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当記事においては、4000系(4000形)という、鉄道車両の系列・形式を表す呼称について記述する。
概要(日本の鉄道車両)
「4」が「死」につながる忌み番として敬遠されるためか、私鉄各社とも3000系(形)の次には5000系(形)を付番してしまう傾向が強く、付番事例はあるが極端に少ない。実際に阪急では4000番台を事業用車に付番し、旅客用車両への使用は避けている。小田急はごく当たり前に「4000形」を使用している(しかも2代)が、5ケタの数字を付番する特急ロマンスカーはなぜか「40000形」を飛ばしてしまった。一方、西武でも特に忌避せず「4000系」を導入し、更に小田急が導入しなかった「40000系」も普通に導入している。更に東急では、2011年の5050系増備に際し、5000番台に空きが乏しかったため、飛ばしていた4000番台に若返って付番され、「5050系4000番台」などと呼ばれている。営団地下鉄(現・東京メトロ)日比谷線用3000系は、中間車に「モハ4000形・モハ4500形(+モハ3500形)」と付番しており、丸の内線400形や銀座線1400形と合わせ、「4」の忌避意識は薄かったようである。
同じ忌み番として「9(=苦)」があるが、9000番台は4000番台ほど忌まれていない。これが逆に3ケタの場合、900番台が少ない一方で400番台にはもう少し付番事例が見られる。なお「4」が頭(4000)に来なければそこまで忌避されないようで、近鉄・京阪の2400系や京成・名鉄3400系(形)のほか、各系列の個々の車両にはX400形と付番された車両は多い。
個別記事のある4000系(形)
余談
- 国鉄でも「4」への忌避意識は薄い。「4000形」なら貨車に付番事例がある他、蒸気機関車には4000番台が結構見られる。40番台なら電車・気動車・客車に、400番台なら電車に、40000番台は戦前の気動車に付番事例が多数みられる。
関連項目
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