブNEWS』2022年6月2日
所ジョージ「みんなが間違えちゃうのがね、何か決まりを作るじゃない。番組をこういう決まりでやりましょう、みたいな。決まりがなんのためかっていったら、楽しい番組のための決まりで、決まりのための番組を作るのはおかしいんだよ。マニュアルを作るじゃない。そうすると、マニュアルに従ってないと怒ったりするんだよ。いやいやそうじゃなくて、楽しいことをやるためのマニュアルだから。楽しいことが優先なの。人にやさしくとかね、おじいちゃんおばあちゃんを大切にとか、当たり前のことだから。それを前に出すなって話なんですよ」
木梨憲武(とんねるず)「テレビもこうがいいだ、ダメだ、昔からの。それは多少しょうがない」
木梨「どんどん裏を言うから。裏を知ってますよっていう大会でもあるからね。困っちゃうんですけど」
『ホリケンのみんなともだち』2022年6月7日
吉住「『売れてやる』って思って出てきました?」
イワクラ「正直、売れてやるとかはなくて。そこは絶望スタートというか」
吉住「同じだ。絶対無理だよって」
イワクラ「テレビとかも出れるわけないじゃん、こんな一般人の田舎者がっていう考えだから。支えてくれたのはお笑いじゃん、自分たちを。その世界に行きたいなっていう。芸人になりたいっていうより、それしかなかったな」
『イワクラと吉住の番組』2022年6月7日
やす子「芸人になるまでは人前に出るのが恥ずかしかったんですけど、声もかけられない自分がテレビに出ると、オードリーさんも声をかけて話してくれるじゃないですか。ホントに芸人になってよかったなと思って。めちゃくちゃ楽しいです」
『あちこちオードリー』2022年6月8日
佐久間宣行「テレビは、芸人のことそこまで深掘りしたの見たくない人もいるだろうから、企画を優先してつくろうと思ってる。で、YouTubeは、その芸人がテレビじゃ出せない本気を出してもらおうと思って。尺自由だし。だから、天竺鼠に100回ボケてもらうとか。テレビじゃできないじゃん。俺のYouTubeに出たらキャスティングたくさんくるんだって。問い合わせくるもん。銀シャリの橋本さんってあんなにおもしろかったんですね、みたいな。みんな橋本くんに自由にツッコませないじゃん、いまのテレビは。ひな壇だから。橋本くんもちゃんとしてるからさ、役割はちゃんとやってくれる。だからずっとリミッターがついてたままだったんだけど、YouTubeで自由に100回ボケていいって企画をやったら、ガンガンあのたとえツッコミすごいじゃん。それを見て、他局のプロデューサーから『橋本さんってこういうことできんですね』みたいな連絡とかくるし。そういう意味で、お役にたてて嬉しいなって感じがする」
『ぺこぱポジティブNEWS』2022年6月9日
佐久間宣行「いざね、バラエティのルールでいうと、一番厳しいのはYouTube。YouTubeが、下ネタもそうだし、いろんな表現に関して一番厳しくて、垢バンもされやすい。だから江頭さんとか乳首も隠してる。実はテレビのほうが、まだプロデューサーの裁量でやれるからよくて。Netflixに関しては各国に流れるから、この国の差別につながっちゃうかもしれませんとか、そういう理由で、日本では全然ゆるい話だけど海外はもっと厳しいみたいな理由でカットすることはある」
『ぺこぱポジティブNEWS』2022年6月9日
佐久間宣行「テレビって、お祭りつくるのがすごいじゃない。だから、お祭りはなくしてほしくないなと思う。こっからコロナがあけたあとに、お祭りじゃなくなっていく感じがあるんだったら、テレビはがんばってお祭りつくってほしいなとは思う」
『ぺこぱポジティブNEWS』2022年6月9日
佐久間宣行「いま音楽業界に起こってることが、5年後ぐらいに映像業界にも起こってくるぐらいのイメージ。基本的には、データがちょっと軽い業界から先に変わっていくわけ。音楽業界のほうが先に、サブスクがあんなにさ…データが軽いっていうのは、映像が重いじゃん。データ容量が大きいじゃん。データ容量が軽いものから変革しやすいから」
松陰寺太勇(ぺこぱ)「CDが売れなくなってライブに価値が出てきたり」
佐久間「サブスクが定着したり、YouTubeでみんな音楽聞くようになったりっていうのが、たぶん4~5年後ぐらいに映像業界にちょっと近いかたちでやってくるんじゃないか。音楽業界だと、曲がものすごく短くなってる。イントロも短くなってるじゃん。アルバム10曲で30分とかもまだ短くなってたり。サビがすぐきたりすんのよ。それはすぐ変えられちゃうから。いまこの番組がまさにそうじゃん。20分じゃん。尺短くなってる。そのほうが配信でみてもらえるから。っていうことが、たぶんもっと進んでいくんじゃないかなって思う」
松陰寺「じゃあ2時間特番みたいなのは……」
佐久間「あれは世帯視聴率をとるためのゲーム理論のなかの戦いだから。またぎをどれだけ作れるか」
佐久間「なんでもテレビ界のこと話しちゃうおじさんだから(笑)」
『ぺこぱポジティブNEWS』2022年6月9日
マツコ・デラックス「錦鯉さんって、すごいいまのテレビっぽいなと思うの。だって、テレビっていまどっちかっていうとさ、年齢層高めの人が支えてくれてるじゃない。『若い子のお笑い、ちょっと意味わかんないんだよな』って言ってるじいさん、ばあさんからしてみたら若手だから。いまテレビを支えてる層に、ドはまりしてる人なのよ。遅れてきたとか遅咲きとかみんな言うけど、むしろテレビ的に言ったらちょうどいい新人」
『マツコ会議』2022年6月11日
伊集院光「基準のものは絶対生活レベル上げない。上がると下げらんない。大型テレビってさ、家来たときめちゃくちゃデカく感じるじゃないですか。デカすぎると思うじゃないですか。ひと月後ぐらいに前のテレビちょっと見ると、うわ、よくこんなもん見てたなと思うでしょ。あれが超怖くて」
『人志松本の酒のツマミになる話』2022年6月17日
片桐仁「美大に入ったら『いままでの絵はアートじゃありません』って言われて。『こっから誰にもマネできないものを作る、修羅の世界です』みたいなことを言われて。もうパニックになっちゃったんですね。うまければいいと思ってたんですけど、うまくてどうするって言われたんですよね、美大に入って。何描いたらいいんだろう、何刷ったらいいんだろうみたいな感じで途方に暮れたんですよね、美大に入ったはいいけど。そしたら、同じクラスにいた同級生が『お笑いやんないか』っていって。お笑い?っていう。美大はアーティストになるためじゃないの?って思ったんですけど、当時はお笑いブームが来てまして、なんかその、カッコよかったんですよね、芸人っていうものがね。それで学生の前で漫才をやったら、これがウケたんですよ。そんな体験したことなかったから。笑われるっていうのが、その瞬間に評価もらえますもんね。美大に入って、どんな絵描いたら褒められるかわかんなくなっちゃったときに、漫才とかコントをやったら、その瞬間に『いいね』をもらえるというか。これが気持ちよくて。そういうのやりながらも、アーティストになりたいって両方ずっとあったんですけど、うまいこといって、相方が天才だったんで、才能があったんで、助けてもらう形でテレビに出れたんですよね」
『徹子の部屋』2022年6月17日
JP「1月30日に(『ワイドナショー』の代役出演が)放送されたんですけど、それまでは月1本仕事があるかないかみたいな。テレビが1本あったら、わー、やったー、みたいな状態だったんですけれども、1月30日以降(仕事が)30倍ぐらいに」
『おかべろ』2022年6月25日
(ずん・飯尾和樹について)
出川哲朗「理不尽なこととかがあったりすると、許せなくてその人にすごい怒ったり注意したり、実はそういうことがちゃんとできる人なんですよ。そういうとこはあんまイメージないと思うんですけど。たとえばね、飯尾くんがロケしに行って、長い間すごいお世話になった場所とかあったりして、これはしょうがないんだけど、テレビの都合でそういうとこがカットになっちゃったりすると、その人たちに悪いと思っちゃって、当時その番組の一番偉いプロデューサーのとこに駆け寄って、『なんであそこがカットなんでしょうか』とか言う人。周りの人がピンチになったときに、男気を出して言いづらい偉い方に意見行ったりとかって、実はそういう人なんです」
『おしゃれクリップ』2022年6月26日
山下達郎「僕が音楽をはじめたときは、たとえば田舎から東京へ出てきたら、みんなUターンするんですよ。Uターン世代だから、僕らの世代は。だからみんな自分の生まれ故郷へ帰って、結婚して子どもを産んで仕事してるわけです。僕の場合は、そういう人たちのために音楽をつくってきたっていうか、そういう自覚があるので。また僕が、いわゆる70年安保っていう割と政治的な騒乱の時代に高校生で、ちょっとそれをかじっちゃったんで、それもあって、あとは音楽に溺れてドロップアウトして、大学を途中でやめてバンドをつくったアレなので。70年の政治騒乱でドロップアウトした人たちは、ほとんど音楽をやってるんですよね。60年安保っていうひとつ前の世代があって、その世代っていうのは文字の世代で、雑誌文化はほとんどその人たちがつくってる。特に女性誌とか。その人たちが大きくなって、老人雑誌とか、そういうことになってるわけですよね。子ども雑誌もそうだし。そういうところとおんなじで、僕はそれと同じことを音楽のメディアでやってきて。だから僕らの音楽のムーブメントっていうのは、本来音楽の世界に入らなくていい連中が、ドッと音楽業界へ参入してきたので、それがユニークさを生んでる。同時に、そういう意味では、僕がステージに立って歌っていますけど、3列目に座ってる人が僕の代わりにステージで歌ってたかもしれない。聴衆と自分の距離が近いんですよね。生活者としてのひとつの共同意識みたいなものがあるんです。だから、そういう具合に考えてやっていかないといけない。僕はずっとそれだけを考えてやってきたので。同世代音楽っていうキャッチフレーズをもってますけど、自分とおなじ世代のためにやってる。だから、自分たちが歳とったら歳とったっていう。いつまでもピーターパンみたいな歌をつくらないっていう、そういう考え方でやってきてるので。そういう人たちの生活に奉仕する音楽。ポップカルチャーっていうのは基本的には、大衆への奉仕と人間が生きることに対する肯定。ポップカルチャーっていうのはそういうものだっていうのが僕は。それの上にアバンギャルドとかそういうものがあるので。だから、僕がやるべきことは何かっていうことをずっと考えてやると、そういうことなので。だから、海外進出とかそういうことを考えたことがない。そんな暇があったら、もっとローカルタウンに行って、そういうところで真面目に働いてる人たちのために公演する。それが僕の与えられた役割だって思ってる。じゃないと、自分はなんのために音楽やってるか。先ほど申し上げたように、ドロップアウトして音楽家になったので。自分が音楽をやる意味は何かと、常に問いかけていかないと、自分の音楽家としてのスタンスが曖昧になるんで。それだけは嫌なので。という意味で、テレビ出ない、本書かない、武道館やらないっていう、この3つでやってきたんですね」
