一とは (イチとは) [単語記事]

一とは、数の1を表す漢数字である。

ニコニコ大百科の仕様上、一、㊀、㆒などがこの単語記事に対応します。

また、以下のことを表す。

人名

はじめと読んで名前で使われることが多い。

名前

一姓

「いち」、「にのまえ」、「でかた」、「はじめ」、「いちもんじ」等と読む日本の苗字。全国 100世帯ほどの希少姓であり、熊本県熊本市付近で多くみられる。多くは「はじめ」「いち」と読ませる。

「にのまえ」はよく知られる難読の苗字であるが、実在は確認されていない。幽霊苗字の疑いが強いとされるが目撃情報も多数あり、不詳である。

漢字として

常

一

Unicode: U+4E00
JIS X 0213: 1-16-76
部首: 一部
画数: 1画
音読み（常用）: イチ、イツ
訓読み（常用）: ひと、ひとつ

弌

Unicode: U+5F0C
JIS X 0213: 1-48-1
部首: 弋部
画数: 4画

𠤪

Unicode: U+2092A
部首: 匕部
画数: 18画

甲骨文

意味: 数の1、始め、1回、唯一、ちょっと、専一、すべて、一部、同じ、同じにする、純粋、均一、あるいは。
字形: 指事。算木を一つ横に並べた姿を文字にしている。〔説文解字・巻一〕では「惟れ初め太始、道は一に立つ。天地を造分し、萬物に化成す」と、一が二、二が三を生む、というような老子的な解釈をしている。
音訓: 音読みはイチ、イツ（漢音）、イチ（呉音）、訓読みは、ひとつ、はじめ、ひ、ひとたび。; 名のりに、おさむ・か・かず・かた・かつ・くに・すすむ・ただ・ち・のぶ・はじむ・ひじ・ひで・ひとし・まこと・まさし・もと、などがある。
規格・区分: 常用漢字で、小学校1年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。; UnicodeのCJK統一漢字では一番番号が若い。
部首: 一は部首、一部を作る。一という筆画をもつ漢字を収める。〔説文解字〕でも、〔康煕字典〕でも、現代の字書でも一番最初に配置される部首である。
参考: 大字は壱（壹）。

語彙

二字熟語: 一位・一意・一葦・一一・一因・一宇・一円・一応・一往・一過・一介・一皆・一涯・一概・一貫・一環・一丸・一気・一揆・一期・一簣・一義・一挙・一局・一隅・一軍・一芸・一睨・一撃・一見・一元・一顧・一行・一向・一刻・一座・一切・一死・一糸・一時・一次・一種・一蹴・一瞬・一緒・一生・一乗・一心・一身・一新・一寸・一斉・一閃・一族・一存・一大・一代・一丁・一擲・一杯・一発・一般・一番・一方・一部・一別・一瞥・一躍・一様・一味・一命・一覧・一理・一律・一流・一輪・一鱗・一縷・一路
三字熟語: 一家言・一見識・一個人・一語文・一大事・一張羅・一般化・一盃口・一枚岩
四字熟語: 一意専心・一衣帯水・一韻到底・一栄一落・一攫千金・一竿風月・一喜一憂・一気呵成・一騎当千・一気通貫・一裘一葛・一牛鳴地・一行三昧・一挙一動・一挙両得・一極集中・一撃必殺・一月三舟・一言一句・一言居士・一言半句・一言芳恩・一期一会・一伍一什・一刻千金・一字千金・一時停止・一日千秋・一汁一菜・一宿一飯・一所懸命・一心一体・一進一退・一心不乱・一酔千日・一世風靡・一石二鳥・一族郎党・一反木綿・一致団結・一知半解・一朝一夕・一長一短・一塔両尊・一刀両断・一日一善・一本満足・一粒万倍・一方通行・一網打尽・一蓮托生
六字熟語: 一挙手一投足