(原題:Stand up Guys)

----これ、アル・パチーノ主演のアクションだよね。
パチーノと言うと、
なぜかいつもロバート・デ・ニーロが頭に浮かんじゃうニャ。
「ふたりとも同じ頃に活躍したからね。
今回、共演がクリストファー・ウォーケン。
それもデ・ニーロを連想する理由かも」
----あっ、『ディア・ハンター』ね。
どれにしても、みんないい年になったよニャあ。
「うん。ちょっと寂しくなるけどね。
この映画でも、
パチーノ演じる主人公ヴァルの設定は長年の刑期を終えて出所した老ギャング。
で、一方のウォーケンは、
組織から彼を殺すよう密命を下されたヴァルの旧友ドク」
----うわっ、まるで日本ヤクザの世界だ。
ヴァルは、そんなに
ボスに恨まれるようなことをしたの?
「いやいやそんなことはない。
それどころか、
彼はひとりで罪をかぶってム所入り。
ただ、そのきっかけになった事件のとき、
ボスは自分の息子を殺されており、
彼はそれがヴァルのせいだと思い込んでいるんだ。
でも、ドクは自分が彼を殺すように命じられているなんて
とてもヴァルに言えるはずはない」
----だが、ヴァルはそれに気づいている…。
「そういうことだね。
映画は、そのふたりの一夜のバカ騒ぎを
刻々と迫る“命の終りのタイムリミッ”トの中に描き出す。
この設定が実にうまく、
釈放によって自由を得たヴァルの“男としてのひと暴れ”を
ドクが手伝うという形で、
いまも続く“男たちの時間”をスクリーン上に映し出す」
----それって“女遊び”ってこと?
「もう、フォーンったら
はっきり言うね。
せっかくそこに触れずにごまかしていたのに(笑)。
まあ、いいか。
じゃあついでに言っちゃおう。
哀しいかな、年のせいで
その遊びがなかなかうまくいかない。
そんな中、彼らは3人目の仲間ハーシュ(アラン・アーキン)を引き入れ,
騒ぎはさらに大きくなっていく」
----へぇ~っ。
ニャにが起こるの?
「彼らは見るからに高級な
一台のスポーツカーを盗み出してぶっ飛ばす。
ところがそのトランクには
あるひとりの女が閉じ込められていた…。
そこで3人は…。
正直言って、こんなにもいろんなことが一晩で起こりうるのか、
とっくに時間オーバーじゃないかとも思えないでもないんだけど、
まあ、そこは映画だから…(笑)」
----ふむふむ。
そういえば、アル・パチーノには
やはり“夜が明けたら”をリミットにした物語があったよね。
「うん。
『摩天楼を夢みて』。
これはシビアだったね。
実績主義の会社のセールスマンたちの話。
成績の悪い奴はクビ、と発表されたことから、
彼らの長く辛い、
命を賭けた脂汗滲む夜が始まるんだ…」
----フォーンも、そういうお話よりは
こういう方がまだいいニャあ。
「そうだね。
この映画のラストカットなんて、ぼくは
あるニュー・アメリカン・シネマのラストを思い出したもの」
----えっ、ニャんだろう?
「パチーノとウォーケンのふたりが
銃を構えたその姿が
まるで『明日に向って撃て!』」
----ただ、二丁拳銃で走っているからじゃニャいの?
「あらら…」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「音楽もいいらしいのニャ」
※ジョン・ボン・ジョヴィの書き下ろし曲「Not Runninng Anyomore」。これはグラミー賞にノミネートだ度

こちらのお花屋さんもよろしく。
こちらは噂のtwitter。

「ラムの大通り」のツイッター

人気blogランキングもよろしく
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)

画像はオフィシャル(壁紙ダウンロードサイト)より。
----これ、アル・パチーノ主演のアクションだよね。
パチーノと言うと、
なぜかいつもロバート・デ・ニーロが頭に浮かんじゃうニャ。
「ふたりとも同じ頃に活躍したからね。
今回、共演がクリストファー・ウォーケン。
それもデ・ニーロを連想する理由かも」
----あっ、『ディア・ハンター』ね。
どれにしても、みんないい年になったよニャあ。
「うん。ちょっと寂しくなるけどね。
この映画でも、
パチーノ演じる主人公ヴァルの設定は長年の刑期を終えて出所した老ギャング。
で、一方のウォーケンは、
組織から彼を殺すよう密命を下されたヴァルの旧友ドク」
----うわっ、まるで日本ヤクザの世界だ。
ヴァルは、そんなに
ボスに恨まれるようなことをしたの?
「いやいやそんなことはない。
それどころか、
彼はひとりで罪をかぶってム所入り。
ただ、そのきっかけになった事件のとき、
ボスは自分の息子を殺されており、
彼はそれがヴァルのせいだと思い込んでいるんだ。
でも、ドクは自分が彼を殺すように命じられているなんて
とてもヴァルに言えるはずはない」
----だが、ヴァルはそれに気づいている…。
「そういうことだね。
映画は、そのふたりの一夜のバカ騒ぎを
刻々と迫る“命の終りのタイムリミッ”トの中に描き出す。
この設定が実にうまく、
釈放によって自由を得たヴァルの“男としてのひと暴れ”を
ドクが手伝うという形で、
いまも続く“男たちの時間”をスクリーン上に映し出す」
----それって“女遊び”ってこと?
「もう、フォーンったら
はっきり言うね。
せっかくそこに触れずにごまかしていたのに(笑)。
まあ、いいか。
じゃあついでに言っちゃおう。
哀しいかな、年のせいで
その遊びがなかなかうまくいかない。
そんな中、彼らは3人目の仲間ハーシュ(アラン・アーキン)を引き入れ,
騒ぎはさらに大きくなっていく」
----へぇ~っ。
ニャにが起こるの?
「彼らは見るからに高級な
一台のスポーツカーを盗み出してぶっ飛ばす。
ところがそのトランクには
あるひとりの女が閉じ込められていた…。
そこで3人は…。
正直言って、こんなにもいろんなことが一晩で起こりうるのか、
とっくに時間オーバーじゃないかとも思えないでもないんだけど、
まあ、そこは映画だから…(笑)」
----ふむふむ。
そういえば、アル・パチーノには
やはり“夜が明けたら”をリミットにした物語があったよね。
「うん。
『摩天楼を夢みて』。
これはシビアだったね。
実績主義の会社のセールスマンたちの話。
成績の悪い奴はクビ、と発表されたことから、
彼らの長く辛い、
命を賭けた脂汗滲む夜が始まるんだ…」
----フォーンも、そういうお話よりは
こういう方がまだいいニャあ。
「そうだね。
この映画のラストカットなんて、ぼくは
あるニュー・アメリカン・シネマのラストを思い出したもの」
----えっ、ニャんだろう?
「パチーノとウォーケンのふたりが
銃を構えたその姿が
まるで『明日に向って撃て!』」
----ただ、二丁拳銃で走っているからじゃニャいの?
「あらら…」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「音楽もいいらしいのニャ」
※ジョン・ボン・ジョヴィの書き下ろし曲「Not Runninng Anyomore」。これはグラミー賞にノミネートだ度
こちらは噂のtwitter。
「ラムの大通り」のツイッター
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
画像はオフィシャル(壁紙ダウンロードサイト)より。