サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大そうじへの備え
www.jaxa.jp
イプシロンSロケット第2段モータ(以下、E-21)再地上燃焼試験における燃焼異常を踏まえ、E-21と同じく固体モータであるH3ロケット用固体ロケットブースタ(SRB-3)について影響を評価いたしました。 SRB-3はモータ設計がE-21とは異なりますが、一部の共通点(イグブースタと材料の一部)を含めて、これまでの地上燃焼試験等の開発結果および4号機までの飛行結果を再評価し、SRB-3としての設計がいずれも良好に検証されていることをあらためて確認いたしました。また、H3ロケット5号機用として製造したSRB-3の検査データに特異なものが無いことも再確認しております。 これらの確認結果から、SRB-3をフライトへ供するにあたっての懸念事項は無いと判断しております。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の大西卓哉宇宙飛行士が、国際宇宙ステーション(ISS)第73次長期滞在搭乗員ISS船長に決定されましたのでお知らせいたします。大西宇宙飛行士は、日本人として3人目のISS船長として第73次長期滞在中の指揮をとります。 大西宇宙飛行士は、クルードラゴン宇宙船運用10号機にて2025年2月以降の打上げ予定です。第72次長期滞在ではフライトエンジニアを務め、第73次長期滞在ではISS船長としてミッションの達成及び全搭乗員の安全確保に向けて指揮を執る予定です。ISS船長就任日が決まりましたら、改めてお知らせいたします。 第73次長期滞在において、ISSコマンダーを拝命することになりました。この度の決定に向けご尽力くださった方々、またこれまでご指導ご鞭撻くださった方々に、この場をお借りしてお礼申し上げます。 私はチームの先頭に立ってグイグイと引っ張っていくタイプではな
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2024年11月26日に種子島宇宙センターにおいてイプシロンSロケット第2段モータ再地上燃焼試験を実施しましたが、試験中の燃焼異常により第2段モータが爆発する事象が発生いたしました。 地元をはじめ関係者の皆様のご期待に沿えず、お詫び申し上げます。 イプシロンSロケット第2段モータの地上燃焼試験における燃焼異常は、2023年7月14日に実施した燃焼試験に続く再度の事象発生であることを重く受け止め、今後JAXAとしてより確実な対応を行うため、岡田宇宙輸送技術部門長を長とし、経営担当理事等から構成される「イプシロンSロケット第2段モータ再地上燃焼試験における燃焼異常に係る原因調査チーム」を11月26日付で設置し、原因調査及び対策検討に着手しました。 調査状況等につきましては、随時お知らせいたします。
本日実施いたしました、イプシロンSロケット第2段モータ再地上燃焼試験について以下の通り第一報としてご連絡させて頂きます。 試験名称:イプシロンSロケット第2段モータ再地上燃焼試験 発生時刻:点火後約49秒(点火時刻08時30分) 発生事象:燃焼異常 人的被害:なし 第三者物的被害の状況:なし 推定原因:不明 今後の対策・スケジュール目途等:現時点では未定
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2024年11月14日(木)、「液体推進剤回転デトネーションエンジンシステム飛行実証実験」を目的とした観測ロケットS-520-34号機を内之浦宇宙空間観測所から打ち上げました。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島宇宙センターから2024年11月4日15時48分00秒(日本標準時)に、H3ロケット4号機によるXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」の打上げを行いました。 ロケットは計画どおり飛行し、打上げから約29分11秒後にXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」を正常に分離したことを確認いたしました。 今回の打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。
政府や宇宙機関が運営してきたISSは2030年以降に退役予定です。その後の地球低軌道(LEO)では民間事業者による“商業宇宙ステーション”の開発、運用が想定されています。 商業宇宙ステーションでは、衣食住、教育、エンタメ等多様な産業の参入機会が想定されますが、宇宙環境特有の条件への対応には専門知識や経験が必要であり、また軌道上での実証にはコストや時間がかかる等、新規参入への高いハードルとなっています。 デジタル空間上にISS環境を再現することで、「多様な事業アイディアや技術アイディア」を「低コスト」で、「非専門家」が「容易に」試すことが可能になります。 デジタル空間上に、微小重力、風量、温度、湿度、照度等の「きぼう」日本実験棟の環境条件を構築します。このデジタルツインにアクセスすることで、「宇宙環境の特性」を具体的に把握し、宇宙での挙動を繰り返し試行することが可能です。 また、「きぼう」日
