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大そうじへの備え
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近年の納骨堂の位置付け 皆さんは納骨堂と聞いてまずは何を思い浮かべるのでしょう。 納骨堂は寺院の中にあるロッカー式の物を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょうし、今流行りの機械式納骨堂を思い浮かべる方もいるでしょう。 同じ納骨堂でも現在と数年前とではずいぶんと違ってきています。 今回は郊外都市ではなく都心部においての納骨堂の話となります。 同じ納骨堂でも大分意味合いが違う ひと昔前納骨堂と言われると、棚に遺骨を置く棚式や、ロッカーのような形式のロッカー式、仏壇式や室内墓地などが主流でした。その利用者は などどちらかと言うと一時的に預かっていただくイメージがありました。 広大なスペースを確保することは難しい為、都内の寺院納骨堂や公営納骨堂、民営納骨堂はどこも一杯で受け入れることが出来ない状態となっています。 現代では新しいお墓の形として 従来のロッカー式などの納骨堂では利用者が埋まってしまえば
これから墓石を建立しようとしている方は正面の文字を何にしようか悩むものです。 あれにしようかこれにしようかなかなか決まらないものです。墓石は石ですので一度彫ってしまえばやり直しがきかず後世までずっと残るものなので悩むのもわかります。 一昔前なら〇〇家や〇〇家之墓などありきたりの文字が多くそれほど迷う事はなかったのですが、現代のお墓ではそれぞれ個性的な正面文字を目にすることから余計迷うものです。 〇〇家ではつまらんな・・ 自分らしさを表す言葉はないのかな? 一文字?二文字?三文字?どれがバランス良い? 人気の正面文字って? オススメの文字は? 洋型墓石では多い文字 おそらく全国的に見ても洋型墓石の正面彫刻ではありがとうの文字はひらがなの中では上位にランキングされる人気ある文字です。 きっと皆さんもお盆やお彼岸にお墓参りに行くと必ずありがとうの文字が彫られた墓石を1つは目にする事と思います。
大理石と御影石とは 大理石は英語でマーブル(marble)と言いますがその語源はラテン語の「輝く石」の意味でありマーブル模様とは大理石の模様のことを言います。 大理石とは中国雲南省にかつてあった大理国という所で産出されていたものが有名だったことから日本では大理石と呼ばれています。 大理石と言っても国や産地によってその特性や色も質も違うのですがひとくくりで大理石と言っているだけです。 又、墓石で使用されている「御影石」は兵庫の御影地区で産出されていた花崗岩の「御影石」のことを本来言うのですが、墓石で使用される花崗岩、閃緑岩、斑レイ岩、安山岩など全てを御影石と呼んでいます。 したがって本来国産の福島産や茨城県産も中国産もインド産も正式には御影ではありません。墓石で使われている石全てを通称「御影石」又は「ミカゲ」と呼んでいるだけに過ぎないのです。 兵庫県で産出される本物の御影石は区別するために「
神道のお葬式の作法 神道のお葬式では仏教とは違うことも多く特に戸惑ってしまうのが玉串奉奠のやり方と神道独特の礼拝方法である二拝二柏手一拝なのではないでしょうか。 神式の特徴の玉串奉奠 仏式のお葬式の場合人数が少なければ前方へ進み出てお焼香をします。お焼香の場合は基本前の方がしている動作を真似てすれば何となくできるものですが、神式のお葬式ですとそもそも出席する事が少なく、戸惑うものです。 しかし玉串奉奠と二拝二柏手一拝の2動作を事前に覚えておけば不安なく神道のお葬式にも出席できるはずです。 ニ拝二柏手一拝 神道では葬儀の席では柏手は音を鳴らしません。これを忍び手と言い、手を叩かずに寸前で止めます。 この柏手は一般的に忌明けである五十日祭が終了すると音を鳴らしても良いとされています。 そしてお辞儀にも「拝」「揖(ユウ)」「小揖」などの角度がある事を覚えておきましょう。「揖」はおおよそ45度の角
