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ブレードランナー 2049

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劇場公開日:

ブレードランナー 2049

解説

リドリー・スコット監督がフィリップ・K・ディックの小説をもとに生み出した1982年公開の傑作SF「ブレードランナー」から、35年の時を経て生み出された続編。スコット監督は製作総指揮を務め、「メッセージ」「ボーダーライン」などで注目を集めるカナダ出身の俊英ドゥニ・ビルヌーブ監督が新たにメガホンをとった。脚本は、前作も手がけたハンプトン・ファンチャーと、「LOGAN ローガン」「エイリアン コヴェナント」のマイケル・グリーン。前作から30年後の2049年の世界を舞台に、ブレードランナーの主人公“K”が、新たに起こった世界の危機を解決するため、30年前に行方不明となったブレードランナーのリック・デッカードを捜す物語が描かれる。前作の主人公デッカードを演じたハリソン・フォードが同役で出演し、「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリングがデッカードを捜す“K”を演じた。撮影を手がけた名手ロジャー・ディーキンスが、第90回アカデミー賞で自身初の撮影賞を受賞。そのほか視覚効果賞も受賞した。

2017年製作/163分/PG12/アメリカ
原題または英題:Blade Runner 2049
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2017年10月27日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第90回 アカデミー賞(2018年)

受賞

視覚効果賞  
撮影賞 ロジャー・ディーキンス

ノミネート

美術賞  
音響編集賞  
録音賞  
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映画評論

フォトギャラリー

映画レビュー

3.5裏設定は「早く人間に(大人に)になりなさい」。おっさんは、久々にドゥニ・ビルヌーヴを楽しんだよ。

2017年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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共感した! 3件)
しんざん

3.5Denis Villeneuve's Dream of Electric Sheep

2020年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、VOD

楽しい

興奮

萌える

The original's screenwriter Hampton Fancher helps the story plug into the first film without doing any damage to it as a standalone film, but 2049 sometimes is like a TV drama pulling stylistic cues from the first one--overly long and slow because the first one was long and slow, not so much because there is a story unfolding on the screen. Still, as a fan of the original, it is hard not to like.

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Dan Knighton

4.5観客の感情を巧みにいざなうヴィルヌーヴの手腕

2017年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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共感した! 20件)
牛津厚信

5.0人かモノかの問のその先へ

2017年11月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

個人的に最も注目していた点は、前作の問題意識――レプリカントのような人工物は人間であるか――からどのようにさらなる問題意識を発展させているかだったのだが、その点は見事に期待に応えてくれた。
本作はレプリカントたちの物語である、前作の、レプリカントは人間であるか、そしてそれを愛せるかという問題意識は、すでに当然の理ともいえるような状況である。(それを快く思わない「人間」もいるのだが)

2017年現在、前作が提示した問題にすでに我々は現実に直面しつつあるなか、さらにその先の問題としてデジタルデータのプログラムにすぎないバーチャルアイドルへの愛があり、レプリカントへの差別がある。差別、ということはある意味で、この社会は彼らが人間かモノかの問いから、次のステップに進んだことを示唆してもいる。そして現にレプリカントぬきではあの社会はまわっていないようにも見える。
ボストン・ダイナミクスの作る2足歩行ロポットや4足歩行ロボットに生き物としての実感を感じ始めている我々現代人の考えなければいけないテーマがたくさん詰まった作品だ。

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杉本穂高