WebApp/2 は Docker, HTTP/2, ESModules を使いやすくパッケージ化した WebApplication の開発環境です。

最新の主要なブラウザで WebApp/2 ベースの WebApp を利用できます。

Docker はコンテナと呼ばれるVMに似た軽量な仮想化環境です。 ポータビリティに優れており、既存の開発環境を汚染せずに開発が行えます。

Docker コンテナは Docker イメージを元に生成します。

DockerImage を class とすると、 DockerContainer は instance に相当します。

Docker イメージは DockerHub で公開されている Dockerfile をベースに、各自がカスタマイズを施し作成することができます。

新しいHTTPの仕様です。

• ヘッダが圧縮され、Cookieなどの余計なデータの送信が減ります
• 接続を維持したまま連続でデータを送受信できます

といった特徴があります。

以下のブラウザで HTTP/2 を利用できます。

ESModules を参照してください。

ES6 を古いブラウザでも動作するように ES5 に変換する仕組みです。 ESModules と HTTP/2 を利用できる環境では基本的に不要になります。 IE 11 を相手にする場合は必要になります。

復数のjsを一つのファイルに結合する仕組みです。 ESModules と HTTP/2 を利用できる環境では基本的に不要ですが、パフォーマンス・チューニングが必要となった場合に使用することもあります。

有名な bundler には gulp や Webpack があります。

Webpack は js 以外にも css, png といったアセットを Base64 化して js と一緒に埋め込む事ができます。

いわゆるアプリケーションを動作させる環境の事です。.NETランタイムや、VB6ランタイムなどが有名です。 IE11は開発終了によりランタイムになりました。

IE 11 のシェアは PC で 6%, PC+モバイルで 3% です(2017/05)。この値は企業内からの利用が主で、今後も減少し続けます。 また、IE の開発は2015年で正式に終了し、IE はブラウザからランタイム(企業内アプリケーションを実行するための環境)に格下げになりました。