この様に年によって違ってくるのです。 [baloon-line-left img=”http://gravestone-jp.xyz/wp-content/uploads/2017/08/3f89eb1ba21d133a8464d9435f6f3cdd.jpg”]何故?[/baloon-line-left] 地球が太陽の周りをまわっているのはわかりますよね?では何日で一周するかわかりますか? [baloon-line-left img=”http://gravestone-jp.xyz/wp-content/uploads/2017/08/3f89eb1ba21d133a8464d9435f6f3cdd.jpg”]それは簡単365日でしょ[/baloon-line-left] うーん微妙に不正解で正確には365日と6時間位なので年々ずれが生じてきます。そのずれを修正するのがうるう年であり、
彼岸花時期 彼岸花は9月の秋彼岸の頃に咲くものであって、3月の春彼岸の頃には咲きません。 彼岸の頃に咲くから彼岸花と言われていますが、秋彼岸ですのでお間違いなく。 秋の彼岸は9月23日がお中日で20日が彼岸入り、26日が彼岸明けとなっており、大体決まってその時期に花が咲くものです。 何もなかったはずの地面からその時期になると急にむくむくと茎を伸ばしあっという間に咲き出す姿はこの花独特の咲き方です。 一般的な花では冬地面で養分を蓄え春など暖かくなってから茎を伸ばし葉を大きくすることによって光合成を促進しその集大成として花を咲かせ種を作りその種を拡散する事で子孫を増やそうとするものです。 しかし彼岸花の場合は植物界の熾烈な競争に勝つために別の戦略を立て、まずは花を咲かせてから葉を出し、周りの花が元気が無くなる冬に葉を生き生きとさせやがて翌年の暑い夏が来る前に葉を枯らせ休眠し地面温度が低下する秋
花は無常観を表す よく仏壇やお墓にお供えするのは無常観を表しているとも言われます。 活けたばかりの花は綺麗ですがやがては枯れしおれていきます。それはまるで人の一生を表しているようでもあります。 人は幼い時は活けたばかりの生花のようにみずみずしくはつらつとし生命力みなぎっています。しかし時が経つにつれ人も生花のようにみずみずしさを徐々に失ってゆき、やがては人も枯れ果ててゆきます。 ゆえに生花を活けるというのは自分自身を表す事にもなり、いつまでも若々しい(新しい)花を飾ることは自分自身の為でもありまた、ご先祖様の供養の為でもあるのです。 祇園精舎の鐘の声 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす おごれる人も久しからず ただ春の世の夢のごとし たけき者も遂には滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ 皆様も中学生で習った「平家物語」の「祇園精舎」の冒頭部分ですが覚えて
夏のお墓参りの服装で必需な8つのアイテムと厳禁な物とは?の記事をご覧いただきありがとうございます。セイクredです。 最近の霊園では色々な物を貸してくれたり「手ぶらでOK!」な所も多いようですがそれは供花やお線香やライター位でありそれでは真夏の暑い時期のお墓参りには足りていないのです。この記事では 夏のお墓参りの注意点 夏はお墓参りの季節です。地方によっては7月盆もありますし、8月盆もありますし、続けて秋のお彼岸もありますので、夏お墓参りに行くことは多いはずです。 そんな暑い夏のお参りでは春などのお参りとは違って気を付けなければならない事がいろいろあります。 熱い太陽 夏は当然日差しが強いですので、お墓参りの際は持って行った方が良いものをあげてみました。 帽子 突き刺すような日差しや紫外線対策には帽子は絶対です。中でも麦わら帽子は夏によく似合うだけでなくて実用的で昔から使われてきた訳です。
