国民生活センターは4日、インターネットを利用した手軽なサイドビジネス・副業に関する相談が最近目立つことから、「アフィリエイト」「ドロップシッピング」などに関する苦情相談の現況をまとめた情報を公表した。 「アフィリエイト」は、インターネット上に自分のWebサイトを作り、商品広告を出して収入を得るもの。「ドロップシッピング」は、在庫を持たず商品の申込があった場合、メーカーや卸業者から申込者へ商品を直送する販売形式を差す。いずれの場合も、仲介業者に依頼して自分のWebサイトを開設することが多く、その際に高額な契約を結んでしまうといったトラブルが発生している。 PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)に入力されたアフィリエイトおよびドロップシッピングの相談件数は、2005年度〜2009年度で1,118件。2008年度は379件(2007年度の約2倍)、2009年度上期では356件(