消費社会

ここ数年の自己啓発の世界のトレンドである「自己肯定感を上げる」ですが、私もいろんな本を読んで実験したのですが、効果があったのかよくわからないのがほとんどです。 むしろ自己肯定感を上げようとしてメンタルが崩壊してしまった過去があります。 自己肯定感を上げなければならないという強迫観念が、さらに私たちの心を押しつぶします。 では、私たちはどうすればいいのでしょうか？ 哲理作家のさとうみつろうさんが過去のYouTube動画でおっしゃっていたのですが(どの動画か忘れてしまいましたが)、 メディアが流す広告やCMは、人々を不安にさせるために存在しています。 例えば、化粧品のCMでしたら、綺麗なモデルさん…

ここ平和大通りは、今年も華やかに彩られています。 人々の目やスマホは、樹木という樹木に施されたイルミネーションに吸い寄せられます。 でも、ちょっと待って。 もっとユニークなもの、発見！ 針葉樹の兄弟 クリスマス童話に秘められたメッセージ ものを手放すことが世の役に立つ 価値のないものが誰かの役に立つ 孤立した魂をつなぐ日 針葉樹の兄弟 てっぺんの折れ曲がった針葉樹が２本。 北風に煽られているうちに、こうなったのでしょう。 ２本とも揃って同じポーズなのがユーモラス。 まるで仲良し兄弟が真似っこしてるみたい^^ クリスマス童話に秘められたメッセージ そのフォルムで思い出したのが、クリスマス絵本「お…

先週水曜日夜から昨日まで、 テキサスから義理の父母が来ていました。 5月の滞在に続いて、今年2回目の訪問です。 昨年はクリスマスに私たちがテキサスまで行ったのですが、 今年はクリスマス前から日本に一時帰国するので、 どうしても今年中にもう一度、娘に会いたかったようで、 サンクスギビングを前に、急きょ来ることになりました。 以前から、ちょいちょいブログで触れているのですが、 義理母はADHDもあり、とにかく強烈キャラ。 今回の滞在でも、そんな義理母に振り回されながらも、 性格だけじゃなく、 『アメリカ人』だなぁという文化の違いを強く感じた日々でした。 まず第一に、義理母、風邪をこじらせてずっと咳…

タイトルから想像できるように消費主義批判の本・・・ではあるんだけど、メイントピックはそれじゃない。 これは進化心理学の本であり、マーケティングの本だ。・・・いや本当だって！ だから本書と関連するのは「資本論」ではなく、次のような本が該当する。 『「幸せをお金で買う」5つの授業』エリザベス・ダン：心理学 「有閑階級の理論」ソースタイン・ヴェブレン：社会学 「われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか」ウィリアム フォン・ヒッペル：進化心理学 その他マーケティングの本いっぱい：自分はあんまり読んだことなくて・・・。

危うく最新式のチャイルドシートの購入に踏み切るところだった。 「我が子のため」というスローガンは、私をしてあらゆる快適さをどこまでも追求せしめるかに思われた。そしてこの野放図な「追求」そのものが、商品の絶えざるアップグレードと価値(差異)創出の絶えざる運動へと消費者を巻き込む資本主義の悪弊と極めて高い親和性を持っていたのである。 「この快適さを我が子にもたらしたくはないのか」と問われて、首を横に振る親はそうそういないだろう。そしていつの間にか「この快適さを捨てる代わりに、安価なものを購入する」のは、我が子に対して申し訳ないというロジックが成立してしまっていることに気づいた私は、一度頭を冷やすた…

消費社会による社会全体のイメージ化と社会的判断 〜覆い隠される具体的諸問題 イメージ化の政治利用 論壇プロレスとキャラクター化 イメージ的決定と具体的政治結果としての影響の波及 気になったら読んで欲しい本 リップマン『世論』 前回の内容 https://www.waka-rukana.com/entry/2019/11/11/070051 消費社会による社会全体のイメージ化と社会的判断 〜覆い隠される具体的諸問題 消費社会になれきってしまいますと、どうしても具体的なものよりイメージの方を上位にして認識してしまいます。それは資本主義の運動のもと物がだぶつかないために必要な方法ですが、残念ながら商…

最近は色々とやる事があって、久々のブログの更新です。 便意を催しトイレに行くのですが、ズボンのウエストの紐が固結びになってしまいました。 暫くは頑張って解こうとしていたのですが、タイムリミットが近づいてきました。