『関ジャム』2022年6月26日
堀内健(ネプチューン)「(若手のころは)テレビのことしか考えてなかったから。ライブとかは、試すためにいろんな……とにかく他の事務所のライブとかいっぱい出た。ライブでいくらウケても、テレビでウケなきゃ意味ないと思ってた。だからテレビのこといつも考えてた。ライブは練習だと思ってた」
『ホリケンのみんなともだち』2022年6月28日
小池栄子「若手のときに番組でご一緒したウッチャンナンチャンのナンチャンさんに言われたのが、ずっと残ってるのは、『スターっていうのはデビューしてテレビ出たらすぐ駆け足でスターになっていくけど、お前ちがうだろ?』って。『スターじゃないだろ?』って。『お前みたいなタイプは、俺もそうなんだけど、二段飛ばし、三段飛ばし狙わないで、コツコツやるしかねぇんだ』って言われたのがショックとともに。親とか地元の人には、かわいいかわいい、芸能界がんばって、すぐ売れるわよー、みたいに送り出されたんですけど、甘くないなっていうのが。その言葉で救われた。ナンチャンが自分のこと、こんなスターなのに思うんだって。たしかに私は主役をやる器じゃないし、スターじゃないんだとしたら、コツコツやるしかないんだっていうのは、すごく感謝してる」
『TOKIOカケル』2022年6月29日
上田晋也(くりぃむしちゅー)「いま自分たちが中高生だったらさ、あの番組に出てぇから芸人になろうとかって思うかなっていうのは、すごくなんか、残念だけども、ひょっとしたら俺もYouTuberになりたいとかって思うのかもしんないもんなぁ、なんてのは思うよね」
有田哲平(くりぃむしちゅー)「俺らが子どものころに、テレビをみて憧れの場所だと思ってて。自分たちなんか田舎もんなわけよ。そんな人間がさ、どうやってお笑いになっていくかわからなくて。テレビの住人になるとか、一部のスターの中に。って思ってたら、なんかしらないけど裾野みたいなのがすごい広がったじゃない。たとえば『ボキャブラ天国』とか。俺らの1個上の、ダウンタウンさんとかウンナンさんとか、ヒロミさんのB21さんの話を聞くと『俺らのときは(芸人が)少なかったって言うわけよ。『お前らかわいそうだよな。ライバルとか多いし。もっといえば、もっと上の人たちはもっといなかった』って。それがだんだん広がってって、俺らの下の世代のときなんてさ、どうやって売れんの?と思うわけよ。もっといえば今の人たちなんて、どうやって出てくんのと思うじゃない。でも、俺らのときだってそんななれるわけないと思ったけど、出れるようになったじゃん。そんぐらい緩くなってるわけよ。と同じように、それがもっとテレビからYouTubeまで広がって、YouTubeから自分の家で配信とかはじめた人がスターになっていくでしょ。全然そんなの当たり前のこと思うのよ。アレはテレビじゃないから違うとか、アレは駄目だよYouTubeはホントの人気じゃないとか言うけど、それが言われるんだったら、俺らの世代から俺らも芸人としてホンモノでもなんでもねぇし。だから、どんな人がスターになるかっていったら、誰でもだね」
『くりぃむナンタラ』2022年7月3日
野田クリスタル(マヂカルラブリー)「自分が企画を打って、テレビでそれが披露できるようになったのはいつごろで、どうやったらそうなれるのかっていうのをホント知りたいです」
有田哲平(くりぃむしちゅー)「めずらしいパターンなのね。あんまりそういう人ってそんなにいないでしょ。そういうのが好きなんだっていうのもあるんだろうけど。好きだったら、そういうたとえば、この番組のスタッフでもなんでもいいけど、飲み行ったときに『こういうことやりたいんですよね』みたいになるじゃない。実現するかどうかは別としてね。そんなことはたぶんね、20代ぐらいからやってんのよ。『こういうのやりたいですね』とか。『こんなの考えたんですけど』とか。もちろんそんなのは実現するわけないし。そんなんで、ずーっと実現しないのよ。たまたま『脱力タイムズ』みたいな番組も、別にそうやって始まった番組じゃないし。ホント運が良かったんだけど、なんとなくこんなんでおもしろいですねって始まった番組を、途中からうまいこと騙しながら会議に参加し、自分の意見も言い出して、みんなの顔色をうかがいながら、あ、行けんのね、いいのね、いま言ったよね、やるって言ったよね、みたいなところから、気づいたら総合演出になってた。無理やり乗っ取った。最初から僕が考えた企画やりたいのでスタッフ集まれよ、ということではない。誰かが何かで出した企画にうまいこと。だから、1回目と2回目のオンエアをいま改めてみたら全然違うよ。そのときからもちろん、こんなのしませんかってちょっと入れてたけど、色濃くはなくて1割ぐらい。が、ちょっとずつ侵食していって、スタッフがもってきたもの『駄目』って(笑)。それはもうだましだまし。それで自分が単独ライブかのように考えたものが、収録終わって、めっちゃウケたってときに、もう車の中から『いつからこんなことなったんだろうなぁ』って。だから、やっとですよ。『最高……最高……』みたいなこと思うのは。それでもう、十分って思い始めた。でも、そんなのもごまかしごまかし」
『くりぃむナンタラ』2022年7月3日
渡辺直美「一人っ子で親も片親だったんで。さびしいなか、テレビが家族だったんで。なので、あっちの世界行ってみたいなっていうのが一番最初にあった」
『笑いの正体』2022年7月5日
藤田ニコル「テレビ出始めの方とか、これからがんばりたいっていう方と一緒になると、始まる前からマネージャーに『絶対爪痕残してこいよ』とか言われたりとか、帰ってからも『なんで絡みにいかなかったんだ』とか。そうなっちゃうと、ただマネージャーの好きなタレントが出来上がっちゃうだけで、その子の個性とかじゃないじゃないですか。そうなると売れないなって」
『あちこちオードリー』2022年7月6日
宮司愛海(フジテレビアナウンサー)「アナウンサーもタレント的なことが求められる場面もいっぱいあるんだけど、どうしてもそういうことにうまく切り返せないみたいな、コンプレックスもあるし。向いてないんだなって思う。そういうのが、もっとパンって返したほうがいいのにって言われるんだけど、テレビではできないよねって思う。言葉の力が大きすぎて、誰かが傷つくかもとか。だからといって失敗したこととかに対して『テヘッ』てできるわけでもないから。そこに対してすごいストイックに考えるし、どうしたら、次回絶対同じ間違いをしないようにするか、徹底的に考えるし。絶対やりたいって思う負けず嫌いなところはあるから」
『あえいうえおあお』2022年7月8日
ホリ「裏方っぽいのも好きなわけよ。もともとテレビ局で働きたいなとか、広告関係で働いてたけど、そういうのも嫌いじゃないから」
ミラクルひかる「広告代理店モノマネだ」
ホリ「代理店の感じ。この人のこういうとこおもしろいですよね、全部CMスポット、15秒、30秒。出川さんのこういうとこがおもしろいから切り取りましたとか、えなりくんのこういうとこがおもしろいから切り取りましたとか、15秒のスポットCMをつくってる感じがずっとある」
『ボクらの時代』2022年7月10日
ミラクルひかる「結局、自分の興味あるものしか目が向かないじゃないですか。無理やりやろうと思えばできるんだけど、無理やりやる必要があるのかっていう時代でもありますもんね。昔だったら『お前、次のネタどうすんだ? いま人気のあるドラマの誰々か誰々か誰々やんないと、テレビ出さねぇぞ』とか言われた世代じゃないですか。いまそれがないですよね」ホリ「ミラクルは新ネタつくるときとか意識するの? ピンときた人をやるわけ? 流行ってるからやんの?」ミラクル「自然に入り込んできた瞬間がネタになるのか。映像みてて発見する瞬間に、自分の口角が反応するんですよ。体が反応するんですよ。いじわるな気持ちっていうのもあるのかもしんない。ここには何かある、って顔するんです自分が。おいしそうなもの発見した、っていう」『ボクらの時代』2022年7月10日
ホリ「自分よりも権力が上とか、上の人をこき下ろしたほうがおもしろいって俺は思ってる。ホントは政治家とかをもっとやったほうがいいとか俺は思ってるんだよ。でも、いまテレビってやらせてくれない、政治家のモノマネ。ここでやったら、そっち側の与党の考え方じゃないんですかとか、野党の考え方なんじゃないですかって言われてしまうかもしれないからとか。あと放送の時期に何が起こるかわからないからって言われて、ものまね番組とかでもそうだしこういうのでも、ちょろっと声マネをして、言ったことをそのままやるのはできるけど、たとえば政治というか、内容をどっちかっていうとイジくるようなほうがホントはモノマネっぽいなと思ってるんだけど、でも、それを今あんまりテレビではやらせてくれないっていうのは正直思う」
ミラクルひかる「局の方が嫌がると仕事が減るっていう恐怖はありますけど、法律に引っかかんないんだったらやっていい」
ホリ「ライブとかでは全然やるけど。やった瞬間にお客さんも、そういうとこ知識出てきてるから『あれじゃテレビできないよね』みたいな感じで言うじゃない」
ミラクル「テレビっていう場所がおもしろい場所じゃなくって、清い場所になっていかなきゃいけないっていうのが大きな問題なんですかね」
『ボクらの時代』2022年7月10日
