動画配信サイトでは「チャンネル登録お願いします!」にとどまらずの事態になってきた感じがします。私個人は「内容が良いから」、「システムが良いから」、「人が好きだから」という理由でファンになるのだと思っています。
配信者:「僕のチャンネル登録してますか?」
視聴者:「もちろん!」
配信者:「好きなもの買ってあげます!」
視聴者:「やった〜!」
↑↑↑最近の流行りはこんな感じです。
また、少し前のことになりますが、2020年1月に前澤友作氏が100万円を1,000人に総額10億円を配りました。最近では都知事選に40人を超える立候補者が出ましたが、売名目的としての効果は少し前につばき党の選挙妨害でもの凄い効果があったことが立証されていますから、N党の掲示板枠販売なども利用されるようになってきました。
対岸の火事的に傍観者として見るならば面白おかしく楽しめると思います。ネットでのチャンネル登録や応募はデータとして使われることに始まり、実名登録ではリストとなって利用されるに他なりません。
ネット上での投稿や応募は気軽になり、簡単にできるように進化してきましたが、例に挙げたような手法は飲食店経営の助けにはなりません。ネット集客を生業とされている方もいらっしゃると思いますが、飲食店の特性にはなかなか向かないのです。
山手線の内側の一定地域で客単価が高い店舗では何年か続けられる計算は立ちますが、長く安定して客数を増やし続けるためには止めてほしいと思っています。使い方を間違えると諸刃の剣で反作用も大きいのです。
ネット情報は身近になりましたが、まだまだ情報弱者が圧倒的多数だから安易に乗っかるべきではないという話です。