食ニュース記事一覧 食ニュース 「赤福」が消費期限を偽装 農水省、改善を指示 2007年10月12日 創業300年の餅菓子の老舗(しにせ)「赤福」(三重県伊勢市)が商品の「赤福餅」の消費期限を偽って表示、販売していたとして、農林水産省は12日、日本農林規格(JAS)法に基づき、改善を指示した。赤福は出荷しなかった商品の包装をはがして冷凍保存し、解凍した日を改めて製造日と偽り、再包装して消費期限を改ざんしていた。同様の手法で長期にわたって消費期限の偽装は続けられていたという。 土産物売り場には、赤福餅の販売中止を知らせる張り紙があった=12日午前10時、JR名古屋駅構内で ふだん通りに開店した赤福本店。その後、店が閉められた=12日午前9時57分、三重県伊勢市で JAS法は原材料名を質量の多い順に記載するよう義務づけている。同省は、赤福が原材料名を「小豆、もち米、砂糖」の順に記載していたが、