フリーザとは、鳥山明の漫画『DRAGON BALL』およびそれを原作とするアニメシリーズに登場する極悪な宇宙人の1人である。
ぜったいに書かせるぞ概要!じわじわと殴り書きにしてくれる!!
アニメの声優は中尾隆聖。 3回変身できる。
がいる。
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物語でのフリーザ
べジータが地球から去る際に、界王から「悪の根が完全に絶たれたわけではないがな…」と、さらなる首謀者の存在を匂わせたが、登場はそれより少し後で其之二百四十七「暗雲うずまくナメック星」で初登場。
(名前はその一話前の其之二百四十六「べジータ復活!!」で登場した。)
作品中で確認できるだけでも最低79の惑星を占領し、「惑星フリーザ」と名称を変更してコレクションしている。
『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦~フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父~』では、彼がサイヤ人を滅ぼす過程が描かれ、指先から発した巨大なエネルギーボールで星ごと消滅させ、狂気の高笑いを続けるさまが印象深い。
(なお、爆発はかなり近くで起こっているが、宇宙船その他はまったく無事であり、謎である。)
ただし、『ドラゴンボールZ 神と神』では、破壊神ビルスが惑星ベジータ消滅の原因の張本人として描かれており、フリーザは代わりに破壊していたことが示唆されていた。
その20数年後、地球で繰り広げられたサイヤ人の生き残りによる勝手な侵略活動における攻防で銀河系で伝説とされていた「どんな願いも叶うドラゴンボール」の実在を知り、べジータの「ナメック星に行けばもっと強力なドラゴンボールがある」という会話を傍受したことで、自分の「永遠の宇宙の支配者」という欲望を満たす「不老不死」という願いを叶えるため、ナメック星に向かう。
クリリンらが星に到着した時点で村を4つ壊滅させ、ボールも4つ強奪していた。
その後、ムーリの村で村のわかものや孫悟飯たちの妨害に遭い、自軍の部下のほとんどが全滅状態に陥ったものの、5つめのボールを入手。
しかし、その後のボール捜しは難航し、6つめをべジータに先回りされ、最後のひとつは最長老が所持していたため、発見できなかった。
また、地球人らの不穏な動きを警戒してギニュー特戦隊を最前線に投入。
しかし、孫悟空の到着で戦況は更に悪化。
最高クラスの実力を誇る特戦隊も全滅し、地球人らに願いを先取りされてしまい、ついに自身が動く。
そこで第2形態、第3形態と変身しながら戦うが、地球からの援軍ピッコロや悟飯、べジータの戦闘中におけるパワーアップから最終形態に変身。第3形態まではそれに則り、それこそ異形の姿へと変身していたが、最終形態では余分な角などの器官が取り除かれ、小さくなってさっぱりとした迫力の無い姿になっている。
クリリンら作中人物も「あれがフリーザの正体か?」と驚きを隠せない様子であったが、ピッコロのみ「外見だけで実力を判断するなといういい見本だ」と震えていた。デンデを瞬殺し回復手段を絶つと、パワーアップしたべジータを軽く屠った直後に回復した悟空が到着。ベジータにトドメを刺し、サイヤの誇りを受け継いだ悟空とついに直接対決に至る。
ここでも、悟空を圧倒したが、元気玉の攻撃を受けて生まれて初めて生命の危機を味わい、ピッコロを瀕死に追い込み、クリリンを爆殺。
だが、これが結果的に自身がもっとも警戒していた超サイヤ人を誕生させる結果となり、ついにフルパワーを開放するが、反動でパワーがダウンし、一方的に戦闘を打ち切られる。
それでも宇宙一にこだわる彼は遠隔操作する気円斬で攻撃するが、技を扱いきれず、自滅。
悟空から最後のチャンスを与えられるが、それを利用した彼は「俺に殺されるべきなんだ―!」と、立ち去ろうとする悟空に対し最後の一撃を放つ。