野田クリスタル(マヂカルラブリー)「ランジャタイって、テレビからみたらすごい地下なんですけど、地下からみたらすごい上なんですよ。人気ありまくり。こっち(=地下ライブ)でいうEXITです」
『アンタウォッチマン』2022年7月11日
吉住「テレビって、結構パッケージ化して出されることって多いじゃないですか。たとえば、すごい辛口、毒舌とかで出るときに、ネタで結構毒吐かれるじゃないですかって言われても、意外とネタ考えるときも、うーんって結構ひねり出してからやってたりとかするから。そんなに常日頃からなにかに毒づいてるわけじゃない、ってなって」
『イワクラと吉住の番組』2022年7月12日
吉住「女芸人さんってそんなに結婚してる人がいるイメージなくて。(森三中の)黒沢さんとかを見て、うわっ、すっごい気持ちわかるって思いながら。ここにはきっと、私みたいな人間を受け入れてくれる土壌というかがあるんだと思って、意気揚々と来たんですよ。そしたらこないだ黒沢さんとご一緒した番組で、1人がどれだけつらいかみたいなお話をされてて。嘘でしょー!と思って。私はテレビの前でバラエティだと思ってそれを受け取ってたけど、収録が同じになったときに、あ、これはお笑いとかのネタじゃない、ホントのやつだ、って思って」
『イワクラと吉住の番組』2022年7月12日
(夫・唐沢寿明の台本の覚え方)
山口智子「テレビをガーッとつけて、プラス、パソコンでYouTubeみて、音に溢れながら台本を覚える。なんでそんなことで台本覚えるかっていったら、どんな逆境にあろうが言葉がちゃんと出てくるように、どんなにうるさくても集中力を保つ訓練になるんだって、すごく屁理屈言ってる」
『おしゃれクリップ』2022年7月17日
(大きい声の人が苦手だが)
あの「さんまさんとかバラエティも大好きなんで、テレビもすごいみるんです」
明石家さんま「テレビは大丈夫なのか」
あの「いや、さんまさんのときだけボリューム5ぐらい下げる」
『踊る!さんま御殿!!』2022年7月19日
若林正恭(オードリー)「いまの品川さんのメンタル的に、テレビってどう捉えてるんですか?」
品川祐(品川庄司)「マジでちょっとなくなっちゃったかもしんないね。すげぇテレビに出たいっていうのは」
若林「いろんなお仕事ありますもんね」
品川「いや、もう無理かもしんないっていう。品川庄司で冠番組無理かもしれないって、数年前からちょっと思ってる節はあるかもしれない」
若林「モチベーションっていうか、映画……」
品川「映画を撮るっていうのがあるから、けど、なんか、だって(番組を)持たせてくんないんだもん。だって持たせてくんないんだもん。ホントにがんばったと思う。やるだけのことはやったし、爪痕残したとも思うんだけど、じゃあまた番組持たせてくれるかっていったらそんなことはないし。バラエティを見ないようにしようかと思った日もあったぐらい。見てると、やっぱ好きだって思うから。いまやっと落ち着いたメンタルでバラエティ見れるようになった」
『あちこちオードリー』2022年7月27日
出川哲朗「気持ち悪い、抱かれたくない、死ねとかなんとか。そうするとやっぱ、ひとりの人間としては落ち込むときも、ちょっと正直言うとありましたよ。だけど、かっこ悪くとか汚くとか見られることに対しては、それはもうなんにもないですよね。芸人としてはテレビで扱ってもらえるから、やっぱ間違ってなかったんだと思う」
『プロフェッショナル 仕事の流儀』2022年7月27日
(「女性人気ない芸人」として、霜降り明星、錦鯉、ダイアン、鬼越トマホークが出演)
坂井良多(鬼越トマホーク)「正直、僕ら以外キャスティングミスだと思ってます。他の3組はまだ僕らみたいなもんよりは女性人気あります。ホントに女性人気ない3組は、鬼越トマホーク、インポッシブル、ななまがりです。それはまだテレビ出れるレベル。出れない1組、キャベツ確認中です」
『アメトーーク!』2022年7月28日
(テレビでカエル好きを公言したことをきっかけに、大学院進学を志望)
入江聖奈(ボクシング選手)「テレビで『このカエルわかりますか?』みたいに聞かれるかなと思って、にわかって思われたら嫌だなと思って、それで構えて勉強してました。私はカエルのために生きて、カエルのために死ねたらそれでいいと思ってますので。カエルのために死ぬのも口だけじゃできないので。しっかり行動にうつして、カエルに人生を費やせたらなと思います」
『勝手にシンパイショー』2022年7月31日
(歌手・UAと対談)
中島岳志(政治学者)「僕ね、テレビものすごい好きなんですよ。テレビみるのがすっごい好きで。テレビ好きですっていうと、ドキュメンタリーとかニュース番組って言われるんですけど、僕ほとんど見てなくて。バラエティ番組ばっかりみてます。僕、バラエティ番組のテレビのディレクターになりたかったんですよ。なので、いまでもバラエティが大好きで。だから、UAさんのこと一番最初に知ったのは、ダウンタウンのおっかけをされてたって話を『HEY!HEY!HEY!』でみたのが一番最初だった気がする」
『SWITCHインタビュー 達人達』2022年8月1日
岩井勇気(ハライチ)「テレビに出なくてもいいと思い始めて本音を言っていたら、おもしろがってもらえた。なので、腐っていると自分では思っていない」
『アンタウォッチマン』2022年8月1日
若林正恭(オードリー)「(春日は)とにかく1位を獲りたいんだよね」
春日俊彰(オードリー)「テレビに出たいというか」
若林「出演本数のランキングって出るじゃないですか。たぶん春日だけじゃないですか、あの1位めざしてんの」
春日「1位獲りたいですね、年間で」
『あちこちオードリー』2022年8月10日
芝大輔(モグライダー)「僕らが中学生ぐらいで『ボキャブラ』とかだったんで。中学は寮に入っちゃったんで、テレビみれないんで、週に1回だけお願いして週に1時間だけみれるのを『ボキャブラ』に当ててた」
『あちこちオードリー』2022年8月10日
荒川(エルフ)「私は中川家さんになりたいと思って(芸人の世界に)入ったから。本気で。ギャルとか女の子らしいことはしたらアカンと思って入ってきてるから、『キャー!』とか言いそうなとこ、『やめろや』とか言ってたんですよ、はじめ。でもそれがしんどくて。私はどんどん自分になっていったんですけど」
ZAZY「そこは逆や。どんどん赤井俊之じゃなくなっていってたもん。でも、いまテレビ呼んでもらって、どんどん戻っていってるのが多いかも。ZAZYで呼んでもらって、実はマジメなんです、マジメなんかい!みたいなんがめっちゃ多い、最近」
『やすとものいたって真剣です』2022年8月11日
ZAZY「むちゃくちゃやろテレビって。出てて思うもん。最近さ、ちょっとアンケートとった芸人から『ZAZYが悪い』みたいな。やったら、『悪い』でパッケージ作りたいんか知らんけどさ、『ZAZYは極悪人』みたいな特集してさ。かたや『違うんですよ、ホンマはいいやつなんですよ』とかなったら『ホンマはZAZYいいやつ』みたいな。いやいや、普通やって。いいやつでも悪いやつでもなくて、いい面も悪い面もある普通の人間やのに。でも、これを言ったらあんまりよくないやんか」
『やすとものいたって真剣です』2022年8月11日
(テレビに出始めたころ、相方とマネージャーに”クズ封じ”をされていた)
酒井貴士(ザ・マミィ)「第7世代って言葉がすごい流行ってたときで。どうしても借金とか言ってほしくないと。キラキラしてる感じでいきたいってマネージャーと林田さんが言って。コンビでネタやらせてもらえる番組がありまして、出させてもらったんですけど。僕がホントにそういうの言っちゃいけないっていうのがあったんで、全然言葉が出てこないんですよ。キレイなことを言うのも慣れてないし。そしたら楽屋ついたら林田さんが『はぁ~最悪だったねぇ』って。いやいや待ってくれよと。そっちがいろいろ制限して僕が出れなくなったのはしょうがないだろ、だったら君が前でないと、ってなって。そのケンカがあって、僕知らないっていって、リミッター外して好きなようにやるって。そしたらいろいろテレビとかに呼ばれるようになってきて」
『ゴッドタン』2022年8月13日
田中真弓「いまテレビドラマみてると、逆にテレビドラマのほうが演劇に近づいてきてて、演劇のほうがちょっとナチュラルな傾向にない? 小劇場みてるとさ」
山口勝平「そうかもしれないですね。ドラマのほうが、漫画原作とかが増えたからですかね」
田中「日常のなかにああいう濃い芝居が入ってきたら、アレ?おもしろいじゃん、っていう化学反応が起きてる感じ」
『ボクらの時代』2022年8月14日
おげんさん(星野源)「おげんがちっちゃいころのテレビは、コメディアンの方が音楽を真剣にやってたの。もともとコメディアンの方がミュージシャンだったりとか、垣根があんまりなかったのよね。だからそういうものがすごい好きで、おげんは昔からクレイジーキャッツがね、大好きで。ハナ肇とクレイジーキャッツ、すばらしいジャズバンドなんですよ。そのバンドのね、コメディの映像っていうのはいっぱい世の中に流れてるんだけど、演奏されてる生演奏っていうのがそんなに見れないので、ぜひみんなでみたいなと思う」
『おげんさんといっしょ』2022年8月18日
朝日奈央「気になります、アッコさんが何から食べるのか」和田「なんでこんなに取り上げるんだろうと。もっと言わせてもらうとね、マグロが手に入りにくいから(弁当の中身が)鮭に変わった、期間限定でお客さん並んでる、揚げもんいま唐揚げやけど、1回だけ最初唐揚げやったのをエビフライにしたんだって。そしたらやっぱりお客様が唐揚げのほうがおいしいからって、また唐揚げに変えられたらしいの。そんなんまで紹介すんのよ。私はみてて、あぁ、この人ら、崎陽軒のお弁当をタレントさんに配る楽屋弁当にしてはんねやろな、そういうのあんねやろなと思ったら、なんにもなかったのよ。それなのに各局取り上げてんのよ。いまニュースないから。宗教問題とかコロナやから。ほんでね、食べる順番も、私が見たやつ言っていいですか? ……私なんでこんな語んのよ」『アッコにおまかせ!』2022年8月21日
(芸人やテレビ関係者にDMを送ることで知られる"みなみかわの嫁"について)
