インテルの「CPG」が狙うもの IDF 2005 Fallの基調講演の記事でも紹介されているように、インテルのChannel Platforms Group(CPG)は、これから経済は発展していくと見られる途上国における市場に力を向けていくとアピールしている。その“橋頭堡”となるのが、インドのバンガロール、ブラジルのサンパウロ、エジプトのカイロ、中国の上海という、インテルが拠点を構える4カ所だ。これらは、その国でも優秀な人材が集まる都市であるがゆえに所得平均も高水準である。このことは、その地域の購買力が高くPCの普及率も高いことに結びつく。 インテルのCPGに関するプレスリリースには、国毎にユーザーのサンプルケースを想定し、そのユーザー像に適したPCを研究する構想が示されている。たとえば、インドならば、筐体の隙間からPCケースの内部に入りがちな「小バエ」や「蚊」といった小さな虫や砂塵への対