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H3ロケット4号機によるXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」の打上げを2024年10月26日に予定しておりましたが、射場でのロケットの機能点検において、第2段エンジンの燃焼室冷却バルブ(CCV)の作動時間が一時的に規定を超過する事象が発生しました。その後の機能点検で事象は解消しておりますが、打上げに万全を期すため、原因となった部品及びその影響を受けた可能性のある部品の交換並びに類似個所の点検を行うこととしました。この作業を行うための時間が必要なことから打上げ日を下記のとおり再設定いたします。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2023年4月より米田あゆ宇宙飛行士候補者、2023年7月より諏訪理宇宙飛行士候補者に、宇宙飛行士候補者基礎訓練を実施してきました。今般、2名の宇宙飛行士候補者は、国際宇宙ステーション(ISS)での活動をはじめ、月周回有人拠点「ゲートウェイ」や月面活動などの様々なミッションへ向けた全ての基礎訓練項目を修了し、 審査委員会の審査を受け、2024年10月21日付けで宇宙飛行士として認定されました。 今後は、NASAジョンソン宇宙センターを拠点とし、宇宙飛行士としての知識・技能の向上をすべく、日本を含む各国で行われる訓練に参加します。 (参考) ●基礎訓練とは、宇宙飛行士として必要となる基本的な知識や技量の修得を目的とし、候補者の所属国が実施するものである。基礎訓練は、ISS参加各国(日本、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ諸国、ロシア)の宇宙機関が合意した訓練要求
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「光データ中継衛星」※1に搭載している「光衛星間通信システム」(LUCAS)※2と、先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)※3との間で、通信速度1.8Gbps※4の光衛星間通信に成功しました。 JAXAは、7月4日より「だいち4号」の初期機能確認運用(搭載した各種機器に対する、軌道上での動作確認)を実施しています。この作業の一環として、8月20日から「だいち4号」をLUCASと対向させた試験を開始しました。約40,000km離れている「だいち4号」の光衛星間通信機器と光データ中継衛星のLUCASとの間で相互の捕捉・追尾を確立し、「だいち4号」へのコマンドを送信、「だいち4号」からのテレメトリ取得に成功しました。これにより、「だいち4号」から伝送したデータが、世界最速「1.8Gbps」の通信速度(通信光波長1.5μm帯)でLUCASまで届いたことを確
株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:佐野 傑、以下、電通)と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(本社:東京都調布市、理事長:山川 宏、以下、JAXA)は、JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)(※1)のもと、2022年7月より、人工衛星データ活用による広告の高度化を通じた需要創出と需給最適化の実現に向けて、コンセプト共創活動を進めてまいりました。このたび、群馬県の嬬恋村農業協同組合(本所:群馬県吾妻郡嬬恋村、代表理事組合長:黒岩 宗久、以下、JA嬬恋村)が新たに加わり、三者の事業共同実証を始動します。これにより、当初の目標である広告の高度化を通じた需要創出と需給最適化の実現を目指すとともに、農業の生産現場のニーズを踏まえた価格の安定化、生産者の収入の安定化、農作物の廃棄ロス低減(※2)など、社会課題解決に貢献していくことを目指します。 電通とJ
SLIMは、「月の狙った場所へのピンポイント着陸」、「着陸に必要な装置の軽量化」「月の起源を探る」といった目的を小型探査機で月面にて実証する探査計画です。実証する技術は、月探査のほか、比較的重力のある天体の探査への基礎にもなるため、将来の太陽系科学探査の要求に応えることができます。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H3ロケット4号機によるXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」の打上げについて、下記のとおり実施することをお知らせいたします。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小型月着陸実証機(SLIM)と2024年4月28日に通信して以降、5月から7月の運用機会(※)において探査機との通信を確立できなかったことから、8月23日22時40分(日本標準時)の停波運用をもって、SLIMの月面での運用を終了しました。 SLIMは、2023年9月7日に種子島宇宙センターからH-IIAロケット47号機で打ち上げられ、2024年1月20日に日本で初めて月面軟着陸に成功しました。その着陸性能は、着陸目標点からの位置誤差10m程度以下と評価できたことから、世界初となるピンポイント着陸に成功したことを確認しました。また、マルチバンド分光カメラ(MBC)による10バンド(波長)の分光観測は当初の想定を超えて10個の岩石に対して実施することができました。さらに、ミッションとしては計画していなかった越夜後の探査機動作も3回にわたって確認されるなど、所
