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探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。 複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。 中国メーカーがつくるタブレットがカギだった GIGAスクール構想とは、全国のすべての児童・生徒に一人1台のコンピュータを行きわたらせるとともに、通信環境である高速ネットワークの整備を企図した文部科学省のプロジェクトです。 当初は、令和2年度(2020年度)から5年をかけて整備される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、学校運営を円滑に行うためのオンライン授業・学習の必要性が高まり、補正予算を活用して端末導入のスケジュールが大幅に前倒しされました。 世界的なパンデミックのなか、お隣の中国では瞬く間にオンライン授業が実施され、アメリカでも着々と同様の取り組みが始まる一方、日本では「まだ無理」という声が上がり、日本がIT後進
プロローグ 銀行が融資してくれない! GIGAスクール構想参画に立ちふさがった障壁 どうしても必要だった12億円 その日、徳島市内には初秋の青空が広がっていました。秋晴れのさわやかな日だというのに、心のなかに湧き上がるなんともやりきれない思いを吹き払おうと、私は車の窓を全開にして清新な空気を車内に取り込みながら、営業車を運転していました。 先ほどまでのやり取りを思い出すと、ふつふつと怒りがこみ上げてきます。運転が荒くなっていることに気がついた私は、路肩に車を停めて頭を冷やそうとしました。けれども、やはりすぐには冷静になれません。 つい数週間前、私が経営するアジア合同会社は、GIGAスクール構想参画事業として、徳島県下の小中学校にタブレット6万台を納入する事業を落札しました。「文部科学省が推奨するタブレットよりもハイスペックのものを低価格で徳島県教育委員会に提供する」ために、日本では無名の中
【前回の記事を読む】歴史とともに発展してきた「内部告発訴訟」って…政府に代わって「市民」が起こす 第1章 小さな政府と[民活]――民事訴訟を促して社会問題を解決 <事例>事例環境汚染で最高額の和解――「ヒンクリー地下水六価クロム汚染訴訟」 ここではもう一つの日本企業、東洋紡による「防弾チョッキ素材不正事件」を見ていくことにしましょう。警察や軍隊へ供給していた防弾チョッキの素材、ザイロンの急速な劣化を隠していたことが内部告発で明らかになった事例です。 <事例>隠蔽を白日の下に晒した「内部告発訴訟」――「東洋紡欠陥防弾チョッキ事件」 2001年、日本の東洋紡は、米国の大手防弾チョッキメーカー、セカンド・チャンス・ボディ・アーマー(以下SCBA)に防弾チョッキの素材、ザイロンに劣化の可能性があることを通知しました。当時、東洋紡もSCBAもこれが大きな問題だと考えていなかったようです。 しかし、S
愛する家族と交流できる当たり前の社会を目指して。 毎年約12万人の親が親権をはく奪され、その多くが子どもと生き別れになるという、世界に類を見ないガラパゴス社会・日本―――。 なぜ自分の子どもに会うことすらできないのか。 離婚後の養育の在り方や現行制度の課題を提言。 「なぜ面会時間を長くしたいのですか」は人権問題 婚姻外共同親権が導入されると、今度は何が変わるのでしょうか。この場合、離婚時には子どもの養育計画を策定し、裁判所の許可を得ることが必須となります。概念としては、離婚後も両親が近くに住み、子どもが隔週で双方の家を行き来する等、両親の養育機会が半々になるのが一つの理想形であると言えるでしょう。 現実的にはこのようにいかないことも多々あり、例えば「基本的には一方の親の元で生活し、隔週の週末を他方の親の元で暮らす。長期休暇については半々で養育を分担する」といった程度にならざるを得ないことも
愛する家族と交流できる当たり前の社会を目指して。 毎年約12万人の親が親権をはく奪され、その多くが子どもと生き別れになるという、世界に類を見ないガラパゴス社会・日本―――。 なぜ自分の子どもに会うことすらできないのか。 離婚後の養育の在り方や現行制度の課題を提言。 子どもの連れ去りが頻発 我が国では一方の親が、親権獲得を目的として身勝手に子どもを連れ去り、他方の親との接触を遮断してしまっても、事実上何の罪に問われることもありません。むしろ家庭裁判所は多くのケースにおいて、事件処理の運用上、子どもを連れ去った者に対して、結果的に単独親権を付与しています。これがいわゆる「子どもの連れ去り問題」です。 しかも不思議なことに、最初の「連れ去り」が罪に問われた事例は恐らく皆無であるのに対し、そこから再度「連れ戻す」行為については、有罪判決が下ったり、あるいは起訴猶予となったものの逮捕はされたり、とい
愛する家族と交流できる当たり前の社会を目指して。 毎年約12万人の親が親権をはく奪され、その多くが子どもと生き別れになるという、世界に類を見ないガラパゴス社会・日本―――。 なぜ自分の子どもに会うことすらできないのか。 離婚後の養育の在り方や現行制度の課題を提言。 第1章 単独親権制度の何が問題なのか 「単独親権制度」に関わったことのない方は、親権を失うと具体的にどのような不都合が生じるのか、実感を持って理解するのが困難であることでしょう。この点について、事例を交えながら解説していきます。 結論から言うと、単独親権による主な不都合は以下の通りです。なお、これらはあくまで「主なもの」であり、目に見えない社会的差別を含めた不都合は、これらの他にも無数に存在します。 • 多くの場合、非親権者が子どもと二度と会えなくなる、あるいは仮に面会交流が実現したとしても、面会時間は「(概ね)月1回2時間程度