結局サイヤ人の代表的な技であるただのエネルギー弾(この攻撃の際悟空は「バカヤロー!」と叫んでいる)で敗北した。
その後、かろうじて虫の息のところを父コルド大王の宇宙船に回収され、改造手術を受けると、悟空に復讐するために地球に襲来。
しかし、今度は未来から来た謎の青年(トランクス)にバラバラにされ瞬殺。実に呆気ない最期を迎えた。
なお、最期についてはメカフリーザを参照。
アニメオリジナルではあるが、地獄ではセルと仲良く(?)暮らしており、『ドラゴンボールGT』では悟空を倒すためにセルとの合体技・ヘルズクラッシュを使っていた。
彼の死後、フリーザ軍の残党は『ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』に登場したアボとカドが牛耳っていたが、『ドラゴンボール超』ではソルベが牛耳っていた。
また、『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』ではパラガスの部下の中に一瞬だけ登場している。
なお、フリーザは現在においても、悪役のカリスマとされており、特に当時まで常識であった『ラスボスはデカイ』という概念を完全に覆したことも画期的であった。
(当時のラスボスは大抵異形の姿になるのが「お約束」であった。りゅうおうやゼロムス、ギーグ、小林幸子などを見ていただければわかるだろう。)
最終形態の強さはご存知の通りで、当時の子供たちは「シンプルが故の恐ろしさ」を感じた。
特に映画で数々の強敵を葬ってきた元気玉さえ通用しなかった時には「こんなやつ、どうやって倒すんだ!?」とハラハラした者も多かっただろう。
このように重要な立ち位置の悪役だったため、「『ドラゴンボール』はフリーザ編まで」とする読者も少なからず存在するほか、近年マシリトこと鳥嶋和彦もこれを一部認める形で「フリーザ編が作品としてのピークで、ここで完結させていれば鳥山明に第3のヒット作が生まれていたかもしれない」と語っている。
復活のF・超
『神と神』の続編である劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』およびアニメ『ドラゴンボール超』では、フリーザ軍残党のソルベ達が集めたドラゴンボールによって復活し、3ヶ月間の特訓を終えると懲りずに地球に来襲し、神の次元の戦闘力を得たさらなる形態「ゴールデンフリーザ」へと変身する(声を担当した中尾はナイスガイに引っ掛けてゴールデンフリーザの戦闘力を1垓と答えた)。超では悟飯をいたぶったが、悟飯を庇ったピッコロを殺害する結果になった。
最初は悟空を圧倒していたが、新しい変身を得たばかりで体力が減るという弱点が生じ、悟空に圧倒された。後に侮っていたベジータも超サイヤ人ゴッドSSに変身し、ベジータに追い詰められたが、勝つために地球を破壊する。しかしウイスに時間を差し戻され、地球を破壊しようとしていたところで超サイヤ人SSに変身した悟空が現れ、かめはめ波で消滅。再び地獄に戻った。
なお、この映画は「ドラゴンボールは本来1年以上前に死んだものは生き返らせられないのでは?」という矛盾があるほか、「地球の地獄」というそれまでZシリーズで描かれた「地獄」とはかなり異なる地獄の描写があり、ファンの間でも議論の種となっているほか、決着シーンが映画作品としての禁じ手を使っての勝利だったことに批判の意見もある。
宇宙サバイバル編
地獄で暮らし続けていた。負けた宇宙が消滅してしまう力の大会。第7宇宙はメンバーが決まりつつあったが、魔人ブウが深い睡眠に入ってしまい、メンバーが一人欠ける。メンバーはビルスに「宇宙は広いのに地球ばかり!フリーザ軍をぶっ潰してしまうからだ!」と批判されたが、この言葉で悟空はフリーザをまさかの10人目の戦士として候補に挙げた。以降の展開はアニメ版と漫画版で微妙に異なる。
