GPIFがESG指数3つを採用、国内株式への3%に相当する1兆円規模で投資を開始したことが発表されています。 ESG総合指数としてFTSE Blossom Japan Index、MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズの2つが選ばれました。 いずれもESG評価の高い会社を選ぶものですが、2つの指数は相関性が薄いそうです。他にはMSCI日本株女性活躍指数も選ばれました。 基本的には長期目線でのリスク調整後リターンの向上を狙っているのと同時に公開情報を基にポジティブ評価で日本株式市場の底上げが目的となっています。 ESG投資というとかつてのSRI投資などを思い出して毛嫌いする人も多いのですが、行き過ぎた目先の利益優先主義にブレーキをかけて長期目線での企業活動や様々なステークホルダーへの利益も考慮するように促すものです。 ESG投資の目的がリスク調整後のリターンの安定に置いている今回の指数、
※記事中にPRを含む場合があります 公的年金の11年度10-12月期運用損益が、6,187億円(+0.58%)のプラスだったと報道されています。 【ロイター 2012/03/02より引用】 GPIFの11年度10―12月期運用利回りは+0.58%、外国株けん引し6187億円の運用益 公的年金資金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2日、2011年度10─12月期の運用利回りがプラス0.58%になったと発表した。プラスに転じるのは2四半期ぶり。円高の進行はあったものの、良好な景気指標を背景に上昇した米株市場など外国株式が貢献した。 【引用おわり】 例によって、公的年金について運用損失の時には大きく取り上げて騒ぎ立てるマスコミ各社ですが、運用益の時には取り上げないか、あってもごく小さなものです。 その中にあって、ロイターは大きく取り上げていました。 それによると、 ・11年度
※記事中にPRを含む場合があります 公的年金資金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、2011年度7-9月期の運用利回りがマイナス3.32%になったと発表しました。 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF) 最新の運用状況ハイライト 平成23年度第2四半期運用状況 恒例のことですが、公的年金の運用実績がマイナスになった時には、マスコミは大きく取り上げます。 2011年7-9月は欧州債務危機が直撃し、世界の投資家の多くは大きなダメージを受けました(もちろん私もダメージを受けました)。 その中で、3.32%程度のマイナスで済んでいるのは、むしろよくやった方だと個人的には感じています。 まあ、そうは言ってもマイナスであることには変わりないので、ネガティブな報道になることは仕方がないことでしょう。 しかし、マスコミ各社の報道を比較すると、中には「いくらなんでもこれはおかしいだろ
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