Sammy/Aとは、SOUND VOLTEXの譜面制作者(エフェクター)である。
概要
BOOTH時代(初代)中期頃から登場したエフェクター。初担当曲はのちに本エフェクターの代名詞となった「セツナトリップ」。
このセツナトリップで「セツナ押し」と呼ばれるトリル押しの変形パターンの鍵盤配置が登場し、多くのプレーヤーを手こずらせることとなった。このセツナ押し、のちに他のエフェクターたちにも転用され、その後にもっと捻られたパターンが登場し、さらにプレーヤーを悩ませることとなった……お前のことだよ!BoF
ちなみにセツナトリップ以外では、岸田教団&The明星ロケッツの「DesireDrive」、うたたPの「一途な片思い、実らせたい小さな幸せ。」の譜面を担当している。
III時代では、リフレクとのポリシーブレイクで登場した「Sakura Mirage」で譜面制作をしたが、それ以降はめっきり登場しておらず、実質的に制作休止状態となっていた。
しかし、IV時代にARM(IOSYS)とビートまりおの「雷鼓サンダービート」で突如として復活。前回の登場から約3年ぶりの登場となった。
譜面内容もMAXIMUM譜面でセツナ押し配置をふんだんに仕込んでおり、ところどころBoF押しやつまみとFXチップを連打させる分業操作など、Sammy/A節全開の譜面となっている。
セツナ押し
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セツナ押しとは、本エフェクターがたびたび使用する鍵盤譜面構成の一つである。もともとは、「突撃!ガラスのニーソ姫 D.watt nu-denpa RMX」のEXHAUST譜面でごましおくんが初めて使用した鍵盤配置であるが、セツナトリップのEXHAUST譜面からSammy/Aが中心となって使用して流行らせたため、セツナ押しと呼ばれる。
特徴は左からボタンをA・B・C・Dに割り振ったとすると、ABと押した直後にBCと押し、そのあとにすかさずABと押す鍵盤構成である。変形バージョンとしてAB→BCの二段階のみや、BoFの代名詞とも言えるAB→BC→CDの押し方がある。なお、階段譜面やトリル、縦連譜面同様、間隔が狭くなる(音符の分数が大きくなるほど)ほど難しさが増す。
この鍵盤を押すには鍵盤位置をよく覚えて片手でなれておく必要がある。そして両手をぶつけずにコンガをたたくような感じで素早く押すしか方法がない。ニアを出したり、一枚捨て置くならば片手で無理やりトリルを取る要領で押すしかない。このセツナ押しは、レベル16以上の世界になるとほぼ必須で登場するので魔騎士や剛力羅以上を目指す人は必ずマスターする必要がある。
なお、このセツナ押しはSOUND VOLTEXにしか登場しないので他の機種の音ゲーには使えない。ただし、ポップンやノスタルジアではボタン構成は違えど似たような配置が登場している。またIIDXなど鍵盤系の音ゲーには今後登場すると思われるので注視しておきたい譜面構成である。
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