在宅ワークが増え長時間の座りっぱなしの方も多くいらっしゃると思います。長時間、同じ姿勢をとることによる首、肩凝りや腰痛に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?今回は、凝りが起こる原因を理解して、日常的にできる対策やストレッチ法などを伝授していきたいと思います。
<監修>
Kana
ラグリーフィットネス(一つの動作に様々な要素を含むことを主体としたフィットネス)の認定インストラクター
BASIピラティス認定コンプリヘンシブインストラクター
12歳から長年ダンスに打ち込む中で、心身共に健康で豊かな人生を歩むためのサポートをしたいと思い、ピラティスインストラクターとしての活動を開始。その後、様々なトレーニングを試す中でラグリーフィットネスの効果を実感し、ラグリーフィットネス認定インストラクターとなる。現在、「WORKOUT COMMUNITY」にてラグリーフィットネスを中心に多くのクライアントさんのトレーニングをサポートし、成果を創出している。
WORKOUT COMMUNITY(https://workoutcommunity.jp/)
在宅ワークが増え長時間の座りっぱなしの方も多くいらっしゃると思います。長時間、同じ姿勢をとることによる首、肩凝りや腰痛に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?今回は、凝りが起こる原因を理解して、日常的にできる対策やストレッチ法などを伝授していきたいと思います。
<監修>
Kana
ラグリーフィットネス(一つの動作に様々な要素を含むことを主体としたフィットネス)の認定インストラクター
BASIピラティス認定コンプリヘンシブインストラクター
12歳から長年ダンスに打ち込む中で、心身共に健康で豊かな人生を歩むためのサポートをしたいと思い、ピラティスインストラクターとしての活動を開始。その後、様々なトレーニングを試す中でラグリーフィットネスの効果を実感し、ラグリーフィットネス認定インストラクターとなる。現在、「WORKOUT COMMUNITY」にてラグリーフィットネスを中心に多くのクライアントさんのトレーニングをサポートし、成果を創出している。
WORKOUT COMMUNITY(https://workoutcommunity.jp/)
そもそも、なぜ筋肉は凝り固まってしまうのでしょうか?コリを引き起こす主な原因として考えられるのは、「運動不足」「同じ姿勢」「冷え」「ストレス」等による筋肉疲労や、血行不良などが挙げられます。
もともと私たちの体は、首や腰などに負担がかかりやすい構造になっています。例えば、頭の重さは約5キロと言われており、実は立っているだけで常に首や肩、腰などに緊張状態が続いています。そういった緊張状態が続くと、筋肉は疲労し、硬くなっていきます。そして関節の可動域が減ったり、筋肉が萎縮したりして、血管を圧迫し、血液の流れを悪くしてしまいます。
そもそも、なぜ筋肉は凝り固まってしまうのでしょうか?コリを引き起こす主な原因として考えられるのは、「運動不足」「同じ姿勢」「冷え」「ストレス」等による筋肉疲労や、血行不良などが挙げられます。
もともと私たちの体は、首や腰などに負担がかかりやすい構造になっています。例えば、頭の重さは約5キロと言われており、実は立っているだけで常に首や肩、腰などに緊張状態が続いています。そういった緊張状態が続くと、筋肉は疲労し、硬くなっていきます。そして関節の可動域が減ったり、筋肉が萎縮したりして、血管を圧迫し、血液の流れを悪くしてしまいます。
それでは続いて、普段の生活においてどんな時に凝りが発生しやすいのかをご紹介していきましょう。
・デスクワークによる首、肩凝り
書類作成やパソコン操作などのデスクワークをしていたら首や肩が凝った、という経験は、どなたでも一度はお持ちなのではないでしょうか。同じ姿勢を長時間にわたって取り続けることは、筋肉を緊張状態にし、凝りを発生させます。
特に、頭を同じ位置に保ち胴体を安定させる役割を持つ「僧帽筋」や、腕を持ち上げる際に働く「肩甲挙筋」は、首から背中にかけて広範囲で凝りを発生させる原因となっています。
・座りっぱなしによる腰痛
長時間にわたり同じ姿勢を取り続けることは、下半身にも負担をかけます。
上半身と下半身をつなぐ役割を持つ「腸腰筋」は股関節の深部にあるインナーマッスルで、座る際や歩行する際に使用し日常生活の中で大事な役割を担っています。座りっぱなしの状態が続くと、腸腰筋が縮まってしまい、腰を正常な位置に保てなくなります。
