政府は、新型コロナウイルス対策の基本的対処方針の中で、緊急事態宣言の解除を判断する際の感染の状況について「直近1週間の新たな感染者数が10万人当たり、0.5人程度以下」になることを目安とするとしていますが、「特定警戒都道府県」のうち、18日までの1週間でこの目安を超えていたのは、北海道と東京都、それに神奈川県の3都道県でした。 一方で、▽埼玉県は0.31人、▽千葉県は0.27人、▽京都府は0.23人、▽大阪府は0.31人、▽兵庫県は0.09人と目安を下回っています。 新型コロナウイルス対策を話し合う国の専門家会議は、今月14日に出した提言の中で、関東や関西の行き来が多い生活圏の単位でも感染状況を検討していますが、特定警戒都道府県となっている関東の東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県では0.66人と目安を上回っている一方、関西の大阪府、京都府、兵庫県の2府1県では0.23人と下回ってい