浄土真宗の正面彫刻 浄土真宗では礼拝対象は亡くなられた故人ではなくてあくまでも阿弥陀仏を礼拝するものという考え方になります。 したがって正面文字は 「南無阿弥陀佛」 又は 「俱會一處」が望ましいとされています。 しかしそれは各寺院の考え方や地域性で大きく変わってきますのであくまでもそれぞれ地域の風習に合わせるべきであり、地域によっては〇〇家之墓が大部分というところもあります。 境内墓地なら墓地購入の際お墓を見学するわけですので他の方のお墓の正面文字はどの様になっているのかわかるはずですしご住職さんにお聞きすれば間違いはありません。 倶會一處 阿弥陀仏の本願力に帰依するものはこの世の命が終わると即往生することが出来るというのが浄土真宗の教えとなっています。そのお浄土では先に行かれた親や先祖と倶(とも)に一處(いっしょ)に會(あ)うことが出来るという意味で倶會一處が使われることが多いのです。
精霊流しはお盆の8月15日の夕方から行われるもので、新盆を迎える家族が盆提灯で飾られた精霊舟に故人の霊を乗せ流し場まで運び故人をあの世へ送り返す盆の行事となります。 精霊舟には故人の遺影や戒名、みよしと呼ばれる舳(へさき)には〇〇家などと書かれていることからその方が新盆だとわかるものであり、形を変えた新盆供養が精霊流しなのです。 一般的な地域の送り火はおがらを焚いて故人を送り返すものですが、それと同じような意味となります。ただし現代の精霊舟は実際浮かぶ構造になっていない為海に流すことはなく、流し場にてすぐに重機で解体されます。 精霊流しで使用される爆竹は中国の影響? この精霊流しが通る際には激しく爆竹が鳴らされ、これは道をお清めする為と言われています。爆竹と言えば何と言っても思い出させるのが中国の春節での爆竹、花火です。 中国の春節は日本の正月にあたり、特に大事な期間とされています。毎年民
広島のお盆はお墓がカラフル 広島西部安芸地方では色鮮やかなと盆灯籠いうものをお盆のお墓に飾る風習があります。 普段は暗いイメージがする墓地がなんとも華やかに彩られお盆の季節だけは賑やかになるこの景色は広島安芸地方ならではの光景としてお盆の風物詩となっています。 この様にお墓に盆灯篭をお飾りをする所はおそらく他にはないのではないでしょうか。 盆灯籠の作りは土台が竹になっており頂上が六角形でその部分に赤や黄色や青などの色とりどりの色紙が張りそれをお墓を囲むように建てるのです。 新盆の家庭は白一色の盆灯籠をお飾りする事になっているのは一般的な家の中に飾る盆提灯と同じです。 盆灯籠は塔婆の代わり? 元々は浄土真宗安芸派門徒が広めた風習と言われており安芸門徒が多いこの地区に見られるのですが、この盆灯籠は塔婆の役割も果たしているともいわれております。 機能としては卒塔婆に相当するもので、盆の時期に墓参
など東日本在住の方には金文字と言うものはあまりご存知ではない方が多いようです。 墓石文字彫刻が金色なのは中国の影響を色濃く受けているからの記事をご覧いただきありがとうございますセイクredです。この記事では そもそも何故墓石文字にペイントを入れる? そもそも何故墓石彫刻文字にペイントを入れるかと言いますと、 見えづらいからと言う理由からです。 同じ内容を黒御影石と白御影石で彫ったとしますと、黒御影石の場合文字を彫った所が白っぽくなり彫っていない面とのコントラストで文字が割とはっきりみえますが、白御影石の場合ですと彫った所と彫っていない所と同じような色合いになってしまうので離れてみると何を彫っているのかわからないのです。 中には彫刻面が苔むしてだんだんと字が見えてくるようになるからペイントは入れなくていいと言う方もいらっしゃいます。 墓石正面文字は大きい文字なのでペイントは入れなくてもいいか
