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CES 2025
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電動パーキングブレーキを搭載スズキは、ハイトワゴン「ソリオ」のマイナーチェンジ版を、東京オートサロン2025の会場で披露した。 東京オートサロン2025の時点ではまだ正式に発表されていない“新車”である。それをステージ上でなく、来場者が普通に触れて乗り降りできるようにしていたのには、びっくりした。それだけ力の入ったモデルということなのだろう。
ロエベ財団クラフトプライズ ロエベは2016年、クリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソンの発案で、現代の卓越したアルチザンの発掘と支援を目的とした国際アワード「クラフトプライズ」を設立。近年アートシーンで注目されている陶芸家の桑田卓郎や石塚源太らも、本アワードの受賞者である。 中野香織(以下、中野) いくつか事例を挙げれば、ロエベ財団は、まさにクラフツマンシップを称え、優秀な作り手を発掘するクラフトプライズを行っています。また、イタリアのコローニ伝統工芸財団は、職人の仕事の再評価促進を目的のひとつに創立された非営利団体ですが、カルティエなどを傘下に持つリシュモンが同財団をバックアップしています。また日本でも、2022 年にLVMHのベルナール・アルノー氏が当時官房長官だった松野博一氏の元を訪れ、意見交換していますね。そこで提言されたのは、ルイ・ヴィトンを中心としたLVMHグル
ゴールデングローブ2025で『SHOGUN 将軍』が作品賞を受賞! 浅野忠信、アンナ・サワイも受賞し4冠達成! 第82回ゴールデングローブ賞の発表が、2025年1月5日(現地時間)、ロサンゼルスで行われている。テレビ部門では、『SHOGUN 将軍』が作品賞、真田広之が男優賞、アンナ・サワイが女優賞、浅野忠信が助演男優賞と4冠を達成した。
舞台は1979年の東京。ときに争い、口汚く罵り、泣きわめき、かと思えば、抱き合って高らかに笑う。女は阿修羅だ──。数々の名作ドラマを執筆し、日本のホームドラマの礎を築いた向田邦子。向田作品の中でも、最高傑作として名高いドラマシリーズが「阿修羅のごとく」だ。1979年のNHK版では、加藤治子、八千草薫、いしだあゆみ、風吹ジュンが四姉妹を演じた。 その「阿修羅のごとく」がNetflixでリメイクされる。主役の四姉妹を演じるのは、長女・宮沢りえ、次女・尾野真千子、三女・蒼井優、四女・広瀬すず。本作を監督・脚色してリメイクしたのは、『万引き家族』でカンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞した是枝裕和だ。企画・プロデュースを担当した八木康夫が記者会見で述べた「ホームドラマの最高傑作を、現代のトップ女優が演じ、最高の監督が描く」という大袈裟に聞こえる宣伝文句も、全話を試聴してみると、なるほど納得だ
「好きなようにつける」というのが正しい香水のつけ方です。香水の本場であるフランスでは「あなたがキスされたい場所につけなさい」という言葉もあるほどで、それが首筋でも胸元でも間違いではありません。脈があるところにつけると香り立ちがよくなるという提案もありますが、つける場所の体温の高さはあまり気にする必要はありません。また「手首につけるのは間違い」ともいわれますが、それも間違いではないと思います。 ただ香水初心者の方が香りに酔うことを防いだり、香りの存在感に邪魔されないためにまずは「鼻から遠い位置」である膝裏や足首につけることをおすすめしています。香水に慣れてきたら、少しずつ鼻との距離が近い場所へ変えていくのもおすすめです。香りの系統で変えるというよりも、香り立ちの強さやシーンに応じて鼻との距離も調節するといいでしょう。
