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昨夏以降再開したこのエントリー、今回からタイトルを一部変更しています。前週の内容はこちら。 ビルボードジャパンソングチャートの動向を分析する者として、真の社会的ヒット曲とはロングヒットする、年間チャートで上位に進出する作品と考えます。週間単位で上位に入るのは好いことですが、他方で所有指標が極度に強い曲は加算2週目に、また所有指標的な接触指標をなぞる曲(主にLINE MUSIC再生キャンペーン採用曲)はキャンペーン終了後に指標が大きく後退し、総合でも急落することが少なくありません。 この急落は毎週のようにみられます。ソングチャートのトップ10は多いときで5曲程度が毎週入れ替わり、ロングヒットするか否かが極端に分かれる状況です。主にライト層の支持が反映されるストリーミング指標がロングヒット曲は強い一方、急落する曲はコアファンとライト層との乖離が大きいのですが、これらを1週分のチャートの順位およ
ビルボードジャパンは昨日、1月1日公開分(集計期間:2024年12月23~29日)および1月8日公開分(集計期間:2024年12月30日~2025年1月5日)のソングチャートを発表しました。今回は2週分の動向を紹介します。 <直近2週分のビルボードジャパンソングチャート トピック> 1月1日公開分ビルボードジャパンソングチャートについて 1月8日公開分ビルボードジャパンソングチャートについて おわりに 1月1日公開分ビルボードジャパンソングチャートについて 1月1日公開分(集計期間:2024年12月23~29日)のビルボードジャパンソングチャートはロゼ (ROSÉ) & ブルーノ・マーズ「APT.」が2週連続、通算5週目の首位を獲得しています。 【ビルボード】クリスマスシーズンはロゼ&ブルーノ・マーズ「APT.」が通算5度目の総合首位 https://t.co/wLUuA4DHay — B
『第75回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下"紅白"と表記)の反響はリアルタイム視聴率(の結果)以上だと捉えています。それを踏まえ、先日はこのブログにてSpotifyデイリーチャートの動向を紹介しました。 このエントリーは後に、noteプロデューサー/ブロガーの徳力基彦さんがYahoo! JAPANに寄稿したコラムにて採り上げてくださっています。この場を借りて感謝申し上げます。 B'zと藤井風の生歌唱の反響から考える、NHK紅白歌合戦の存在意義。(徳力基彦)#Yahooニュースhttps://t.co/j2MLsLSrt7 — 徳力 基彦(tokuriki) (@tokuriki) 2025年1月4日 さて、紅白の影響は年末年始を集計期間とする1月8日公開分ビルボードジャパンソングチャートが登場次第あらためて紹介しますが、今回は以下のポストを機に、紅白披露曲におけるYouTubeデイ
米ビルボードソングチャート、10週以上首位を獲得した作品一覧を紹介します。 上記リンク先はブログエントリー執筆段階では米ビルボード有料会員のみに公開されていますが、この記録は新たな達成曲が登場する度に報道されていることから、今回掲載した次第です。 <米ビルボードソングチャート 10週以上首位獲得曲> 19週 シャブージー「A Bar Song (Tipsy)」(2024年7月13日付以降) 19週 リル・ナズ・X feat. ビリー・レイ・サイラス「Old Town Road」(2019年4月13日付以降) 18週 マライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」(2019年12月21日付以降) 16週 モーガン・ウォレン「Last Night」(2023年3月18日付以降) 16週 ルイス・フォンシ & ダディ・ヤンキー feat. ジャスティン・ビー
昨年11月以降に地上波で放送されている地上波長時間音楽特番の出演者傾向分析、その最終版を掲載します。 一昨年末、および昨年夏の結果に関しては下記エントリーをご参照ください。 <2024年年末の地上波長時間音楽特番 出演歌手の傾向> 対象番組一覧 出演番組一覧表 出演歌手の傾向 ① Mrs. GREEN APPLEが最多出演 ② 紅白はワンアンドオンリーの番組であるということ ③ 紅白でその年のヒット曲が重視されていないのではという疑問 ④ 未だにTVer未配信を続ける『ミュージックステーション』への疑問 おわりに 対象番組一覧 今回対象としたのは、現時点で以下の13番組となります。リンク先は番組ホームページ、および(タイムテーブルが掲載されている場合は)音楽ナタリーの記事となります。 <2024年年末の地上波長時間音楽特番 対象番組一覧> ・11月14日放送 読売テレビ/日本テレビ『ベスト