などイメージされるのではないでしょうか? 賛否両論な樹木葬とは?今後葬送の主流になり得るか?の記事をご覧いただきありがとうございます。セイクredです。 この記事では 樹木葬とは 樹木葬とは大きな意味では墓石替わりに樹木が墓標となるものを言います。 樹木葬は大きく分けて公園型と里山型に分かれます。公園型はすでにある霊園の一角のスペースを有効利用し納骨スペースを確保したものでお墓の代わりに樹木があると考えていただければわかり易いと思います。里山型というものは自然豊かな山などに散骨する方法で場所によっては納骨した目印に樹木を植えたりするものです。 樹木葬のメリット 樹木葬のメリットと言えば 安い 開放的 自然に還ることができる 墓の跡継ぎ問題など考えなくていい 子供がいない家庭のニーズに合う などがあげられると思います。 お墓を購入するより安い お墓にも大きさがあり小さい墓所ですと100万円以
お盆と言えばお墓参りをしてご先祖様を向かえに行き自宅に迎えわずかな時間一緒に過した後に再びあの世に戻っていただく日本の夏の風物詩です。 しかし最近ではお盆にお参り「行かない」「しない」方が多い様です。 お盆にお参り行かない 行かないと言う言葉には行ける環境にはあるがなんらかの意志を持って行かない。 長期休暇でバカンス 日頃大混雑の満員電車にゆられ、疲弊しきっている働き盛り企業戦士のひと時の休息と言えば正月休み、ゴールデンウィーク、そしてお盆休みです。 この貴重な長期休暇であるお盆休みは ・家族サービスで海外へ ・毎年恒例の場所へ旅行 ・毎年泊りがけでテーマパークに などお盆期間はバカンスに利用すべき長期休暇である。という考え方は一般的でありおかしな考え方ということではありません。 混むから お盆期間中は基本盆入りである8月13日(7月13日)が御先祖様を向かえる日であることから、13日にお
人は何か困った時や誰かの力を借りたいときには「神様、仏様~」などと思わずすがりつきたくなるものです。 この神様仏様!はいかにも日本人らしい考え方であり、唯一神を信仰するキリスト教やイスラム教などではありえない考え方ですよね。 代々仏教の家庭の方でも正月は神社にお参りしたり、七五三詣りしたり、家族に受験生がいたら絵馬に「〇〇大学に合格できますように!」などお願いしてみたり、都合のいい時にだけ神様にお願いするなど、皆自然になんの疑いも無くおこなっている日本人っておもしろいですよね。
納骨式までの段取り ・納骨式の予約 ・納骨依頼 ・墓石への戒名彫刻依頼 ・位牌又は過去帳の用意 ・納骨当日必要な物の準備 以上を詳しく解説していきます 納骨式の予約 納骨は四十九日に行う事が多く、大体は四十九日より前に行います。後はよろしくありません。 参列者の都合を考えると土日休みの方が多いので必然的に四十九日前の土日がほとんどになります。 しかし霊園側や寺院の都合で断られる場合もあります(件数が多すぎる、お盆期間中やお彼岸期間中など)ので納骨式の日程調整は早めに行う方が良いです。 お墓がある場合は納骨の予約 寺院墓地 寺院墓地の場合はそのほとんどが檀家であり通夜葬儀もそのお寺さんでお願いしているはずですので、四十九日、納骨の件をどうするかお寺さんから聞いてくると思いますので相談して日程を決めます。 民営霊園 民営霊園の場合色々なパターンがあります。 お寺の檀家だけど境内墓地ではなく民営