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構「以下JAXA」は、JAXAが開発したSLR注1用小型リフレクター(Mt.FUJI) が搭載されたキヤノン電子(株)の超小型衛星(CE-SAT-IE)注2 に対してつくば局注3から衛星レーザ測距「以下SLR」を実施し、2024年8月2日午後8時32分(日本標準時)にMt.FUJIからのリターン(反射光)の取得に成功しました。これによりMt.FUJIについて軌道上でSLR反射器として所定の性能が発揮されていることが確認できました。 近年、人工衛星や宇宙ゴミの増加により、宇宙状況把握(SSA)の重要性は高まっています。レーダや光学観測による観測能力の向上とともに、特に低軌道においては地上からの視認性の向上が有効であることから、JAXAは、軽量・小型であり、低軌道で汎用的に利用可能なSLRリフレクターとしてMt.FUJIを開発しました。 今回のリターン取得によ
先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)搭載 Lバンド合成開口レーダ(PALSAR-3)の初観測画像を公開 ~観測幅200kmへ大幅拡大、世界最高レベルの解像度(分解能 3m)で観測~ 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、現在、2024年7月1日に打ち上げた先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)の初期機能確認運用を実施しています。今回、同衛星に搭載されたLバンド合成開口レーダ(PALSAR-3)(※1)により、2024年7月15日から17日(日本時間)にかけて初めての観測画像を取得しましたので公開いたします。 「だいち4号」では、人工衛星搭載の合成開口レーダとして世界で初めての実証となるデジタルビームフォーミング技術(※2)を用いて、前号機「だいち2号」の高い空間分解能を維持しつつ観測範囲を最大4倍に拡大したレーダ衛星であり、「だいち2号」とともに、災害発生時の状況把握や、森林分
宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)が進める「商業デブリ除去実証(CRD2)(※1)フェーズI」の実証衛星ADRAS-J(※2)が、非協力的ターゲット(※3)であるスペースデブリを「周回観測」にて撮影した画像を、株式会社アストロスケールが公開しました。 図1:「周回観測」によるCRD2のターゲットスペースデブリの連続画像(2024年7月15日、時系列は左上→右上→左下→右下) (2009年に温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)を打上げたH-ⅡAロケット上段, H2A R/B, International designator: 2009-002J, Catalog Number: 33500) 図2:「周回観測」によるCRD2のターゲットスペースデブリの連続画像(2024年7月16日、時系列は左上→右上→左下→右下) (2009年に温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSA
宇宙航空研究開発機構(JAXA)において昨年発生した不正アクセスによる情報漏洩への対応状況について、以下のとおりお知らせいたします。 昨年10月、外部機関からの通報に基づき、JAXAの業務用イントラネットの一部のサーバに対する不正アクセス(以下、「本インシデント」といいます)を認知しました。その後速やかに不正通信先との通信遮断等の初期対応を実施しつつ、専門機関及びセキュリティベンダー等とも連携して調査を行い、事案の解明、対策の策定及び実施に取り組んできました。本インシデントの概要は別紙のとおりですが、その中で、JAXAが管理していた情報の一部(外部機関と業務を共同で実施するにあたっての情報及び個人情報)が漏洩していたことを確認いたしました。 本インシデントで漏洩した情報については、相手方との関係もあることから詳細は差し控えさせていただきますが、情報が漏洩したご本人・関係者の皆様には個別に謝
