とりとめない話ですが、今どきのLinuxのパッケージングの種類とSteamDeckから一気に改善されたDirectX 周りの話です。社内の勉強会で共有した資料
ゲーム作りとかCGとかに関わる数学(初歩)① 今回HIKKYさんのアドベントカレンダーに投稿するにあたって、別の温めてたネタはあったんですが諸事情により封印してしまったので、何か別のテーマにしようと考えました。 で、色々考えたのですが、特に思いつかなかったのでCG数学の初歩的な話をしようかなと思います。実際VKetCloudの中でも基本的な数学は必ず使われてますし。 あと「ゲームメーカーズ」さんの記事でも取り上げていただいた、僕のCEDEC+KYUSHU2023の数学のお話がやたらとウケがよかったため、数学の話で行くことにしました。 で最初に書いておくと、書きたかったことの半分もかけていません。 時間の都合上と、あと数式と頭が多すぎるのか、このドキュメントの編集が何度も落ちるからです。 と言うわけで、今回は概要と三角関数とベクトルの話だけにします。 あとは年末年始休みの間にでも続きを書きま
VMware Fusion Pro 13を入れる まず最初の手順として、Windowsを導入するための仮想環境ソフト「VMwafe Fusion Pro 13」をダウンロードする。 アカウントの作成だけ別途必要になる 個人利用に限って無償化されたため、有料の「Parallels Desktop」を選択する理由がなくなってしまったのだ。 このソフトの役割はCPU、SSD、メモリの余っている部分を使って、MacOSの中に仮想PCを作成すること。そこにWindowsOSを入れるわけだ。 筆者が用意したマシンはCPU 4コア、SSD 80GB、メモリ 5GB。試しに用意した貧弱スペックなのに十分サクサクに動いてくれた。 Windows11 Proをダウンロード 仮想PCを構成したら、そのままアプリ内からWindows11 Proをダウンロードする。 もちろんiSOイメージを用意してもOK iSOイ
TOPフォーカス趣味でつくった2Dゲームエンジンが導いた「幸」あるキャリア。己の欲求に従い続けてきた「Ebitengine」開発者に迫る 趣味でつくった2Dゲームエンジンが導いた「幸」あるキャリア。己の欲求に従い続けてきた「Ebitengine」開発者に迫る 2024年5月15日 Odencat株式会社 CTO 星 一(ほし・はじめ) ソフトウェアエンジニア。2009年にドワンゴでキャリアをスタートし、ドワンゴの関連会社やGoogle Japanなどを経て、2023年より現職。趣味では大学時代から2Dゲームエンジン開発に注力し、Google時代の2013年にEbitengineに着手し始める。2015年にVer1.0をリリース。カクヨムで「オレオ」と3文字だけ書かれた小説を手がけ、週間総合ランキング1位を獲得したことがある。 X GitHub Ebitengine公式サイト Odencat
DirectX is coming to the Windows Subsystem for Linux At //build 2020 we announced that GPU hardware acceleration is coming to the Windows Subsystem for Linux 2 (WSL 2). What is WSL? WSL is an environment in which users can run their Linux applications from the comfort of their Windows PC. If you are a developer working on containerized workload that will be deployed in the cloud inside of Linux co
開発者向けの主要プラットフォームであり続けるために LinuxのGUIアプリへの対応が必要? Microsoftは、WSL2(Windows Subsystem for Linux 2)でLinux GUIアプリケーションに対応することを計画している。以下の動画は昨年9月に開催されたXDC 2020のセッションのものだ。 上のWSLGのデモビデオより。GIMPや裏のウィンドウのタイトルバーはLinux GUIアプリケーションのもので、Windows 10とは明らかに違う。ただ、GIMPなどのアイコンがタスクバーに表示されていることから、Windowsのデスクトップのウィンドウになっていることがわかる この改良はかなり大きなものと言える。以前紹介したWSL2のGPUコンピューティングへの対応も(「Windows 10のWSL2からGPUが使えるようになった」)、WSL2内でGPUによる描画(
[GDC 2023]Windowsの新ファイルシステム「DirectStorage」でSSD時代のPCゲームローディングは爆速化する ライター:西川善司 GDC 2023においてAMDは,ブース出展こそしなかったものの,会期4日めとなる2023年3月24日,同社製品や関連技術を紹介するセッションを数多く行った。AMD製CPUの「Ryzen」や,GPUの「Radeon」にまつわる内容が多い中,なぜかMicrosoftのストレージ高速化技術「DirectStorage」(関連リンク)の効果を検証する講演があったので,その内容をレポートしたい。 セッションタイトルは「DirectStorage〜Optimizing Load-Time and Streaming」だ。 David Ziman氏(Senior Member of Technical Staff) まずはDirectStorageが
レポート Linux GUIアプリがWindows 10にもたらす価値 - 阿久津良和のWindows Weekly Report Windows 10 バージョン2004は、ファイルI/Oのパフォーマンスを改善し、Linuxカーネルの機能を呼び出すシステムコールの互換性を大きく高めたWSL 2(Windows Subsystem for Linux 2)を搭載する。Docker DesktopのホストもHyper-V仮想マシンからWSL 2へ移行したことで、Windows 10 Homeエディションでも開発環境を整えることが可能になった。 Docker Desktopの設定画面。Dockerと統合するLinuxディストリビューションを選択できる WSL 2で動作するDebian GNU/Linuxでhello-worldコンテナを実行した状態 Windows 10とLinuxを併用する環
