壱とは、以下のことを表す。
人名
- 壱 - 魔導物語・ぷよぷよシリーズのメインイラストレーターの一人
- 壱 - ニコニコ動画 踊ってみたカテゴリで活動している踊り手 → 壱(踊り手)
- 壱 - ユーザー生放送の配信者。→壱(いち)(生放送主)
- はぐれ仕事人・壱 - テレビ時代劇『必殺仕事人Ⅴ激闘編』の登場人物で、柴俊夫が演じる。
- 士壱(? - 242年?) - 後漢末から三国時代にかけての武将
- 呂壱(? - 238年?) - 三国時代の孫呉の酷吏
- 孫壱(? - 259年) - 三国時代の孫呉の皇族。孫奐の子
- 聶壱(? - ?) - 前漢の富豪
漢字として
壹
- Unicode
- U+58F9
- JIS X 0213
- 1-52-69
- 部首
- 士部
- 画数
- 12画
- 意味
- 旧字体は壹。
- もっぱら、みな、合わせる、同一の、同じ、ひとえに、という意味がある。壹は〔説文解字・巻十〕に「專壹なり」とある。
- 漢数字の一を代用する。甲骨文、金文では一の意味では使われず、秦代になって一の代わりに使われるようになった。
- 字形
- 諸説ある。〔説文〕は壺に従う吉声の形声とする。ほかに壺の中のものが醗酵して充満する状態の象形とする説がある。
- 音訓
- 音読みは、イツ(漢音)、イチ(呉音)、訓読みは、もっぱら、ひとつ。名のりに、かず・さね・もろ、などがある。
- 規格・区分
- 壱は常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 部首
- 壹は〔説文〕では部首である。ほかに懿を収める。
- 声符
- 壹を声符とする漢字には、噎、㙪、撎、曀、殪、豷、饐、𪆖などがある。
- 語彙
- 壱意・壱鬱・壱越・壱鼓・壱尊
異体字
- 壹は旧字体。常用漢字表に参考字体として載っている。JIS X 0213第二水準。
- 夁は、〔字彙補〕にある古文。
- 𡔾は、〔字彙補〕にある古文。〔字略〕に見えるという。
- 𡕋は、〔字彙補〕にある古文。〔韻会小補〕に見えるという。
- 𡕍は、〔字彙補〕にある古文で、〔説文〕の本字はこの字とある。
- 𡕌は、〔字彙補〕にある異体字。漢の〔祝睦碑〕に見えるという。
関連項目
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