フリーザの参戦を知った第9宇宙により刺客が差し向けられるが、地獄での精神統一を積み重ねてパワーアップしたゴールデンフリーザの敵ではなく、次々と返り討ちにした。悟空のことも完全に認めたわけではなく、疲弊しながらも脱出した破壊神のエネルギーを食らわせた。その際破壊神シドラと界王神ロウに第9宇宙への加入を要望したが、時間切れとなったため未遂に終わった。その後の悟空との1分の勝負を受け、力の大会のメンバーとなった。
第6宇宙には彼と似たような性格のフロストが存在しており、無の界で初対面した。最初は手を組むかに見えたが、孫悟飯と全力で戦ったかのように見せかけてフロストの疑念を晴らす。100%フルパワー形態を見せると同時に「誰も信用しないこと」と言いフロストを場外に吹き飛ばした。フロストに「あなたのような小物と組むと思いますか?」と返答し、観客席から攻撃されようとしたが、フロストは全王によって消滅した。
その後は第4宇宙のモンナを倒したキャベの前に現れ、ゴールデンフリーザに変身して超サイヤ人2のキャベを倒した。女サイヤ人のカリフラとケールの前にも現れたが、悟空に止められ、高みの見物を始める。第3宇宙のコイチアレータとの戦闘でも高みの見物をしていたが、コイチアレータはパパロニと合体しアニラーザとなり、悟空が場外負けしそうになったところを蹴りで救済。悟空に協力を持ち掛けられ渋っていたところをアニラーザに襲撃され、「私の方が劣るということですか!?」と怒り、アニラーザとの戦いに参戦する。
アニラーザを倒した後は第11宇宙のジレン、トッポ、ディスポと対峙する。
ディスポに対してはゴールデンフリーザに変身することでディスポ以上のスピードを見せてディスポを圧倒したが、超高速モードを開放したディスポに押され、武舞台から落ちそうになっていたところを悟飯に助けられる。悟飯の作戦に従いデスビームでディスポを閉じ込めることに成功するが、体力の限界でデスビームが解かれてしまう。そこで悟飯がディスポを羽衣締めにし、悟飯ごとディスポを武舞台から落とした。
その後はトッポと対戦。破壊神としての力を見せられても、破壊のエネルギーを防いだことがあった経験から避けもせず、真正面からエネルギーを受ける。しかし破壊神シドラの物とは比べ物にならず大ダメージを負う。ゴールデン化が解けつつもデスボールをぶつけようとしたが、あっさり破壊され返り討ちに遭った。
ジレンにも戦いを挑んで二撃を受けて気絶させられたが、身勝手の極意が解けて動けなくなった悟空を助け、人造人間17号と共にジレンと戦う。そして悟空と共闘し、ジレンを自分ごと武舞台から落とした。
ハッピーエンドは性に合わないと言って地獄に帰りたがっていたが、ウイスによって蘇生する。これはビルスによる最後に悟空を助けたファインプレーのお礼も兼ねられていた。
漫画版
少しだけ展開が異なっており、蘇ってから早々に悟空と戦い合流。ウイスの命令で悟空と手を繋ぎ、一緒に会場に向かった。ビルスに対しては相変わらず怯えているほか、力の大会に参加した目的がサイヤ人への復讐になっている(ただしフロストを騙す目的で言った可能性もあり。もっとも第6宇宙のサイヤ人のカリフラ、キャベ、ケールを率先して狙っているため、嘘ではないのかもしれないが)。
力の大会ではフロストに第7宇宙の情報を渡し、クリリン、天津飯、亀仙人、第9宇宙を襲わせ、第9宇宙の人数が残り3人になったところでフロストを裏切るという活躍をしている。その後は残り3人を自ら始末し、第9宇宙の消滅に貢献。
第6宇宙のカリフラとも、かつて悟空がナメック星で自身と戦ったときのように余裕で戦い、その形成はカリフラが超サイヤ人になっても変わらなかった。そしてゴールデンフリーザになり、途中で加勢した超サイヤ人キャベ共々赤子扱いにするが、超サイヤ人ですらないケールの攻撃を受ける。超サイヤ人になったケールには圧倒され、全く歯が立たないが完成ブルーになった悟空に庇われた。
