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大そうじへの備え
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OSがパニックなどで異常終了してしまった場合、次回起動時にfsckを実行するように促されます。要は、「ファイルシステムの整合性が取れてないので、このまま使用するとデータが損失して危険だよ。fsckで一度ファイルシステムの整合性を取って下さいよ」と言うことです。管理者となって最初にこのメッセージに遭遇したときは焦りましたが、言われた通り実行していけば大抵は正常に復旧できます。 本当は、オプションを指定しないで、「修復しますか?」という問いに確認しながらyで答えるのがいいのですが、障害中にそんな悠長なことは言ってられません。yオプションを一緒に指定して自動的にyesと答えるようにしちゃいましょう。 起動中にfsckを掛けるように言われたら、rootのパスワードを入力し、シングルユーザモードに移行。そしてfsckを実行します。 # fsck -y /dev/md/rdsk/d5 ** /dev/
$ LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/lib:/usr/lib; export LD_LIBRARY_PATH システム全体でライブラリパスを設定したい場合は、/etc/ld.so.confファイルにライブラリへのパスを追記します。 /etc/ld.so.confの設定。 # su - # vi /etc/ld.so.conf --- /usr/local/lib /usr/lib 設定ファイル/etc/ld.so.confからキャッシュファイル/etc/ld.so.cacheへキャッシュ化を行います。OSは、検索速度を上げるために、ライブラリパスをキャッシュファイルから検索します。 従って、設定ファイルの内容を元にキャッシュファイルを更新する必要があります。 # ldconfig 確認します。 # ldconfig -v
一般的なドメイン情報を調査 $ whois -h whois.jprs.jp <domain name> --- a. [ドメイン名] e. [そしきめい] f. [組織名] g. [Organization] k. [組織種別] l. [Organization Type] m. [登録担当者] n. [技術連絡担当者] p. [ネームサーバ]・・・ゾーンを管理しているネームサーバ p. [ネームサーバ] p. [ネームサーバ] [状態] [登録年月日] [接続年月日] [最終更新] ネットワーク環境を調査 どのISPが管理しているネットワークなのか調査できます。 $ whois -h nic.ad.jp <IPアドレス> --- a. [IPネットワークアドレス] xxx.xxx.xxx.xxx/xx b. [ネットワーク名] f. [組織名] g. [Organization] m.
awkやsedコマンドの使用方法を覚えると作業効率がグッと向上します。最初は構文が長ったらしくて覚えづらいと思いますが、慣れると手放せないツールの一つです。 ユーザuser1のプロセスを一度にkill % ps -aux | awk '/^user1/{print $2}' | xargs kill -9 9カラム目にwordがある行を表示 % awk '$9 ~ /word/ {print $0}' file 最大値を検索 % cat text | awk '{if ($3 > max){ max = $3;l = NR;}} END {print max; print l}' カラムの長さチェック % awk -F, 'length($3) == 3 {print $0}' text 3MB以上のメールボックスを検索 % ls -al /var/mail | awk '$5 > 300
システム構成を把握するために比較的よく使用するコマンドを記載します。サーバ運用していると、よくベンダーから「システムに関するこの情報を下さい」と問い合わせがくることが有りますが、以下のコマンドを実行すれば大抵の情報を収集することが可能です。 prtconfコマンドやprtdiagコマンドを使用すれば、搭載CPUタイプや搭載メモリサイズ、PCIバスなどのハードウエア構成を確認出来ます。 又、formatコマンドやiostatコマンドを使用すれば、HDDやCD-ROMの型番などを確認することが出来ます。 又、sysdefコマンドもシステム情報を収集するコマンドとしてよく使います。 Explorer Data Collectorというツールも有り、これは障害追跡を目的としたシステム構成データ収集ツールで、障害解析のためにベンダーから提出を求められることもあります。 % prtconf --- S
yumを利用してシステムにインストールされているパッケージのバージョンアップを行います。定期的にバージョンアップを行うことは、セキュリティ対策にもなります。 check-update・・・アップデート可能なパッケージ調査 update・・・インストールされている全てのパッケージアップデート update <package>・・・単体アップデート upgrade・・・システムをアップグレード (例:fc3 -> fc4など) システムのアップデート方法の一例を記載します。 僕は、稼働しているサーバにおいては、カーネルのアップデートは怖いのでやらないようにしています。万が一、正常起動しなかったら焦りますし、カーネルのアップデート後、再起動しなければならない場合もあるので、サービス停止を余儀なくされる可能性が有るからです。 /etc/yum.conf に exclude=kernel* (正規表
今までSolarisシステム管理者、サーバ管理者としてSolaris環境を運用してきた中で、培った知識、使えそうなコマンドなどなど...順不同に忘れない程度にまとめてみました。
cachefsはデータをローカルにキャッシュすることで高速アクセスを可能にする機能です。例えばNFSと併用すれば、ネットワーク越しのリソースにアクセスする際に、ローカルキャッシュにアクセスするため効果が期待できます。以下、簡単にその機能を記載します。詳細はマニュアルを参照下さい。 クライアント側でcfsadminコマンドでキャッシュディレクトリの設定をします。そして、マウントする際に、ファイルシステムはcachefsを指定し、オプションでバックグラウンドで動作しているファイルシステムと、作成したキャッシュディレクトリを指定します。 /var/cacheに100MBのキャッシュディレクトリを作成する。 # cfsadmin -c -o maxfilesize=100 /var/cache 設定内容を確認してみる。 # cfsadmin -l /var/cache --- cfsadmin:
色々な機器で構成されたシステムにおいてパフォーマンスが悪いとなると、ボトルネックと成りうる部位(間のネットワークとかサーバとかその他の機器とか)を総合的に調査しなければならないのですが、 ここではサーバやOS自体に関してのパフォーマンスチェックの内容に留まります。と言っても、これだけでもかなり難しいんでが・・・
コンセプト 本サイトは、管理者の今まで勉強してきたことに関してのなけなしの知識、技術的な内容を思いのままに綴った備忘録サイトです。掲載する内容や更新頻度は超気まぐれですので、ご了承下さい。 本サイトを公開するに当たり、自分の経験談が少しは世の中の役に立てばなぁと思っておりますが、本サイトの情報のお取り扱いにつきましては、個人の判断と責任 においてご利用下さいますよう宜しくお願い致します。 そして本サイトへのリンクは基本的に自由です。気に入った内容が有りましたら、ご自由にリンクして下 さい。コンテンツは場合により、予告無しに変更、削除する可能性も有りますが、ご了承下さい。
ログを確認することは、システム管理の基本中の基本です。必ず目を通すようにしましょう。漠然と眺めるのも効率が悪いので、僕が意識してやっているコツを記載します。 どのログファイルを見ておけばいいのか どんなワーニングメッセージがやばいのか ログが言わんとしていることは何か 障害対応したときのログと対応策をノウハウとして蓄積 以下、簡単に説明します。 どれか1つと限定されれば、Solarisの場合、間違いなく/var/adm/messagesです。システムの悲鳴は、/var/adm/messagesに出力されるので、絶対見ておく必要があります。その他余裕が有るのならば、以下も見ておきましょう。 【logファイル】 ログファイル 説明
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