概要
房総半島の南端部を国域とする令制国で、戦国時代には「里見八犬伝」のモデルとなった安房里見氏が安房国を掌握して治めていた。
江戸時代には安房里見氏を藩主として館山藩が開藩し、明治維新まで藩政が続いた。なお、安房里見氏は1614年(慶長16年)に大久保忠隣の改易に連座して、伯耆倉吉(現在の鳥取県倉吉市)に転封している。
安房守として著名なのが、豊臣秀吉から「表裏比興の者」と呼ばれ、知将・軍師として有名な真田昌幸で、大河ドラマ「真田丸」においても、「真田安房守」と呼ばれる場面が多い。しかし、当初は自称であったとされ、正式任官されたのは1594年(文禄2年)になってからである。
また、勝海舟も安房守を任官された経歴があるが、あまり知られていない。
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