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)から受信したテレメトリにより、予定していた太陽電池パドル、およびミッション機器(Lバンド合成開口レーダPALSAR-3※1、SPAISE3※2)のアンテナ展開を含めた一連の作業が完了し、軌道上で衛星を安定して維持できる状態であることを確認しました。以上をもちまして、クリティカル運用期間※3を終了します。 今後、初期機能確認運用期間※4へ移行し、約3ヶ月間をかけ衛星搭載機器の機能確認等を実施する予定です。 今回の「だいち4号」の打上げ及び追跡管制にご協力、ご支援いただきました政府関係機関、プライムメーカの三菱電機株式会社様をはじめ衛星の開発・製造および運用に携わる企業、機関の皆さまに深甚の謝意を表します。 ※1: Lバンド合成開口レーダPALSAR-3(パルサースリー) Lバンド合成開口レーダ(PALSAR-3:
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島宇宙センターから2024年7月1日12時6分42秒(日本標準時)に、先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)を搭載したH3ロケット3号機を打ち上げました。 ロケットは計画どおり飛行し、打上げから約16分34秒後に先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)を正常に分離したことを確認いたしました。 今回のH3ロケット3号機の打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2024年7月1日12時6分42秒(日本標準時)に種子島宇宙センターから H3ロケット3号機で打ち上げた先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)の信号を、同日12時25分(日本標準時)にオーストラリアのミンゲニュー局で受信し、太陽電池パドルの展開が正常に行われたことを確認しました。 続いて、12時59分(日本標準時)にチリのサンチアゴ局で「だいち4号」の信号を受信し、衛星の太陽捕捉制御が正常に行われたことを確認しました。 現在、「だいち4号」の状態は正常です。 引き続き、ALOS-4プロジェクトチームおよびプライムメーカの三菱電機株式会社様をはじめ衛星運用に携わる企業、機関等の皆さまとともに着実に取り組んでまいります。
宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)が進める「商業デブリ除去実証(CRD2)(※1)フェーズI」の実証衛星ADRAS-J(※2)が、非協力的ターゲット(※3)であるスペースデブリを「定点観測」にて撮影した画像を、株式会社アストロスケールが公開しました。 図1:「定点観測」によるCRD2のターゲットスペースデブリの連続画像のうちの1枚 (2009年に温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)を打上げたH-ⅡAロケット上段, H2A R/B, International designator: 2009-002J, Catalog Number: 33500, 画面下が地心方向) 「定点観測サービス」は、CRD2フェーズIにおいてJAXAが契約相手方企業に求める4つの「サービス」(※4)のうちの1つで、対象デブリの軌道座標系(※5)上の定点から対象デブリを観測し、所定の画質・データ量の
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、天候悪化により延期しておりました極低温点検について、下記のとおり決定しましたので、お知らせいたします。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、5月26日から5月27日にかけて、種子島宇宙センターにおいてH3ロケット3号機の極低温点検を予定しておりましたが、天候の悪化が予想されるため延期いたします。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、打上げ当日と同じ手順でロケットを射点に移動して推進薬を充填し、ロケットおよび地上設備の機能等を確認する極低温点検を下記のとおり実施しますので、お知らせいたします。
まず、月を技術開発の場として利用しようという流れがあります。アメリカは、有人火星探査の中継基地として月を使いたいと思っています。火星へ行くには片道2年で往復4年もかかりますが、月には3~4日で着きます。その月で数ヶ月滞在して地球に帰ってくるというシミュレーションをすれば、惑星空間に長期滞在するための訓練になるでしょう。その練習の場として月を使うというわけです。また、月で宇宙船の燃料が調達できれば効率がよいですね。そういった資源開発にも世界は興味を持っています。日本にもぜひそういった技術開発に取り組んでほしいと思います。 また、月を利用した宇宙観測をしようという流れもあります。月は昼間が14日間ですが、夜も14日間続きます。地球上の天文観測は12時間たらずの夜の間に行わなければなりません。それが連続して観測できる時間が14日間もあったら、これまでの地球上の観測とはずいぶん違った観測ができるに
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『JAXA|宇宙航空研究開発機構』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く