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みなさん、こんにちは。現在e-Educationフィリピン・ミンダナオプロジェクトを担当している嚴智用(おむ じよん)です!

「最高の授業を、世界の果てまで届ける」というミッションを胸に、 フィリピン・ミンダナオ島を舞台に、100年に1度にしかない大きな教育改革に挑む新しい仲間を募集しています!


▼採用説明会を開催します!よかったらぜひご参加ください!

フィリピンプロジェクトとは?

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それではまず、募集にあたりフィリピンプロジェクトについてご紹介します。

フィリピンのミンダナオ島で実施しているe-Educationプロジェクトは、2012年に本格的に立ち上がり、来年度で5年目の節目を迎えます。更なる躍進を担う仲間を募集しています。

ミンダナオ島は、7107もの島々の中で2番目に大きな島であり、フィリピン南部に位置する、紛争と開発ラッシュの島です。テロ・紛争関連のニュースで度々報道される「ミンダナオ島」は、これまで40年以上の紛争が続く貧困層の多い地域であり済や学校教育に悪影響を及ぼしています。

一方、その中でも比較的安定したカガヤンデオロ市やダバオ市では、大規模モールなどの建設が進み、積極的な投資が行われています。開発が進んでいるとはいえ、電気や水などのインフラ、ネットのアクセス面など、市内の経済格差や教育格差も深刻な課題として山積しています。

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e-Educationは、カガヤンデオロ市とカミギン島にて、高校の中退者向けの高校卒業認定プログラム「オープン・ハイスクール」を支援し、生徒たちの高卒認定を取得し、その後の夢への挑戦をサポートしています。卒業生たちは高卒を経て就職、大学進学へと飛び立っています。

具体的には、28の高校と7つの村落、総生徒数は一学年およそ500名にのぼる生徒の学習をサポートしています。主な対象生徒は、貧困、就労、病気、妊娠、育児などの理由のため、学ぶ意欲がありながらも高校の履修が困難となり、中退を余儀なくされた生徒たちです。同時に、高校通学は叶ったものの、低い成績や欠席続きなどで中退の危機にある生徒たちも対象としています。

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「オープン・ハイスクール」を履修する生徒たちの高卒認定率は平均60%であり、平均40%にも及び生徒が「失格」の評価を受けているのが実情です。高卒認定取得者でさえ、その平均点数は合格点数ギリギリというケースが大半です。

こうした結果は、①必要な学力を獲得する手段や資源が限られていること(生徒面)、②公的予算0のボランティア体制(管理、教師面) ③難解な教科書(教材面)によってもたらされています。とりわけ、教師不足という慢性的な課題によって、音楽の教師が数学の授業を行なうといった実態が見られます。

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こうした課題を解決し、すべての生徒が高卒認定を取得し、その後の夢を実現していくために、先生不足でも学習ができる映像教材を届ける活動を続けています。様々な方々からのご支援により映像教材を無償提供するため、生徒への経済的負担はありません。

映像教材は、主に母国語であるビサヤ語で作成し、英語が話せない生徒たちでも学べます。さらに、教科書では省かれている数学の解答解説や補足説明なども映像教材に含めています。

フィリピンプロジェクトにおける役割は、ミンダナオの先生方と協力、映像教材の作成、学校での導入、学習指導や先生の研修等を行ことが主な役割です。

加えて、e-Educationは「最高の教育を世界の果てまで届ける」ことをミッションとして掲げており、ここミンダナオでも3つの大きな挑戦に取り組んでいます。

①現地教師だけで持続する仕組みづくり

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国際協力の活動における大きなテーマは、現地の自発性と主体性です。映像教材の作成も、スタジオ建設や撮影機器の寄贈に終わらず、自発性と主体性を向上させる「技術」を届けることに取り組んでいます。

その結果、現在では先生方の力によって映像教材の撮影と編集を行なうことができるようになり、継続的なモデルができつつあります。

②「オープン・ハイスクール」のモデルをフィリピン全土へ発信

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ミンダナオで「オープン・ハイスクール」のモデル校を創り、フィリピン全土、そして東南アジア諸国へこのモデルを拡げていきたいと思っています。