つくばい(蹲)とは? つくばい(蹲踞、蹲)とは日本庭園の添景物の一つで露地(茶庭)に設置される。茶室に入る前に、手を清めるために置かれた背の低い手水鉢に役石をおいて趣を加えたもの。手水で手を洗うとき「つくばう(しゃがむ)」ことからその名がある。 もともと茶道の習わしで、客人が這いつくばるように身を低くして、手を清めたのが始まりである。茶事を行うための茶室という特別な空間に向かうための結界としても作用する。 出典元:wikipedia 元々は茶道の心得からきており、気持ちを落ち着かせ三拝九拝の心を持って墓前に進むための心構えの為の物と思っていいのでしょう。 神社にお参りに行くと必ず入口にあるのが手水舎(ちょうずや)で、手と口を清めてからご神前に進みます。 神道も仏道も同じくお参り前は手や口だけでなく自身の気持ちも清めることから始めるわけですね。 しかし現代のお墓では装飾品としての意味合いが強
沖縄の夏を代表するイベントと言えばこの沖縄全島エイサーまつりです。 毎年旧盆明けの週末に行われ2017年は9月15日(金)~9月17日(日)まで行われ最終日の本祭ではコザ運動公園陸上競技場で全島から集まった青年会が一堂に会し祭りのフィナーレをかざるものです。 2017年で第62回となる沖縄全島エイサーまつりですが当初はコンクールとして開催されていましたが、青年会ごとの特色が違うため優越を決めるのではなくそれぞれ独自の青年会の踊りを披露する場となりました。 エイサーは各地区の青年会ごとに踊りが違いそれぞれの色を出しています。 エイサーの起源は踊りながら仏典を唱える念仏踊りと考えられています。念仏を踊りながら唱えご先祖様に感謝の意を伝える沖縄独特の風習は明るくおおらかな人が多い沖縄の人らしいお盆の形ですね。 そしてエイサーまつりは他にも県内でたくさん開催されており8月、9月にはそれぞれいろいろ
「俺は今まで一人で生きてきた」 と言われる方がいらっしゃいますが、人は一人では生きていけないものです。 海の孤島なら確かに一人で生きていかなくてはならないでしょうが、普通の社会生活を送るためには必ず誰かの世話になっているはずです。 あなたが通勤する電車は運転手さんが操作し安全に目的地に到着します あなたのお使いのパソコンは何万点もの部材によって構成されています。 あなたの今手にしているコーヒーカップは誰かが作った物です。 あなたが食べた料理はそれぞれたくさんの人の手によって作られたものです。 それぞれ支え支え合って社会と言うものが成り立っており、社会活動する事によって知らずの間に社会奉仕をしているのです。そして人によっては死してさらに社会奉仕する事が出来ます。 それは献体です。 亡くなった後体を切り刻まれるのは嫌! 立派な社会貢献だ 葬儀費用とか全部賄ってくれるって聞いた 身内いないから献
真夏になりますと、テレビではどこのチャンネルでも「恐怖映像」なるものをゴールデンタイムに放映します。 昔は映像そのものが少なく写真が主でしたが、近年の携帯電話の普及によりいつでも何処でも動画が撮れるため近頃のテレビでは視聴者撮影の恐怖動画がメインとなっており、写真とは比べようがないくらいの怖さがあったりします。 お化け絶対いるね!見たことある 廃墟で何かの影を見た 映像はほとんど偽物だね 非科学的だから信じない お墓にお参りに行くと肩が重くなるような・・ お墓は死者が眠っている所だから絶対に出る 昔の肝試しといったらお墓と決まっており、肝試しをされた事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか? お墓には霊(お化け)は出やすいのか?の記事をご覧いただきありがとうございます。石屋のセイクredです。この記事では皆さんもちょっとは気になるけど聞けないお墓や霊園で働いている人はやっぱり霊を見やす