[GDC 2024]CPUを使わずにGPUが自発的に描画するパイプライン「Work Graph」がDirectX 12に正式採用 ライター:西川善司 セッションタイトルを訳すなら,「ようこそ,未来のGPUプログラミングモデル『GPU Work Graph』へ」 米国時間2024年3月18日に行われたGDC 2024の技術セッション「Advanced Graphics Summit: GPU Work Graphs: Welcome to the Future of GPU Programming」において,AMDとMicrosoftは共同で,DirectX 12の新機能「Work Graph」を発表した(関連リンク)。本稿では,Work Graphとは何で,どのような利点をもたらすのかを解説したい。 セッションを担当したMicrosoftのShawn Hargreaves氏(Dev Man
AppleのGame Porting Toolkitを利用しDirectX 12対応のWindowsゲームをMaで実行できるようにするWineラッパー「Whisky」が公開されています。詳細は以下から。 Appleは現地時間2023年06月05日より開催している世界開発者会議(WWDC23)の中で、ゲームデベロッパーが自身が開発するWindowsゲームをMacへ移植(Port)するのを支援するために、Windowゲームの実行ファイル(.exe)をApple Siliconで実行できるようにするツール「Game Porting Toolkit」を発表し、このGame Porting Toolkitが互換レイヤー「Wine」をベースにしたものだということが確認されていますが、 Wineは古く(1993年)から開発されているオープンソースプロジェクトで、Wineを利用した多くのプロジェクトが既に
WindowsゲームをApple Silicon Macへ移植可能にする「Game Porting Toolkit」はDirectX 12を利用したゲームにも対応するそうです。詳細は以下から。 Appleは現地時間2023年06月05日より開催している世界開発者会議(WWDC23)の基調講演の中で、AirPodsやゲームコントローラーとMac間の遅延を下げるゲームモードを備えた「macOS 14 Sonoma」を発表するとともに、開発者がApple Silicon Macへ他のプラットフォームからゲームタイトルを移植するのを支援する「Game Porting Toolkit」を提供すると発表しましたが、 本日公開されたWWDC23セッション10123“Bring your game to Mac, Part 1: Make a game plan”によると、このGame Porting T
[GDC 2024]DLSS,FSR,XeSSなど乱立する超解像技術をゲーム開発者が扱いやすくするMicrosoftの新仕様「DirectSR」とは? ライター:西川善司 米国時間3月21日,GDC 2024においてMicrosoftとAMD,NVIDIAの面々が勢揃いした開発者向けセッション「DirectX State of the Union」が行われた。この中でMicrosoftは,DirectXの新要素として自律駆動型GPU描画サブシステム「Work Graph」と,超解像技術の標準化仕様「DirectSR」を発表している。 Work Graphについては,すでにレポートを掲載しているので,本講では,DirectSRについて取り上げたい。 セッションを担当した Shawn Hargreaves氏(左,Dev Manager,Direct3D,Microsoft) Rob Marti
Apple Silicon搭載MacでDirectX 12が動かせるらしいので試します。なぜならApple Silicon搭載MacでDirectX 12が動かせるらしいからです。Mac 日本語で要約してくれてる人 さらっととんでもないニュースが来た! AppleがGame Porting Toolkitを通じてmacOSとApple Siliconに#DX12サポートを追加したらしい! Wineに20kのパッチを当ててVMを使わずにmacOS上でAAA Windowsゲームを簡単にプレイできるようにするようだ! ヒュ〜💕 https://t.co/kHqrPIXeRr — ジトメ (@ji10me) June 6, 2023 元ツイ Apple added #DX12 support to macOS and Apple Silicon via its Game Porting Too
MicrosoftはWindows 10/11に、「GPUスケジューリング」機能を追加している。公式ブログによれば、WDDM(Windows Display Driver Model)2.7以降のドライバーを使用する環境で、メモリーの制御をGPUに委ねて遅延を低減し、性能を改善する機能である。 NVIDIA/AMDなどのeGPU(外付けGPU)を備えるPC環境と、対応デバイスドライバーがあれば利用可能。本機能はWindows 10 バージョン2004から搭載しているが、その頃はコロナ禍で気が滅入ってしまい、探究心が枯渇していた。最近は気持ちも安定し、逃避ではなく日々の楽しみとしてPCゲームをプレイしている。 そしてPCゲームのパフォーマンス調整を行っていた際、「GPUスケジューリング」の情報に出くわした次第だ。まずは確認方法から紹介する。 「Win」+「S」キー、もしくは「Win」+「Q」
DirectX12 では描画コマンドを作成して画面表示までの様々な処理を自前で実装することになり、とても大変です。その中でも描画コマンドを構築した後、画面に表示されるまで、という箇所の理解は大変だと私は感じました。私自身とても不思議に思っていたこともあり、今回調べてみました。 ここに記載している内容は、私の調査結果に基づいています。そのため、参考元への問い合わせはしないようにお願いします。また、間違いも含まれている可能性がありますので、鵜呑みにもご注意願います。 DirectX 12 での描画コマンド構築、処理の流れ DirectX12 で描画をする流れは以下の通りです。 描画コマンドを作成する (CPU側)描画コマンドを発行する (CPU側)Present を発行してスワップチェインバッファを入れ替える (CPU側)描画コマンドが GPU で実行され、バックバッファに書き込まれる (GP
