今日では多くのLinuxディストリビューションが、ビジュアル的なアピールを前面に押し出すようになっている。Beryl-Compizによる派手な3Dエフェクトを利用するにはリソース的な余裕のあるマシンが前提となるが、操作性をある程度犠牲にすることに目をつぶれる場合は、Enligtenmentを用いてデスクトップにそれなりの装飾を加えるという選択肢も存在するはずだ。ところが後者において操作性を犠牲にしないという方針で作成されたのが、登場して間のないGeubuntuというディストリビューションであり、その大まかな構成はUbuntuをベースにGNOMEおよびXfceの優れたコンポーネントを残しつつEnlightenmentを新規に実装したという形になっている。 Geubuntu 7.10“Luna Nuova”は同ディストリビューションにおける2番目のリリースであるが、そのリリースサイクルは基本的