週に一回現地教師と改善会議を開き、課題点の優先付け、解決策の議論、アクションプラン策定と実践、そして評価といった、PDCAサイクルを回るようファシリテートする役割を担います。

③地域を巻き込み教育力向上を目指す

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学校のない山間部にも教育の機会を届けるために、教師は教科書とノートパソコンを持ってバイクに乗り、生徒たちの家に直接訪問したり、事前に決めた集合場所をまわり教育を届けています。

これを、「”モバイル”・オープン・ハイスクール」と呼んでいます。山間部などは電気やネットが通っておらず、また教育の必要性があまり理解されていない地域もあります。

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そういった学習環境を改善するために、知事や村長を巻き込んで教育プログラムを企画したり、村の自治体オフィスの一部を生徒たちの学習スペースとして活用するなどの施策にも取り組んでいます。中長期的な改善につながるよう、村全体で「最高の教育」を考えぬいていきたいと思います。

これ以上のステージはない

今、フィリピンの教育制度は大きく変わろうとしています。

これまで、小学校6年+高校4年という10年制が、2013年に導入の決まった教育改革となる政策「K to 12」に移行します。「K」はKindergarten(幼稚園)、「12」とは12年制を指し、100年に1度しかない大きな教育改革と言われています。教育現場は繁忙を極め、来年の2016年6月に導入される、新しい高校カリキュラム対応を急ピッチで進めています。

現地の教育局の方々、そして学校の先生方とチームを組み、映像教育によって教育改革に挑む。まさに、「挑戦」に相応しい環境です。

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フィリピン・ミンダナオ島で、映像教育によって教育改革をサポートし、成功モデルを形作っていくプロジェクトへ、ぜひ一緒に挑戦しませんか?

熱い志を持った方の挑戦をお待ちしています!

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募集要項

業務概要

  • 職種:フィリピンプロジェクトリーダー
  • 対象:大学生
  • 活動場所:ミンダナオ島(カガヤンデオロ市とカミギン島)
  • 活動期間:2016年4月から1年間(要相談 ※休学を原則とします)
  • 採用人数:1名

求める人物像

《必須》

  • e-Educationの理念や活動に共感していただける方
  • 短期的ではなく、長期的にプロジェクトに関わりたいという方
  • パートナーたちと信頼関係を築くための会話(英語)力がある方
  • 約束を大切にし、一つ一つ確実にやり遂げることができる方
  • 想いと責任を持って最後まで諦めない方

《以下の方は優遇》

  • フィリピンに行ったことがある方
  • 途上国でのボランティア経験や滞在経験のある方

待遇

  • 渡航費、滞在費、謝金などをお渡しすることは出来ません
  • プロジェクトに係る撮影費や運営費は団体から支出します

募集期間

<一次募集>
12月10日(木)〜12月22日(火)23:59まで

<最終募集>
12月23日(水)〜1月10日(日)23:59まで

応募方法

以上の募集要項を確認いただき、ぜひ参加したいと思った方は、下記の応募フォームにご記入ください。その後、具体的な選考についてご連絡をさせて頂きます。

ご応募は、こちらからお願いします。
※ご応募の受け付けを終了しました。

また、お問い合わせについては、件名を下記のようにご記入の上、本文をお書きいただき、info[at]eedu.jpまでご連絡をお願い致します。
※[at]は@に変換して下さい。
件名:【海外インターン採用への応募】[お名前(フルネーム)]

応募後の流れ

上記応募フォームから応募

弊団体からお返事と共に、一次選考課題となる課題文書を送付

選考課題を提出

書類選考の結果、及び面接日程のご連絡

担当者と面接

2月上旬を目処に合否通知

2月中旬〜3月下旬まで国内研修

3月下旬〜4月上旬にフィリピンへ出発

フィリピン・ミンダナオでの教育改革のプロジェクトに挑戦したいという志ある方のご応募、お待ちしております!!

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