SANKYO(三共)とは数あるパチンコ会社のうちの一つである。
概要
業界初のフィーバー機(セブン機)を発表したメーカーで、80~90年代は平和・西陣と並んで『パチンコメーカー御三家』といわれるほどのトップクラスのメーカーだった。
かつては毎月1台というハイペースで新台をリリースしていたが、タイアップ台全盛となり、台のクオリティが釣り合わなくなっていったため糞台を連発し売り上げを一気に落としてしまった。
背水の陣で2007年に発表した「FEVER KODA KUMI LIVE IN HALL」では、当時急成長していた京楽産業に習いって台の開発に予算と時間を掛け、テレビCMを積極的に使ったことにより大ヒット、往年の地位を取り戻した。
その後も、「F-創聖のアクエリオン」、「パトラッシュシリーズ」、「F-春のワルツ」と大ヒット作品を生んできている。特にタイアップ作品では非常に評価が高く、創聖のアクエリオン、蒼穹のファフナーでは多くの原作ファンを虜にさせた。
余談だが、2009年7月から設置が開始された「KODAKUMI FEVER LIVE IN HALL II」は、CM制作費用に「〇十億」かけているとの噂がある。
イメージキャラクターは「夢夢ちゃん」「ドラムくん」が代表的であり、プレミアムキャラクターとして数多くのシリーズに登場する。
ちなみに、昔はゲームメーカーとしても活動していた。パチンコメーカーとしての技術を応用したエレメカのほか、「キャッスルテイク」「ピラミッド」といったビデオゲームもリリースしていたが、インベーダーブームを前にして撤退してしまった(もはや30年前の話であり、当然ながらファミコンなど影も形も無かった時代の事である)。検定後3年を経過すると有無を言わさず市場から消えるパチンコと異なり、「ピラミッド」は今でも東大阪市某所で稼動している。
発表機種(※F-…フィーバー)
〇F-機動戦艦ナデシコ(検定通過)、KODAKUMI FEVER LIVE IN HALL II、F-ドリフだよ!全員集合
F-銀牙伝説ウィード、蒼穹のファフナー、F-パワフルワールド
〇F-愛の戦士レインボーマン'70、F-スター・ウォーズ ダース・ベイダー降臨、F-大夏祭り、パトラッシュ2
〇F-創聖のアクエリオン、パトラッシュ、KODAKUMI FEVER LIVE IN HALL、F-007、F-変なおじさん
F-覇-LOAD-
〇F-キャプテンハーロック、F-ボビーとダチョウ倶楽部の世界紀行、F-クイーンZERO、F-美ら島
ビッキーチャンスREV.、F-電車でGO!2、志村ワールド、F-スーパースタジアム、F-パワフルZERO
F-インディ・ジョーンズ、F-ジュリー・ザ・ピンボール
関連動画
関連項目
- パチンコ
- サテライト (アニメ制作会社) - 2006年から2020年までSANKYOのグループ会社だった。
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