正しいシャンプー法や頭皮マッサージは?── 専門家が伝授するビューティー新常識 vol.2 ヘアケア編 正しいシャンプー法や乾かし方など、効果的なヘアケアは意外に知られていない。ヘアスタイリストのKENICHIが、今日からできる簡単なテクニックを伝授する。
男性がやりがちなNG集から、取り入れるといい成分まで。スキンケアの新常識を松倉クリニック代官山院長が伝授する。
Z世代たちにとっては、新鮮に映る昭和歌謡や平成のJ-POP。空前のリバイバルブームには、どのような背景があるのだろう?文筆家のつやちゃんが分析する。 壁に張り巡らされた昭和歌謡のレコード、大音量で流れるヒット曲の数々。たくさんの若者が集い、きな粉パンやナポリタン、駄菓子といった懐かしいメニューを食べながら往年の曲を歌う─。東京・代々木駅前の昭和タイムスリップ酒場「代々木ミルクホール」では、そういった光景が毎晩のように繰り広げられている。来店している人たちの服装は様々な時代のスタイルやアイテムが組み合わされており、レトロな雰囲気。音楽に食、インテリア、ファッション……あらゆる文化が過去の引用と再解釈で成り立つ、2020 年代という時代を象徴するような空間だ。少し歩いて新宿に移動すると、東急歌舞伎町タワー内に次世代型ハイパーネオ横丁としてオープンし話題を呼んだ「新宿カブキhall」があり、ネオ
ボルボの良さがたっぷり詰まった1台ボルボの“お家芸”といえばステーションワゴン。それは今も健在と、V60プラグイン・ハイブリッドに2024年12月に乗って分かった。乗り心地の良さではSUVに勝ることの多いステーションワゴンのよさを再認識させてくれた。
SUVが欲しい!「イナガキさーん。ワタシ、クルマが欲しいんですけど、なにがオススメですか?」 久しぶりに、知人の松下世利さんからメッセージが届いた。IT関連の仕事に携わる松下さんとは友人を介して3年前に知り合った。なにかと思えば、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、不特定多数が乗る公共交通機関での移動を極力避けるべく、クルマを買うことにしたという。 クルマに携わる仕事柄、友人・知人などから乗り換えにかんする相談を受けることはときどきある。が、人生初の愛車選びを相談されたケースは初めて。詳しく訊くと、クルマのことは“なんとなく”しかわからないとう。 「予算や車種の希望は?」 「400万円前後のSUV!」 「400万円は諸費用込みですか?」 「諸費用って???」 あ、失礼しました。はじめてのクルマ購入だから諸費用についてきちんと説明しないと……。 早速、諸費用込みで予算400万円前後に収まりそ
古着業界用語が使いたくなる2024年は1千万円越えのTバックが登場して話題を集めた同店の初売り。今年はどんなラインアップになっているのだろうか。1月2日の14時オープン前の慌ただしいさなか、ディレクターの藤原裕に今年の目玉について訊いた。 「今年もTバックを筆頭にリーバイスのGジャンや501XXなどジーンズはもちろん、昨年あたりから急激に人気が高まっているチャンピオンを筆頭としたヴィンテージの両Vスウェットや後付けパーカ、さらには今年動きの早いビッグマックやペンドルトンなどのネルシャツまで、大量に仕入れています。特にデニム類は大戦モデル、デカボタンのカバーオールやデニムシャツなど、かなり充実していて、極上コンディションでサイズもばっちりなアイテムが揃っています。ブランドもリーバイスなどメジャーどころから、フィンクスなどツウ好みのブランドまで本当に幅広いです。正直、アイテム的にも年代的にも、
韓国・ソウルで7日、約15万もの人々がろうそくやペンライトを持ち、国会議事堂前に集まっていた。尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領による戒厳令の発布と数時間後の解除という“騒動”から初の週末。そこには、あきれかえりつつ民主主義を守ろうとする声、寒空の下それぞれの灯火を手に国会を見つめる人々の姿があった。