回忌法要や納骨の際には宗派によってはお塔婆を建てますが、塔婆ってどのタイミングでどうやって処分したらいいのでしょうか? 朽ちるまで建てておくべきと言われた 塔婆を建立する際前のは処分するものだと聞いた いやいや私は塔婆立にいっぱいになったら処分するものだと言われている 古い塔婆は何処で処分するもの? など周りから言われている事が違っていたり、web上でも言っている事がまちまちだったりします。一体正解はどれなんでしょう? 塔婆を処分するタイミングと方法はどうすればいい?の記事をご覧いただきありがとうございますセイクredです。この記事では
精霊馬の読み方 精霊馬の読み方は「せいれいば」ではありません。一般的には「しょうりょううま」と読みます。 そもそも精霊「しょうりょう」は死者の霊魂を意味します。このことから死者の霊魂を運ぶ馬の事を言います。 野原によくいる「しょうりょうばった」は「精霊蝗虫」と書きお盆の頃によくみられることや、その形が精霊舟に似ている事からその名がつけられています。私は小さい頃、何故このバッタは「少量バッタ」と呼ぶのか不思議に思っていましたが、「精霊バッタ」だったのですね。 精霊馬とは 精霊馬はご先祖様を我が家に行き来させるための移動手段とされています。 真菰で作った精霊馬、精霊牛もありますが、お盆と言えば夏ですので夏野菜の代表で馬をキュウリに見立て、又牛をナスに見立て精霊馬、精霊牛として盆棚に飾ります。 一般的にそれぞれの意味として馬は脚が早い為少しでも早くご先祖様を迎えに行く時に活躍し、牛は牛歩など言わ
真菰(マコモ) 真菰はいらっしゃってくれたご先祖様を清浄なる場所にお迎えするため盆棚に敷くものです。 お釈迦様は真菰で編んだむしろ(寝床)に病人を寝かせ治療を行った神聖な植物といわれています。 このことから盆飾りにおいて真菰は聖域を形づくる土台とも言えます。 真菰(まこも)はイネ科の大型多年草で古来どこの河原にも生えていたものでしたが環境の変化から現在ではその姿を見る機会は少なくなっているようです。 真菰は稲作が始まる約1万5千年前の縄文時代よりはるか前1億年前から真菰はあったと推定され、衣食住など日本人の生活には欠かせないものでした。 食用としての真菰 食用菌である黒穂菌が寄生すると根元部分の茎が肥大し食用となった物が「マコモタケ」と言います。 「ドコモダケ」と似ていますが全く違うものです。 マコモタケはタケノコの仲間ではないのですが、ほのかに甘くシャキシャキした食感がタケノコに似ている
「死後離婚」最近どこかでよく耳にするのではないでしょうか? ここ数年死後離婚の申請数は増え10年前の1.5倍にも増えています。 死後離婚ってどういう意味? 配偶者が亡くなったら婚姻関係は終わっているはずでは? 旦那と旦那の両親と同居、もし旦那が亡くなったら私が両親の面倒をみるの? 姑がいや過ぎ! それぞれの家庭には色々な事情があり高齢化社会の日本では他人事ではなくなっています。 死後離婚急増の理由は縁を断ち切り墓を共にしたくないからの記事をご覧いただきありがとうございます。セイクredです。 この記事では 死後離婚とは 配偶者が亡くなった後に離婚するものです。だが死後離婚という名称は正式にあるわけではなく造語です。 婚姻関係は夫婦どちらかが死亡した時点で終了しているため、わざわざ離婚届など出す必要はないのです。にもかかわらずどうして死後離婚をするのでしょうか? 何故死後離婚をしたいのか 配
民営霊園と公営霊園は戒名なしでも納骨出来る 民営霊園と公営霊園では戒名なしでも納骨できます。なぜなら宗派自由だからです。 民営、公営は仏教だけでなく、キリスト教や神道やその他新興宗教など何処の宗派でも受け入れています。そもそもそれらの宗派には戒名などありませんので当然戒名なしでも納骨は出来るのです。 中には仏教のおじいさんとキリスト教のおばあさんが同じお墓に納骨されていることもあり、それらは何も珍しい事ではありません。 寺院墓地は戒名なしでは基本納骨出来ない 対して寺院墓地では一部例外を除いては戒名なしの方を納骨する事をお断りするのが普通です。 何故なのでしょうか? 寺院墓地の護持の基本 寺院墓地をお持ちと言う事はその寺院の檀家である訳です。その寺院墓地を契約の際には使用規則を渡されているはずで、そこには通常典礼権が明示されているはずです。 寺院墓地はその寺を支える檀家がいて寺が成り立って
