体育会系とは、
1.学校での課外活動の分類、およびそれに属する人(一部経験者も含む)。対義語は文化系。
2.学問、学生の区分。芸術・体育系、体育系とも。対義語は文科系、理科系。
1の概要
学校の課外活動のうち、スポーツの部及びそれに入っている人のこと。
また卒業後もその体育会系の価値観を強く持っている人。
野球部、柔道部、剣道部、サッカー部など。もちろんみんながそうじゃないが、特有の性質があり、体育会系のノリが嫌いという人も多いが、元気があって健康的、体力がある、上からの指示命令に対して機敏に動くなどプラスに評価する人もいる。部にも厳しい部とゆるい部があるし、文化系にも体育会系っぽい人も居る。
悪い意味での体育会系
悪い意味では「根性論」や厳しい上下関係の強制(パワハラ・アルハラ)といったイメージも持たれる。学生生活中では部活問題(ブラック部活)やブラックバイト・卒業後のブラック企業で上司として待っていることがあるため油断できない。
体育会系同士ならまだしも、そのノリを強制される非体育会系の人間や後輩にはたまったものではない。体力がある=偉い、根性がある=偉い、でかい声が出せる=偉い…など。軍隊など一部の職業では有効かもしれないが、根性だけで勝てるなら誰も苦労しない。(→根性論)
昭和では教育のためなら「体罰も愛の鞭である」「後輩には何をやっても良い」といった考えは割と一般的だったことから、時代遅れの価値観に染まってしまい体罰を行う老害も皆無ではない。
むしろ「根性を叩き直してやっている」「(科学的根拠のない理不尽で非効率な方法であったとしても)苦しむ事こそが美徳である・人間として成長できる」…など、元より意味の分からない指導要領しかないような最悪なパターンもある。
「(もはや部活とは関係ないが)先輩の命令には絶対」など、部活や技術向上に全く関係なく都合の良い雑用やサンドバッグとして扱うために後輩を使う外道なパターンもある。
もし現時点でも理不尽な暴力を含めたとんでもない指導が日常的である場合、黙って従うのが美徳…ではなく、録画・録音といった記録、それを含めた告発なども非常に有効である。
2の概要
文系、理系と同じで、体育系の学問を積む人。体育大学や大学の体育学部、スポーツ科学部、教育学部の保健体育科などに進む人。体育教師とかスポーツの選手、指導員を目指す人も一般就職する人も居る。
理系文系と比べて人が少ないので、文系に無理やり分類したり、スポーツ科学などは理系にしたりすることもあるが、独立して体育系といったり、芸術大や音楽大と一緒にして芸術・体育系と呼ぶことも。
馬鹿にされることもあるが彼らは偏差値でははかる事ができないし、スポーツ科学も大事な学問である。
関連項目
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2の関連項目
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