2024年大晦日の『第75回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下”紅白”と表記)を観て想起した、音楽業界における今年の注目点をまとめます。 <2025年の音楽業界における注目点> ① Mrs. GREEN APPLEのライバルは現れるか ② サブスク解禁は徹底されるか ③ テレビパフォーマンス動画は歌手側に貸与されるか ④ 日本の楽曲はGlobal 200でトップ10入りするか ⑤ MUSIC AWARDS JAPANは成功するか ① Mrs. GREEN APPLEのライバルは現れるか 紅白の人選はビルボードジャパンのチャートが大きく反映されることはこのブログでも紹介していますが、2024年度年間ソングチャートの上位3曲は21時台はじめまでにすべてパフォーマンスが完了。深い時間になるとその年のヒット曲がどんどん紹介されなくなる中、出場2年目で22時台後半に登場し「ライラック」(年間5
(※追記(1月3日16時10分):"日本レコード大賞 過去10年における大賞受賞作品 およびビルボードジャパン年間ソングチャート制覇曲"一覧表にて、2021年の受賞作品をDa-iCE「I wonder」と記載していましたが、正しくはDa-iCE「CITRUS」でした。つきましては訂正した表を貼付しています。心よりお詫び申し上げると共に、ご指摘くださった方に感謝申し上げます。) 日本レコード大賞が昨日開催され、Mrs. GREEN APPLE「ライラック」が大賞を受賞しました。Mrs. GREEN APPLEは2年連続の大賞受賞です。 Mrs. GREEN APPLEが「日本レコード大賞」2年連続受賞の快挙(写真8枚)https://t.co/nUWyWBMGUN#日本レコード大賞 #MrsGREENAPPLE — 音楽ナタリー (@natalie_mu) 2024年12月30日 Mrs.
一昨日付のブログエントリーでは、リニューアル初回となった12月26日公開分ビルボードジャパンアルバムチャートについて紹介しています。 リニューアル後の傾向については次週以降数回分の動きをみる必要はあるものの、ストリーミング指標の反映はアルバムチャートのロングヒット化につながり、より浸透している作品が年間単位で上位に至ることが想起可能です。他方、このチャートリニューアルの反応にて、"顔ぶれが偏っている"もしくは"アイドルやダンスボーカルグループが不利になる"というつぶやきを目にしました。 この反応は間違ってはいないものの、今回のチャートポリシー(集計方法)変更は日本の音楽業界の改善につながるものと捉えています。 <ビルボードジャパンアルバムチャート ストリーミング指標導入から考えること> 顔ぶれは偏りではなく、歌手側の成果ゆえである コアファンによるチャート占拠は難しい アルバムのロングヒッ
基本的に毎週金曜、前週のビルボードジャパンソングチャートで初めてトップ10入りした曲の翌週動向をチェックしています。前週は4曲が新たに登場しましたが、Number_i「HIRAKEGOMA」以外は100位圏外に後退しました。 一方で、100位以内にとどまったNumber_i「HIRAKEGOMA」は、「GOAT」「BON」および「INZM」と比べて獲得ポイントが大きくはありません。 <Number_i 主要シングル曲 ビルボードジャパンソングチャート初登場時の状況および2週目の推移> ※ CHART insightは初登場時のものを指します ・「GOAT」 1月10日公開分 初登場1位 16,138ポイント ダウンロード 64,321DL、ストリーミング4,801,615回再生 →1月17日公開分 3位 7,746ポイント (ポイント前週比48.0%) ・「BON」 6月5日公開分 初登場
今週は『CDTVライブ!ライブ!』(TBS)によるCDTVオリジナルランキング、およびオリコンによる年間ランキングが発表されました。前者は複合指標から成り、また後者にはダウンロードおよびストリーミングをフィジカルセールスと合算したランキングが存在しますが、このブログではビルボードジャパンによるソングチャートが最も社会的ヒット曲の鑑であるとして以前から紹介しています。 3つのチャート/ランキングについては2023年度を比較した上で信頼できるのはビルボードジャパンのみと断言し、2024年度は掲載を控える予定でした。しかしオリコンやCDTVオリジナルランキングに改善がみられないまま継続していることを踏まえ、今一度記す必要があるとして今回のエントリーを用意しています。 ビルボードジャパンによる2024年度の年間チャート、ソングチャートを主体に分析したエントリーはこちら。今回はこのエントリーにて掲載