千原ジュニア「ぼーっとテレビみててんて。(みなみかわが)前のコンビで出てきてんて。この人と結婚しようと思ってんて。それもめちゃくちゃウケてたらわかるやん。まぁまぁスベっててんて。でも、ピンときてんて。この人絶対売れる、って」
みなみかわ「それで、当時mixiで僕にDM来たんですよ。僕はDMにまんまと引っかかって」
ジュニア「だからエピソードゼロは、まずは旦那やねん」
『にけつッ!!』2022年8月23日
(当初は『しゃべくり007』のレギュラー出演を断っていた)
徳井義実(チュートリアル)「東京でテレビにじゃんじゃん出てるようなあの2組(=くりぃむしちゅー、ネプチューン)の人らと、関西の舞台でずっとやってた俺らと、戦い方の流派が違うというか。関西と関東が特に吉本とか違うから。あの2組はテレビのこと熟知されてるから、現場でこの程度やっといたら編集でおもしろくなるだろうとか見えてはるから。でも、俺らは舞台上でちゃんと成立させなきゃとか、ネタを振ってちゃんとオチがとか見えてないと、走らへんから吉本の芸人は。だからめちゃくちゃ戸惑いがあって」
福田充徳(チュートリアル)「泰造さんとかも、ホリケンさんがなんかやったときに『俺もやりたい』っていってまったく同じボケやるとか、意味わからへんかったもん」
『あちこちオードリー』2022年8月24日
(約50年前、大学時代にみたテレビ番組の話)
長州力「(大学の寮の)5階が全部自分たちの運動部(の部屋)で。テレビが1台しかないんですよ。キャプテンの部屋だけにテレビが置いてあるんですけど。それがまだ白黒なんですよ。1つだけ思い出せないんだけど、最後に(女性が)3人、お立ち台に立つんですよ。3人の女の子がミニスカートで踊って、下から風がパーンと上がって、この下着の色は何色ですか?っていうのを当てると、あとから商品がもらえるんですよ。テレビが白黒だからわかんないんだよ」
長州「いや、カラーテレビも出てましたけど」
長州「だからマネージャーが、この色当てたいだろ?っていうことを言い出して。じゃあカラーテレビ買おうかっていうので」
大悟(千鳥)「カラーテレビ売るためのアレやったんかな」
長州「色をみるためにアルバイトやろうって。1年生、2年生が、30人、40人ぐらいですか、ビルからビルに物を移すアルバイトを1日で稼げるからってそれをやった。パンツの色がわかりたいから。1日でカラーテレビを買って、じゃあ次やるときそれがわかるぞと」
松本「何色やったんですか?」
長州「そしたらそれが、僕たちが見たのが一番最後の放送で、もう終わりだった」
『人志松本の酒のツマミになる話』2022年8月26日
野田クリスタル(マヂカルラブリー)「若手のときというかバイトしてるときは、全芸人の目標はバイトやめることだと思うんですよね。(賞レースで)優勝したいとかテレビで活躍したいっていうのは5年目ぐらいで終わっちゃって、生きたいになってくるんですよ」
村上(マヂカルラブリー)「僕リアルに言ってたのは、月12万って言ってました。月12万あればバイトをやらずに、家賃3万円ちょっとのところでいけるだろうっていうので」
野田「わかんなくなってると思うんですけど、月12万をお笑いで稼ぐって、奇跡みたいなことですよ」
『A-Studio+』2022年8月26日
野田クリスタル(マヂカルラブリー)「正直、怒られたことよりも、点数がつかなかったことが、あぁ、うちらってテレビで通用しねぇ漫才やってんのかなって思ったんですよね。舞台だけでウケる芸人かもしんないなって」
『A-Studio+』2022年8月26日
小泉今日子「神奈川県なんですね、出身が。それで(中学生のときに)みんなでふざけてハガキ出してたんですよ。誰が一番最初にテレビ出れるかみたいな感じで。おもしろい才能がある子はお笑いのほうとかに出してて。で、私もハガキ回ってきて。お笑いのほうはそんな自信ないと思って、歌ぐらいだったら歌えるかなと思って出したら、ある日、ハガキが届いて、次の日曜日だかにテレビ局でオーディションありますよ、みたいな。来るんだほんとに、と思って。姉に『見て見て、ホントに来たよ』って言って。行く気なかったんですけど、めんどくさくて。そしたら姉が、そこのゲストに自分が好きなスターが出てるから、行ったら会えるかもしれないからついてってやるっていって。で、行ったんですよ。そしたら受かってしまった」
『ボクらの時代』2022年8月28日
(観光大使をやっていると)
益子卓郎(U字工事)「都道府県の魅力度ランキングとか、よくテレビとかネットで話題になって番組でもやるんですけど、この順位が低いほど仕事が入ってくる。みんなおもしろがって」
『週刊さんまとマツコ』2022年8月28日
バカリズム「自分のフルネームを、誰か芸能人と入れ替えなきゃいけなくなったら誰にします?」
吉住「…………」
バカリズム「…………こんなシーンとすることあるの? テレビの収録で」
『イワクラと吉住の番組』2022年8月30日
伊藤俊介(オズワルド)「漫才をやりすぎてるなとは思います。テレビで言うアレでもないんですけど、泣いちゃって。漫才しすぎて。全然僕は忙しいのは好きですし、夜飲みに行けりゃあまったく問題ないですし、テレビもすごいで対しめちゃくちゃ売れたいし、金もめちゃくちゃほしいんですけど、漫才が多いんですよ吉本、とても」
畠中悠(オズワルド)「1日11~12ステとかは平気であるんで」
伊藤「自分は平気なタイプだと思ってたんですけど、知らないあいだにグーッとリミッターが溜まってたときに、気づかないふりをしてたのか気づかなかったのか、このあいだヒコロヒーさんと2人で飯食って、飲んで、いつものスナック行って、で、お姉さんとマスターが話してるのを聞いてたら、なんのきっかけもなしに、すーって涙が出てきて。危ない危ないと。そこからママさんがなんの歌うたっても全部響いちゃって」
『あちこちオードリー』2022年8月31日
畠中悠(オズワルド)「テレビで言いたくないですけど、いま現状、M-1で勝てるネタないです」
伊藤俊介(オズワルド)「訂正します。いま現状、話になんないんです。自分らの主催ライブで、信じられないぐらいスベったもんな。逆にテレビとか、コーナーライブみたいな、平場のところがめちゃくちゃ楽しい。いまこの瞬間は漫才のこと考えなくていいっていう」
『あちこちオードリー』2022年8月31日
大久保佳代子(オアシズ)「基本は、テレビで泣くのカッコ悪いというか、泣いたら笑えないじゃないかって思ってる人です。女性芸人の人って感受性がバカになってるんで、すぐ泣いちゃうじゃないですか。『めちゃイケ』の最終回も、ここは泣くチャンスだと思った。泣きたかった。ここは泣いていいし泣くチャンスだと思って、スピーチ考えてきていこうと思ったんだけど、1ミリも泣けなかったの。サイボーグなんだと思う」
『あちこちオードリー』2022年8月31日
金ちゃん(鬼越トマホーク)「僕ら劇場もそんな出てなくて、テレビのレギュラーもゼロなんですけど、YouTubeの稼ぎだけでほぼ生きてるようなもんなんですよ。そこが僕らのレギュラー番組みたいになってまして。リアルに普通に劇場出るとかテレビ出るよりかはYouTubeのほうが稼げますね。『水ダウ』とか出させていただいたときに、それ関連のやつをすぐ上げるっていう。放送された次の日に上げられるように事前に収録しといて、そこに連動させてっていう」
『ダウンタウンDX』2022年9月1日
中山功太「よく言ってるんですけど、『オンバト』にだけ合わせたネタをやってらっしゃった方が多いので、いま実際テレビで地上波で活躍してるかっていったら、ほぼ皆無やと思うんですよね。その時代のこの笑かせ方がいいんやみたいな。やってるお笑いが単純にネタがめちゃくちゃ古い人が多いんですね。だからウケはするんですけど、寄席のなかの最低限の拍手笑いみたいな。徳川家の将軍、順番に言っていくみたいなね。カスみたいな漫才師で一番多いんですよ」
平子祐希(アルコ&ピース)「漫才師さんの顔が浮かぶような具体例はやめてください」
『メガホン二郎』2022年9月3日
(ミュージックビデオの質にこだわった理由)
倖田來未「avexって必ずテレビに出して売るっていう戦略やったんですよ。2000年代っていうのは。なんですけど、2000年にデビューしたのに私だけテレビに出してもらえなかったんですよ。それはやっぱり、見た目ももっと痩せなアカン。avexにはもっときれいな人もいる。で、しゃべるし無理。だから、クラブでちゃんと下積みして歌いなさいというところでテレビ出してもらわれへんかったから、ミュージックビデオでしか動いて倖田來未っていうものを表現する場所がなかったんですよね」
『ピコウダクミ太郎』2022年9月4日
若林正恭(オードリー)「すごいなと思うのはさ、感動あり、ショーあり、笑いあり、挑戦ありなわけじゃん『24時間テレビ』。みんなだけど、みた感動をすぐ言葉にできるのがすごいよね。俺、3日4日おいてからエッセイで書かないと無理だね、ああいう感想を言うのって」
若林「テレビ向いてないのよ。俺、向いてないのよ。3日4日して、ようやく何に心動かされてたかわかんのよ」
『午前0時の森』2022年9月6日
春日俊彰(オードリー)「とにかくテレビが好きなので。いくつになってもずっと出て、同じようなことをずっとやってたいですね」
『凪咲とザコシ』2022年9月6日
有吉弘行「僕らってあんまり、イベントやらないから一体感みたいなの知らないよね」
マツコ・デラックス「私たちって、直接みてる人のアレ感じないじゃん普段。舞台とかちゃんとやっとかなきゃなっていうのがすごいあるよね」
有吉「やってる人たちはすごいと思うよ。だからやっぱりやめられないよね。舞台とかコンサートとか、ああいうものはね。どんなに小さくなっても、みんなライブやりたがるしね」
マツコ「やりたい?」
有吉「全然。僕はテレビやりたかったから、この世界入ってくるとき」
マツコ「私はディナーショーやりたい」
『マツコ&有吉 かりそめ天国』2022年9月9日
有吉弘行「50が目の前に見えてくると、おしゃれな髪型とかにすることあんのかな? この先。いるじゃん、おしゃれな髪型してる人たちって」
マツコ・デラックス「50すぎてすごい戦ってる人をみて、有吉さんはどう思うほう?」
