昨年、アップル社が発売した持ち物追跡タグの「AirTag(エアタグ)」。 「鍵や財布を見つけるのに便利」「紛失防止に役立つ」として人気だが、一方で、軽量かつ500円玉ほどのサイズである同商品は、発売以来、ストーカー行為にも悪用されていることが、各国で報じられてきた。 エアタグは、ストーカー行為をかつてないほど容易にしているとの指摘もある。そんななか、アメリカでついにストーカー殺人事件が起きてしまった。
米海軍兵学校では20年近く前に天測航法の授業をやめていたのだが、今年から復活させたそうだ(Capital Gazetteの記事、 The Washington Postの記事)。 海軍兵学校では100年以上前から天測航法を教えていたが、GPSが登場したことで時代遅れとされ、一部のレッスンを除き1990年代に廃止されている。しかし、GPSが使用できない場合の代替手段がないため、サイバーセキュリティーの観点から天測航法の授業を復活させることになったとのこと。現在のところ天測航法の授業は3時間のみで、実際に六分儀を使えるようにはならないとみられる。ただし、今後は基礎的な理論から実践的な内容に拡大していく計画のようだ。 米海軍でも2006年に天測航法の訓練をやめているが、2011年には航海士向けの訓練を復活させており、来秋にも入隊者全員に拡大する計画だという。沿岸警備隊士官学校では天測航法の専門コ
「量子コンパス」(Quantum Compass)という技術をご存じだろうか? 位置情報システムとしては人工衛星を使った「GPS」(Global Positioning System)がメジャーな存在であり、現在スマートフォンなどで利用されているA-GPSは、この衛星システムに地上の携帯アンテナやWi-Fi情報を加えて位置特定速度や精度を向上させたものだ。 一方で量子コンパスは、こうした固定のアンテナや衛星等に頼らず、地磁気等の情報のみを取得してデバイス単体で位置を特定できるメリットがある。 GPS以外の位置情報特定システムが求められる背景 最近では位置情報システムというと、ごく自然に「GPS」というキーワードが出てくるが、GPS自体はアメリカ合衆国が運用するシステムであり、これを多くの機器がそのまま利用しているに過ぎない。 地表における詳細な位置を特定するというのは航空機や船舶の運航、情
Air Semiconductor 共同創設者兼最高技術責任者(CTO)のデービッド・テスタ氏(左)、共同創設者兼最高経営責任者(CEO)のスティーヴン・グレアム氏。中央がGPSチップ「Airwave 1」 携帯電話へのGPS搭載が一般的になってきた。もはや、エントリーモデルでもGPSが標準機能になろうとしている。 しかし、デジタルカメラやそのほかのモバイル機器においては、それほど普及していないのが現状だ。そんな状況下で、デジタルカメラや携帯電話向けを中心に瞬時に位置情報を取得できるよう、新たな技術を開発したのが英Air Semiconductorという会社だ。 Air Semiconductorは2006年5月に設立されたばかりのベンチャー企業。創業者のスティーブン・グレアム氏は「設立した約2年前から位置情報技術がこれから重要になると見ていた。我々が差別化すれば、まだ他社に勝てるという自
ナビタイムジャパンは4月3日、携帯電話やスマートフォン向けに、歩行者向けのルート案内や乗り換え検索といった“トータルナビゲーションサービス”を提供している「NAVITIME」を世界に展開すると発表した。まずは4月3日から、米国で現地のユーザー向けにサービスを開始し、2008年中には欧州とアジアの数カ国に広げる計画だ。 NAVITIMEは、ドコモやソフトバンクモバイル、イー・モバイル、ウィルコムの公式サイトとして、またKDDIのEZナビウォークのエンジンとして、国内では多くのユーザーに利用されているナビゲーションサービス。最近はSymbian OSやWindows Mobileを搭載したスマートフォン向けのアプリも提供しており、さまざまな機器に向けてナビゲーションサービスを提供している。 米国で利用できるサービスは、徒歩、公共交通(電車、バス等)、自動車の経路探索及び音声ナビゲーションを行う
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