先日ビルボードジャパンが年間ソングチャートを発表しましたが、ソングチャートにおけるストリーミングの比重はさらに高まっています。一定枚数を超えたフィジカルセールスについて指標化時に係数処理を施すようになったことも影響していますが、2023年度におけるYOASOBI「アイドル」、2024年度におけるCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」の年間チャート制覇に納得される方は多いはずです。 デジタルに強い曲がロングヒットし年間単位でも上位に進出するようになった一方、フィジカルセールス指標が突出したヒット曲については週間でも最上位への進出が難しくなっていることは下記表から確認できます。そしてそれらの曲は上位進出の翌週に急落し、年間単位では100位以内にほぼ登場しません。フィジカルに強い歌手の中にはデジタル未解禁を続ける方が少なくありませんが、非常に勿体ないと考えます。 <ビ
(※追記(12月14日8時9分):米ビルボードの年間ソングチャートおよびアルバムチャートについて、ビルボードジャパンが翻訳記事を公開しました。つきましては、翻訳記事のリンクを掲載したポストを貼付しています。) 今年の音楽業界をチャートから振り返ります。今回は米ビルボード年間ソングチャートについてです。 今回は日本時間の12月13日から14日にかけて発表された、米ビルボードによる2024年度各種年間チャートをチェックします。昨年の動向については下記ブログエントリーをご参照ください。 今年度の集計期間は2023年10月28日付~2024年10月19付の52週分となります。 2024年度の米ビルボードによる主要チャート記事、およびビルボードジャパンの翻訳記事はこちら。 ・年間ソングチャート Teddy Swims’ ‘Lose Control’ Is 2024’s No. 1 Hot 100 S
3月まで記載していたこちらのエントリーを、内容を少しリニューアルした上で夏以降再開しています。先週の内容はこちら。 ビルボードジャパンソングチャートの動向を分析する者として、真の社会的ヒット曲とはロングヒットする、年間チャートで上位に進出する作品と位置付けています。週間単位で上位に入ることも素晴らしいですが、他方で所有指標が強い曲は加算2週目、また所有指標的な接触指標をなぞる曲(主にLINE MUSIC再生キャンペーン採用曲)はキャンペーン終了後に指標が急落し、総合でも大きくダウンすることが少なくありません。 この急落は毎週のようにみられます。ソングチャートのトップ10は5曲近くが毎週入れ替わり、ロングヒットするかそうでないかが極端に分かれる状況です。ロングヒット曲は主にライト層の支持が反映されるストリーミング指標が強い一方、急落する曲はコアファンとライト層との乖離が大きいのですが、これら
ビルボードジャパン12月6日に発表した2024年度年間チャートについて、ソングチャートを主体に分析等を実施したエントリーを同日午前に公開しました。ビルボードジャパンによる記事等をまとめたエントリーのリンクも掲載していますので、是非ご活用ください。 年間チャートはソング、アルバム、そしてふたつを合算したトップアーティストチャートのいずれも100位まで公開されています。そこで3日間に渡り、それぞれのチャートを深堀りしていきます。2回目はアルバムチャート編です。 【ビルボード 2024年 年間Hot Albums】Snow Man『RAYS』がミリオンを突破して総合アルバム首位(コメントあり) <12/6訂正> https://t.co/u7qn0DqwkD — Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) 2024年12月6日 ビルボードジャパンは年間アルバムチャート1
STARTO ENTERTAINMENT所属のHey! Say! JUMPが、11月27日水曜にサブスクおよびダウンロードを解禁しました。 // 🎧Hey! Sɑy! JUMP サブスク & ダウンロード 音楽配信スタート! \\ 本日11/27(水) 0:00〜 AL「H⁺」を含む、全349曲 各種音楽配信サービスで順次スタート📱 ▶︎https://t.co/YycnEXpPGx#HeySɑyJUMP の音楽が 皆さんの日常に寄り添えますように。#HeySɑyJUMP_349曲配信スタート — Hey! Sɑy! JUMP / Storm Labels❕ (@JUMP_Storm) 2024年11月26日 Apple MusicやLINE MUSICではデイリーチャート100位以内において、Hey! Say! JUMPによる代表曲の複数ランクインを確認できます。 日本における11月