などシンプルでなんだかつまらない料理と思われることでしょう。 しかし精進料理は和食の原点でもあり旬の素材選び、丁寧な下処理、緻密な調理、繊細な盛り付けが基本となっており、栄養分もきちんと考えられている調理法なのです。 この精進料理はお盆やお彼岸にお供えするものなのですが一体何故なのでしょう? お盆に精進料理をお供えする理由を知り食生活見直しを!の記事をご覧いただきありがとうございます。セイクredです。 この記事では
現代でもわずかにありますが、昔日本では人が亡くなるとお墓に埋める土葬が主でした。この土に埋めることを指し埋葬と言います。 対して現代ではほとんどが火葬となっており、ほとんどの霊園では火葬後の焼骨のみ受け入れる事が出来、この焼骨をお墓に納める事を納骨と言います。 この納骨式は地方の風習の違いや各地のお墓の造りの違いで戸惑う事や色々わからない事が多いものです。 納骨に関する注意点や様々な疑問まとめ の記事をご覧いただきありがとうございます。セイクredです。 この記事では納骨に関する過去記事のまとめとなっておりますので、疑問解決になれば幸いです。 納骨は四十九日?百か日?1周忌?いつまでにするべき? 納骨式は参列者の事を考えると何時頃にすれば都合が良い? 納骨式の日取りで仏滅や友引は避けるべき? 分骨する場合は改葬とは違う手続きが必要 分骨することは良くない事? 社会情勢の変化から納骨しない、
蓮とは ハスはインド原産の多年性水生植物であり夏の季語になっているように夏の池では見事な美しさのハスの花を見ることが出来ます。 花托の形状がハチの巣に似ていたことから古来は「ハチス」と呼ばれていましたが、それが「ハス」と呼ばれるようになりました。 ハスは花も見事な形状ですが只の観賞用の花ではなく、花や芽はお茶とされたり、その種や茎は食用として利用されています。もちろん一番なじみのある茎のレンコンは日本の食卓にはなくてはならない食材です。 蓮華との違い どちらも抽水植物であり水の中の土や泥の中に根を張り水上に可憐な花を咲かせるので、違いがよくわからない方も多いようですが、見分け方としては、葉に切れ込みがあるのが睡蓮、切れ込みが無いのが蓮です。 お釈迦様の台座には何故蓮? 仏教においてハスは知性や慈悲の象徴とされ、死後の極楽浄土に咲く花とされています。 この事を人生に置き換えてみると物事の本質
お盆は日本において先祖供養の大事な習慣です。 お彼岸と共にお墓参りに行く方は多いと思いますが、お盆はイマイチよくわからない事が多いと思いませんか? えっ!お盆を7月にするの? お盆休みの8月にするのが当たり前なのでは? お盆の期間はご先祖様が家に帰って来るっていうけど誰と誰が帰って来る? 何代前のご先祖様が帰って来る? どこからどうやって帰って来る? お盆の意味と由来 お盆とは7月又は8月に行われる仏教行事として世間一般的に認知されています。 この期間は亡くなった近親者や祖先が家に帰って来るとされています。 盂蘭盆はサンスクリッド語で「ウランバナ」と音写されることから、盂蘭盆会(ウラボンエ)や盂蘭盆(ウラボン)を省略した言葉であり先祖を供養する期間であるとされています。 お盆の由来は釈迦の弟子の目連(モクレン)が餓鬼道に落ちてしまっていた亡き母を救済するため釈迦に教えを乞い、食べ物を施し供
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