有吉「すごく……ダサいなって思う」
マツコ「わかる……」
有吉「なにしてんだこの人たちは、って」
マツコ「でもさ、たぶんだから、私もそうだから。そうなってくるとこれからさ、50過ぎちゃうとさ、テレビでも恥ずかしいことをやらなくなってくるじゃん、自分が。そうなるともう、いわゆるテレビ的と言われるものでは自分はなくなってくるだろうなっていうのは、私50直前だから思うのよ。昔の大橋巨泉さんとかさ、青島幸男さんとかさ、そういう人、私子どものころ見てたじゃん。でももう、こういうもんだと思って見てたじゃん。いまの人はさ、50過ぎたオカマがさ、司会やってるのをさ、こういうものだと思っては見てないじゃん。そうじゃないものをいっぱい他のメディアでみてるんだから」
有吉「でも、若い人が好きなものをいま見てると、口パクで制服で踊るっていうのをテレビで全部やるしかないよね、全局でね」
『マツコ&有吉 かりそめ天国』2022年9月9日
マツコ・デラックス「最近、ミュージックビデオですら、サビも聴かない子とかいるんだって。テレビなんか苦行だよね、きっとその子たちからみたら。30分とか1時間、テレビの前にいなきゃいけないのって」
有吉弘行「歌つくってる人も大変だろうね。イントロ駄目、サビも駄目。勝手に好きなところを切り抜かれるんでしょ、いいところを。ドラマもそうでしょ?」
マツコ「ドラマもみんな速飛ばししてみてるって言うもんね。2倍速ぐらいは普通だって言ってたよ、いま。若い子。2倍ならいいわよ。中にはもうなんか、なんとなくビューって早送りして、ピッて止まったところでつないで見て、終わりとか」
有吉「それを想定すると、俺らももうちょっと、ゆぅっくぅりしゃあべったぁほぉうがぁ」
『マツコ&有吉 かりそめ天国』2022年9月9日
今田耕司「『27時間テレビ』でペンキだらけの車に乗って帰ったんですよね、最後」
明石家さんま「そうそう。みたい人いるやん。テレビでやってすぐ後に帰ったらやな、みた人が『あの車や』とか一生心に残るやん」
今田「国民全員テレビみてると思ってるから」
『さんまのお笑い向上委員会』2022年9月10日
(なぜお笑い芸人になろうと思ったのか)
川北茂澄(真空ジェシカ)「小さいころテレビみてて、ふざけてて大人が。で、それでお金もらってるって聞いて…」
川北「誰だったかな……お兄ちゃん」
ガク(真空ジェシカ)「こいつお兄ちゃんいないですね」
堀内「でも見えてたかもしれないじゃん。兄貴、なんて名前なの?」
川北「ユウキです」
ガク「怖い! 架空のやりとりして」
『ホリケンのみんなともだち』2022年9月13日
ハイヒール・モモコ「私の出産シーン、3回ともテレビで特番やってもらってるから」
吉田敬(ブラックマヨネーズ)「そんなんあとパンダぐらいですよ」
『東野&吉田のほっとけない人』2022年9月14日
古坂大魔王「ちっちゃい事務所ってさ、テレビに出れない時期があったじゃん。そのときに(もともと芸人の)バブルガム・ブラザーズの『WON'T BE LONG』が売れちゃったら飛び級で上にバーンって。それでうちらも底抜け(AIR-LINE)のときに絶対歌だそうっていって。歌で売れちゃえって。だけど、売れない人が歌出しても売れないんだよ。当たり前なんだけど。人気者が歌うから売れるんだよ。それがいい曲だから流行る。テレビが絡むと、ストーリーがついてくるから」
『アンタウォッチマン』2022年9月19日
雛形あきこ「テレビも出させていただくようになって、それこそ『めちゃイケ』だったりとかは『めちゃモテ』からなんですけど、深夜のトーク番組だったんで、スタートは武田真治くんとのトーク番組ですって言われて。そしたら、2人じゃどうしようもなんないからっていうことで、ナインティナインさんがちゃんと回してくれるからっていうふうに」
『あちこちオードリー』2022年9月21日
天野ひろゆき(キャィ~ン)「僕らはウンナンさんに、テレビをなんにもしらないときからお世話になって。スタッフとのつながりとかカメラさんとの関係とか全部みて、自分たちの番組ができたらこんな楽しい雰囲気で仕事ができるんだっていうのを、いつかやっぱり自分たちのホームでそういうのを作りたいなと思って」
南原清隆(ウッチャンナンチャン)「もうできてるじゃない」
『もしもツアーズ』2022年9月24日
島崎和歌子「私のどこがいいんですか?」
小泉純一郎「雰囲気がいいじゃないか、テレビでみてて。もちろん、美貌もあるけども」
小泉純一郎「もう一切テレビには出ない。もう80になったから、テレビに出演することは、もうない」
若槻千夏「ワイプは20年前と全然変わったじゃないですか。昔だと四角だけだったんですよ。声もちょっと切られてるぐらい。復帰してから思ったんですけど、2分割で大きく使われたり、ワイプの下に吹き出しがあったりとか、番組ごとにいろいろあるんで、番組のテロップ数とワイプみながらテレビみます。長くしゃべっても使ってもらえる番組と、テロップが短い人たちばっかりが使われてる番組がある。私、ワイプで結構呼ばれるんで、ワイプがない番組はみないです、基本的に。呼ばれないし。いくらおもしろくても、自分が呼ばれない番組はみないです」
『上田と女が吠える夜』2022年9月28日
若林正恭(オードリー)「俺は春日のほうが(芸能人として)長生きなんじゃないかなと思ってて。こないだ高橋英樹さんクイズで絡んでて、高橋英樹さんのフォルム見てたら、春日って高橋英樹さんみたいになるんだろうなって。出川さん方向かと思いきや、高橋英樹さんになると思う。俺は仕事なくなって。もう62とか。春日がチーム引っ張ってクイズ出てるの耐えられないから、屋久島に行こうかなと思う。屋久島行ってテレビとか一切みない生活にしようかなと思う。春日が高橋英樹さんになってるの見たくないから」
『あちこちオードリー』2022年9月28日
若林正恭(オードリー)「2009年のM-1の次の年、一番忙しいときに、出るテレビ出るテレビ『今までどうだった?』っていうことが聞かれるじゃないですか。下積み期間みたいな感じで。おんなじ話ばっかりするんですよね。『春日が節約で飴ジュース飲んでたとかをしゃべってください』が毎日続いて。あとネタも毎日ネタ番組に出ていくから消費されちゃうんじゃないかなって30歳で思ってるんですよ。でも会社に『仕事量多すぎないですか?』って言える立場でもなくて、相談できる先輩もいないときに、『ダウンタウンDX』に出る直前に、袖で松本さんに『いやぁホンマに、よその事務所やし他人事やけど、ちょっと出すぎちゃうかなぁ。どうなん?』って言われたとき、俺、出番直前に泣いちゃったことある。松本さんが仏様みたいな口調で『人ごとやけど、どう、出過ぎちゃう?』って。俺は『出過ぎ』を誰にも言えない何ヶ月を過ごしてるから、それが一気にパーンって仏のひと言のように弾けちゃって泣いちゃった」
『あちこちオードリー』2022年9月28日
(憧れのダウンタウンとの初共演の感想)
誠(ヨネダ2000)「テレビだと思ってしまうんですよ。ダウンタウンさんがちょうど我々の目の前にいらっしゃったんですけど、途中からテレビだと思ってリラックスして見ちゃう」
『ジンギス談!』2022年9月30日
(10年後のテレビとラジオについて)
伊集院光「みんないま、スマホいじりながら何かするとか、ながらで何かやってる。仕事しながらやるんでも、運動しながらやるんでも、耳だけって結構な汎用性の高さなの」
佐久間宣行「なんだったら、テレビより受信機を持ってる人多いわけじゃないですか、スマホだから」
伊集院「ラジオはもう古いとか廃れてるっていう人いまだにいるんだけど、すごい化けると思う」
佐久間「ラジオがもう1回きてるのって、双方向性がネットとかとすごい親和性がある。それがテレビにもう1回還元されてくるんじゃないかと思ってて。なんだったら、この1人に届けばいいみたいなラジオ的なものが、テレビでも強さをもち始めるんじゃないかなっていうのは思うし。あとは生かな。生の力って、テレビにまた戻ってくるんじゃないかなと思う」
『2ショット~ダレカとダレカのドキュメント。~』2022年9月30日
マツコ・デラックス「テレビやめていい? 私たぶん、うまくはやれない。これを断ち切らないと。別に彼氏とかパートナーじゃなくていいんだけど、たとえば一緒に何かをこれからはじめる人でもいいし、生活を共同する人でもなんでもいいんだけど、そういう人と巡り合うためにも、いまの生活をしてたら巡り会えない気がする」
UA「ぜひ(私の住んでる)島に」
『マツコ会議』2022年10月1日
大悟(千鳥)「高校3年のときの先生からは、芸人になって手紙来て。高3のときにワシが芸人になるって言ったときに、めちゃくちゃ先生に反対された。日本中からおもしろい人が来て、それのなかの一部しかテレビ出たり売れたりできないんだから、簡単な世界じゃないよって。ちゃんと仕事しなさいみたいなことを先生に延々と言われて。でもやっぱり芸人になるって出たの。ほんでその何年後かに『あのとき私を振り切って芸人になってくれたことを本当に感謝してます。私は夢を追いかけてがんばりなさいって言わないといけない立場なのに、ひとりの夢を潰すとこでした。ありがとうございました』って先生からお礼の」
『千鳥かまいたちアワー』2022年10月8日
仲里依紗「女優さんってどういうことをしてるんだろう?っていうぐらい興味がなくて。昔から映画を見ることが好きで、ドラマに出たいと思ってとか、お芝居の勉強したくてとか、1ミリも思ったことなくて。(芸能界入りの)きっかけが、小学館の『ちゃお』っていう漫画があったんですけど、それでオーディションしてたんですよ。そのグランプリはテレビがもらえるから、妹が『テレビがほしいからちょっとお姉ちゃん送ろう』みたいな、そういう子どもの悪ノリで送ったんですよね。そしたら通っちゃってどんどん」
『マツコ会議』2022年10月8日
井口浩之(ウエストランド)「大変なこともあるけど、やっぱり楽しいじゃないですか。テレビに出れることが。それこそ松陰寺さんと番組の合間とかに『何がうれしいっすか』みたいな話したときに、『バイトのシフトを出さないでいいのがいまだに一番うれしい』って。芝さんもそうでしょうけど」
芝大輔(モグライダー)「朝起きて、バイトないわ今日、って」