ビルボードジャパンは12月6日金曜に2024年度年間チャートを発表します。今回はそれに伴い、ビルボードジャパンソングチャートに大きな影響を与えるストリーミング指標のうち再生回数全体のおよそ2割を占めるSpotifyの動向を紹介します。以下のグラフでは昨年11月27日付~11月24日付における1位、50位および200位のデイリー再生回数推移をまとめています(Spotifyはデイリー200位までの再生回数を可視化しています)。 なお日本のSpotifyデイリーチャートでは、再生回数は平日では金曜が最も少なく、土日祝日は上昇するのが特徴です。これは金曜が飲み会等の影響で聴取機会が減る一方、土日祝日は行楽等に伴い増えるためと推測されます。また、帰省等の大きな移動が発生する際は再生回数が大きく減る傾向にあります。 <日本のSpotifyデイリーチャート 首位獲得曲一覧> (集計期間:2023年11月
県域放送局の番組において、進行役が複数いる場合、そのうちのひとりの声が聞き取りづらいことがままあります。ミキシングの問題かと思うところもありますが、発し手の声そのものが"通っていない"ことが最大のネックである、というのが自分の最終的な結論。声の通り以外にもたとえば、"生向きではない喋り方"も問題で、その人が喋る(笑う)と途端にライブ感が薄れ流れが止まる、ということも散見されるのです。そしてそれは、実はベテランの方にこそ顕著だったりします。それなのに彼らが起用され続けているのはどうなんだろうと思うことがあるんですよね。 たとえばアナウンサーにおいて、ベテラン(もしくは偉い方)がそういったレベルの方である局は、部下にもレベルが一定基準に達していないことが多いと考えます。もっと悪いことには、そのベテランだけが残り続け、部下が-たとえレベルの高い方であっても-入れ替わってしまう、ということが実は非
首都圏のラジオ局では明日から1週間、聴取率調査が行われます。この調査について、個人的には改善がみられていないと考え再度疑問を表明します。なお聴取率調査方法については、調査を実施するビデオリサーチに掲載されています。 このブログでは以前から、聴取率調査やその結果の開示について、疑問を呈してきました。 2年以上前にアップした上記エントリーでは、聴取率結果報道がビデオリサーチからではなく好調な聴取率を獲得した放送局からの発信にとどまっており客観性を欠くことを指摘しました。また聴取率調査時には通常番組を差し替える局が少なくなく、それでは通常番組の人気が読めないのではという疑問も、このブログにて指摘してきました。 上記リンク先は日刊文化通信速報の定期購読者のみが本文を確認できるのですが、見出しからは昨年12月度の調査結果としてニッポン放送(LF)が2022年8月調査以降、TOKYO FMが同年4月以
(※追記(11月20日7時7分):『第75回NHK紅白歌合戦』で返り咲きを果たした4組のチャート動向を分析したエントリーについて、リンクを貼付しています。) 『第75回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか、以下"紅白"と記載)の出場歌手が本日発表されました。 🟥第75回 #NHK紅白 ⬜️ 出場歌手が決定✨ 紅組20組、白組21組 初出場は、紅組3組、白組7組です。#紅白歌合戦 公式HP:https://t.co/bg5q7a7Rpa pic.twitter.com/rc1iy87SdH — NHK紅白歌合戦 (@nhk_kouhaku) 2024年11月19日 今回の初登場は紅組がILLIT、tuki.さんおよびME:I、白組がOmoinotake、Creepy Nuts、こっちのけんとさん、Da-iCE、TOMORROW X TOGETHER、Number_iおよび新浜レオンさんの計1
現地時間の3月25日月曜に発表された、最新3月30日付米ビルボードソングチャート(集計期間:3月15~21日)。前週初登場で首位に立ったアリアナ・グランデ「We Can't Be Friends (Wait For Your Love)」は3位に後退、テディ・スウィムズ「Lose Control」が初の首位を獲得しました。 .@teddyswims’ ‘Lose Control’ Hits No. 1 on Billboard #Hot100 https://t.co/7dPZ8FHbCl — billboard (@billboard) 2024年3月25日 米ビルボードソングチャート65年の歴史において1,167曲目の首位を獲得したテディ・スウィムズ「Lose Control」は、ストリーミングが前週比2%ダウンの2320万(同指標4位)、ダウンロードが同34%ダウンの8,000(同指
