展覧会場風景 先日、竹中工務店東京本店にあるギャラーエークワッドで開催されている「坂倉準三/前川國男/木造モダニズム展」に行ってきた。 そして、その日は基調講演として、藤森照信先生による「日本の『木造モダニズム住宅』探検−和と洋そしてっモダニズム−というお話とシンポジウムからなる講演会に行ってきた。定員が200名ということでしたが、200名をはるかに超える参加者が来場していて、あやうく立ち見になりそうでしたが、椅子を出していただいてなんとか座ってお話を聞くことができました。 今回のこの展覧会のきっかけとなったのは、世田谷にあった飯箸邸という坂倉準三が手がけた木造モダニズム建築が解体の危機を回避して軽井沢に移築され、レストラン(ドメイヌ・ドゥ・ミクニ)となって再生された。保存移築のために建物を解体する際に、そのディティールを記録分析したためにいろいろなことが明らかになったということで、飯箸邸