シンガーソングライターの岡村靖幸と斉藤和義は音楽ユニット、岡村和義でベストコラボレーション賞を受賞。岡村はジョルジオ アルマーニの風格漂うイヴニングスーツを、斉藤はプラダのモダンなウールモヘアのコートを着用しダンディズムを漂わせた。フォーマルな装いでありながらも、大人の余裕と色気のある装いがそれぞれの個性を際立たせている。
「ヒップホップ・ジャパンの時代」──Vol.10 JP THE WAVY x DJ DARUMA & JOMMY(PKCZ®) 日本のヒップホップ・シーンの盛り上がりを伝える不定期連載。第10回は、シーンの最前線を走るJP THE WAVYが「ダルジョミが先生」と語る DJ DARUMA & JOMMY(PKCZ®)との鼎談が実現! 1990年代初頭よりヒップホップダンサーとして東京のクラブシーンの成長を体感し、いまもなおDJとしてフロアを盛り上げるふたりと新鋭ラッパーにライターの渡辺志保がヒップホップカルチャーを取り巻く環境を訊いた。
ラグジュアリーテキーラ「ドン・フリオ 1942」が、再び「GQ MEN OF THE YEAR」を彩る──JP THE WAVYが究極の味わいを試した 海外のセレブレーションな場でなくてはならない存在ともいえる、ラグジュアリーテキーラ「ドン・フリオ 1942」が「GQ MEN OF THE YEAR 2024」の授賞者ディナーを華やかに飾った。ラッパーのJP THE WAVYがその味わいを試した。パーティ・レポートもご覧あれ。
武田砂鉄「逃げて開き直る、この限度をいよいよ超えてしまった」2024年を振り返る原稿を、との依頼が来た。今年、よく見聞きしたのは「こんなの一般社会ならアウトでしょう」というもので、それは主に、自民党の裏金問題に対する、怒りを込めた感想。確かに一般社会では、引き出しに裏金を隠していたり、秘書が勝手にやっていたことなので驚いていますと開き直ってみたり、問題を起こした側のくせに、追及する声に対して「いつまでやってんだ」と野次ったりすると、これまでの立場のままではいられなくなる。
今も根強い人気を誇る日産「スカイラインGT-R(R32型)」について、その技術的トピックを世良耕太が解説する。 約16年ぶりに復活したGT-R1990年頃に新車から30年経過したクルマといえば、十分にクラシックカーの域に入っていた。スカイラインでいえば「プリンス」だった時代の初代「スカイラインスポーツ」(1962年)が該当したし、ダットサン「フェアレディ1500」(1961年)やホンダ「S500」(1963年)がほぼ30年前のクルマで、当時もまだ魅力的ではあったけれども(現在の視点でもそうだ)、労るようにして乗る存在だった。
ユニクロが誕生し、40周年。大きな話題を呼んだ名作コラボが復活する。GQエディターの目線で買いを考えた。 「+J」ほか大型コラボ、再びユニクロは誕生40周年を記念し、過去に発売されたコラボレーションコレクションの一部を復刻し、リリースする。ラインアップは「ユニクロ アンド ルメール」と「ユニクロ アンド エンジニアード ガーメンツ」、そして「+J」の3コレクション。発売日は「ユニクロ アンド ルメール」と「ユニクロ アンド エンジニアード ガーメンツ」が12月20日(金)から。「+J」は2025年1月1日(水)になる。販売は1色柄につき1点まで。買えるチャンスは限られている。今の時代に狙うならどれがベストか。GQエディターが考えた。 MEN ハイブリットダウンオーバーサイズパーカ4年ぶりに復刻される「+J」のコラボレーションアイテム。その中でも特に注目しているのが、ずっと欲しいと思っていた
タイラー・ザ・クリエイターのポップセンスが最大限に発揮されたルイ・ヴィトンのカプセルコレクション──GQファッションアワード2024 コラボレーション・オブ・ザ・イヤー ロマンティック系、エレガント系のファッション、ヘソ出しルック、そしてSNS上ではトマトが話題となった一年。2024年に米版『GQ』がコラボレーション・オブ・ザ・イヤーに選んだのは、タイラー・ザ・クリエイター×ルイ・ヴィトンのカプセルコレクション。