このブログではここ数年、『NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか、以下”紅白”と表記)の出場歌手を予想しています。今年についてもこれまで三度掲載しました。 直近の予想は2回目をベースに、NHKがSTARTO ENTERTAINMENT所属タレントの起用を再開したことを踏まえ”2.5回目”の形で先月末に公開し、STARTO ENTERTAINMENTおよびNHKに対する私見も添えています。また昨年に引き続き音楽ナタリーにコラムを寄稿しており、2.5回目の予想はその補足という位置付けでもあります。 このブログではスポーツ紙による紅白出場内定記事を上記エントリーにてまとめていますが、今年の内定記事登場は昨年より1週間程度遅くなっている印象です。また昨年は11月13日に出場歌手が発表されましたが、内定記事登場やその報道内容を踏まえれば今年は少し遅くなるのではと感じています。 内定報道は今後も登場するこ
最新11月6日公開分ビルボードジャパンソングチャートではSnow Man『RAYS』が初登場で首位を獲得。初週フィジカルセールスは前作超えを果たしたのみならず、今年のリリース作品で初となる初週ミリオンを達成しています。 【ビルボード】Snow Man『RAYS』総合アルバム首位 、SEVENTEEN/竹内まりやが続く https://t.co/Ir3GLkFI8s — Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) 2024年11月6日 アルバムチャートはフィジカルセールスおよびダウンロードという所有2指標で構成されますが、『RAYS』はフィジカルセールス(CHART insightでは黄色で表示)のみでポイントを獲得していることが解ります(ダウンロードは紫で表示)。今作にはSnow Man初のデジタル解禁曲となった「One」も収録されていますが、一方でアルバム自体は
最新10月30日公開分のビルボードジャパンアルバムチャートでは、竹内まりやさんによる10年ぶりのオリジナルアルバム『Precious Days』が初登場で首位を獲得しています。 【ビルボード】竹内まりや『Precious Days』総合アルバム首位 ILLIT/ずっと真夜中でいいのに。が続く https://t.co/zUqIBfygTM — Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) 2024年10月30日 アルバムチャートはフィジカルセールスおよびダウンロードという所有2指標で構成されますが、『Precious Days』はフィジカルセールス(CHART insightでは黄色で表示)のみでポイントを獲得していることが解ります(ダウンロードは紫で表示)。 『Precious Days』がダウンロードおよびサブスク未解禁であることについては以前も紹介していますが
最新10月30日公開分(集計期間:10月21~27日)のビルボードジャパンソングチャートでは前週初の首位を獲得したCreepy Nuts「オトノケ」が2位に後退。櫻坂46「I want tomorrow to come」が首位に立っています。 【ビルボード】櫻坂46「I want tomorrow to come」が総合首位、ロゼ&ブルーノ・マーズ「APT.」が大きく浮上<10/30訂正> https://t.co/x69LbHwWfD — Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) 2024年10月30日 当週のトップ10ではCreepy Nuts「オトノケ」(1→2位)、Mrs. GREEN APPLE「ライラック」(3→3位)およびAKASAKI「Bunny Girl」(10→9位)を除き、7曲が入れ替わっている状況ですが、次週もその位置をキープする曲は多く