数年前に始めて早々放置したブログを読み返してたところ、「シンプルってそんなにいいのだろうか」と題した記事を発見しました。 それを読んで改めてふと思ったことがあったのでそれについて書いてみます。 まずは過去（2022年3月）に書いた記事↓↓ ”シンプルに” ”簡潔に” ”無駄を省いて” … 世の中に溢れているよく聞く言葉ですが、ふと、そんなに「シンプル」「簡潔」「無駄がない」ことがいいのかなと思い立ちました。 シンプルと聞いて真っ先に浮かぶのは、無印・IKEA・ユニクロなど。 そしてネットや書店ではミニマリズム的な整理整頓術や思考方法などの本も並んでいます。 私も好きです、シンプルなモノ。合わせ…

どうも、カベドンです。カッパのおっさんと久々に相撲を取りました 庭に簡易的な土俵を作って 本格的です。ほんま久々なんでおっさんはうっきうきですそれでは・・・・のこった！ ぶつかる瞬間 ハイパービンタ！！！ ふっとぶおっさん おっさんは泣いてました 世の中そんなもんです それでは今回も激しく打っていきましょう！！！ 目次 今回の台 結果 おまけの雑談「大学まで学費免除になっても」 今回の台 ふおおおお 194+344+31+1+301+(ビッグ3の207+レギュラー2の58）+現在226＝1362ほんまか？？？ あの31は天国ちゃうんか？いやでもレギュラーやし・・・ うーんここは いったらあああ…

急進左翼 (政治勢力) 急進左翼(1は、異なる系統からなる政治勢力であり、社会民主主義政党と極左政党(2[リンク切れとの中間にある個人、集団、政治的運動、政党を再統合するものである。20世紀では、この著者たちによれば反リベラル左翼に相当しうる(要出典)。 社会学者Irène Pereiraによれば、1970年代の極左は、当時では共産党に由来する極性を基準に定義されていた。その崩壊によってそこの極性は妥当性を失い、とりわけ分類上での再定義を余儀なくされた。「急進左翼」、俗には「左翼内の左翼」は、今日では政権政党ともなった社会党を基準として意味を持つ。このIrène Pereiraの著作は、政治社…

Amazonより 本書は、1983年から1988年にかけて雑誌『ハイファッション』に掲載された23編に、他誌に掲載された8編を加えたエッセイ集です。日常生活や個人的な出来事について、独自の視点からユーモアたっぷりに語られています。その中でも特に印象的な伝説的なロック・ミュージシャのジム・モリソン*1に言及した一編をご紹介します。 『ジム・モリソンのための「ソウル・キッチン」』 1967年、高校を出て大学にも予備校にも通わず、一日机に向かいながらラジオでロックンロールを聴いていた18歳の頃の話。その年も多くのヒット曲が生まれ、そして忘れ去られていきました。 1960年代から70年台前半にかけての…

金山トン、出て来なさい。 ［＃地から１字上げ］（籠城選挙大作戦・第二日） ［＃地から１字上げ］（山形県金山町から生配信） ［＃地から１字上げ］（山形県知事選挙２０２５） ＊ Ｂ・Ｆ・スキナー ヒトを含む動物の行動をレスポンデントとオペラントに分類し、パブロフの条件反射をレスポンデント条件づけとして、またソーンダイクの試行錯誤学習をオペラント条件づけとして再定式化し、行動分析学を体系化した。彼の方法は帰納的で、徹底的行動主義の立場に立つ。外側から観察可能な行動に限らず，人間が行っているすべての行動を研究対象として、反応強化子随伴性、三項強化随伴性の枠組みから、オペラントと環境との関わりによって行…

入手困難度☆☆☆☆ 1940年代のビンテージスウェットのカレッジものは本当に出て来ません。 しかも未だにタグも付き、状態も良く、デザインも良く、大きいサイズは奇跡的です。 見せたいところが多く、たくさん撮りましたのでじっくりとご紹介したいと思います。 実寸 着丈58cm 身幅63cm 肩幅55cm 袖丈48cm 1940年代のビンテージスウェットを180センチ以上の方でも着れちゃうサイズ感は大変貴重です。 はめ込み前Vガゼットがシングルステッチで付いています。 デザインは染み込みプリントの4段アーチカプセルナンバー『576』とインディアンヘッドが入ります。 デザインも◎。 ブラッドリー大学はア…