坂本龍一+高谷史郎《LIFE – fluid, invisible,inaudible…》2007/2023年。今回は大きな水槽が宙吊りにされた壮大な空間が出現する。Photo: courtesy of M WOODS 現代を代表する音楽家として世界的に活躍するのみならず、アートの分野においても精力的に創作活動を続けた坂本龍一(1952-2023)。東京都現代美術館で12月21日から開催される『坂本龍一|音を視る 時を聴く』展(〜2025年3月30日)は、惜しくも2023年に他界したこの稀代の表現者による大型インスタレーション作品を包括的に紹介する国内初の展覧会になるという。本展でフィーチャーされるのは、主に2000年代以降、坂本がさまざまなアーティストとコラボレーションしながら実践してきた“音を展示空間に立体的に設置する”という野心的な試みの数々。メディアアーティストグループ、ダムタイプ
何度も食べられてきた“バナナ”このコンセプチュアルな悪ふざけの仕掛け人の名は、マウリツィオ・カテランという。彼は2019年のアート・バーゼル・マイアミ・ビーチで《コメディアン》と呼ばれるこの作品を初めて展示した。そこでは、3つのバージョンがそれぞれ12万ドルから15万ドルで落札されたが、そのうちの1つは、入手した美術館へと届けられる前に別のアーティストによって壁から剥がされ、食べられてしまった。 これまでの作品に18金製のトイレなどがあるカテランは、《コメディアン》は美術品が価値を得る恣意的な方法を揶揄したジョークだと語っている。愉快犯的アートであり、バナナを食べることはジョークをさらに盛り上げるだけなのだ。2023年には、韓国の美術学生がソウルのリウム美術館に展示されていた《コメディアン》を食べた。彼は朝食を抜いていたために「空腹だった」のだという。この“破壊行為”を知らされたカテランは
2018年の決勝にて、「合体!」ネタで大いにインパクトを残す。昨年、4年ぶりに準決勝に進出。敗者復活戦で「スナックでマナーの悪い客に注意しようとした結果、相手を殺して最終的に自分も死ぬ」という一連の流れをリフレインし続ける漫才を披露する。首を折り、弓矢を放ち、放った矢が自分にも刺さり、死体がリズムを刻み……と、こう書いていてテキストの無力さを感じるネタは観るものを仰天させた。前述の通りエバースに敗れ敗者復活は叶わなかったが、YouTubeの『M‐1』公式チャンネルで配信された動画は300万回再生を突破。ファイナリストたちを押しのけ、昨年のネタ動画再生回数第4位になった。 準々決勝敗退が続いた2020〜2022年は、バラエティで活躍している事実が逆風となって予選で苦戦した。その中で、自分たち自身もネタの作り方が以前と変わってしまっていることに気づく。そこで「『こうやったらウケる』とかを捨てな
20回目の矜持真っ黒な画面に白い文字で「2001年12月25日 午後6時30分」。今現在、手元で確認できる『M‐1グランプリ』第一回の映像はそんな画から始まっている。この年の司会者のひとりにして創設者である島田紳助は、会場となった東京メディアシティの玄関口で「外は寒いですけど、中はすごいですよ。もうね、1603組のベスト10が集まってるわけですから」と最初の言葉を口にした。 『M‐1』が生まれた背景には、「漫才の凋落」があったとされる。1980年代の漫才ブームが去った後、“古くさい演芸”とみなされていた漫才に再びスポットライトを──それこそが創設者たちが描いたビジョンだったというのが通説だ。 それから23年の歳月が経った。『M‐1』は今年、第20回を迎える。「『M‐1』に出たくて芸人になった」と語る若手芸人たちの中には、そんな立ち上げの経緯など知らない者も多いだろう。無理もない。1603組
今に生きるプレッピー「ユニクロ アンド ジェイ ダブリュー アンダーソン」の2025年春夏コレクションが公開された。発売日は2025年1月10日(金)。ラインアップはメンズ14型、ウィメンズ6型、アクセサリーが4型になる。2017年秋冬にスタートした「ユニクロ アンド ジェイ ダブリュー アンダーソン」は今回のコレクションでなんと16回目。長寿コラボの最新作から、買いのアイテムをGQエディターが探した。