腰椎に負担がかかった状態が長く続くと、腰が凝るだけでなく、腰痛になることもありますので、注意が必要です。
ちょっと同じ姿勢が続いたかな?と思う時は、意識的に休憩を入れて、この後ご紹介するストレッチをやってみましょう。
それでは続いて、普段の生活においてどんな時に凝りが発生しやすいのかをご紹介していきましょう。
・デスクワークによる首、肩凝り
書類作成やパソコン操作などのデスクワークをしていたら首や肩が凝った、という経験は、どなたでも一度はお持ちなのではないでしょうか。同じ姿勢を長時間にわたって取り続けることは、筋肉を緊張状態にし、凝りを発生させます。
特に、頭を同じ位置に保ち胴体を安定させる役割を持つ「僧帽筋」や、腕を持ち上げる際に働く「肩甲挙筋」は、首から背中にかけて広範囲で凝りを発生させる原因となっています。
・座りっぱなしによる腰痛
長時間にわたり同じ姿勢を取り続けることは、下半身にも負担をかけます。
上半身と下半身をつなぐ役割を持つ「腸腰筋」は股関節の深部にあるインナーマッスルで、座る際や歩行する際に使用し日常生活の中で大事な役割を担っています。座りっぱなしの状態が続くと、腸腰筋が縮まってしまい、腰を正常な位置に保てなくなります。
腰椎に負担がかかった状態が長く続くと、腰が凝るだけでなく、腰痛になることもありますので、注意が必要です。
ちょっと同じ姿勢が続いたかな?と思う時は、意識的に休憩を入れて、この後ご紹介するストレッチをやってみましょう。
普段の生活の合間にできる、2つのストレッチをご紹介していきます。
肩甲骨を動かして首・肩凝りすっきり解消ストレッチ!
普段の生活の合間にできる、2つのストレッチをご紹介していきます。
肩甲骨を動かして首・肩凝りすっきり解消ストレッチ!
1.四つんばいの姿勢をとります。
2.息を吐きながら背中を大きく丸めます。
3.胸を前に押し出すように意識して、胸反らせます。
4.8~10セットほど行ってみましょう。
※反らす時は腰ではなく、胸を反らす意識を持ちましょう
腰痛予防・腸腰筋ストレッチ!
1.四つんばいの姿勢をとります。
2.息を吐きながら背中を大きく丸めます。
3.胸を前に押し出すように意識して、胸反らせます。
4.8~10セットほど行ってみましょう。
※反らす時は腰ではなく、胸を反らす意識を持ちましょう
腰痛予防・腸腰筋ストレッチ!
1.かかとの上に膝をセットします。
2.お腹は引き上げながら、骨盤をかかとの方に重心をかけながら下に降ろします。
3. 30秒×2〜3セット繰り返しましょう
1.かかとの上に膝をセットします。
2.お腹は引き上げながら、骨盤をかかとの方に重心をかけながら下に降ろします。
3. 30秒×2〜3セット繰り返しましょう
今回は、凝りのメカニズムや、凝り固まった体をほぐす簡単ストレッチをご紹介させて頂きました。いかがだったでしょうか?
ストレッチは、普段の生活の合間に取り入れるのはもちろんですが、トレーニングと一緒に行うことで、自分の体の癖に気づき、普段から正しい身体の使い方ができるようになります。
例えば私が普段指導しているラグリーフィットネスと呼ばれる方法では、一つのエクササイズで筋トレ効果とストレッチ効果を感じていただくことができるのですが、それにより、体験された方からは、「肩こりを感じないようになった」「そういえば最近腰が痛くなくなってきた」などのお声をいただいています。
長年お付き合いしていく自分の身体ですので、日々の生活を快適に過ごせるよう、ストレッチをうまく取り入れてみて下さい。
今回は、凝りのメカニズムや、凝り固まった体をほぐす簡単ストレッチをご紹介させて頂きました。いかがだったでしょうか?
ストレッチは、普段の生活の合間に取り入れるのはもちろんですが、トレーニングと一緒に行うことで、自分の体の癖に気づき、普段から正しい身体の使い方ができるようになります。
例えば私が普段指導しているラグリーフィットネスと呼ばれる方法では、一つのエクササイズで筋トレ効果とストレッチ効果を感じていただくことができるのですが、それにより、体験された方からは、「肩こりを感じないようになった」「そういえば最近腰が痛くなくなってきた」などのお声をいただいています。
長年お付き合いしていく自分の身体ですので、日々の生活を快適に過ごせるよう、ストレッチをうまく取り入れてみて下さい。