ジレンとの戦いでは空中に浮いた瓦礫に辛うじて立っているトッポとディスポの足場をデスビームで破壊し、二人を脱落させ、ジレンとの戦いに挑む。試合終了までの時間稼ぎをするがジレンに見抜かれピンチになったところを17号に助けられ(フリーザは人造人間と呼んでいる)、17号の作戦で共々気配を消す。そして、ベジータ脱落後、悟空がピンチになったところで姿を現し、脱落したベジータに代わり悟空をアシスト、ラディッツ戦のようにジレンを羽交い締めにした悟空もろともデスボールをぶつけるが、ジレンはそれすら一蹴。万事休すと思われたが、実はデスボールはジレンの隙を作るための牽制であり、その隙をついてフリーザが体当たりし、ジレン、フリーザ、悟空が脱落。気配を消していた17号のみが残った。試合後はウイスにより蘇生してもらい、地球に戻った後、ウイスに故郷まで送ってもらった。
第7宇宙に帰還した後は軍を形成した。
ドラゴンボール超 ブロリー
41年前の過去ではコルド軍からフリーザ軍に変わったことを報告しにコルド大王と共に惑星ベジータを訪れ、就任祝いとしてスカウター500個をプレゼントした。あいさつ代わりに自分の命を狙うサイヤ人を複数殺害した。
そこから5年後、サイヤ人を惑星ベジータに召集させ、惑星ごと破壊しサイヤ人を絶滅させた。
現代では軍の再編のために部下のスカウトをかけており、その一環でチライとレモが小惑星バンパへ訪れた際にブロリーとパラガスを発見、配下に加えさせた。それと同時に「身長を5センチ伸ばす」願いを叶えるために部下へ地球のドラゴンボールを集めさせていた。
その後ドラゴンボールが7つ集まった報告を受け地球へ襲来、ブロリーの戦闘力を試すためにベジータと孫悟空の二人と戦わせた。戦いの最中でブロリーを超サイヤ人にさせるためにパラガスを殺害、ブロリーは目論見通りに超サイヤ人へと目覚めるが、自らもブロリーとの戦いに巻き込まれてしまう。悟空とベジータが一時離脱しフュージョンに手をこまねいている約1時間以上の間、ゴールデンフリーザに変身するなどして応戦した。
ブロリーの戦いが終わった後、離脱するチライとレモが乗り込んだ宇宙船を破壊しようとするが、超サイヤ人ブルー状態のゴジータに止められたため地球を去った。ブロリーたちの行方は突き止めているが、暴走せず力を発揮させることができるようになるまであえて泳がせておく方針をとった。
生残者グラノラ編
※漫画版のみ
フリーザ軍が星を制圧して破壊し、ヒータはその星を復興させて他の宇宙人に買収させるという関係にあったが、ヒータが裏切ろうとしていることはお見通しで泳がせていた。
グラノラとガスがシリアル星のドラゴンボールで宇宙一の戦士になるという願いを叶えていたが、その間に外界と時間の流れが異なる部屋で10年間修業を行っていたため、第7宇宙に存在しないということになっていた。修行の末にブラックフリーザという新たな形態を手に入れ、身勝手の極意の悟空と我儘の極意のベジータを一撃で倒した。ヒータの中で生き残ったオイルとマキを厨房係とウェイターとして雇ってシリアル星から去っていった。
ニコニコ動画でのフリーザ様
ニコニコ動画ではベジータと並ぶネタキャラとして、数多くの動画に登場している。
呼び方は、「フリーザ」と呼び捨てのほかに、「様」をつけて「フリーザ様」と呼ぶ人もいる。
また、フリーザの役のインパクトが強すぎるためか、声優の中尾隆聖の声が聴こえたときに「フリーザw」、「フリーザ様!」などとコメントされることが多い。
光栄に思うがいい!この関連動画まで見せるのは、貴様らが初めてだ!
一応最後に聞いておこう。ボクの関連商品を検索してみる気はないかい?
いいだろう、今度は関連静画を描いてやる。あの地球人のようにな!
あれが関連項目だよ、パパ…
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