冬が近くなって、ウクライナ・ロシアの戦場では北朝鮮軍の情報が増えてきた。最初は兵站(弾薬中心)だったが、武器(自走砲・ミサイルなど)が話題となり、年末には実戦投入された兵士の記事が毎日のように伝えられる。 ロシア軍の兵力不足を補う目的なのだが、そもそもロシア軍に指揮統制能力がない上に、ロシア語がわからずコミュニケーションも難しい。どれだけの戦力になるかは疑問視されていた。結局非装甲の自家用車などで無謀な突撃を仕掛ける、捨て駒として使われる運命だったようだ。 その結果死傷者が続出、すでに3,000名以上が死傷、1週間で1,000人が死傷したとの記事(*1)もあった。当然捕虜になる兵士も出てきて、…