西友、ネットスーパー25周年、OMO展開でさらなる成長へ
⻄友（東京都）は、ネットスーパー事業において2000年5月に日本初の「ネットスーパー」として運営を開始し、今年で25周年を迎えることを1月27日に発表した。
阿佐ヶ谷店（東京都）を皮切りにスタートした同サービスは、現在13都府県の約100店舗を起点とする店舗出荷型の「⻄友ネットスーパー」という名称でサービスを提供している。収益化が難しいと言われるネットスーパー事業において、25年間培ってきた生産性向上のノウハウにより、現時点でほぼ全店で黒字化を達成している。
同社では25周年を機にOMOの本格展開に向け、ネットスーパーの配送エリア拡大、店舗と連携した施策強化、デジタルマーケティングの強化を進める。OMO（Online Merges with Offline）とは、オンラインとオフライン（実店舗）の垣根をなくし、ユーザーが効率良く購買体験をできるようにするためのマーケティング施策である。
特に配送エリアについては、お客から「⻄友のネットスーパーを使いたい」という多くの声を受け、1月初旬に配送エリアの拡大を実施した。今後さらにエリアを拡大し、お客の要望に対応する。
■⻄友ネットスーパーの概要