最新10月23日公開分ビルボードジャパンソングチャート(集計期間:10月14~20日)では西田敏行さんの訃報に伴い、代表曲「もしもピアノが弾けたなら」が総合100位未満ながらも上昇したことがCHART insightから見て取れます。 西田敏行「もしもピアノが弾けたなら」の上昇に寄与したのはダウンロード(CHART insightでは紫で表示)およびラジオ(黄緑)であり、前週の300位圏外から前者は12位、後者は15位に達しています。 ラジオ指標は全国31の放送局におけるOA回数を基に聴取可能地域等を加味して算出されますが、このOAチャートを調査するプランテックの記事ではこのように紹介されています。 西田敏行さんの急逝が報じられた今週、代表曲「もしもピアノが弾けたなら」が急きょ21位にチャートインした他、多数関連曲がオンエア急伸。多くの番組が各リスナーからのリクエストもふまえて思い思いの曲
日本の音楽業界においてデジタルアーカイブが未だ徹底されていないことが、日本国内、そして海外でも再浮上の機会を逃していると捉えています。今回は直近における事例を採り上げます。 TWICEの日本人メンバーで構成されたMISAMOが10月9日にリリースした「NEW LOOK」は、安室奈美恵さんが2008年にリリースしたシングル(『60s 70s 80s』収録曲)のカバー。最新10月16日公開分ビルボードジャパンソングチャートでは21位に初登場を果たしています。 動画再生5位、ストリーミング28位と接触指標群が好調な「NEW LOOK」は、MISAMO側がLINE MUSIC再生キャンペーン(→こちら)を採用していることも影響しているといえます。一方でApple Musicも好調に推移、また直近10月19日付日本のSpotifyデイリーチャートでは23位まで上昇し、キャンペーンに頼らないヒットに成
(※追記(10月11日15時28分):NHKは10月11日午後、今年の紅白の司会およびテーマを発表しました。その内容、および簡単な私見について、エントリーの最後にて紹介しています。) ブログではここ数年予想を実施し、昨年は音楽ナタリーでも予想させていただいた者として(記事はこちら)、今回『第75回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下”紅白”と記載)の出場歌手予想第2弾を掲載します。1回目の予想は下記をご参照ください。 昨年の出場歌手および披露曲、曲順は下記リンク先に掲載されています。 紅白における出場歌手の選考基準について、昨年は以下のように定義されていました。 NHKは、紅白歌合戦の出演者の選考にあたって、今年の活躍、世論の支持、番組の企画・演出という3つの点を中心に、次のようなデータを参考資料として検討し、総合的に判断しました。 「今年の活躍」については、CD、DVD、Blu-ra
最新9月25日公開分のビルボードジャパンソングチャート、ラジオ指標では20位以内に洋楽(K-POPを除く)が8曲ランクインしています。今年度においてはクリスマスイブまでを集計期間とする昨年12月27日公開分と並び最多となりましたが、今回の顔ぶれは実に興味深いのです。 (※洋楽において”K-POPを除く”と定義しているのは、洋楽が置かれている状況を伝えるエントリーにてこのことを前提としているためです。) ビルボードジャパンソングチャートのラジオ指標は、全国31局におけるOAチャート(プランテック調べ)を基に、各局の聴取可能人口等を加味して算出。局のパワープレイやレコード会社側の施策に伴い上位進出する曲もありますがロングヒットは難しく、また他指標に比べて洋楽(K-POPを除く)が上位に進出しやすいのが特徴です。 レディー・ガガ & ブルーノ・マーズ「Die With A Smile」は5週連続
およそ半年ぶりにラジオに復帰する機会をいただきました。 10月6日日曜18時から放送のNFRSラジオ『Super DJ connection』にて、音楽インフルエンサーRYOさん(Xアカウントはこちら)と対談しています。番組では今年の『NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下”紅白”と表記)にどの歌手が出場するかについて、RYOさんと予想を立てています。 音楽インフルエンサーのRYOさんとは以前からXにてやり取りを行い、たとえば日本版グラミー賞(”もしも日本にグラミー賞があったなら?”という仮定に基づいた企画)の予想や結果発表について、Xのスペース機能を用いて生配信を行っていました。企画の最新版については下記をご参照ください。 また、大阪市西成から世界に発信するネットラジオ、NFRSラジオではBE:FIRST特集を『Super DJ connection』枠で放送した際、リモートにて参加す
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