日本酒 日本酒と清酒 米を主成分とした日本の酒全般を 日本酒、その中で醪(もろみ)を濾して透き通ったものを 清酒 と呼んでいました。酒税法では透き通らなくても少しでも濾したものであれば 清酒 と分類しています。また、2015年制定の 地理的表示(GI)では 日本酒 は清酒の中でも日本の米・米麹を用いて日本国内で生産されたものという定義が行われました。これにより、広義の日本酒 ⊃ 清酒 ⊃ 狭義の日本酒 という包含関係となりました。 本醸造と吟醸と純米 玄米からぬかや胚芽を取り除き精米しますが、日本酒はさらに雑味の元となる米の外側を削り芯の部分のみを使用します。この削り具合を 精米歩合 と呼び、精米歩合が 70% 以下のものを 本醸造、60% 以下のものを 吟醸、50% 以下のものを 大吟醸 と呼びます。また、原材料に米・米麹のみを用いたものを 純米 と呼びます。純米大吟醸 は精米歩合 50