西川善司の3DGE:Appleのゲーム向けAPI「Metal 3」は,DirectX 12 Ultimateに一層近づいた ライター:西川善司 Metal 3を発表するJeremy Sandmel氏(Senior Director,GPU Software,Apple) 少し前の話になるが,北米時間2022年6月6日,Appleは,開発者向けカンファレンス「Worldwide Developers Conference 2022」(以下,WWDC 2022)を開催した。イベント初日の基調講演で同社は,Mac向けの次期OS「macOS Ventura」を発表したが,それに合わせて,macOSおよびiOS向けのグラフィックスAPI「Metal」の最新版となる「Metal 3」を発表したのが,ゲーマーにとって重要なポイントだ(関連記事)。 といっても,4Gamer読者でもMetalのことを耳にし
Game Porting Toolkit is Apple's new translation layer released on 6th June, 2023. Game Porting Toolkit (GPTK) combines Wine with Apple's own D3DMetal which supports DirectX 11 and 12[1]. This is a less user-friendly method of installing Windows games on Apple Silicon Macs compared to CrossOver or Parallels, however it unlocks the ability to play many DirectX 12 games. A lot more games work using G
This list is illustrative of a GPU and vendor driver supporting all possible entrypoints/profiles using mesa 22.3. The actual capabilities reported in vaQueryConfigProfiles, vaQueryConfigEntrypoints , vaQueryConfigAttributes, VaQueryVideoProcPipelineCaps and others are dynamically queried from the underlying GPU and might vary between platforms and driver versions. The vainfo utility will list the
Microsoftがレイトレーシング時のVRAM使用量をSSDにオフロードする技術の特許を取得。将来的にMicrosoft DXRで実装される? レイトレーシングは最近発売されるゲームでは一般的になりつつありますが、光線を計算するという関係からGPUの計算能力とメモリー使用量を大きく増やすためレイトレーシングを有効にしても快適なゲームプレイを実現するには高性能なハードウェアが必要不可欠です。 ただ、高性能なハードウェアは高コストで、ノートパソコンなどでは物理的に実装が難しいケースもありますが、Microsoftではレイトレーシング時に必要なメモリーをVRAMからSSDにオフロードする技術に関する特許を取得していたことが明らかになりました。 特許はレイトレーシングでは必要となる再計算が多く、メモリー使用量と帯域幅を占有しパフォーマンスを下げているため、これらを最適化する手法として特許申請が行
Earlier this year, Microsoft showed the world how the Xbox Series X, with its portfolio of technology innovations, will introduce a new era of no-compromise gameplay. Alongside the actual console announcements, we unveiled the Xbox Velocity Architecture, a key part of how the Xbox Series X will deliver next generation gaming experiences. We’re excited to bring DirectStorage, an API in the DirectX
NVIDIAが「DirectX 12 Ultimate」の概要とGeForce RTXでの対応を明らかに。Windows 10の次期大型アップデートで導入 ライター:米田 聡 北米時間2020年3月19日,NVIDIAは,DirectXの最新拡張となる「DirectX 12 Ultimate」に向けた同社の対応について発表した。 DirectXは,Microsoftのゲーム開発用APIセットであるが,その最新版に関する情報を,開発元ではなくNVIDIAが説明するというのは珍しい。それは,Microsoftの次世代ゲーム機である「Xbox Series X」も対応するという最新のDirectX拡張を,GeForce RTXシリーズがフルサポートすることを示すためであるという。発表の概要を簡単にレポートしよう。 Microsoftはかねてから,DirectX 12の強化を続けている。たとえば,
It’s been a while since we last mentioned the D3D9On12 mapping layer. As a quick refresher, it maps D3D9 commands to D3D12 by acting as the D3D9 Device Driver Interface (DDI). Having this mapping layer enables older D3D9 applications to run on modern systems that may not have a D3D9 driver. Since the last blog post, we’ve added support for Alpha to Coverage extensions, done some bug fixing, and cl
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