ファイトクラブ感想 この映画はクソだ 消費社会の中で生きるのが疲れた人間が新たな価値を求めてその資本主義をぶち壊そうとする映画 やりたいことややろうとしていること、伝えたいこともわかる 我慢ならないこの世の中でどんなに成功していたとしても結局その他の人間や見えない流行が作り出した価値に流されている自分というものが非常に嫌で 世の中はそんなことをよしとしており でもそんな中でも自分と同じでこの世の中をよしとしない人間がたくさんいる そんな自分を解放できるのがファイトクラブ 主人公自身もそのファイトクラブという中で新しい自分という形を作り出し、その幻想に合わせた世界を自分と同じ価値観の人間に合わせ…

はじめに 深い孤独と愛の渇望が交錯する都市の物語—。2000年にリリースされた椎名林檎の「罪と罰」は、都市生活者の内なる葛藤を鮮やかに描き出した傑作です。山手通りの朝から始まり、夜の街へと移りゆく情景の中で、現代社会における存在の不確かさと愛の形が問われていきます。 この楽曲は、一人の女性の視点から語られる物語でありながら、2000年代初頭の日本社会が抱えていた根源的な問題を映し出しています。バブル崩壊後の閉塞感、デジタル化による人間関係の希薄化、そして急速な都市化がもたらした個人の孤立。これらの社会背景が、繊細な歌詞の端々に浮かび上がってきます。 1. 都市の朝と喪失感の象徴性 「頬を刺す朝…

＜～前回から同一チャットで雑談中～＞ あなた: このチャットでは、なんとなくAIの構造について話してるじゃないですか？ ChatGPT はい、まさにそうですね。このチャットでは、AIの内部構造や動作の仕組み、特に会話の記憶や処理の範囲について、具体的かつ興味深い話をしています。それに加えて、どうすれば効率的かつ効果的にAIとコミュニケーションを取れるかということも自然とテーマになっていますね。 こういうメタ的な話題を通じて、AIの仕組みや設計思想についての理解を深めるのはとても面白いですし、ユーザー体験を改善するヒントにもつながると思います。特にあなたのように、深く考えながら利用している方との…

さて、第一世界大戦で発展したアメリカは、 国際連盟に加わらず、国内に目を向けます。 ワシントン会議が1921〜22年。 三代にわたる共和党政権が続くわけです。 大衆消費社会化、投資・投機で産業資本主義がピーク、 そして、アメリカ発の世界恐慌に向けて、進んでいくわけです。 日本はシベリア出兵、さらに中国へ目を向け、 後に満州へ進出していきます。 国内では政党政治が破綻します。 1921年、原敬が暗殺されます。 1923年、関東大震災が起きました。 こうしてみると、ずいぶんと、現在と似通っていませんか。 fukugen.hateblo.jp fukugen.hateblo.jp

「アンチ持ち家派」が語る住宅購入の落とし穴 借金の罠に注意 近年、持ち家を持つことが必ずしも良い投資とは限らないという意見が急増しています。特に、「アンチ持ち家派」と称される人たちが提唱するのは、経済的自由を得るために借金を避けるべきだという考え方です。その中で、特に強調されるのが「持ってもいないお金を使うこと」の危険性です。言葉を変えれば、収入を全て使い切ってしまっては裕福になれないということ。当たり前のことのようですが、実際には多くの人がこのシンプルな教訓を忘れてしまっています。 経済的自由と借金の関係 借金は、経済的自立の逆であるといえます。借金を背負うことで、利息や返済に追われ、気づけ…

この度、Tapioca Milk Records 年末プレイリスト企画「1日でいいから、なりたいアジアのアーティスト 2024編」を公開いたしましたのでお知らせします。 プレイリストについて 推薦コメントの紹介（ご投稿順） ミョンウォル / Myeon Wol (ADG7) - 「Hee Hee」 スアン・サンティ / Sroeng Santi「สรวง สันติ รักตัวกลัวเมีย」 藤原基央（BUMP OF CHICKEN）- 「乗車権」 Nene郑乃馨 - 「爱呀爱呀」 Serrini- 「Don't Text Him」 Toon / Chotika kamwongpin（S…