北斗の拳とは、週刊少年ジャンプに連載された原作/武論尊、作画/原哲夫による漫画。及びそれを元にしたアニメ・ゲーム作品の名称である。世はまさに世紀末!
日本を代表する漫画の一つであり、アニメ化やゲーム化がされている。連載終了から2023年現在で30年以上経過したが、未だに高い人気を誇っておりファンも多い。スポーツ選手などでキャラクターのファンを公言するものもしばしば現れるなど、その認知度は衰えを知らずメジャーなレベルを保っている。
元々は1983年にフレッシュジャンプ(現在休刊中)に原哲夫のオリジナル作品として読み切り作品として掲載され、それが評判が高かったため、再度の読み切り掲載を経て、当時のジャンプの編集者で原の担当であった堀江信彦が、新連載としての原作者として武論尊と組ませ、正式に週刊少年ジャンプに連載された経緯を持っている。
アニメは1984年に東映アニメーションが制作、フジテレビで放映された。タイトルは「世紀末救世主伝説 北斗の拳」として大ヒット。その独特な擬音や断末魔と「おまえはもう死んでいる」等の台詞が大流行した。テレビアニメは「北斗の拳2」とタイトルを変えて1988年まで続いた。また、1986年に劇場版も公開されている。この劇場版は1作で納めるために原作を再構成している。
1990年代にはハリウッドやアジア各国で、外人主演により(一部無断で)映画化された。
2001年から、北斗の拳の前時代を描いた「蒼天の拳」が週刊コミックバンチより連載(武論尊は監修のみ)。しかしながら、多くの部分で北斗とは繋がらない部分もあるため、純粋な前時代とは言い難い。また、漫画以外にも「新・北斗の拳」(2003年)や「真救世主伝説 北斗の拳」(2006年)という新たなアニメ作品が作られた。
2023年9月に、北斗の拳連載40周年を記念して新作アニメが制作されることが発表された。
最初のアニメ化時点で既に原作から大きく乖離しており、例えば序盤のKING編だけをとっても、単行本では2冊分に満たないストーリーであるが、アニメではここを『第一部』と位置づけ、オープニング映像にシンを配していたり、後の敵であるGOLANやジャッカルなどがKINGの傘下となっているほか、後半部分との整合性を保つためにユリア絡みの展開が大きく変更されている。
また、アニメでは主に声優陣のアドリブによる原作とは異なる断末魔や、オリジナルのザコが多く登場している。しかし、アミバの断末魔の変更は多くの読者をがっかりさせてしまう結果となった。一方で、聖飢魔IIをモデルにしたコグレ一味のように流行を取り入れた結果、強烈な印象を残したキャラも存在する。
シリアスでバイオレンスな話なのだが、敵の下っ端たち(所謂『モヒカン』)のマヌケな挙動などギャグ要素も多い。これに関しては原作者もそういった面を意図的に表現していると発言しており、「モヒカンたちのボケとケンシロウのツッコミによるギャグマンガ」という見方もできる。中でも連中の雄叫び「ヒャッハー!」は、暴力性や無法地帯ぶりを表すスラングとしてネットのあちこちで流行。
2003年にパチスロ北斗の拳が大ブレイクし、再び話題となった。ニコニコでは、中野TRFでの北斗の拳(アーケード)の対戦動画やMADがランクインする事がある。他にもパチンコの動画やMUGENでの動画が多くUPされている。MAD素材としては極めて秀逸ではあるが、アニメ本編を使った動画は権利者が厳しく、多くが秘孔を突かれ原作のような断末魔を上げながら内部から破壊されている。あべし!
2000年代中盤以降からはスピンオフ漫画が多数作られるようになり、ケンシロウ以外に焦点をあてた多くの派生物語が漫画化されている。これらのスピンオフではラオウやジャギなどの新たな一面が描かれた。また、ギャグ方面に特化したスピンオフも多く、『北斗の拳イチゴ味』ではサウザーを中心とした笑いに満ちた世紀末が描かれた。
ゲームとのコラボも多く行われ、『北斗無双』(無双シリーズ)、『北斗が如く』(龍が如く)などのように人気シリーズを1本まるごと北斗の拳を題材にした作品として発売された物もある。
199X年、世界は核の炎に包まれた!
海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命体は絶滅したかに見えた。
しかし人類は死滅していなかった!
核戦争により荒廃した世界で、人々は一部の無頼と化した暴力に脅えながら暮らしていた。
その世界に伝説の暗殺拳「北斗神拳」の伝承者ケンシロウが現れた。
北斗神拳によって悪党をなぎ倒し、再び人々に希望を芽生えさせた。
ケンシロウには恋人のユリアという女性がいた。
だが南斗聖拳の使い手シンにユリアを奪われてしまい、更に胸に北斗七星の形に七つの傷を付けられた。
ユリアを取り戻すために、ケンシロウは宿敵シンを追い旅立つのだった。
旅の中でケンシロウはリンやバットに出会い、また多くの人々との出会いや別れを繰返す。
そして多くの強敵(とも)と時に協力し、時に闘い、死闘を繰り広げていく・・・・・・
非常に人気が高い作品であるため、これまで数多くのハードで、数多くのメーカーからゲーム化して発売された。
MAD動画は昔のアニメやビデオ作品がよく素材として使われていた。かつてはアニメ本編の画像・セリフを使用したアMADアイマスプロデューサー動画なども人気を博していたが、権利者という名の核の炎に包まれたため現存していない。
だが、下記のような北斗ゲー勢は死滅していなかった!!
原作再現率の高さや、いろんな意味ですさまじいゲームバランスから「世紀末格ゲー」の異名で呼ばれる。
水をよこせ・・・それも一台や二台ではない・・・全部だ!
原作の流れをなぞるストーリーを、ドラマパートと戦闘パートで再現したゲーム。最大の目玉はクリア後のおまけ、セリフの組み換えによって自在にキャラの性格をねじ曲げられる「世紀末シアター」である。千葉繁のナレーションが最後の良心。
テーマソングがB'zの松本孝弘だということはあまり知られていない。
掲示板
961 ななしのよっしん
2024/10/29(火) 19:28:57 ID: gl2F/pzfDZ
よく考えたらハート様、世紀末であの脂肪拳法を使える体型維持するのめちゃくそ難易度高くねーか?
あのデブに限定しなくとも主要キャラどころかモブキャラのモヒカン共もあの巨体と筋肉をどうやって維持してるんだろうか
962 ななしのよっしん
2024/12/01(日) 16:41:39 ID: A5TUAJvhh+
「うわらば」と「ひでぶ」はともかく「あべし」がここまで有名になったのなんでやろか?
そこまでインパクトのある死にざまでもないのに
963 ななしのよっしん
2024/12/08(日) 17:24:47 ID: davZniROax
ひでぶは非デブ(デブにあらず)から取ったんだろうけどそれを言ったのがデブのハートと言う皮肉があったんだろうな
有名な断末魔は共通して語感がいいのが特徴だと思う
あべしもそれで何かウケたんだろう
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/26(木) 16:00
最終更新:2024/12/26(木) 16:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。