松陰寺太勇(ぺこぱ)「これがなかなか抜けないんですよね」
芝「やっとちょっと忘れてきたかなと思ったら、一昨日『来月バイト入れませんか』って来たんだよ。こんなこと言いたくないけど『テレビ見てる?』って(笑)。まぁまぁ忙しいよ」
『ぺこぱポジティブNEWS』2022年10月13日
(ナンシー関について)
リリー・フランキー「人間像としてはすごく優しい女性的な人でしたね。季節になったら梅を漬けたり、らっきょうを漬けたりとか。世の中の人が思ってる、何かテレビばっかり見つめていろいろ人の重箱の隅をつつこうとしてる暗い人、っていうふうなイメージをもたないでほしい。なんかね、物書きとか絵描きって暗い人間だと思われがちなんですよ。よくよく考えたら、引きこもっててテレビだけ見て消しゴムだけ彫ってる人がおもしろいわけないもんね。いつも笑かされてました」
『ヒロイン誕生!ドラマチックなオンナたち』2022年10月17日
(ナンシー関について)
いとうせいこう「テレビをつくってる側にもものすごく響いてて。ナンシーがいなくなってから、誰に向けてテレビをつくればいいかわからなくなっちゃったっていう人がいるぐらい」
『ヒロイン誕生!ドラマチックなオンナたち』2022年10月17日
松下洸平「お互いの印象とか価値観っていうのは、変わっていってる気します?」
福徳秀介(ジャルジャル)「これあんま言うとおもんないんですけど、マジでなんにも変わらない。こういうときにペラペラペラって、『前はこうやったのにこいつ今はこうなんですよ』とか言えたら、テレビ(のひな壇)も楽しめたのに」
福徳「楽しまれへんな。ないから別に。相方の腹立つところとか、ないから別に。無理やりちっちゃいの絞り出して、テレビでウワーっ話して」
後藤「リアクションだけで乗り切って」
福徳「それが僕らがテレビを楽しめなくなった最大の理由で。あんまり嘘つきたくないなって」
後藤「心地いいネタだけをしっかりできる場さえあれば、僕らは心地いい」
『SWITCHインタビュー 達人達』2022年10月24日
中田敦彦(オリエンタルラジオ)「心が1回しっかり折れたのが、それこそご一緒させていただいた『しくじり先生』で。特番で『中田歴史塾』って番組やらせてもらったときも、お世話になったじゃないですか。あれがやっぱり僕のなかで、ホントに勝負してたんですよね。これでダメだったら俺に実力がないんだと。それで、自分のなかで、戦力外なんだなっていう感じがしたんですよね。MCになりたくてしょうがないやつなのに、なれないんだと思って。そっから半年、1年ぐらい今までと同じようにロケしてったり、レギュラー番組をこなすようになっちゃって。そしたらなんかこう、自分のなかでどんどんつらくなっちゃったんですよね」
若林正恭(オードリー)「たとえば、『しくじり先生』もレギュラーでありつつ、『歴史塾』もレギュラーになってたら、わかんなかったかもしんない?」
中田「MCもたせてレギュラーになってたら、やってたでしょうね」
若林「日本で、テレビで」
中田「やってましたやってました。俺はテレビ最後のスターになるんだぐらいの勢いで。俺はテレビ王、ぐらいの勢いでやってたと思います。YouTubeふざけんな、とか言ってたと思います」
『あちこちオードリー』2022年10月26日
(相方・藤森慎吾について)
中田敦彦(オリエンタルラジオ)「彼はもともと、とにかくテレビに出たい、芸能界に入りたいなんで、お笑いで天下獲りたいとか、おもしろいと思われたいとかそういうことじゃなくて、とにかく芸能界に入って、芸能人に会いたいっていう理由で僕を誘ってきたんで。彼いま『ブランチ』とかやってますけど、彼にとってはそれはね、すべてなんですよ。たとえばコント番組やりたいとか、トークのMC仕切りたいとかいろいろあるじゃないですか。でも彼だけは登ってる山が違ったんで。彼いま山頂にいるんです」
『あちこちオードリー』2022年10月26日
中田敦彦(オリエンタルラジオ)「コメンテーターって謎の仕事なんですよ。特にその(自分がコメンテーターをやってた)ころ、芸能人が不倫ブームで。文春砲が大ブレイクして。やっぱり辛いこと言わないと使われないというか。生放送でテリー伊藤さんが隣にいて、テリーさんがやっぱり叫ぶんですよ。そしたら全部のカンペが、次テリーさんワンコメあってからCM、みたいな。あれ?俺、給料泥棒してんなっていう感になるわけですよね。なんかコメント刺さなきゃ、でもおもしろいこと言う空気じゃないんですよ。人の不倫にボケてる場合じゃないんで。一発目辛いこと言ったらネットニュースになって、そんときのディレクターさんに『ネットニュースになりましたよ!』って褒められたから、行きますって。やりゃいいんですよね、っていう。だからあんときは単純に、僕のなかで正義感というか。テレビが求めてるんだったら、いくらでもヒールレスラーになりますよって気持ちが。スキャンダルあった人もタレントやってんだから、俺が鉄パイプとか殴りかかっても、プロレスってわかるよね、ちょっとそういう気持ちがあったんです。ずるいんですけど。でもまぁ(相手は)それどころじゃホントはないっていうか。人としてやっぱりよくない」
『あちこちオードリー』2022年10月26日
子ども「芸能界で敵なしだと思いますが……」
明石家さんま「滅相もございません。なんちゅうええこと言うてくれんの」
子ども「HIKAKINよりすごいんですか?」
さんま「(笑)HIKAKINはHIKAKINですごいな。わかるわかる。それはわかる。HIKAKINは敵やな、我々からすると。一番の敵はYouTuberやから。俺らはテレビで育って、テレビで死にたいねん。67歳で、テレビの世界で50年近くやらしていただいて。テレビで育ってきて、まぁまぁ、吾郎ちゃんなんかもそうやろうけども、テレビで育ってテレビで生きてきてっていうのがあるんで。あくまでも、テレビで最後、ダメかわかりませんけども、がんばりたい」
『ワルイコあつまれ』2022年10月29日
明石家さんま「こないだヒカルくんとかと飲み屋で偶然一緒になって。でも、YouTuberの人も『さんまさんはYouTubeやらないでくれ』って。あいつらはやっぱテレビが憧れやねんて。『その憧れの人がYouTubeにおりてくるのは嫌ですから、さんまさんYouTubeやらないでください』って、ヒカルからこないだ言われて決心固まったんです。死んだ時に、YouTubeのヒカルくんには言うてんけども、そこで俺を出してくれと。死んだときにお前来てくれって言うてるんですよ。死んでからYouTube初出演。『青白いでんなー』とかいうハナシ。だから、元気でしゃべれる間は、一人でも見てくれてるあいだはがんばってやる」
『ワルイコあつまれ』2022年10月29日
明石家さんま「おもしろくない時代になってきたな。かわいそうやなって、いまからテレビをみる子どもたちが。これは言っちゃダメ、あれは言っちゃダメって、いっぱい出てきてるんですよ。気にしてないねんけど、せざるをえない。『ひょうきん族』とかできないねんね、いま。ツッコミのセリフとか、やってることとかは。『恋のから騒ぎ』は絶対できない。女の子をハンマーで殴ったりするから」
子ども「え、ひどい」
さんま「女性と言い合う、『女なんて』とか、『男なんて』って言い合う番組だったの」
子ども「うわー」
子ども「ひどーい」
さんま「それがおもしろかったの、世間のみなさまは。ダメな女性を説教部屋に、って言うて。ピコピコハンマーよ。ハンマーでピコピコ」
子ども「えー、ひどいひどい」
『ワルイコあつまれ』2022年10月29日
(劇場の出番が忙しくYouTubeの動画撮影に割く時間がない、と語るななまがりに)
長田庄平(チョコレートプラネット)「撮るって決めるしかないのよ、そんなもんは」松尾駿(チョコレートプラネット)「劇場の出番が増えてる……いやいや、絶対夜あいてんじゃん。だって劇場なんて昼からでしょ? ずーっと言い訳してるだけじゃない?」
長田「マジで言い訳。マジで言い訳でしかない。劇場が入ってYouTube撮れないっていうなら、じゃあ今どっちが大事か考えろよって話。自分らに対して。この先のことを考えたときに、このまま劇場に出続けてYouTube更新しないのか、撮る時間を設けてYouTubeをアップし続けるのか、どっちがこの先利益になるか考えろやって話。俺らだってそうだもん。YouTubeを撮る時間を省いてテレビを入れようと思ったら入れられるよ。俺らは、そっちよりもYouTubeを撮らないとっていう。そうしないと、テレビだけじゃ……」
松尾「ガチ(笑)」
長田「ななまがりは、もしかしたら劇場の出番が給料に直結してるだろうし、1回の出番で何千円、何万円ってあるから、それはしょうがないのかもしんないけど。劇場だけの給料で将来食ってくのが夢だったのかって話よ」
『チョコプランナー』2022年10月31日
葵つかさ「久しぶりのテレビ番組で、こんなに赤裸々に全部出すとは思ってなかったんですけど、逆にこの番組で出せてよかったです。この先、出すことはもうないかなって思います。わかんないですけど」
『イワクラと吉住の番組』2022年11月1日
森田哲矢(さらば青春の光)「YouTubeをやってたから僕らいま結構テレビ呼んでもらってるんじゃないかなっていうのがあるんすよ、わりと。テレビ出てもYouTubeの再生数って増えないんですよ。でも、YouTubeの再生数が増えれば、テレビは呼んでもらえる。そういう構図にはなっていってんのかな。行く先々でいろんなディレクターさんが『YouTubeみてます』って言ってくれるから。そこでブクロのキャラとかわかってくれて、ブクロにはこういったほうがいいよねとか。こいつの傍若無人っぷりとかも、YouTubeをみてたらわかるから、『ラヴィット』のスタッフさんもゴルフで断られても『さすがブクロさんだな』っていう。イカれた状態になってる。YouTubeはホントに自由にやれるから。テレビはコンプラがやっぱり厳しいから。やったらそういうことはYouTubeでできるよねっていう」
『あちこちオードリー』2022年11月2日
(吃音の障害がある若者がスタッフを務めるカフェのイベントのVTRをみて)
