これまでアニメは見る側として楽しんできましたが、その立場ではなかなかわからないのが「キャストはどうやって決まっているんだろう?」ということ。小説や漫画などの原作付き作品だと、読者の中にある程度のイメージができていたりしますが、それにぴったりのキャスティングが行われたり、一方で多少不可解に思えるようなキャスティングが行われることもあります。 作品の作り方によってその決め方は異なってきますが、今回、アニメージュ×GIGAZINE立体コラボレーションの一環として、ユーフォーテーブルが制作している映画「桜の温度」のキャスティングについて、その候補者を挙げる会議からオーディション、そして最終的にキャストを決める会議までじっくりと密着して取材する機会をもらったので、視聴者が知らない裏側でどのようにキャストが決まっているのかを見てきました。 ◆会議 会議に集まったのは近藤光プロデューサー(写真左)、「桜