淫獣ってなに?
語源は、成人漫画及びアダルトOVA『淫獣学園 La☆Blue Girl』(1992年発売)ではないかとされる。成人向け作品なので当然アレやコレや触手やら、アレ? なんだか、しまじろうやウソップの声が聴こえるよ? とかの18禁の話題がてんこもりなので詳しい説明はここでは省略。自己責任でググったりヤフったり、ニコニコ大百科に記事が出来るのを待ってください。
なお、単純に淫獣という用語が使われているだけのものであれば前年にエロゲー『BEAST ~淫獣の館~』という作品が登場している。それまで触手うねうねのエロい化け物は妖獣と呼ばれることが多かったが、アダルトOVAでもエロゲーでも特定のブランドによるヒットシリーズが出て使いにくくなった時期でもあり、本作自体は関係ないものの淫獣という言葉に置き換えられるきっかけとなった。
そしてそれをネタにして、2004年に放映された人気アニメ『ふたりはプリキュア(初代)』に登場するお供(マスコット)であるメップルとミップル(バカップル)をそう呼んだのが、いわゆる魔法少女や変身ヒロインのお供を「淫獣」と呼んだ事のはじまりだろうか。 この二匹は主人公達をサポートする役回りの小動物でありながら、ヒロイン達そっちのけでいちゃつくシーンが多かった為、いつしかそう呼ばれるようになった。
さらに同年に放映された『魔法少女リリカルなのは』に登場するユーノ・スクライアも淫獣扱いを受けることになった。体力・魔力を温存する為にフェレットに変身していたのだが、その所為で高町家にはペット扱いされ、なのはも当時はフェレット姿が本当の姿だと思っており、目の前で着替えたり一緒にお風呂に入ったりといった描写がされた為、男性ファンの嫉妬を一身に買ってしまったのが原因である。その際に強引に入れられた側であることはスルーされることが基本である。というか、これは後付理由だしというかユーノ君は形状そのものが男性器に見えて卑猥。同じ形状なのになんとも言われない奴がたくさんいる?知らんがな。
じゃあ、その三匹だけなの?
現在では、上記と似たようなことをしでかした小動物キャラクター(マスコット)や、動物系キャラクターに与えられる称号になっているようだ。
他のプリキュアシリーズのマスコットキャラも道連れ的に淫獣扱いされていたりするし、プリキュア以前のマスコットキャラもそう呼ばれることもあるようだ。 作中で淫獣(ビースト・オブ・エロス)と呼ばれてしまったキャラ、マスコットという立場を利用して意図的においしい目を見ようとする輩など、淫獣認定される原因は色々である。 まったくうらやまけしからん。
ここにそんな淫獣キャラをリストアップするが、このリストは不完全なので、他に知っている方は追加してほしい。
なお、薄い本でだけ淫獣なキャラはご遠慮ください。きりがないので。
- メップル&ミップル(ふたりはプリキュア)
欲ボケバカップル。 - ココ&ナッツ(プリキュア5)
人間体がイケメンであることも男性ファンの嫉妬を買う一因に。 - ユーノ・スクライア(魔法少女リリカルなのは)
いわゆる百合ファンからの風当たりも強く、問題となった。 - 源ちずる(かのこん)
ヒロインなのだが、別ヒロインに「淫獣」と呼ばれるほどエロい言動を繰り返す。別称、駄狐。 - あーくん&かーくん(もえたん)
魔法少女の変身シーン(一瞬全裸になるアレ)をローアングルかつ至近距離で満喫。 - 宮藤芳佳(ストライクウィッチーズ)
主人公なのに巨乳フェチで仲間に欲情する。なお島田フミカネ氏の同作関連の落書きには度々彼女によく似た謎のセクハラ生物が描かれることがあり、そちらも淫獣宮藤と呼ばれる。ある意味公式公認である。 - ねこみみくまさん(キッズねこみみコーナー!)
エロくはないが非常にウザい。 - エビちゅ(おるちゅばんエビちゅ)
このリストの中でも相当異質な、文字通りの淫獣。放送禁止用語を連呼する。 - アルベール・カモミール(魔法先生ネギま!)
下着窃盗の常習犯で既に指名手配済。通称エロガモ。 - クマ吉(ギャグマンガ日和)
仮に変態だとしても、変態という名の紳士だよ! - キュゥべえ(魔法少女まどか☆マギカ)
別にエロいことはしていないが、罵らないとやっていられない存在。むしろ淫獣の方がマシだったと言われるのがもっぱら。詳しくは「淫Qβ」を参照。 - ハム蔵(アイドルマスター)
ゲーム本編では問題となるシーンはほぼないのだが、アニメ版第1話で、響から逃走した際に逃げ込んだ場所が居眠りをしていた星井美希の谷間(86cm)。数多くのプロデューサーから「俺と代われ!」といったセリフを中心に、嫉妬に満ちた暖かい声が寄せられ、アイマス初の淫獣認定となった。 - クロベエ(ポヨポヨ観察日記)
オス猫なのだが、事ある毎に同じオスであるポヨ相手に腰を振ったり、人間の男相手にさえ腰を振る為、登場回に淫獣タグがつく事もしばしば。 - ナツキ(まじかるカナン)
エロゲ原作とはいえ、担当魔法少女を落とすという偉業を成し遂げた淫獣・オブ・淫獣。ユーノが警戒された元凶とも言われる。現実は雲泥の差だがな。 一般アニメ版が『魔法少女リリカルなのは』無印とA’sの間に放送され、ライバル魔法少女の中の人が同じという繋がりがある。担当のほうの中の人は山田。 - ラットル(ビーストウォーズリターンズ)
ネズミ型のトランスフォーマーなのだが、触手のようなものを見るとやたら淫獣扱いしたがる上、植物の蔦を急成長させて敵を捕縛する手榴弾、『淫獣爆弾』を開発し、多数の敵を触手責めした。担当声優と劇中の台詞から考えて、間違いなく前述の『淫獣学園 La☆Blue Girl』を意識したネタである。なお、この淫獣爆弾はビーストコンボイを始めとしたサイバトロン戦士ほぼ全員が使用しており、使用の際は「淫獣!」と叫ぶのがお約束になっている為、彼らもまた淫獣と呼べるだろう。一応は子供向け番組なのに。 - ペドレオン(ウルトラマンネクサス)
スペースビーストと呼ばれる軟体動物型の怪獣。一対の触手を主な武器としており、捕まえた人間を女性器をモチーフとした卑猥な形状の口で捕食する。形状がグロテスクな上に捕食シーンが生々しく描かれた事で多くの子供達にトラウマを与えた。劇中では別にエロい事はしていないが、触手陵辱系のエロゲーに出演しても全く違和感のない外見を持つからか、ニコニコ動画上では美少女フィギュアとペドレオンのソフビを絡ませる動画などが公開されている。 - 淫夢くん(スローロリス及びリスザル)
クッソ汚い淫獣……だが、冷静に考えると勝手にホモビデオのOPに出演させられた挙句、何もしていないのに害獣扱いされる被害者とも言える。壊れるなぁ…… - テッド(テッド)
自堕落・ヤク中・アル中・セックス中毒という可愛らしい要素がないマダオなテディベア - 淫獣という表現を用いる人々(俺を含むお前ら)
ですよねー。
関連動画
関連商品
関連項目
- 7
- 0pt