伊集院光「自分の尊敬してやまない兄が、まぁひどい吃音なんです。でも兄貴のギャグセンがすごかったりとか、兄貴が教えてくれた漫画とかラジオとか、兄貴の影響を受けて僕はこの仕事をしてると思っています。兄の苦労してるさまとか、兄が笑われる瞬間とか、家族の接し方とかが(VTRをみて)今うわっと溢れてきちゃって。こういうところがあるんだと思ったりとか。ちょっとびっくりしてるかな。(中略)うちの兄は、家族だけはわかってるからさ、吃音をベースにしたギャグとかいっぱい持ってんの。自分が出前とるときに、タンメン頼むと担々麺くるっていうギャグあんのね。おもしろいじゃん。絶対俺はこの回でしか言えないと思ってる。めちゃめちゃおもしろいじゃん。自分のコンプレックスは笑いで昇華することができるのは間違いない。間違いないんだけど、これが刺さっちゃう人もいるわけ」
松陰寺太勇(ぺこぱ)「本人はいいけど、それをテレビ越しに見てる当事者が傷ついちゃうってことですよね。多いですよね、吃音にかぎらず」
伊集院「ちょっと前にさ、バラエティ番組にさ、そういう症状が出る我々の後輩が出て。炎上というか物議をかもしたことがあるんだけど。僕は、ああいう人もいてよくて、自分はこれを笑いに変えるっていうやり方を選んだんですっていう人もいて。だけどこれを全員の正解とはしないでくださいねっていうのがみんなにわかると、彼は俺の兄貴のギャグを全部やれるんだよね。でいて、みんなにその心構えができれば、ホントにみんな心から笑ってくれて。ただ、これと、一般の人をそうイジるっていうのは別ですよっていう自覚もできてく気がするから。お笑いの立場からすると、そういう世の中にはなってほしいな」
『ぺこぱポジティブNEWS』2022年11月3日
(ゲストにオードリー・春日を迎えて)
川島明(麒麟)「春日さんと私は、2022年のテレビ出演本数ランキングで2位・3位を争ってるんですよ。1本、2本差で。正直、私はラヴィットに来てほしくないですね」
『ラヴィット!』2022年11月4日
大下容子(テレビ朝日アナウンサー)「こんなマニアックなの誰が見るんだろうみたいなことをやると、意外とみなさんみてくださったりして。昔はテレビって広くみなさんにウケることをやりましょうって、年齢も幅広くっていう感じだったんですけど、幅広くやってると誰にも刺さらないみたいなことになって。『ワイドスクランブル』も12時の最初のニュースがニカラグアとか、ホンジュラスとか。自分で下調べしていくと、調べるととなんだっておもしろくなったり。知らないことを知りたいっていう。いまネットでなんでも……それをちょっと詳しいニカラグアを何十年も研究してる先生だったり、そういう方に話を生で聞けるってそうそうないんです。そういうところが探っていけたらいいのかなと思ったりもします」
『ぺこぱポジティブNEWS』2022年11月17日
(キングコングについて)
中山功太「うまさだけであんな評価されて、うまさだけでNHKの賞とってテレビも決まる。うまさだけで売れたから、結構それによって(芸人を)続けていった同期って多いと思いますね」
東野幸治「努力したら僕たち私たちもなれるんじゃないか、みたいな」
中山「発想力とかゼロでええんやと思えた。逆ダウンタウンですね」
テロップ「やっぱり悪口」
『マルコポロリ!』2022年11月20日
(芸能界入りのきっかけ)
戸田恵梨香「家族でテレビ見てて、NG集をやってたんですよ。そのNG集みて『この仕事やってる人楽しそうだね』って言ったのがきっかけで。小学生高学年だったんですけど、生きてて楽しくなかった。友だちと当然おしゃべりしたり、遊ぶことも楽しいけど、いわゆる生きがいみたいな、やりがいみたいなものを感じてなくって。しっくりきてない自分っていうのがいて。それでNG集をみたときに、こんなに楽しい人たちをみてうらやましいって思ったのがきっかけだったんです。で、両親がオーディションに応募して、私をオーディションにつれてって、芸能界入りさせてもらったんですけど」
『日曜日の初耳学』2022年11月20日
福徳秀介(ジャルジャル)「たとえば芸人やったら飲みに行くとか、仕事以外のときも芸人らしい常にノリを作るみたいな、先輩とコミュニケーションとってどんどん腕上げていくとか、っていうのがずっとできへんかったから。なんでこんな私生活芸人ちゃうねんみたいな、もっと芸人らしくせなアカンのにとか思ってたんですけど、まぁ、もうジャルジャルはコントのときだけボケてたらいいんやなって切り替えれたんで。そっから急激に楽になりました。びっくりするかもしれないですね。学生のときの僕らが、いまの僕ら見たら。全然テレビ出てへんやんけ!って。むしろテレビの仕事嫌がってるやんけ!って(笑)」
後藤淳平(ジャルジャル)「(コントの)出しどころがあるっていうのは幸せですよね。テレビしかなかったですもんね、昔。好きなペースで、自分の好きなものを出していけるのはいいっすよね、環境として」
蓮見翔(ダウ90000)「僕ホントお笑い大好きで、ずっと見てて。それこそサンドウィッチマンさんに言うのはホントあれなんですけど、僕『男塾』知らないんですよ。テレビにいま出てる年代の方々のあるあるっていうか、そういうのがわかんないんで、悔しいのがずっとあって。そういう人がいっぱいいるかなと思って、自分らの世代がわかる言葉をチョイスしたら、若者の人が見に来てくれるかなっていうので」
『アンタウォッチマン』2022年11月22日
(生まれ変わっても今の仕事をしたいが)
若林正恭(オードリー)「1個だけ条件があって、これホント失敗したなと思うんだけど、まず芸名つけてテレビに出たい。本名で皮膚科で名前呼ばれたりするの嫌なんだよね。あと髪型。緑のロン毛とかで出たかった」
『午前0時の森』2022年11月22日
(土下座対決)
西田幸治(笑い飯)「えー、昔、エッチなお店に行きまして、全裸に目隠しをされまして、アソコを引っ張られながら部屋中をお散歩するというプレイをしたんですが、そのあと『あなたテレビで見たことあるわ』と言われ、超新塾のタイガー福田だと名乗って帰りました。申し訳ありませんでした」
『千原ジュニアの座王』2022年11月25日
宮澤エマ「ずっと芝居と歌がやりたいと思ってこの業界をめざしたんですけど、一番最初にやらせていただいた仕事は実はラジオのパーソナリティで。そうやってレギュラーをもたせていただけるだけでも本当に幸運だったんですけど、そこからいきなりテレビのバラエティ番組で、宮澤喜一元首相の孫、みたいな肩書きでの出演からはじまって。特に隠したいっていうこともなかったんですけど、それを売りにテレビに出る……出たいとは思ってなかったので。複雑だなとは思いながらもクイズ番組やったり、情報番組に出させてもらったりしてました。タレント活動を通じていつかはそういう(芝居と歌の)場に立てるのかなとか思いながらも、なかなかうまくいかないなーっていう日々が続いてたんですけど、そこの時代があったからこそ、(宮本)亞門さんにも、そういうふうにテレビの業界に今いるんだったら、オーディションに来てみない?って呼んでいただけたので」
『アナザースカイ』2022年11月25日
マツコ・デラックス「私はちょっとなかばゲリラ的なことをしてきたと思ってんのよ。マイノリティ・オブ・マイノリティみたいな、こんな太っててこんな女装してるのがさ、おっさんがテレビ出てるってさ、結構、冷静になったら不謹慎じゃん。だけど、思いみたいなものはあるのよね。社会通念みたいなものを破壊したいみたいな」
『マツコ会議』2022年11月26日
有田哲平(くりぃむしちゅー)「さっき楽屋で1人で考えてたの。どこかの変わり者のスタッフが『有田さん、ちょっとお笑い番組やりませんか?』って言ったら、絶対に俺は言うね。ベテラン勢だけ集めた番組。大会、どっかやってたよね? あんなのを、ちゃんとテレビとかでも大々的に。立ち上げたいよね。やりてぇなぁ」
『ソウドリ』2022年11月28日
(漫才に重要なのは初めてする会話かのような自然さ)
有田哲平(くりぃむしちゅー)「俺は淡々とボケるからいいけど(上田は)ツッコミだから、ツッコミなんてほら、もうどんなのが来るなんて全部わかってるわけだから。だけど、いかにも初めて聞いたみたいな。あの大根役者の上田がだよ、そこだけは天才的なんだから。未だにだよ。何度もやってるボケをテレビでやっても『ん? どういうこと?』(笑)」
『ソウドリ』2022年11月28日
(少年隊に憧れてジャニーズに入った)
東野幸治「少年隊会えた?」
草彅剛「そうですね。ちょっと時間がかかりましたけど。昔のテレ朝、第1リハーサル(室)」
東野「近づきました?」
草彅「いやもう、遠くで見てるだけで。あー、いる、と思って。もうそれだけでうれしかったですね。だからもう夢かなっちゃったんですけど、そのときになったら、光GENJIさんとかもいて、(少年隊に)会えるのを目的としてたんだけど、自分もテレビとかに出て踊りたいみたいに変わってましたね」
『芸能人監督グランプリ』2022年12月2日
(100歳になったらやりたいこと)
黒柳徹子「昔NHKで(時報の)時計が映ったんですよ。あんなふうに、カメラの前に座って、タンタンタンターンって(時報が鳴ったら)お辞儀して。そうするとみんなが『今日も生きてる』って思う。それで毎日テレビ出てお辞儀して。それが将来の夢。時報おばあさん」
『芸能人監督グランプリ』2022年12月2日
伊藤俊介(オズワルド)「テレビに出たときに、テロップに残ることどんだけ言えるかしか頭にないというか。あれ以上の快感がないというか」
『かまいたちの知らんけど』2022年12月2日
畠中悠(オズワルド)「テレビで大喜利かなんかで答えたやつが、(伊藤)沙莉的におもしろかったらしくて、LINE来たんですよ。『あの番組の大喜利おもしろかったよ』って。『ありがとう』って返したら、そのあとLINEギフトでフグが届きました」
『かまいたちの知らんけど』2022年12月2日
(ナイツ・塙をゲストに迎えて)
マツコ・デラックス「うんこちんちんなんですよ。要は、塙さんがYouTubeでやってるような、すごいハイブローなね、あれもひとつテレビのコンテンツとして大きく欠落してますけど、もう1個欠落してるのがうんこちんちんなのよ。これ(=ハイブロー)もあってこれ(=うんこちんちん)もあったテレビって、おもちゃ箱じゃん。宝石箱じゃん。私がやりたいのは、うんこちんちんを言い続けたいの私は」
