例えば会員情報の性別や血液型のように、データベースに定数項を格納する際にコード値(数値)を使う事が多いんだけど、設計書でコード値の対応付け(男性が1で女性が2など)を決めていたとしても、コーディング上も間違いやすく、入力画面を作る際にも対応付けが面倒臭かったりする。そこで、列挙型(Enum)を使用して間違いの起こりにくそうな方法を考える。 サンプルの概要 会員情報を画面から入力し、データベースに格納するような例を考える。今回は動作サンプルなんで、会員情報に含まれる情報は名前と血液型のみとする。 入力はWebでおこない、名前をテキストフィールドで、血液型をプルダウン(セレクトボックス)で入力する。Web側のフレームワークにはStruts 1.3 + S2Struts + Mayaaを使用する。 入力した値はデータベースの会員情報テーブルに格納する。名前はvarcharのカラム、血液型はコード