KANDYTOWNの終演や舐達麻の躍進、BAD HOPの東京ドームのラスト・ライヴと解散、さらに千葉雄喜の始動と新たな若い才能の台頭。そして、ストリートとインターネットの関係の複雑化、ジェンダーの多様化、多種多様なオルタナティヴの開花も進行している。2020年代の折り返し地点を目前に、再び大きな転換点を迎えたかにみえる日本のヒップホップ。そんなシーンの最前線で活躍するアーティストやレジェンド、フェスやその主催者などへの取材を通して、「ヒップホップ・ジャパンの時代」を多角的に検証する不定期連載。
2025年公開予定の『Superman』(原題)で主役に抜擢されたデヴィッド・コレンスウェット。彼をスーパーマンに仕立て上げたパーソナルトレーナーが、鋼鉄の体を生み出す舞台裏について語った。 2025年7月に全米公開予定の『Superman』(原題。今年2月に『Superman: Legacy』から変更された)で、ヘンリー・カヴィルの後任としてスーパーマンを演じることが決まったデヴィッド・コレンスウェット。DCコミックのファンたちがついにスーツとマントに身を包んだコレンスウェットのファーストルックを目にしたのは、キャスティングの発表から約1年が経った今月初めのことだった。 セレブ御用達トレーナーによるプログラム『パール』といった映画作品や、テレビシリーズ『WE OWN THIS CITY -不正と汚職が支配する街-』などに出演してきたコレンスウェットは、米フィラデルフィア出身の30歳。彼は
最高出力500ps超!?12月13日、ルノーは、新型「5ターボ3E」を発表した。 新型5ターボ3Eは、ピュアEV(電気自動車)のハイパフォーマンスモデルだ。エクステリアは、巨大なリヤスポイラーやモーター冷却用のサイドエアインテークなどが目をひく。
Cd値、0.2412月12日、DSは、新型「N°8」を発表した。 新型N°8は、DSブランドの新しいネーミング戦略に沿って、これまでとは異なる名称でデビューした。プラットフォームは次世代EV用の「STLAミディアム」を使う。 空力性能向上を目的としたエクステリアは、大胆かつ流麗。ボディサイズは全長4.82m、全幅1.90m、全高1.58mで、Cd値は0.24を実現した。エクステリアは、イルミネーショングリルや垂直のテールライトなどによって夜間でも、新型N°8が美しく見えるよう工夫されている。 インテリアは、16インチのインフォテインメント用モニターにあらゆる機能を集約。物理的なスイッチを大幅に減らした。斬新な4本スポークのステアリングホイールには、運転支援用スイッチなどが備わる。シートには、ネックウォーマーシステムを搭載し、快適性と効率性を高めた。音声操作システム「DS IRIS SYST
ソフィ・カル《北極》(『なぜなら』シリーズより)、2018年、写真/刺繍された布/額 Installation photo: Claire Dorn, courtesy of the artist and Perrotin ©Sophie Calle /© ADAGP, Paris &JASPAR, Tokyo, 2024 G3664 《北極》は額装された写真だが、「Parce que(なぜなら)」で始まる文章が刺繍された布がそれを隠している。イメージよりも先に文章によって明かされてしまうその写真の存在理由を問う。東西交流の結節点、海も身近なトルコのイスタンブールだが、その近郊の内陸部に住み、貧困ゆえに海を見たことがない人に初めて海を見せる映像作品がある。また、レンブラント、フェルメール、マネらの作品が盗まれ、額縁だけ残された美術館で、額の中に何が見えるかと、学芸員、警備員、来館者に聞く。
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