今、最も注目を集めるLinuxディストリビューションといえば、FedoraとUbuntuの2つではないだろうか。もちろんopenSUSEやMandrivaといった他のディストリも健闘していることは確かだが、Red Hatを源流にもつFedoraと、Debianをベースに開発されたUbuntuの2つが、現在のLinux業界の先頭を走っているように感じる。 両ディストリビューションはリリース時期も近い。次期Fedora(開発コード"Constantine")であるFedora 12は11月17日に、次期Ubuntu(開発コード"Karmic Koala")であるUbuntu 9.10は10月29日にそれぞれ公開する予定となっている。 今回のレビューでは、その2大ディストリの1つであり、11月中旬に正式リリースが予定されているFedora 12を取り上げ、新機能などを紹介していく。なお、10月末