経済の動きを追っているだけでは、ビジネスの本質をつかむことは出来ない。 歴史、伝統、自然、カルチャー…… 一見無関係に見える多様な知識・知恵をつなぐことで、見えてくる新たな境地がある。 建築業界の第一線を征く著者が語り尽くす、仕事に活かせる実践的教養集。 紀貫之と日本語の欠陥 紫式部の源氏物語はある意味で土佐日記とは対照的です。紫式部は男性主人公の物語を仮名、つまり女性の文体で描きました。女性作者が「女性の文体」で男性の論理を語ったわけです。 小説家であり古典文学の現代語訳と二次創作でも有名な橋本治は、そんなわけで男性一人称語りに翻訳して「窯変源氏物語」を書き直したのだそうです。 「女が漢字を多用して文章を書けば、「女らしくない、教養をひけらかしている。」という非難がやってくる」時代の作品である「『源氏物語』が、実は、漢文のレトリックで書かれたものである……」(橋本治『ぬえの時代』79ペー
久永公紀氏の著書『意思決定のトリック ―身近な体験に基づいた人間理解―』(幻冬舎ルネッサンス新社)より一部を抜粋し、人間活動の基本的な事柄がどのような《仕組み》で成立しているか、その仕組みが何に有効なのかを徹底解説! 日常のものの見方に変革をもたらす画期的洞察をお届けします。 意識の仕組みとその有効性 ところで、意識したことは、少なくとも短期的には記憶されるということ、はとても重要。 例えば、手を洗わなきゃ、というアクション目標を意識・確認したら、そのことは記憶される。その際、記憶に付く快不快のラベルには、やらなきゃいけない切迫感(不快)の強さが書いてある。 その記憶があることで、トイレを出て、すぐにキッチンに行って水を飲まずに、忘れずに洗面所で手を洗うことの実行確度が高くなる。 もちろん、喉の渇きの切迫感の方が強ければ、手洗いを先にやろうと思ってたのに、忘れてしまった、ということも起こる
人生100年時代に突入し、AIやITといった最新テクノロジーや多様化などによって複雑化していく問題に対処するためには「管理」を通じて得られるスキルが必要である。第一三共株式会社やファイザー株式会社、厚労省ベンチャーサポート事業のサポーターなどの経歴を持つ冠和宏氏が「管理」を通じてスキルを習得する方法を語っていく。 【人気記事】JALの機内で“ありがとう”という日本人はまずいない 2-2 目標設定を始める前の準備 存在意義が理解できたら、次に自分達は何をする(成し遂げる)集団なのか? を考える。経験のある管理職は、何をするべきか頭の中に絵が描けているから、すぐに何をするか具体的な年間スケジュールを作り始めてしまうところから始めがちである。細かいプロセスから整理してしまおうとするとまとまらないし、漏れと抜け、ダブりに気づかなくなる。 また気づいたとしても調整が面倒になってしまう。そうなってしま
発達障がいは治療できる 診断、対処法、正しい治療を受けるために “「発達障がい」は治療ができない難病ではありません。具体的な向き合い方、どうすれば症状は良くなるのかといった筋道はあります。早期発見・早期介入が求められるのは、治療が早ければ早いほど症状に改善がみられるからです。” 医療現場の実情、最新の診断・治療法を専門の小児科医が解説していきます。 新訂版出版によせて 新書版が出てから4年が経ち、少しずつですが発達障がいの診断に変化が見られています。DSM-5という新たな診断基準が世に出て定着してきたのです。成人向けADHDの例文が追記されるなど配慮があり、成人のADHDも診断されるケースが増えてきました。 何よりも「何々障害」という言葉がなくなり、「何々症」という言葉になったのです。このことは、新書で予告した通りです。「発達障害」という言葉も「神経発達症」になりましたが、未だに世間では「
50代にして初めての海外赴任。しかも行先はフランス! 車の運転、スーパーでの買い物、ガソリンの入れ方などわからないことだらけ。意外にも親切だったフランス人に数々の場面で助けられながら、好奇心いっぱいに暮らしてわかったフランス人とその文化。日本とは異なる生活習慣、風土、仕事観などをサラリーマン目線で観察し、「リアルなフランス暮らし」を軽快なタッチで綴ったエッセイ。 2008年 無言社会日本 毎日、灰色の雲に覆われた空からじとじとと小雨が降り、うすら寒くもの悲しいフランスの冬特有の天気が続いている。日本のカラッと晴れた冬空を恋しく感じる時期だ。 二〇〇七年の年末から一時帰国し、一月二日にフランスに戻り、三日から仕事が始まった。フランスの正月は元旦だけが休日である。年始は日本のように年頭朝礼や挨拶回りなどもなく普段と変わりなく仕事に入る。 “ボン・ジュール”だけではなく、そのあとに“ボン・ナネ(
第1章 マンションの現状と課題 分譲マンションの建設や販売の現状と今後の動向 分譲マンションの建設は、昭和43年頃から増加の一方を辿ってきましたが、平成21年を境に減少に転じました。(参照:図表1) とはいえ現在でも、好立地条件の場所などで次々と建設されています。その上、売れ行きも好不況の判断基準である販売時点での売買契約率が70パーセントを超えて80パーセント近くになっていると聞きます。 どのような購買事由が背景にあって高いのかは知りませんが、2020年東京オリンピック景気とでもいうべきものなのでしょうか。それは悪いことではないと思うのですが、その分譲マンションの建物や住まわれている皆様の遠い将来の姿が、筆者には見えないのです。 購入者の皆様にとっては、自分の生活について近い将来が見通せればそれで良いのでしょうから、とやかくは言いませんが。 特に問題なのは、既に新築から築30年以上の『高
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