『マツコ会議』2022年12月3日
中山秀征「昭和60年にデビューして。最初、歌で入ったんだけど、歌がいまいちだっていってドラマに移って。で、ドラマ班に移ったらまたドラマもいまいちだってなって。で、お笑いやらないかって言われんの。80年代中盤に、時代はテレビのバラエティになっていくと。とにかく新しいチャレンジなんだけども、BIG THURSDAYっていう一座を作ると。とにかく募集すると。お笑いをやりたい、おもしろいことをやりたいやつ、おもしろいことを書きたい作家、同時募集っていうのをする。とにかく俺は歌がダメ、芝居ダメでそこに入れって言われた。そこに入って、そこに受かってきたのが俺の相方の松野くんと、ホンジャマカの石ちゃん。あとは作家で三谷幸喜さん。三谷さんの本で俺らコントやってた。その後に、第3世代っていう時代がその数年後に来るわけだよね。ダウンタウン、ウッチャンナンチャンっていう時代がそのあとに来るわけですよね。ネタ番組なんかも俺は……もうテレビのタレントになってたわけだよね、俺も相方も。テレビレギュラーやってるんだけどネタは作ってなかった。当然、ダウンタウン、ウッチャンナンチャンはどんどん上に行くわけじゃない。そのときマネージャーに言われたの。『負けを認めろ』って言われた。ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、いまから勝負をコンビでしてもしょうがない。ただ、ピンでやるならこれから、もう1回勝負できると。っていうんで、相方も方向性がもう変わってた。お前はお前の道で行け、っていうことで、はっきりソロになるのね」
『人生最高レストラン』2022年12月3日
(ゲストにオードリー・春日を迎えて)
田村真子(TBSアナウンサー)「今回、テレビ番組の出演本数を集計しています日本モニターさんに相談をしたところ、例年12月上旬に発表されるデータを、なんとこの今日の『ラヴィット』で初解禁していただけることになりました」
『ラヴィット!』2022年12月6日
若林正恭(オードリー)「マスコットキャラクターみたいなところ春日ってあるから、別になんか、笑いとっててもとってなくてもいいもんね、どっちでも」
水卜麻美(日本テレビアナウンサー)「こんなこと言うのアレですけど、はい」
若林「テレビ感が出るっていうか。それは俺、尊敬してんのよ」
『午前0時の森』2022年12月6日
(TAIGAが売れるには)
オークラ(アンケート)「有名になるという意味では、昨今、いろいろな方法があると思うが、テレビで売れるとなると……テレビで売れる人は大きくわけて2つ。『番組を成立させる進行(MC)になる人』、そして『番組を面白くさせるため、進行の駒となる人』。TAIGAさんはおそらく後者だと思います。そういう駒タイプは、その人間のシステムをMCや番組スタッフに知ってもらう必要がある。システムというのは、『このひとはこのスイッチを押せばこういうことが起きる』、たとえば、これをふったら怒る、これをふったら生意気なことを言う、これをふったらちょうどよくスベる、みたいなもの。そのシステムにオリジナリティがあり、かつ、その扱い方が知られれば売れると思います」
『午前0時の森』2022年12月6日
大沢あかね「オリンピックの開会式とか出させてもらったときも(夫・劇団ひとりは)言わないの。分厚い契約書にサインをしてたから、家族にも言わないの。でも、開会式はじまって、すごい家でそわそわしはじめて。『いやぁ、オリンピックの開会式みんなで見ようよ』とか言い出すの。普段言わないのに。『子どもも寝る時間だから、私ももう寝るからテレビ消して』とか言ったら、すっごいしょんぼりして自分の部屋降りてって。私あとから『オリンピック出てましたね』って知り合いからメール来て知った」
『ボクらの時代』2022年12月11日
木梨憲武(とんねるず)「俺はサッカー部で、石橋貴明が同じ学年で野球部に、100何人(のなか)にいるわけ。そのとき石橋貴明は、中学の時代とか高校とかテレビにバスバス出てたわけ、素人のなかで。で、野球が甲子園が終わり、(サッカーが)選手権が終わったところで、終わるタイミングのときに、2人で出る番組があって。『こういうのあるから行こうよ』つって。『いいよいいよ』っていうのがスタート。高校3年ぐらいのとき」
『SWITCHインタビュー 達人達』2022年12月12日
木梨憲武(とんねるず)「テレビ出る前に、学校の謝恩会、講堂で(石橋と)2人で出てって、理事長と理事長のお付きの方っていうものまねをしたのよ。大爆笑だったの。そこで、うわー、きた、味わった、みたいなね。それたぶん、テレビもテレビじゃなくても、飯食ってても打ち合わせしてても、違うことしてても、笑ってると一番楽しいから。仲間とかスタッフとか、思いつきのアイデアを言って、これ来週撮っちゃおう、うわーおもしろいっすねー、とか。で、撮ってる現場も、うわー、任せて編集とかって。で、来週放送だとか。それエンドレスにやってきたから。こんな楽しい仕事ないなって。カメラマンの方がニヤニヤ腹抱えて笑ってカメラ揺れるとか、大ありでやってきたから。そこの人たちをターゲットにしてやってきたから。自分がおもしろがるとか、近場がおもしろがるっていう点では、みんなでおんなじ方向を向いてるよね」
『SWITCHインタビュー 達人達』2022年12月12日
村瀬健(『silent』プロデューサー)「おかげさまでこんなにもみなさんに受け止めてもらえて。ときどき聞かれるわけ。何が今回ヒットした理由だと思います?って。正直、わかんないじゃんそんなの。わかんないよ。長年やっててさ、うまくいくときもあるし、うまくいかないときもあるんだけど、今回1個あるのは、自分が惚れた新人の生方美久って人と、風間大樹っていう新人ではないけどゴールデンやプライムは撮ったことがないって人の、若い力がこの場所で……やっぱりテレビって若い人が出にくい場所だと思うのね。それがちょっとテレビの悪いところだと思うんだけど、たとえば我々ディレクター、プロデューサーってなかなか独り立ちするのって時間かかる。30過ぎて35、40ぐらいになってやっとメインプロデューサーになれたりするっていうのじゃ遅いと思うんだよね。そういう意味じゃ、圧倒的に僕より若い2人、しかもまだ世に出切っていない、もちろん2人ともすごい才能なんだけど、そういう人に来てもらって、その人たちの才能をマックス活かすっていうのをやりたいなと思ったの。それはよかったと思う」
『ボクらの時代』2022年12月18日
濱家隆一(かまいたち)「(昔は)100キロ近くあったんですよ。東京出てきてみなさん見たら、細い人から順番にテレビ出ていってるなって」
『あさイチ』2022年12月23日
上坂すみれ「私、何がモチベーションなのかなと思ったら、文化への憧れというか。テレビをみてたんですけど、地上波をそんなにみなくて、BS、CS放送ばっかりみてたんですよ。白黒映画だとマジメにみえるのか、親にも怒られなくて。ずーっと、それこそ『うる星やつら』とか。それをみてるうちに、日本の文化の成り立ちというか。で、声優さんっていうのも知って、興味があるし研究もしたくて。学術としての声優がおもしろいみたいな」
『ボクらの時代』2022年12月25日
神谷浩史「エゴサですか? しませんね。もう勝手に好き勝手思えばいいじゃんって思う。だってこれみてさ、褒められたことなんか1個も言ってないんだぜ、俺。正直言って。悪意ある抜き方をしてさ、インターネット上でどうせ炎上すんだろ?」
宮野真守「そんなにテレビで通常営業して大丈夫ですか?」
神谷「ずっとこうだからね。マモちゃんえらいよね、本当に。ちゃんとテレビ向けにやるじゃん。俺もうホント尊敬すんの。俺テレビ向けとかないから。わかんないんだよ。で、それをいいように切り取って使いやがるからさ、ホント、マジでなんなんだって思う」
宮野「危ないですけど、(いまの発言)ぜひ使ってほしいです」
『ボクらの時代』2022年12月25日
タモリ「(昔は)テレビを持つ家庭っていうのはかなり裕福な。中学のときについに親父が買いましたね。大変ですよ、来るのは。その日は、親父は会社休んだりしました。近所の人が来るし、姉なんか学校を早退して帰ってきましたよね。大変なイベントでしたよ、家にテレビが来るっていうのは」
『徹子の部屋』2022年12月28日
大倉忠義(関ジャニ∞)「もともとアイドルっていうか、テレビの向こう側の人って、こっちがコントロールできるもんじゃないけど、こっちがコントロールできるような時代になってきちゃったみたいな。声が届くようになりすぎちゃった。こっちも声を気にしすぎちゃうようになっちゃった」
蛍原徹「年間でテレビ(出演数)ベスト3には」
春日俊彰(オードリー)「エム・データさんが調べたところでは、1位でしたね、私。出演回数が」
蛍原「なに? エム・データって」
春日「データとる会社がいくつかあって」
有吉弘行「普通はどこだっけ?」
春日「あとは日本モニターさん。そこは3位だったんですけども」
有吉「じゃあ3位じゃん」
『アメトーーク年末SP』2022年12月30日
『アメトーーク年末SP』2022年12月30日
上沼恵美子「うれしいなと思うのは……ごめんなさい、最後自慢させてもらって」
上沼「どういうことですか? 矢部さん」
マツコ・デラックス「私、物心ついてテレビみたときからずっと上沼さんは自慢してます」
『アウト×デラックスSP』2022年12月30日
マツコ・デラックス「(上沼さんと最後に共演したのは)13年前だけど変わってない。逆に、ちょっとこれは失礼かもしれないけど、当時よりむしろ若々しい、って感じました、私は。だからなおさら、もう終わりとかおっしゃらないで、上沼さんが気が向いたときでいいんで、これをテレビで見せないと」
上沼恵美子「東京のテレビ、呼んでいただきたい。『徹子の部屋』ももう1回呼んでいただきたい。徹子さん、すごい素敵な方なんで。東京は珍しいんですよ、すごいいい方が見てて。大阪よりあったかい。大阪の客はタダのくせに生意気」
『アウト×デラックスSP』2022年12月30日